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植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

魂の双子(『ベロボディアの輪』からの考察1)

2005年08月04日 17時42分40秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 「すべての人間は自分の『精霊の湖』に棲む特殊な霊的生き物を持っている。『魂の双子』と呼んでいるが、助ける霊、影の見張り、導く霊、内なる守護霊などと呼ばれる」

 「『魂の双子』には七つの異なった種類が存在している。
 治療家
 占星術師
 教師
 伝達者
 保護者
 戦士
 執行者(物事を起こせる人間として)
 
 ・自分の魂の双子の性質を学び、自分自身をぴったりとそれと結び合わせること。
 ・私達の生活が内なる観察者の純粋な光によって照らされるようになれば、することすべてがはるかに容易になる。
 ・自分の魂の双子の性質を発見し、それと完全に結びついた時に初めて、人はベロボディアに通じる門を見出し、それを開ける」

 <コメント>
 ここで言われている「魂の双子」はニューエイジで言うところの「ツインソウル」とは意味が違うだろう。むしろスピリチュアリズムでいうところの守護霊をさしていると捉えて良いと思う。しかし守護霊に七つの種類があるとは思わなかった。これまでの僕は自分の背後の霊的存在たちは以下のように理解していたので。

 守護霊:唯一一人。その人の生涯に渡ってかわることがない。その人の前世や来世に渡っても同じ人物が担当する。守護といっても生きている間の障害をすべて事前に取り払ってくれるという意味ではなく、人生の目的である“魂の成長”を促すように導いてくれる存在。(私見では自分の真我に近いもう一人の自分だろうと思っている)
 
 指導霊:その人の能力の開花状態により新たに就いたり去ったりする入れ代わる“背後霊”。ピアノを学び始めるとピアノを教えたいと思う霊が背後から導く、など。
 背後霊:自分の存在をサポートしてくれる霊的存在。守護霊、指導霊などすべてをひっくるめて言う時使う言葉。

 上記のように認識していたので七つの種類があるという異なった観点からの表現は新鮮に思えた。僕の魂の双子はいずれのタイプだろうか。今現在の仕事としての「治療家」タイプか、それとも世の中を自分の希求する方向へ変えたい根源的欲求の強さを考慮すると「執行者」あるいは「伝達者」か・・・

 いずれにしても改めて「自分の魂の双子の性質を学び、自分自身をぴったりそれと結び合わせること」が必要だと知った。
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ベロボディアの輪

2005年08月04日 17時07分30秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 『ベロボディアの輪』を読み終える。
 Ancient Secrets of Siberian Wisdom Discovered by Russian Psychiatrist
とあるように、ロシアの若き女性精神科医である筆者が古代のシャーマニズムの伝統を現代に受け継いだ老シャーマンと出会い、数々の神秘的な体験をするその実話記録。強烈な学びが沢山あったし、実話としてのリアリティが迫力がある。

 医師という現代科学の先端の科学者が自問自答し、苦悩しながら自分の神秘体験を解析する点で、それらの神秘体験があたりまえという価値観の中にいるネイティブアメリカンのシャーマンたちが語るものとは異なる分かりやすさがあった。

 これまでローリングサンダーやフールズクロウなどのネイティブアメリカンのシャーマンの話を読んできた。僕の関心は「どうすればそういう超人的パワーを得られるのか」「自然観はどのようなものか」ということから「メディスンとしての自然(特に薬草)の扱い方」「治療の仕方」などにあって読んでいたのだが、今回この書籍から得られた知識はそのようなものとは若干違ったものだった。

 具体的なキーワードとしては、
 「魂の双子」
 「正しい道を歩むための法則」
 「宇宙的視点から見た場合における人類の中でのシャーマンの位置づけ」
 「慈愛の自己」
 「心の病」

が挙げられる。以上の点について順次述べていきたい。
 
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『Rolling Thunder Speaks』

2005年07月11日 22時21分34秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 アマゾンコムから表題の本が届いた。

