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植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

思いがその日を作るようだ

2007年03月11日 00時05分00秒 | 癌・病気の意味
先日、肝臓ガンの人が治療に来た。本人には告知をしていない。昨年秋に腹水が溜まったので往診に呼ばれて生姜湿布や里芋パスタといったお手当てをしたのだが、その後のご自分と娘さんとの二人による手当てで腹水は取れてしまい、元気になられた。

 そこで先日はわざわざS市から来院されたのだ。もう腹水はない。彼はC型肝炎から肝硬変、肝臓ガンというコースなのだが自分としては肝硬変と思っている。初診の際に娘さんから「父にはガンとは伝えていないので」と予め断られてから治療に当たっている。

 とても元気で今回は長年の友人も一緒にうちに連れて来られた。自分よりもこの友人を何とかしてやってくれ、と僕に言う。

 彼を見ていて思う。不安でない心はなんと人を健康にするかと。不安は人の心を蝕み、身体を病気にする最たるものではないかと。彼の場合はガンと言われていないので不安がなく日々を自分が健康だと思って過ごしている。

 また、ガンがあるけれども不安なく過ごしている人も知っている。彼女は日々魂の学びに懸命に努めている。ぼくはそんな彼女をとても尊敬している。

 いろんな人を見てきて、人の思いがその人のその日を作るようだと思えてきた。幸せは外にはない。自分の中にある。
 そう。すべては自分の中にある。

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癌・がん・ガンは氷?

2007年01月27日 23時45分18秒 | 癌・病気の意味
肉体が水だとしよう。その中でエネルギー(温度・愛情)不足で凍っているところが“癌”?

 氷である癌をなくすために、肉体から癌を取り出しても身体全体が氷点以下であれば、また氷は発生する。それはそこかしこに。

 特に最もエネルギー不足である場所、愛情が足りない場所、癒されていないインナーチャイルドのところに最初に氷は発生する。

 癌をなくす=氷を溶かすにはどうしたよい?
 それは温度を上げること。そうすれば氷は解ける。

 温度を上げる、とはエネルギーを注ぎ込む、愛情を注ぎ込むこと。気づいていなかった自分の癒されていない古い感情、インナーチャイルドを癒すことは即、氷を溶かすこと。

 ここでも”究極の解決方法は愛情”となるのかもしれない。

(以上、風呂上りにぼんやりとして思いつく)

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腸のがんの意味

2007年01月14日 23時58分02秒 | 癌・病気の意味
 引き続き『チャクラ 癒しへの道』(クリスティン・ペイジ、サンマーク出版)から。

<腸のがん>
 「がん全体については胸のチャクラの章で詳しく取り扱いますが、食道・胃・膵臓・大腸のがん患者たちは往々にして、明るく元気な笑顔の裏に、失望・怒り・苦痛を「飲み込んで」います。患者の中には勘定を隠そうとしない人もいますが、それでも否定的な感情を追い出すことは出来ず、許すことよりも報復や苦痛を選びます。

 不幸なことに、多くの社会や宗教において、公の場で感情を隠す人たちが尊敬されるようになりました。しかし、それでは人間の健康は損なわれてしまいます。問題は、感情を表に出すか出さないかではなく、あなたに行動を起こさせる有益な力として認められるかどうかということです。

 感情という力は、どんな状況もくぐり抜けられるようあなたを後押しし、人生のより深い理解をもたらし、魂の高みへと導いてくれるものです。感情は人類の敵ではありません。実際、不景気や無知、支配欲のほうが、よほど多くの人々の命を奪っています。抑圧された感情が腸のがんの発症に関わる重要な因子であることを、多くの例に見てきました」 

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 鍼灸師は東洋医学を学ぶのだけれども、陰陽論のほかに五行論というものも学ぶ。五行論では物事を木火土金水(もくかどごんすい)に代表される五つのものに分類するんだけど、そこでは脾胃は“土”の性質で思索しすぎで破られ、大腸は“金”の性質で悲しみに破られるとなっている。

 簡単に言えば胃がんの人は気を揉み過ぎ、考えすぎる傾向があり(ストレス性胃炎の慢性化が一因かもしれない)、大腸がんの人には表出できない強い悲しみの経験とか失望、苦痛があってそれが一因かもしれない、ということだ。

