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植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

久しぶりに集会に出る

2009年01月11日 21時30分24秒 | 癌・病気の意味
 この1年ほど集まりに出ていない。出られなくなった。精神的に負担だった。
 最近ようやくまた出てみようかな、と動き出しつつある。

 きょうは久しぶりに大人数の集会というものに行った。ホールの観客として座っているだけなんだけど少し疲れた。まだ人に慣れていないのかもしれない。

 周りは繋がりあい始めているのがわかる。繋がりを求めている。かつてミクシでマイミクを増やして喜んでいた自分は薄いつながりでもとにかく人に認めてもらいたかったのかもしれない。

 でもちょっと待って。やっぱりまだ違和感が残っている。人に繋がる前にちゃんと自分の孤独を認めて自分で立たないと。でないとまた人に寄り掛かることになってしまう。
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おくりびと

2008年11月13日 22時44分47秒 | 癌・病気の意味
映画『おくりびと』を観た。2度目。

死は門。ということは頭ではわかっている。

でも心では理解できないんだよね。

心を封印して生きていってはいけないんだよ。

それは生きていないのとおんなじかもしれない。


ノボタンの苗を植えた。根付いて育ってほしい。そして毎年今頃、花を咲かせてね、頼んだよ。
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身近な人との死別

2008年11月09日 21時53分52秒 | 癌・病気の意味
『スピリチュアルメッセージⅡ 死することの真理』(江原啓之著、飛鳥新社)より

問い
 親しかった人、身近な人であるほど死別は辛いものです。

答え
 追いすがるは間違いである。
 追いすがるよりも、感謝することじゃ。

 何に感謝するか。
 その者が、ぬしとともに経験を積むなかで、いかにぬしに教えを与えてくれ、学びあうことができたかじゃ。
 そして、その者の死により、ぬしにみずからの死をも見つめさせてくれたことに、感謝をするべきなのじゃ。

 人の生き死にを見るということ、または見なければならないということは、みずからのたましいの学びとして必要ということじゃ。
 みずからの目に映る一切は、みずからへの助言であるとしてとらえるべし。

 人は、必要なきことを目にすることはない。
 なぜならば、すべてが必然であるからじゃ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 まったくその通りだ。身をもってそう思える。
 人を介護すること、死を看取ることはとてつもない経験を、魂の感動(感情が動くこと)を与えてくれる。一人の人間の死はその周りの人間を成長させることがある。いや周りの人間はその死から“魂の学び”をしないといけない。

 その人の死から周りの人間が何かを学ぶときに、その人の死が少しでも意味のあるものになるのだろう。ほんとうに一人の人間が生きているということは、多くの影響を回りに与えているのだ。それを深く感じている。
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シルバーバーチの霊訓

2008年10月30日 22時03分38秒 | 癌・病気の意味
 故・山村幸夫さんの『神からのギフト』を読み終わった。いろんなことにまたまた気づかされる。

 『シルバーバーチの霊訓』からの引用が結構あったことから、いま再び霊訓を読みなおし始めている、というか人を相手に朗読している。これがまたいいんだな。
 自分の口から発した言葉を自分の耳で聞くことは大事なことみたいだ。ただ眼で本を読むよりも体の細胞に入っていく感じ。
 今、改めて読んでもそこに書かれている美しい言霊は僕の心にたくさんの感情を湧き起こさせてくれる。

 病気のことに始まって人生の意味など再び学びなおす。いいね。
 輪読会を始めようかな。古民家みかもを借りて・・・
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『ガンをつくる心 治す心』

2008年07月01日 20時04分33秒 | 癌・病気の意味
『ガンをつくる心 治す心』(土橋重隆著、主婦と生活社)を拝読。
著者の土橋医師は内視鏡手術、腹腔鏡下手術のパイオニアとも言える元外科医で、西洋医学のがん治療に限界を感じて、代替医療のメッカである埼玉県帯津三敬病院で終末期医療を学び、今は三多摩医療生協の国分寺診療所で外来診療を行っていらっしゃいます。

 帯津病院でのご経験などから、「右乳がん患者さんと左乳がん患者さんの違い」や肺がん、胃がん、大腸がんの患者さんの心理的傾向や生活歴の傾向など患者さんの性格とガンの関係を論じています。

 治癒した人から分かった「ガンを治す心」として、
1.ガンの原因を作った現実から離れること
2.ガンになった現実を忘れること
3.自分流の生き方ルールで生きること
なども大事な点を指摘されていると思います。