 英語の原書は英単語の語彙の少ない僕には負担なのだけれども、ローリングサンダーの写真が載っているだろうということで注文した。

 その思惑は外れはしなかったのだが自分の中にイメージしてきたローリングサンダーとは全然違う「オッサン」の写真の連続に、羽飾りを付けた颯爽としたインディアンをイメージしていた僕の空想の中の彼は見事に打ち砕かれてしまって、ちょっと悲哀を感じている。

 しかし彼をより詳しく知ることができる本が手に入ることは僕にとっては幸せなことだ。読みかけの本が多くて後回しになりそうだけれども興味のあるところから拾い読みを始めている。

 実際の彼に会って話ができた北山耕平さんがこの本を訳してくれるといいのになぁと思う。
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ストーリー・テリングを楽しんできました

2005年07月08日 23時59分59秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 北山耕平氏の最新著作『ジャンピング・マウス』の発刊記念として、その物語をインディアンフルートの彩を添えた朗読で楽しむ企画があったので参加してきた。

 4月末に行われた「風をひらく」の2回目であり、目白駅から5分のところにある古い民家に50人前後が集まって夜6時頃から10時まで、楽しんできた。

 「○○人、△△人というよりも前に「地球に生きる(ただの)人」という視点に立ち返って僕たちは生き直す必要がある」という北山さんの意見に賛成だ。民族、宗教、様々な視点で他者との相違ばかりを見て私たち人間は2000年以上も争い続けてきている。

 同じこの星に生きる「ただの地球人」という視点を持って改めて私たちは仕切り直しをしなければ、これから先は立ち行かないところまで来ている。

 そのただの地球人に戻るために人間社会に共通の価値観を物語を通して、それも文章と言う死んだ言葉ではなく、声による語りとしての言葉で伝えていくことは、とても平和で最も有効な方法だと思う。

 子供達を教え導くのにあたり単なる知識ではなく、恫喝ではなく、暴力ではなく、智慧に富んだ数々の昔話の中から適切なものを選んで語り聞かせることで、子供の心の中に自主的に自分の間違いを認め自ら改めていかせるような、時間的にも人間的にも許容力の大きい育て方をする・・・

 そういうことが今必要なのだと思う。ゆとり教育やその見直しなど文部省の方針も揺れ続けているが教育方針はトップダウンで決めることではない。大事なことは草の根から少しずつやっていくことだ。ストーリーテリングを大人から始めていくことが子供達に語るより以前に必要だと感じている。それは大人を癒す、社会を癒すことだから。ストーリー・テリングは立派なヒーリングの一つだと思っている。

 機会があったら皆さんも一度参加してみて欲しい。今日は夜遅くまで起きていたので文章が支離滅裂かもしれない。すみませんでした。
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背後霊・守護霊

2005年06月11日 20時52分14秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット

 今日は霊的なことについて。『霊訓』モーゼス著、近藤千雄訳、心の道場発行より。

背後霊 
 地上に生を受けた霊(人間)の使命達成と罪障消滅を目的として陰から守護・指導・援助する霊を指す総合的な用語。
 本人の魂の親である守護霊(ガーディアン。類魂(るいこん)の一人)を中心として複数の指導霊(ガイド)と支配霊(コントロール)が含まれる。
 
 背後霊は必ずしも指導する目的で付くのではない。そういう場合が一番多いのであるが、時には背後霊自身にとっての必要性から付くこともある。が、その場合でも人間を教え導くという傾向は自然に出てくる。

 また時には特殊な使命を帯びた霊が付くこともある。性格に欠けたものがあって、それを補ってやるために、その欠けたものを豊富に有する霊が選ばれることもある。反対に霊の側に欠けたものがあり、それを身に付けるために適当なる人物を選ぶという場合もある。これは高級なる霊が好む手段である。

