植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

クンダリーニの上昇

2006年12月25日 20時38分22秒 | 癌・病気の意味
 『瞑想の実践』から

「心が神の霊に調和する時に霊の清めが始まります。
 私たちは、神を知ろうとするときに、心の橋を渡ります。魂が、真に霊的な理想を定めるなら、体内の細胞ひつとひとつがそれに気づき、変化し始めます。

 七つの霊の中心は、内在する神との接点になり、人はそれら中心の全域にわたって活動の高まりを経験します。私たちはこのエネルギーを最高の働きに振り向けています。純化の過程、すなわちバイブレーションの上昇が体内で起こり、各中心はエネルギーとホルモンを全身に供給します。

 バイブレーションの上昇は不可欠です。
 それによって私たちはどんな有害な作用を受けることからも守られます。(中略)
 建設的態度から化学変化が起こり、血中ホルモンの分泌が増え、体と心と感情にバランスが取れてきます。

 座って瞑想を開始すると、心は確言に絞られ、霊力が性腺から上昇し始めます。通常この時点で脊椎の末端に脈動を感じます。
 つま先から頭頂へと昇る電気的な振動も現れます。この電気的な振動はときどき大きな波をもって始まり、全身の経絡を巡り両手や頭の「充実感」に終わります。
 血行や神経エネルギーーもここに含まれるかもしれませんが、それは目覚めつつある霊力の物質的な現われに過ぎません」

 →瞑想をすると七つの霊的中心(=内分泌腺=チャクラ)から霊力が生命エネルギーやホルモンとして、人の体内に供給、分配されていくということらしい。

 脊椎をまとって尾骨から頭頂へへびのようにとぐろを巻いて上昇していくエネルギーのことを“クンダリーニ”と聞いたことがある。ここで説明しているのはそのクンダリーニの上昇のことだろう。

 敬愛する寺山心一翁先生はその新著『がんが消えた』(日本教文社)の中でご自身のクンダリーニの上昇について次のように書かれている。

「ある朝だった。有音の呼を続けていき、第一チャクラから頭頂部にある最後の第七チャクラまで、意識を移動させていく過程が素晴らしくうまくいった日があった。日の出の前に唱える雨ニモマケズの一語一句の意味するところが、無性に体の中に響き渡った。

 やがて太陽が東から昇り始めた時に、懐かしい日の出に向かって、両手を胸の前に大きく開いていった時である。突然太陽が光り輝いたかと思うと、その光線が矢のごとく光りのかたまりとなって自分の旨の中に注ぎ込まれるのを覚えた。

 すると突然尾てい骨の部分が唸りを生じて、上部に上がっていくのを感じた。私は大変不安定な意識の状態になったと思った。いつのまにか目には大粒の涙をたたえ、日の出に向かってただ手を合わせて立っていたからだは、持参した座布団の上にいつの間にか座りこんでいた。

 何度も深呼吸をしながら、からだと意識の落ち着くのを待った。二十分ほど不思議な時間が経過しただろうか、われに戻ってはっきりと意識を取り戻し、高く昇った太陽に向かって最敬礼をしてから、二階の我が家に戻った」

→寺山先生ががんを治されたのには一つ一つの“浄化”の過程があったからかもしれない。病気は浄化の時期ですよ、と教えてくれているのかもしれない。

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