 霊能者でもあるクリスティン・ペイジ医師が著した『チャクラ 癒しへの道』(サンマーク出版)でもチャクラの状態と病気、症状の関係について詳述していて、その内容とも重なるところがあるように思えました。

 特に「ガンも立派な心身症の一つといえる」と仰っている点に深い共感を覚えます。
 
 「治癒の妨げとなるガンに対する恐怖心をなくすには」といった重要なことについても論じられていて、多くの患者さんの参考になる本でしょう。
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病気になる心 病気を治す心

2008年06月24日 15時02分41秒 | 癌・病気の意味
『致知』2007年1月号に掲載された「鼎談・養心養生の人間学」という特集のコピーを患者さんがくださった。

土橋重隆医師と村上和雄筑波大名誉教授、そしてがんの手術歴8回という藤井悦子さんの3人による座談会。

題名の通り「病気になる心、病気を治す心」について語られている。

「がんは治ります」

「一言で言うと『ガンを治そう』とするのではなく、『生きよう』とした人です。治った人は治そうとはしていない。それよりも『どうやって生きようとしたか』、それがはっきりしているんです。言い換えると『心のあり方』を見つめなおしてる」

「がんになるまでに、どのように心を使ったかということが大変重要なんですね」

「言い方を変えると、病気になるのは生き方や心の持ち方を変えるように求められているようにも思います」

「お話したとおり、『治った人は決して治そうとしていない』んです」

などなど・・・
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余命3ヶ月と言われたら

2007年11月18日 22時24分45秒 | 癌・病気の意味
 小林正観『究極の損得勘定Part2』(宝来社)より

「末期ガンで余命3ヶ月なんですけどどうしたらいいでしょうか?」

「3ヵ月後に死ぬということに関心を持たなくていいのです。そんなことはあなたには関係ない。今すべきことは目の前のこと、人、物を大事にするだけ。

 ガンであと3ヶ月の命、と宣告されたら、それをどうやって半年、1年に延ばそうかと思うのではなくて、その3ヶ月の間に「どれだけ人に喜ばれたか」ということを、足跡として残していくほうがいいと思います。「喜ばれれること」は、自分が「喜びを感ずる」こととイコールです。

 今まで喜ぶこと、喜ばれることの少ない人が、ガンになっているのかもしれません。仮にガンになったとしてもあらゆる病気の中でガンは余命幾月というのがわかりますから「神様、死ぬ時期を教えてくださってありがとう」と感謝することもできる。

 自分から温かいものを投げかけていて、周りの人から「ありがとう」と言われていたら、言われたほうの人間が幸せをたくさん感じられるのだから、ストレスがない。ガンだと言われても感謝すらできるかもしれない。死ぬまでの間に、どれほどの人に喜んでもらえるかをひたすら考えるだけなのです。

 ある医療関係者の報告ですが、ガンで余命3ヶ月と宣告されてから、奇跡的にがん細胞が消滅して治った人の共通項と、治らずにそのまま死んでしまった人の共通項というものがあるそうです。

 前者は「ガンをどう治すか」ではなくて、「残された3ヶ月という時間をどう生きるか」に考え方を切り替えた人である。余命3ヶ月と言われてその3ヶ月を何とか1年に伸ばそうということで闘病生活に明け暮れた人は、3ヶ月前後で死んでしまうことが多いそうです。

 そうではなくて、その3ヶ月を、自分のやりたいこと、例えば曲を作って遺そうとか、絵を何十枚描こうとか、俳句を作って遺そうとか、その3ヶ月間の日記を書いて、同じような境遇の人を勇気付けるようなものを残していこうとか、、「自分の生きている時間をどうするか」に切り替えた人が、ガン細胞を体の中から消滅させたらしいのです。

 ですから、ガンと闘うと死に近づく、ということらしい。残された時間を充実させた人は、ガン細胞が消滅する可能性があります。私の周りには、なぜかガンが治ったという人がたくさんいますが、そういう因果関係があるようです。

 そしてその生き残ったガン患者さんたちは「もう何も人生で心配することはなくなった」と全員が仰いました。余命3ヶ月と言われたときの状態で毎日過ごしているので、日々の一瞬一瞬を楽しんで生きていれば、残された余命がどれくらいかということは、もう関係がないからそうです」

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反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)の治療