 己の霊的向上の為に敢えて指導が困難で不愉快な思いをさせられる人間に付くことを自ら希望する霊もいる。その人間と苦労を共にしつつ向上していくのである。何ら特殊な使命を帯びていない人間の背後霊は、魂が向上するに従い背後霊が入れ替わることがしばしばある。  

 与えられた宿命に甘んじ、己の成長と同胞の福祉の為に精を出し、神を崇め、神に奉仕し、背後霊の指導に素直に従う者こそ、地上生活を最大限に活用した者と言えよう。

 守護霊 Guardian,Guardian angel
  地上に生を受けた霊(人間)と同じ霊系に属する類魂の一人で、誕生時あるいはそれ以前から付き添い、他界した後にも、事実上永遠に切っても切れない絆で結ばれている。

  本来の使命は本人の地上での使命の達成と罪障消滅すなわち因果律を成就させることであって、それを挫折させまたは阻止せんとする勢力から守ってくれることはあっても、ぜひとも体験せざるを得ない不幸や病気などの“魂の試練”まで免除してくれることはしない。

 英語でGuardianという守る、という言葉から、人間を災いから守ってくれる存在であると誤って捉えられていることが多いがそうではない。本人の成長の為に敢えて救いの手を出さず涙を流して見守っていることも多いと言われている。

 注:ウィリアム・ステイトン・モーゼスは1839年にイギリスに生まれた。オックスフォード大学を卒業後、国教会の牧師の職についた後、小学校で教鞭もとっていた。1871年から1882年までの10年間にわたり、いわゆる“自動書記現象”(=突然右手が動き出し猛烈な勢いで字を書き出してしまう)が起こる。本人の意識とはまったく別に、本人が違うことを考えても手は勝手に意味のある文章をつづっていくというものでいわゆる神懸りである。

 この際に出てきた霊は相当な高級霊に率いられた霊団であり、何人もの違う筆跡で自動書記は書かれ、時にメンデルスゾーン、ベートーベンも出てきている。

 モーゼス自身は頑固なキリスト教の国教会の牧師であったのだが、霊団からのメッセージはキリスト教の誤りを徹底的に指摘するものであったので、牧師であるモーゼスは当初非常に反発していた。

 しかしモーゼスがキリスト教の根本教理にのっとって論駁するもすべてにおいてかんで含めるように説得され、かつその時の雰囲気がいかにも高次な霊が降りてきている心地よい厳粛さを感じさせるものであったことなどから、得心するまでには10年の歳月がかかったもののスピリチュアリズムと呼ばれる考え方にモーゼスは傾倒していった。

 上の背後霊、守護霊はそのモーゼスに懸かったインペレーターと名乗る霊(のちに紀元前5世紀のユダヤの預言者で旧約聖書の“マラキ書”編纂者であるマラキと身元が判明した)が説明したものであり、霊界の人間からの説明であることを理解されたい。

 

 

 

 

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ヴィジョン・クエスト

2005年05月05日 20時23分27秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 ヴィジョン・クエストとはインディアンの人々などが自分の今生での課題を確かめるために、一人で山に入り、何日間か断食、孤高の時を過ごすことで、その間に自分の霊的ガイド達からその課題を教えてもらう、見せてもらうというものだ。

 インディアンの多くは子供の頃は固有の名前を持たないという。ヴィジョン・クエストという大人への通過儀礼を無事こなした後、はじめて自分にふさわしい名前を長老から付けてもらうのだという。

 また、ヴィジョン・クエストは人生で一度きりではなく何度もする人もいるようだ。

 僕も今とてもヴィジョン・クエストをしたい心境になっている。場所は決まっている。何日間かの絶食や裸で過ごすことは無理だとしても人界を離れて、自然の中で孤独になれる時間は魂の栄養に必要だ。

 またあの高みで時を過ごしたい。
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『ネイティブ・マインド』

2005年05月04日 19時53分23秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 先日お会いした北山耕平氏の著書を読み始める。今年もゴールデンウィークはどこにも旅行に行かないので時間がたっぷりあり、読書ができるので嬉しい。