 ペイジ先生の説と昔から語り継がれてきた五行論には齟齬がないことを知ると、やはり目に見えない生命エネルギーの世界をきちんと把握して病に当たることは大事だと思えてくる。

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がん患者の性格

2007年01月13日 18時53分51秒 | 癌・病気の意味
 「世界中の研究結果が示すとおり、がん患者の性格には類似点が見られます。それについてはこの本の前半部分ですでに言及していますが、以下に再度まとめます」と『チャクラ 癒しへの道』(サンマーク出版)で著者クリスティン・ペイジ先生は述べている。

 ペイジ先生はイギリス生まれで現在はアメリカのカリフォルニア州在住の女医だ。ホメオパシー療法医でもあり現代医学と古代の叡智を融合させるホリスティック医学の提唱者として、世界各地で講演を行いワークショップを主宰している。日本にも昨年9月に来日されて講演やワークショップをされていかれた。

 彼女は医学校を卒業されたれっきとした現代医学の医師だが幼い頃からオーラなど、普通の人が見えないものが見えていた。そのため肉体の治療だけでなく心や魂までも癒す必要があることを見抜いていた方である。

 彼女の患者への接し方を表した文章を述べ、このような方が書いた真摯な言葉に多くのがん患者さんが触れることを望んでいる。

「『患者のそばにいるだけ』ということが本当に重要で、それだけで医者としての価値があるのだと気づくまでに長い時間を要しました。医師としての専門的知識はもちろん大事ですが、癒しの過程に本当に貢献するのは無条件の思いやりの心なのです」

 そんな彼女はがん患者さんは「いい人」を演じてきて病気になってしまったので、がんを治すには「いい人」をおやめなさいと言っている。

ではがん患者の性格についてのまとめを。もちろんこれは一般的傾向でありがん患者さんすべてがこういう性格であると決め付けるものではない。(これは僕の個人的意見だが若い方のがんについては当てはまらないと思っている)

・自己評価が低い。
・他者や仕事などとの関係性を通して築かれたアイデンティティにこだわり、人の目に映る「自分らしさ」を自分だと信じている。そのため引退後や解雇後、あるいは離婚や愛する人との死別を経験し、自分を形成していた「関係」が終わりを迎えるとアイデンティティを見失い、自分が何者かわからなくなり、がんを発症する。
・対決を避けようと「和平仲介者」をかって出る。
・相手の愛情を失うことが恐いので、怒りを表現しないで鬱積させていく。
・孤独感を味わう(大家族に囲まれていても)
・人を心から信頼することができないため、親しい友人がほとんど居ない。
・大切な人、あるいは大事な何かを失い、その喪失感を抱いたまま、悲しみを隠して笑顔を見せる。
・外交的で周囲に明るさを振りまくタイプ。度を越した陽気な態度で、いつもパーティーの盛り上げ役。
・だれ彼となく面倒を見て世話好きだが、心の中には怒りを溜め込んでいる。
・「病的にいい人でいたい症候群」
・短期で怒りっぽいが、立腹させた相手に感情を直接ぶつけず、周囲に当り散らす。
・辛らつで憤慨しやすいが、傷つき、拒絶される傷みを乗り越えて前進することはできない。

 「一見すると性格の特徴はばらばらのように思えるかもしれませんが、80%は不平不満を言わない「いい人」であり、残りの20%は感情を表にあらわそうとはするものの、怒りを解放してその先に進むところまで行きません。

 両者にに共通するのは、傷つきやすく、怒りっぽく、自己評価が低いということです。専門家の助けを得て、感情を表現し、家族や友人から愛情あるサポートを受けながら自分自身を確立する機会を持つべきです」

 ペイジ先生の属するのは欧米人の社会だからこれがそのまま日本人のがん患者にあてはまることはないかもしれない。たとえば日本はこういう場合の“専門家の助け”がまだまだ得にくい社会環境だと思うし、“病気は個人単位のもの”という概念が強くて家族を巻き込んでのカウンセリングなどは難しいだろう。しかし参考にしてもいい見方ではないかと思う。