2007年11月02日 20時40分27秒 | 癌・病気の意味
 この間セミナーで知り合った方の、反射性交感神経性ジストロフィーという症状を治療し始めた。

 1回目のびわの葉温灸ではまったく効果が出なかったが、今回は皮内鍼をすることによって治療終了時には運動痛がだいぶ軽減されたようだ。

 皮内鍼は癌性疼痛も緩和する大きな力がある。医療現場で取り入れられるといいんだけどな。
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至福瞑想セミナー

2007年11月01日 21時09分34秒 | 癌・病気の意味
 10月26~28日、八ヶ岳清里の清泉寮で行われた鈴木秀子先生の「至福瞑想セミナー」に行ってきた。鈴木先生に瞑想セミナーにいらっしゃいとお誘いを受けたので喜んで参加した。

糧になること多かった三日間。日常生活では味わえない人との濃い付き合いがそこにはあった。これは価値である。

「人間は自分が考える方向に進み、自分が考えているような者になる。現在の考え方は未来を決定する」

「私の時代の最も優れた発見は、心の持ち方を変えることで人生を変えられる、ということだ」(ウィリアム・ジェームズ?心理学者、哲学者)

「自分の人生だ。責任は自分にあると受けて立つ時、自分を変える力が生まれる」

自尊心、自負心について

「しっかりした自尊心を持っている人はすぐ分かる。人生をエンジョイしていて情熱的だからだ。それに強い目的意識を持っている。こうなりたいという自分になり、こうしたいと思うことが出来るように見える。

 生き方の選択が明確で、才能と技術、能力をバランスよく活用している。決して自分を完璧だとは思っていないが不完全さを克服しようとしながらも不完全な自分という現実を否定したり避けたりせず受け入れている」
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小林正観氏の本

2007年09月21日 23時13分39秒 | 癌・病気の意味
再び小林正観氏の著書をまとめ買いした。弘園社、宝来社のものを20冊ほど。

正観氏の書籍を読んでから私はだいぶ変わったと思う。頑なさはなくなっていった。こだわりも。正しいことにこだわることはなくなった。

がん患者の多くはまじめで、ものごとや考え方にこだわる人が多いかもしれない。いい人を演じてきた人も多いようだ。だから正観氏の書籍はその殻を破ってくれるきっかけになる。

今はがん以外の病気の人も診ているけれども、彼ら彼女らにも正観氏の本は好評だ。あっという間にみんな貸し出し中になりそうだけどそれもまた嬉しいことである。
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健康でいたいなら肉体に捉われない

2007年08月09日 23時52分59秒 | 癌・病気の意味
『あなたは世界を変えられる』(アーヴィン・ラズロ、西園寺昌美共著、河出所書房新社)より。

「今日ほど、健康ブームに乗じて種々さまざまなる健康食品や機具が売れる時はない。一体人類一人ひとりはなぜ自分の健康についてそう深く把われなければならなくなったのであろうか。それほどまでに自分の健康に関して自信が失われてしまったのであろうか。自分の肉体に過剰な関心が寄せられれば寄せられるほど、自分の肉体や生命そのものが逆に過剰反応してしまい、縮まってゆくことを知らないのであろうか。健康に留意することはよいことではあるが、健康に捉われ、縛られ、執着することは間違いである。

 生命それ自体は、自由自在に扱えば扱うほどに輝きを増し、威力を発揮する。健康はもともと自分の意思により操作するべきものではない。自然に、為すがまま、在るがままにさせておくことが健康の秘訣である。健康を追求することほどおろかなることはない。健康を追求すればするほど、肉体は不自由となり、生命エネルギーは滞ってしまう。健康を維持するための努力、肉体への過剰な関心により、人類一人ひとりは新たなる病気を生み出してゆくのである。

 健康でいたければ、肉体に捉われないことである。それよりも、心の健康こそまず為されなければならない。心こそが病気の原因である。心を除いて健康と追求しても無意味である。心が肉体に捉われてしまうから、健康を害するのである。自分が信じられないからこそ、自分の肉体を否定してしまうのである。心に否定的想念が湧き上がり、その想念から否定的言葉が生み出され、吐き出される。

 “病気だ、もう駄目だ、助からないかもしれない、嫌だ、恐ろしい、死にたくない、助けてくれ…”。この言葉はまず幻影となり、自分の肉体にまとわりつき、ついには現実となる。言葉そのものが肉体を変化させていくのである。自分に語りかける言葉そのものが、希望も期待もないまま、不安と恐怖にがんじがらめになり、落ち込んでいく。