 前に読んだ『ローリングサンダー』ダグ・ボイド著、平河出版社)も北山耕平氏が訳しているのだが、彼も導かれるようにローリング・サンダーに実際に会って、人生の大きな指針を得ていたのが『ネイティブ・マインド』に著されていて興味深い。

 僕も現代社会にずっと違和感を覚えて来ていたが、それなりに対応してしまっていて心底からの導きを脇に置いて来ていた。だから捜し求め、行動した結果、果実を手にすることができた北山氏が眩しく見える。

 今は自分の中の原生自然への欲求の意味するところが、ネイティブ・ピープルから来るものであると理解したので、後は安心してこの道を歩んでいくことができる。
 『ネイティブ・マインド』も面白く、どんどん読み進んでいる。

 情報:
 Mother Earth Tour東京原宿イベント
 日時:2005年5月16日(月)
 場所:Bakery Cafe 632原宿
    東京都渋谷区神宮前6-32-10 
    TEL 03-3498-0632
 時間:午後6:00~9:00
 寄付:3000円以上
 出演:デニス・バンクス、クライド・ベルコート(両名ともネイティブ・ピープル)
    大倉正之助、桐島洋子、天外伺朗、パク・ボウオ、マノーミンシンガーズ、
    ティム・ホフマン他多数予定
 申し込み・問合せ:TEL 03-3403-5165 マザーアースツアー2005を支援する会
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風をひらく

2005年04月29日 20時54分11秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 表題のワークショップに行く。学芸大学で近かったので助かる。北山耕平氏のサイトで知った。

 『虹の戦士』の朗読、インディアンフルートの演奏、北山氏の語りなどとても充実していた。午後3時から9時半までみっちりとした時間だった。参加者も多彩な顔ぶれのようだったので自己紹介の時間があったらもっと素敵だったかもしれない。

 次回の第2の輪を7月くらいにやるそうだ。また出てみよう。
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自殺した魂の救済

2005年04月25日 23時53分18秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 午前中は膵臓癌くらくらさんの往診。だいぶ辛そうだったが治療後は少しは楽になられたようで良かった。

 午後は胃癌の患者さんの治療。食べ物を良く噛むことで食物中の抗酸化物質の分子構造が切れ活性化し有効な働きをするようになる。だから癌を治したいのであれば、良く噛むことと「噛んで含めるよう」に説明した。

 夜は自殺した姉のことで知人から相談を受けた。霊的法則からお姉さんの現在での霊界での状況を説明した。(“自殺”は命に対する最大の罪となり、通常は当人に自覚が生まれるまでその魂は土蔵のような真っ暗闇にしばらく捨て置かれることになる)

 その暗闇の中で苦しんでいる方に、現世の我々から愛情の念を送ることで、温かい念波がさざなみのように彼女を包み、彼女の苦痛を和らげること、そしてそれが彼女へ罪の自覚と反省を促し、霊的成長を遂げさせることになること、そしてそれをもって初めてまわりの暗闇が薄暗がりとなり、彼女の視界に先に他界した親族の姿が目に入ってくることで自分が死んだことを理解できるなどといった話をした。

 併せてハープを弾きながら二人で霊界(たぶん幽界)の彼女に念波を送った。また霊査ができる八王子の長江寺の萩原玄明住職の話もしたことで、相談された方は「なんかすっきりした。道が見えてきた気がする」と明るく語られた。

 霊的なことに疑念を抱く人は多い。それは低レベルで興味本位なテレビ報道や週刊誌などのマスコミの取り上げ方も一因だとは思うが、単に勉強不足なだけだと今では僕は思う。

 きちんと様々な文献や見解を見聞きして総合的に自分で判断すればいい。僕はこれまでのところでは死後も我々は消えることはないと思っている。そしてこの世とあの世の人々が手を携えて向上していくのが理想だと知っている。