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乳がんの意味

2007年01月08日 21時33分58秒 | 癌・病気の意味
今日の新患さんは印象深かった。
 右胸にしこりがあったので詳しい生検を先日行って10日にその結果が出る、という状況でうちに来院されていた。

 いつもどおり症状の聞き取りから始まって既往歴や食生活、睡眠、便通などの日常の健康状態、そしてもしがんだったとしたら何が原因なのか、その心当たりはあるか、など問診をし1時間20分くらいかかった。

 心理学的な面から見た乳がんの意味をクリスティン・ペイジ先生が『チャクラ 癒しへの道』(サンマーク出版)で表しているんだけど、「参考までに」と前置きしてそのページを読んで差し上げた。

「心理学的な観点から見ると、がんの項目で列挙した性格の特徴が完全にあてはまります。つまり、怒りを抑圧しながら周囲の人々を養育し、元気づけることが生きる目的になっているタイプで、そうすることが豊かな人生を約束してくれると信じているのです」

「しかし通常どんなことが起きるかというと献身的に皆に尽くしても、そうされて当然のような態度を誰もが見せ始め、行き場の無い悲しみを感じるようになります。そして失望感を抱えたまま、見捨てられたように思い、怒りを覚えますがそういう気持ちを表に出すことはありません」

「私の所見では、左胸に症状が現れる場合は、男性や父親などに関連した問題がある証拠で、右胸の場合は女性や母親などとの関係にトラブルを抱えているようです。治療プログラムには患者本人のみならず家族も対象とした心理療法が必須です」

 読み終えて彼女の感想を聞くと「まったくその通りです」とのこと。旦那さんとの関係でとても寂しい思いを長いことされていたようだった。そして母親との関係ではずっと母親から「女性は家庭的なことが一番」と言われ続けてそれにとても反発を覚えていたとか。また男性の友達の方が気安くかえって女性の友達との関係を結ぶほうが難しいとも。「だから右胸なんでしょう」と納得されていた。

 あまりプライベートなことはここには書けないけれども「病気はメッセンジャーであり大事なことを伝えに来たもので決して敵ではない。そして貴女に今、変化することが必要な時期が訪れているのではないですか」という投げかけに素直に頷いていらした。

 乳房は自分ではなく他者を養育する象徴的な部分だ。がんそのものは全身病であり、発見された部位によってその意味するところが異なるとぼくは考えている。乳がんの場合は「私は人を育てているけどその私の面倒は誰が見てくれるの?」と訴えていると見做していいのかもしれない。

 彼女もまた周囲に気配りをする“いい人”を演じてきた人だったようだ。いみじくも彼女が言った「私、寂しかったんです」という言葉がすべてだろう。

 幸いお話を聞いているかぎり旦那さんは彼女を避けているのではないようなので、彼女が素直にご自分の胸のうちを旦那さんに打ち明ければそれだけでも変わっていくことだろう。

 マリアの助けも借り、そして小林正観さんの『楽に楽しく生きる』もお貸ししてまた次回の予約日にお待ちすることにした。ご自身でも不思議な体験をされているようなので僕の話も割りと腑に落ちたようで話す甲斐があった。

 10日の検査結果が良好であれば今日お会いしたのが最初で最後となりこれから会うこともないかもしれず、まさに一期一会になるかもしれない。結果も何も出していないし何も変わっていないがそれでも自分の中では深く印象に残る2時間半だった。

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クンダリニーの上昇とブロック

2006年12月27日 23時28分17秒 | 癌・病気の意味
『瞑想の実践』の続き

「体内でショートするような感覚を持つ人もいますが、この場合、腺のどこかに浄化されていない部分があるはずです。
 新しく解放された霊力が、これら霊中枢の「門」または「扉」を叩いているのです。

 このショートはいつでも起こり得ます。ちょうど家庭の電気回路がショートした時にパチッという音と火花がおこるように、すべての力の源と接触を確立する実権で、からだも同様な反応を起こすのです。

 その原因は不健康、憎悪、偏見、わがまま、その他なんらかの否定的な感情から生じてきます。事故や手術の傷跡も異次元体験へのドアを開く働きをするこれら中心に圧力をかけすぎます。