 そして自分の肉体のアンバランスの部分を大きく取り上げ、何回も何十回も何百回も肉体の不調や不快感を現す言葉を発し続けるうちに、その言葉は力を持ち、その言葉そのものの幻影を作り出し、ついには病気の状態へと導いていく。

 自分の肉体について語るのなら、一つ一つの細胞や遺伝子に感謝することのほうが、どれほど健康を維持できるか計り知れない。健康ブームに乗じて健康食品に捉われ、心から食べたいと欲するものを控え、食べたくないものでも健康食品だから食べる、といった生き方はそれ自体が抑圧となり、自らをがんじがらめに縛りつけ、ついには健康になりたいがため病気へと導いてしまうのである。

 肉体に良く耳を澄ませば、肉体は叫んでいる。メッセージを毎日発信しているのであるが、意識はそんなことにはお構いなく、巷で言う健康情報に向かっていく。そして人類一人ひとりの肉体は、誰もが決して同じではないのに、同じ健康食品を食し、同じ健康器具を使い、同じ生き方を好むのである。肉体を測定や投影や分析によって決定付けてしまう。数値では計り知れないほどの無限なる可能性が内に宿っているにも拘わらず、である。」

→前は僕はがん患者さんに「玄米菜食すべきです」とか「肉食すべきではありません」と言っていたが今は言っていない。それは上のような考えを持つにいたったから。

「これまずいんだけど食べないと治らないから食うよ」と言って食べる玄米と、「私の体になってくれてありがとう。感謝します」と言って食べる肉だったら、肉のほうが体にいいと僕は今は思っている。否定的な呪いの言葉をかけられて食べられる玄米よりも、感謝の言霊をかけられて食べられる肉のほうが、その時点で波動が高くなっていると思うから。

 否定的想念を伴って摂取するものはたとえそれが玄米菜食、マクロビ、健康食品、サプリメントであっても心の健康につながらないから効果は疑問に思う。

 この本もお勧めだ。

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宮崎ますみさんのレインボウ・コネクション

2007年07月26日 00時15分30秒 | 癌・病気の意味
夕方、治療を終えて原宿神宮前の自然食レストラン「もみのき」に向かう。宮崎ますみさんのよびかけによるレインボウ・コネクションなる会合があるのだ。
宮崎ますみさんのサイトhttp://www.masumimiyazaki.com/
レインボウ・コネクションhttp://www.masumimiyazaki.com/rbc.htm


 実は僕は宮崎ますみさんのことを知らなかった。テレビも映画もほとんど見ないので女優さんを僕はほとんど知らないんだよね[m:58]

 今回はうちに通っている乳がんの患者さんFさんに勧められたから。本当は彼女が行くはずだったんだけど月に一回の主治医による定期健診の日となってしまい、どうしても行けなくなってしまったので「私の代わりに先生、聞いてきてください」となったわけ。

 Fさんは宮崎さんの“信奉者”に近い。宮崎さんは有名な女優さんなのに自分が乳がんにかかったことを公にされていて、ご自分のがんの治療や心境をブログで紹介しているとか。

 そしてそのブログを見ることで同じ乳がん患者としてとても励まされてきたと聞いている。Fさんが漢方などのさまざまな代替医療を受ける気になったのも、そしてスピリチュアルなことを知ったのもすべて宮崎さんからだとか。

 そうなんだよね、著名な人の発言力は大きいんだ。
 前にオーラの泉を見ていたときにゲストの小谷実可子さんに美輪さんが言っていたのは「貴女がシンクロで有名になったのはすべて貴女の発言力を増すためのものなんです。貴女はこれから自然保護のことをしたいと仰るけれども、その時にあなたの発言に耳を傾けてくれるのは知名度があるから。貴女の発言に重みをつけてくれるのがオリンピックのメダルの意味なんですよ」と。

 宮崎さんは女優として生きていらして今回乳がんの経験をされている。そしてそれを公にされている。だから彼女の発言がとても重みを増すんだね。

 今日、会場で初めて宮崎さんの病気の経緯をお聞きし、そしてその時のご自分の内面の葛藤などをお話された。パラマハンサ・ヨガナンダ、クリヤ・ヨガ、瞑想、アマテラス、呼ばれる…といったスピ系の話がたくさん出てくる。