 であるから自殺した魂を助けてあげられるのはこの世にいて霊界を学んだ者だと思うので、その責務の一端を今日は担ったということだ。知人も今日は良く寝られそうと笑っていた。僕も嬉しい一日となった。
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北山耕平氏のサイト

2005年04月24日 21時22分25秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 ネイティブ・アメリカンの世界観を日本に広めてきた北山耕平氏のサイトをネットサーフィン中に見つけた。

 併せてホピの予言にまつわる書籍も何冊か知ったし、僕と同じような考え方をされている方の
サイト、地球浄化への「目覚め」も知ったのは嬉しかった。

 共に歩む人たちが静かに、しかし確実に増えている。さあ輪になって踊ろう。そして満月の今宵、地球と宇宙と、すべての存在と、神々にともに歩む幸せを感謝する祈りを捧げたい。
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カスタネダ

2005年04月12日 20時52分39秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 『カルロス・カスタネダ 呪術師と私』(二見書房)を買う。

 『虹の戦士』巻末の訳者後書きで北山耕平氏が次のように述べていた文に惹かれた。
 「ヤキ一族のメディスンマンをとおしてこれまでのものとはまったく異なるインディアン像を提示して見せたカルロス・カスタネダの著す『呪術師と私 ドン・ファンの教え』にはじまる一連のドン・ファン・シリーズほど重要なものはないかもしれない。」
 
 「このシリーズは、アメリカ・インディアンについて私達がそれまで知っていたことのほとんどが間違っていたことを広く世界に示したばかりか、人間の世界の見方を変えることによって世界を変える太古から伝わる方法を現代的にアレンジしなおして提示した最初の本ともなった。」

 「それがフィクションであるかないかはさておくとしても、60年代以降最も重要な本であり、世界を決定的に変えた本であることは間違いない。」

 まだ読み始めていないが表紙のカラスの絵が印象的である。

 併せて『インディアン魂』レイム・ディア口述、リチャード・アードス編、北山耕平訳、河出文庫、『自然のレッスン』北山耕平著、太田出版も購入。
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『ローリング・サンダー』より3

2005年03月31日 21時43分06秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 ローリング・サンダーはネイティブ・アメリカンのメディスンマンであり、彼の思想や物事の解釈の仕方を学ぶことは私にとって非常に参考になることだった。

 「すべてのものには正しい時間と場所があり、そのことを理解するためには、人はそれを生きなくてはならない」と語るとき、彼は人がその「正しい時」と「正しい場所」の一部になるということについて語っている。

 人はまず原理があることを確認し、その後にそれを実際やってみる。何度も何度も繰り返しているうちに、しだいにその人はその原理を全身で理解するようになるだろう。つまりそうすることでその原理とひとつになるのだ。そしてその人が原理と一つになる頃、原理そのものがその人の意思に反応するようになっている。(以上著者)

 今、霊的治療の原理を学んでいて、その原理があることを理解し、それを実践している。何度も繰り返しているが、次第にその最中には手が熱くなってきている。また、折に触れ読んでいる関連書物や人との対話からヒントを得て、思い付きで行ったことの結果が良いことが往々にしてある。それらの体験を通してからも上の言葉は頷けるものだ。

 「ローリング・サンダーは毎日、一つ一つの動作ごとに、そして太陽や、地球や、雲、蚊たち、植物たち、動物たち、そして人々と彼との一切の相互関係の中に、彼はすべてのものには正しい時と正しい場所があるという理解を実践している。

 だからこそ彼は、日没後は薬草集めをすることもないし、摘む時は必要なだけの量を摘む。そして摘む時はその前に必ず、何か供え物を捧げる。しかも引き抜いた植物を、彼は絶対に投げ捨てるような真似もしない。楽しみの為に生命を奪うようなことも絶対にありえない。彼は理由のないことは決してしないし、目的があってしていることを、途中で放り出したりもしないのである。」