 しかしながら瞑想がこれらの中心を安全に開いてくれるのです。例えば霊力が妨害もされずに、松果体と脳下垂体にまで上昇できれば全身が光りに満ち溢れ透明になったような白熱感を体験します」

→内観、内省、瞑想といったものが私達の内部を浄化してくれる。私たちはいつも「幸せになるのに○○が足りない」と自らの外側にモノやコトを求めがちだ。でもすでに私たちは既にそれを内部に持っている、とも聞いている。そして生きるとはたまねぎの皮をむいていくように自分を削って自分の本質、真我を表に表すことだと。そのためにも“浄化”が必要であり、その手段としての内観、内省、瞑想が必要になってくるのではないか。
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クンダリーニの上昇

2006年12月25日 20時38分22秒 | 癌・病気の意味
 『瞑想の実践』から

「心が神の霊に調和する時に霊の清めが始まります。
 私たちは、神を知ろうとするときに、心の橋を渡ります。魂が、真に霊的な理想を定めるなら、体内の細胞ひつとひとつがそれに気づき、変化し始めます。

 七つの霊の中心は、内在する神との接点になり、人はそれら中心の全域にわたって活動の高まりを経験します。私たちはこのエネルギーを最高の働きに振り向けています。純化の過程、すなわちバイブレーションの上昇が体内で起こり、各中心はエネルギーとホルモンを全身に供給します。

 バイブレーションの上昇は不可欠です。
 それによって私たちはどんな有害な作用を受けることからも守られます。(中略)
 建設的態度から化学変化が起こり、血中ホルモンの分泌が増え、体と心と感情にバランスが取れてきます。

 座って瞑想を開始すると、心は確言に絞られ、霊力が性腺から上昇し始めます。通常この時点で脊椎の末端に脈動を感じます。
 つま先から頭頂へと昇る電気的な振動も現れます。この電気的な振動はときどき大きな波をもって始まり、全身の経絡を巡り両手や頭の「充実感」に終わります。
 血行や神経エネルギーーもここに含まれるかもしれませんが、それは目覚めつつある霊力の物質的な現われに過ぎません」

 →瞑想をすると七つの霊的中心(=内分泌腺=チャクラ)から霊力が生命エネルギーやホルモンとして、人の体内に供給、分配されていくということらしい。

 脊椎をまとって尾骨から頭頂へへびのようにとぐろを巻いて上昇していくエネルギーのことを“クンダリーニ”と聞いたことがある。ここで説明しているのはそのクンダリーニの上昇のことだろう。

 敬愛する寺山心一翁先生はその新著『がんが消えた』(日本教文社)の中でご自身のクンダリーニの上昇について次のように書かれている。

「ある朝だった。有音の呼を続けていき、第一チャクラから頭頂部にある最後の第七チャクラまで、意識を移動させていく過程が素晴らしくうまくいった日があった。日の出の前に唱える雨ニモマケズの一語一句の意味するところが、無性に体の中に響き渡った。

 やがて太陽が東から昇り始めた時に、懐かしい日の出に向かって、両手を胸の前に大きく開いていった時である。突然太陽が光り輝いたかと思うと、その光線が矢のごとく光りのかたまりとなって自分の旨の中に注ぎ込まれるのを覚えた。

 すると突然尾てい骨の部分が唸りを生じて、上部に上がっていくのを感じた。私は大変不安定な意識の状態になったと思った。いつのまにか目には大粒の涙をたたえ、日の出に向かってただ手を合わせて立っていたからだは、持参した座布団の上にいつの間にか座りこんでいた。

 何度も深呼吸をしながら、からだと意識の落ち着くのを待った。二十分ほど不思議な時間が経過しただろうか、われに戻ってはっきりと意識を取り戻し、高く昇った太陽に向かって最敬礼をしてから、二階の我が家に戻った」

→寺山先生ががんを治されたのには一つ一つの“浄化”の過程があったからかもしれない。病気は浄化の時期ですよ、と教えてくれているのかもしれない。
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霊的な中心