 そう、彼女の役割はただの癌闘病記を公開しているのではなくて、多くの患者さんに魂や命、神、霊といった見えない世界のあることも知らせ、生きる意味を教え、魂の向上を促しているのだろう。それが彼女の乳がんの意味の一つかもしれない。誠にもって一人の人の体験が多くの人を救うのだね。

 美味しい野菜料理を頂き素晴らしい歌をお聞きし(GO2さん)、素晴らしいお話を伺った。ハープのマリアでSong No1も奏でさせて頂き僕もお役目を無事完了できた。今日もありがとう。
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新しい世界についての新しい考え方

2007年07月13日 22時12分04秒 | 癌・病気の意味
今日の日記の表題は『カオス・ポイント』(アーヴィン・ラズロ著、吉田三知世訳、日本教文社)第一部の中の一章の題名である。僕の仕事ととも関連してくる一節を書いてみる。

「各国政府は、治安対策を強化することによってテロリズムと戦っている。だが実際には、このような戦いで相手にしているのは、テロリズムではなく、テロリストなのである。

 各国政府の言い分はこうだ。テロリストたちが卑劣な計画を実行するのを阻止すればテロリズムは撲滅できるはずであり、そのための最善の方法は、彼らが殺戮を実行する前に追い詰めて捕らえ、投獄し、あるいは処刑してしまうことだ、と。

 これはがん細胞を切除することによって、がんに冒された生命体を治療しようとするのと同じ考え方である。このような治療法はその生命体が最初にがん化した細胞以外の部分にダメージを受けていなければ効果的だが、そんなことは限られた幸運な場合しかない。

 生命体がある程度以上がんの影響を受けていると、元々の病巣以外の細胞もがん化し、手術で切除した細胞に取って代わるだけではなく、さらに広い範囲に広がってゆく。もちろん最終的には、がん細胞は生命体そのものを殺してしまい、したがって自らをも殺してしまう。

 がん細胞を作り出すようになってしまった生命体を治癒するには、正しく機能していない細胞をただ切除するよりも、生命体そのものを治療するほうが効果的だろう。

 適切な治療に必要なのは、無制約に自己増殖を続ける細胞の側の論理を超えることである。つまり、そもそも細胞がこのように自己増殖するようになったときのプロセスにまで遡って配慮した対応が必要なのだ」

⇒読みながら“我が意を得たり”だった。がんの原因と考えられる魂、心の傷のケアや食事、生活習慣の見直しによる体質改善といったことの重要性を意味していると思う。

 寺山先生は「がんと戦うのではない、がんを愛するのだ」と仰っており、実際に先生はがんを愛して治したそうだ。

 マザーテレサの言葉をよく読んだわけではないけれども、「たとえ○○であっても、それでも愛しなさい」という文言があったような気がする。

 肉体生命だけが自分だと思っていれば自分の生命を危機に陥れようとするテロリストやがんを「恐れず、憎まず、愛する」ことはとても困難なことである。

 私たちの体に起こることとまったく同じことがこの現実世界(地球)に起きているようだ。ラズロ博士が提唱するように、テロリストやがんに対しての見方を一新した新しい世界観を確立することが今私たちに求められているのかもしれない。

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『ダライ・ラマ自伝』

2007年06月25日 00時22分30秒 | 癌・病気の意味
『ダライ・ラマ自伝』(ダライ・ラマ著、山際素男訳、文春文庫)を読み終えた。
 中国によるチベット圧制の様子がよく分かる。事実とすれば大変なことである。

 それにもかかわらずダライ・ラマが赦しの心で接しようとするところに救いを感じる。私もそれに倣いたい。以下、心に残った文章をあげる。

「この苦しみは無知によって引き起こされており、人は己の幸せと満足を得んがため他者に苦痛を与えているのだと固く信じている。しかし真の幸せは心の平安と充足感から生まれるものであり、それは愛他主義、愛情と慈悲心を培い、そして怒り、自己本位、貪欲といったものを次々と根絶してゆくことによって獲得できるものなのだ。

 ある人々には、これは無邪気すぎるように聞こえるかもしれないが、その人に言いたい。どんな世界から私達が生まれてこようと、根本的に我々は同じ人間なのだ、と。私たちはすべては幸せを求め、苦痛を避けたいと思っている。我々の基本的要求と関心は同じなのだ。さらに、私たちはすべては自由を欲し、個人として己の運命を決定する権利を求めているのだ。これが人間性というものである。(中略)