2006年12月23日 20時18分54秒 | 癌・病気の意味
 久しく更新を怠っていたがまた新たな気持ちで書き始めたい。
 『瞑想の実践』(エドガー・ケイシー文庫、エルシー・セクリスト著、林陽訳)から「霊的な中心」の章をご紹介する。ケイシーは内分泌線を重要視していたようだ。彼の説明する内分泌線は七つありどうやらそれは今一般に知られている七つのチャクラに該当する。その内分泌腺の状態と健康について言及している。

 これまでの「病気の意味」に付加していきたい。

「心(マインド)の導きの下、内分泌腺の中で霊体の清めが起こります。内分泌腺とホルモンの働きについての研究はまだ始まったばかりです。
 ジョン・A・シンドラー博士は『いかに一年を過ごすか』の中で、私達が意識しなくても、身体は最良のホルモン・バランスの秘密を心得ている、と書いています。

 楽しく愉快な気持ちが、刺激として体に与えられることで、最良のホルモン・バランスを強められるというのです。また、破壊的な感情は害を及ぼすが、建設的な感情は腺に大変よい影響を与えるとも述べています。

 プラスの気持ちが心身をともに癒すホルモンを分泌するという点で、ケイシー・リーディングも同じ見解をみせています。
 シンドラー博士はまた、「プラスの感情が二つの一般的効果を与えることを忘れてはならない。第一に、それはストレスを生む否定的な感情を崩す作用がある。第二に、内分泌機能のバランスを最善に保たせるよう脳下垂体に働きかける作用がある」とも述べています。

 リーディングは一歩進んで内分泌腺は体の霊的な中心であり、そこを通して、体の生命力、霊の力が発現するのだといいます

 中心とは性腺、ライデン腺(ライディッヒ細胞)、副腎、胸腺、甲状腺及び副甲状腺、松果体、脳下垂体です。そのエネルギーを適切に活用することによって各中心は目覚め、「世の光」へ人を変えるというのです。

 心が霊に導かれると理想が生まれます。心は神の霊であれ、悪魔の霊(自我)であれ、私達が日々享受している霊に導かれる「形成者」である、とリーディングは繰り返します。人は思い、食べるとおりの存在になるのです。」

 →楽しく愉快な気持ちが心身を共に癒すホルモンを分泌する、そしてそのホルモンを分泌する器官として内分泌腺が大事であり、それが“人の体の霊的中心”となっていると述べている。

 よくガンを治すのにポジティブシンキングとして「絶対にガンに勝つ」とか「病に負けない」などと闘争的な気持ちを持ち続けることが大事だと言われているようだけれども、この文章と『マリアエネルギー』などの他文献から考えるとそれは違うと僕は思っている。

 闘争的意識は楽しく愉快な気持ちとは異なるはずだ。闘争的意識では心の微細エネルギーは荒く大きな強い破壊的波動となっているはずであり、これは心身の癒しにつながらないと考える。身体を癒すのは喜びや楽しさなどの繊細で細かくもろい性質を持つといわれるポジティブなエネルギーのはずだ。

 そしてネガティブな精神エネルギーは合わさっても加算されるだけなのだが、ポジティブなそれは乗算されるらしい。だから本人の「もうだめだ」と思うエネルギーを100とすれば二人の家族もそう考えると3人で300となる。これに対し本人の「かならずよくなる」と考えるエネルギーがたった10であったとしても二人の家族が同様に「かならずよくなる」と思えば10の3乗で1000となる、これが宇宙エネルギーの法則らしいのだ。

 だから大事なことは闘争的でなく前向きで柔和な態度を持つ患者同士が集って語り合い、ハグしあい、お互いのエネルギーを向上させていくことだと思う。この点で川竹文夫さんの“ガンの患者学研究所”が開いてきた“千百人集会”とか“世界一元気 ガンの患者学ワールド”といった集会がそれを実現してくれるという点で大事なイベントとなっていると思う。

 寺山心一翁先生は新著『がんが消えた』(日本教文社)でも「ガンに愛を送った」と書かれている。彼は治った。ここからも大事なことは闘うことではなくて愛情を送ることなのだと学べるだろう。

 目に見えない世界があることに気付いて、闘う意識を取り払って、病気についてもう一度その意味を考えてみませんか?
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病気の意味3

2006年12月05日 22時17分49秒 | 癌・病気の意味
7.多くの場合、病気は「代弁者」であり、その人が心にしまって言えずにいることを外界に向かって表現しています。メッセージが明確でなく、身体に起きた故障を完全に癒すことが難しい場合もあり、そういう人は必要以上に重い負荷を背負うはめになります。

 以上述べた七つの要点は、魂のレベルから贈られる「病気がもたらす主要な恩恵」ということができます。次に述べることはパーソナリティと関係し、魂の成長を促すという本来の恩恵が、パーソナリティが要求する二次的な利得に転換されてしまうケースです。

8.痛みや苦しみを味わいながらも、パーソナリティの欲望を満足させるために、次々と病気を発症する人がいます。治療の過程で何らかの満足感を得ても、魂だけでなくパーソナリティのレベルにおいても、時間がたつとその効力は消え去ってしまいます。最終的に本当の恩恵ではなかったと気付くまでは、最高のヘルスケアを受けても完全な調和を達成することはできません。

 多くの患者を診てきていえるのは、病気がもたらす二次的な利得は、より深いレベルで起きている問題を覆い隠してしまうので、この仮面をはいで直接対決する必要があります。そのときやっとパーソナリティは、握りしめていた運命の糸を喜んで手放すことができるのです。

 病気は弱さを示しているのではなく、前へ進むための道しるべです。以上八つが健康と病気の概念です。

 以上『チャクラ 癒しへの道』クリスティン・ペイジ著、サンマーク出版より

ペイジ先生は幼少の頃からオーラが見えていた方で、そのような人が長じてから現代医学を学び医者になられた。彼女はこう語っている。

「しかし、西洋医学による救急治療が終わったら、心と魂の活動を視野に入れて真の治癒が行われなければなりません。なぜなら肉体は魂と霊の乗り物にすぎないからです」と。

「最後に言いたいのは何の病気か、どんなタイプのパーソナリティか、どの星座の生まれか、どんな医療機関の世話になるかといったことは、たいして重要ではないということです。すべての人にとって重要なのはその時の状況にどう対処するかということ、そして、その経験を生かして魂の意識を豊かに広げていけるかどうかということです
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イマキュレー・イリバギザさん講演会

2006年12月04日 23時20分33秒 | 癌・病気の意味
先日思い立ってイリバギザさんの来日記念特別講演会http://www.php.co.jp/event/ikasarete/に行くことにした。

 ルワンダの大虐殺を生き延びた人が、自分の家族を殺した相手を赦した、というところに強く惹かれた。ぼくは一つ前の過去世で自分の両親、弟を強盗に殺害されているらしいのだがその犯人を後年そうと知らず愛してしまい、後日知るのだがそれでもその相手を赦しその息子を育てたとか。もちろん僕の場合はそれが事実かどうかわからないしイリバギザさんと比較することはできないのだが、仇敵までも赦せるほどになったのは何が彼女をそこまで高めたかを知りたかった。

 久しぶりに三田のキャンパスに立つ。会場は満員だった。ルワンダ大使が遅れて来場されたためそのぶんメインゲストのイリバギザさんの話が短くなったのは残念だった。しかし僕の知りたかったことはわかった。

 彼女は虐殺される側のツチ族出身で、100日間で100万人が虐殺されたという1994年に起きたルワンダの悲劇を生き延びた人だ。まだ若い。

 あるとき隣人であったフツ族の人々が、ツチ族の人を皆殺しにするよう促すラジオを聞いて急に次々とツチ族の者なら老若男女を問わず襲い掛かるようになったとか。

 "Finish those cockroaches!"とまで言っていたらしい・・・
 人を人と思わない所業をごく普通の人がある日突然始めるのはとても恐ろしいことだ。

 彼女は自宅前の教会の牧師(フツ族)にかくまわれた。しかしそこは3フィート×4フィートの広さしかないトイレで他にツチ族女性7人が押し込められていた。

 彼女達8人は畳1畳のスペースに3ヶ月間いた。音が漏れる恐れがあるのでトイレの水は流せない。食料もなく3ヵ月後に外に出たときには体重は20kgしかなかったとか。

 始めはみな怒っていたとか。なんでこんなことになるのか?なんで人々は殺しあうのか?と。しかし彼女は牧師に差し入れられた聖書を読み込み、そして日々何度も何度も祈ったという。