 と同時に、今日われわれが直面している諸問題、武力衝突、自然破壊、貧困、飢えその他諸々は、ほとんど人間が作り出しているのだということを忘れてはならない。それらはきっと解決しうる。だがそれは人間的努力、相互理解、兄弟姉妹感を育てることによってのみ可能なのだ。これを成し遂げるには、善意と自覚に立ってお互いに対する、そしてわれわれが共有する地球への普遍的責任感を深めてゆかねばならない」

→そう思う。そのためには人は“輪廻転生する魂である”と認識することが助けになるのではないか?というのはもし自分が再生するとはっきり自覚すれば、将来自分が生まれていく環境が今より悪化している所には行きたくないと思うだろうから。

 “孫子のために”というよりも“自分のために”なるというふうに腑に落ちれば、小林正観氏の言う“究極の損得勘定”じゃないけど、この星を住みやすくするという行為により熱意がこもるのではないか?

「愛と慈悲の心を育ててゆく上で、私にとっては仏教が役立っているが、愛や慈悲といった資質は、宗教があってもなくても誰にでも深めてゆけるものだと確信している。そして私はさらに、すべての宗教はみな同じ目標、善なるものを培い、すべての人間に幸せをもたらす、という共通の目標を追求していると信じている。方法こそ違っているように見えても目標は同じなのだ。

 私達の生活に、科学がますます大きな影響を及ぼすにつれ、宗教と精神性もまた私達の人間性を考えさせるうえでいっそう大きな役割りを担ってきている。両者の間に矛盾は無い。どちらも互いへの貴重な洞察をもたらしてくれる。科学と仏陀の教えはともに、すべてのものの基本的合一性をわたしたちに告げているのだ」

→鈴木秀子先生が臨死体験された時に「この世で大事なことは愛することと知ることですと諭されました」と書いていた。(『A・NO・YO』(新潮45、江原啓之編集、新潮社)
知ること=科学=左脳=顕在、愛すること=精神性=右脳=潜在… それと繋がるなぁ。

そして私の今生での名は“聡哲”。“聡”は智慧、科学、知ること…、“哲”は愛情、精神性…を意味し、両者の統合、橋渡しが僕の役割りの一つと考えていることもあり、このへんのダライ・ラマの話には深く共感する。

また、別のところで「人間には物質面、精神面両方の発展が必要である」旨の発言があり、この点も今更ながら再認識させられた。人は“物質”も魂の成長の道具として使えばいいのだ、と。ややもすると自分の中に“物”を軽んじる傾向があるから。

さらに「わたしは半マルキシスト的人間だといったが、もし実際に選挙で一票を投じるとすれば環境保護に熱心な党に入れたい。最近の世界における最も建設的進展の一つは自然の大切さへのいっそうの自覚である。そこには宗教とか神聖さなどといったものは介在しない。われわれの惑星を大切にするのは、我が家を大事にするのと同じだ」という文章に触れてとても嬉しかったな。

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『白隠禅師 健康法と逸話』

2007年04月26日 23時59分04秒 | 癌・病気の意味
『白隠禅師 健康法と逸話』(直木公彦、日本教文社)を読んでいる。寺山心一翁先生の「意識の超越理論」講座の受付で買い求めた。半分ほど読んだが素晴らしい。寺山先生が推すのも頷ける。

病気を治す方法として「内観の秘法」「軟その法」「丹田呼吸法」が挙げられているんだけど、そのうちの内観の秘法の中から参考になりそうな文章を挙げてみる。

「神経症や高血圧その他の難病のような慢性の長い療養生活には、精神の持ち方が大切なのは言うまでもありません。身心は一如でありますから、心が千々に思いみだれ、悶え苦しみ、恐れ悲しんで毎日を送ったり、精神が散漫になり、症状の変化につれてたえず動揺を続けているならば、肉体の生理活動も乱れ回復を阻害し、治るべき病気も治らなくなります。

 これに反して、たとえ、この身は病みながらも、心は平和に落ち着き、回復を信じ、安心して、療養生活を送ることができましたならばまたなんと有意義な楽しい生活ではないでしょうか。このほうが肉体の病気をも快方へ進む速度を増すことにもなるものであります」

以下、興味深い話が続いていく。末期ガンを自ら治した寺山先生が勧められる本なのできっと参考になると思う。

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