 そしてキリストが処刑される時、彼は「この者たちを赦してください。彼らは自分たちがしていることが分かっていないのです」と自分を責める相手のことを赦すよう父なる神に希ったのだけれども、そのことを彼女は自分で身を持って理解したと言っていた。

 そう、彼女は絶望の3ヶ月を乗り越えて、狭いトイレから出てきた時にはまさに霊的に覚醒されていたのだと思う。体重はわずか20kgになっていたとしてもその魂はこれまでよりもはるかに肥え豊かになられたのだろう。

 講演中彼女が唯一そっと涙を拭ったのはトイレから出たときに誰もいなかったことを語ったときだった。すべてが変わり果てていたことを目の当たりにした時だった。

 彼女が最後に強調したのは「とにかく愛情がすべて」であると。持っていたものは一瞬にして消えた。物質的なものは宝ではない。豊かさではない。本当に大切なのは愛情とその記憶だと。

 そして希望。たとえどんな状況に追い込まれても絶対に希望だけは捨ててはいけない。

 これを伝えるのが私があの大虐殺を生き延びた意味、私の生きる意味だと思うと語っていた。 

 講演が終わったあと短いビデオが流され、彼女が自分の両親兄弟を殺害した犯人の兄弟の人をハグし、写真に一緒に写る場面があった。そして西欧人と思われる人が「信じられない」とコメントをしていた。

 しかしもう僕らはそれを突き抜けなければいけない時に来ていると思う。民族、国家を越えて愛を持って生き始める時が来ている。これまでの殺し合いの人類の歴史に終止符を打つ時が今だ。彼女はその運動というか流れを加速させる一つの駒だと思う。これに僕たちが続きたい。

 隣人を憎むのをやめよう。英国人ジョン・ダンの詩を紹介したい。

「なんびとも自ら充ち足りた島にはあらじ。
 人は皆 大陸の一部、人類の部分なり。
 よそ人の死ありて 我も価値を減ず。
 そは人類の部分ゆえに。
 それゆえに尋ねるなかれ
 誰が為に弔いの鐘は鳴ると。
 そは汝がために鳴る」

(映画『誰が為に鐘は鳴る』の題名はこの詩から来ている)


 短い1時間に満たない講演会で質疑応答にも僕は診療があったので出られなかったがとても濃い時間を過ごした。
 
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病気の意味2

2006年11月26日 22時41分48秒 | 癌・病気の意味
3.不調和が心の中で解決されないと、病気の具体的な症状が現れ、バランスが大きく崩れた極端な状態にあることを表現します。
 
 このような不均衡はどのレベルでも起こりうるものですが、その人が極端な状況を維持したいわけではなく、自分の否定的な面や抑圧している感情に目を向けたくないという恐れを象徴しています。

 最終的な目標は、私たち自身のあらゆる面を認め、すべてをありのまま受け入れて全体性を取り戻し、健康を回復させることです。

4.身体が示す兆候や病気の症状は、そこの具合が悪いと教える一種のメッセージで、不調和が生じている領域に、その人の注意をまっすぐ向けさせようとするものです。

「点滅している赤信号から電球を取り外して」メッセージをいったん無視することもできますが、最終的に伝言はどんな形であれ伝えれらることになっています。

5.メッセージを身体の治療のみに使ってもいいのですが、心霊学的に深く理解できれば、その病気のもつ意味を解読し、心身を一体化させる治癒に役立てることもできます。

6.病気はメッセージを伝えるだけでなく、治癒の方法も示唆し、そのアドバイスに従えば完全なる調和がもたらされます。

 ただしエイズやガン、多発性硬化症のような病気については私が今言ったことを理解してもらうのは難しいかもしれません。例にあげた病気は苦難の程度が重く予後不良と関係があるからです。

 しかしこれらの病気にかかった人の多くは、発病後の経験によって身体の状態が変化しただけでなく、人生に対する見方までも変わり、多くの場合、以前よりも前向きになったといいます。

 心や魂の問題までも含めた視点で健康や人間としての全体性を捉え、病気と死は人生における失敗を意味するのではないと考えが改められないかぎり、一見すると病んでいるかのような繭の中から美しい蝶が生まれ出る瞬間に出合うことは永遠にかなわいでしょう。

以下次回。 
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病気の意味

2006年11月24日 22時26分05秒 | 癌・病気の意味
 先日「癌はメッセンジャーでしかない」という日記を書いた。ソースはある女性の直感だったが、イギリスの女医で幼い頃からオーラが見え、心霊学的な学びも深いクリスティン・ペイジ博士の近著『チャクラ 癒しへの道』(サンマーク出版)にも「病気はメッセンジャーである」という内容の章があった。それを紹介する。

病気を誘発する精神状態を心霊学的観点から分類し次のようにまとめて見ました。
1.病気は人生の局面を表現する方法の一つであり、転換期を迎え、魂の生長を促す機会が訪れたことを表しています。得がたい経験をしていると自覚すると、癒しのプロセスが早まりますが、この意識が頭の中だけにとどまっていてはいけません。

 身体を構成する細胞の一つ一つが内面で起きている変化を敏感に意識し、生き方を規制してきたこれまでの考え方を改める必要があります。

2.病気や不調和が身体面に現れる前に、多くの人は自分の体調不良になんとなく気付いているものです。そして精神的な段階で不調和を処理することもできるのですが、実際に表面化した証拠を目の前につきつけられないと行動を起こすことができないのが現状です。

 身体が不調を訴えていても、疲れがたまっただけだなどと自らに言い聞かせ、病気の存在を認めたがらない人も多いのです。何となく変だと感じていてもなかなか口に出して言えない人にとって、身体的疾患は自分の感覚を正当化できる理由になります。精神的な苦痛をいくら訴えても、周囲の人の目には仮病や心の弱さと映ることがあるからです。

以下、次回。

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ガンとカルマ

2006年11月14日 10時26分18秒 | 癌・病気の意味
「もともとひどい体験というものも、過去のカルマの清算として起こることもある。その場合、そこでさらにマイナスの想念を作り上げてしまえば、元も子もなくなる。その体験を冷静に受け止め、一つの学習として肯定的に解釈した時、初めてカルマは清算され、一歩前進することができるのだ。

 しかし、そこで嘆き、文句を言い、他人のせいにして直面しなかった場合、カルマの解消は起こらない。解消が起こらないということは、再びその状況がやってくるということだ」
(『天上のシンフォニー』(伯宮幸明、講談社)より)

カルマ:業。




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ガンはメッセンジャーでしかない

2006年11月11日 22時22分42秒 | 癌・病気の意味
 大事な話をしていこう。でも話半分、夢物語と思って聞いて頂いてもいい。

 直感が上から降りてくるという方からの話。その方がガンになられた。そしてその時に上から降りてきたメッセージは次のようなものだったとか。

 「癌は感謝すべきもの。排除すべきものではない」
 「ガンを治す方法は万人が受けられる方法による」
 「それは自然の力による」

そして、

 「がんは単なるメッセンジャーでしかない。最初、がん細胞には意識がない。それなのに、がんを意識すると、がん細胞自身が自分の存在を意識しはじめ、がん細胞としての働きをはじめる。だからまずがんに感謝をし、がんからのメッセージを読み解き、がんを忘れた生活をしなさい。そうすればがんは消える。」

という内容の直感、メッセージが来たらしい。このメッセージはあくまである一人の方へ降りてきた直感だけれども何か大事なことを伝えていると思う。


そしてその方はこう言っている。
「がんは、早期発見!早期治療!ではない。
治療の前にまず『感謝!』
早期発見!『早期感謝!!』それから早期治療!である。
そうすれば自ずとその人にあった治療方法が見えてくるであろう。」
と。
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クレヨンしんちゃんの13年後

2006年10月17日 21時56分52秒 | 癌・病気の意味
 何も言わず見てみてほしい。
 クレヨンしんちゃんの13年後
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