 私はまだまだメディスンマンには程遠い。夜の患者の為に日没後にも近所にビワの葉を急いで取りに行ったりするし、温灸後に数枚のビワの葉を残してしまうこともある。まして供え物を捧げたことがない。丁寧に祈ることは最近始めたけれども。さらに今日は庭木の移し換えをしたのだが雑草と判断して何本か引っこ抜いたものを土の上に投げ捨ててしまった。このように命の大切さを頭で理解してはいてもまだまだ一挙手一投足すべてに生命への配慮が為されていない。

 40歳を過ぎてようやく自分の使命というか、胸の奥底から湧き上がる自分がしないといけないと思うことがわかった者と、12歳前後でヴィジョン・クエストによりきちんと自分のアイデンティティを確認した者とでは為しえる結果において大きな差がでるのは当然と思う。

 しかしこれが私の道である。「それでもあなたの道を行け」。この言葉を背に歩いていくしかないと思っている。
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『宇宙心』を読み始める

2005年03月02日 21時46分19秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 表題の本を2日前から読んでいる。鈴木美保子著、明窓出版である。

 数ヶ月前に図書館で手にして「神々が『見事な祈りであった。宇宙史始まって以来の出来事であった』と感謝している」という文などを読んで「あぁ、またどこかの霊能者が自分をPRしている尊大な本だな」と思って借りなかった。

 しかし先日、古書店BOOK OFFで105円の棚に並んでいる精神世界系の本の中にあったのでとりあえずという気持ちで買ってきた。

 まだ四分の一くらいしか読んでいないが、とんでもない勘違いだった。全然次元は違うのだけれども僕もこのS先生と同じく霊能力がなく、直観で歩んでいる一人として思うのだが、これは事実だろう。そう直観する。

 ベンジャミン・フランクリンの言うマイトレーヤは既に光臨されていたのだ。急いで先を読まなければ・・・

 ということで今日はここまで。
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大事なことは物事の霊的理解を深めること

2005年02月07日 22時07分42秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 昔の友人が突然訪ねてきた。週1回必ず治療を受けに来ていた方が突然キャンセルになり、ぽっかり空いたその時間に彼はやって来た。

 なんでも彼女を昨年突然亡くされたという。それ以来ずっと何もする気になれなかったのだがようやく外出する気になり自由が丘で人と会う機会があったのでその後うちに来たという。

 彼も治療師なので彼女の治療もしていたらしいのだが医師の診立ては悪性の病気ではないとのことだった。また彼には霊感があり自分の守護霊ともコンタクトが取れるらしくその存在も悪性ではないと彼の問いに答えていたらしい。それまで間違った回答をよこさなかった背後存在を彼は十分信頼していたらしい。

 しかし彼女の病は進み最後は不運が重なってついに帰らぬ人となった。その後彼は自分の背後存在に問い詰めたところ「自分はそのようなことは言っていない」という返事だったそうだ。
 彼曰く「ようは僕は弄ばれていたんだよ」と。「僕は背後存在とコンタクトが取れるということで奢っていたんだと思う」とも言っていた。

 彼の場合には守護霊になりすました強力な邪霊が少しずつ信頼させて最後に足を思いっきりすくったのか、あるいは守護霊が導いてきたのだが今回の重要な回答のときに邪霊が横から出てきたのかはわからない。

 しかし私達は魂の向上の為にこの世に生まれてくる。毎瞬毎瞬が魂の昇級、昇段試験なのだ。その辛さを肩代わりしてもらう為に背後存在に頼りきってはいけないのだと思う。

 起こることには必ず意味がある。彼女は因縁深い先祖の悪想念の解消の為にあえて若くして生を終えて先祖の犠牲になったという面もあるだろうし(彼が言うにはそのような業生な家系らしい)、彼に霊的能力に頼らず生きていくことが大事だということを伝える面もあるかもしれない。

 人は死なない。愛するもの同士は例え見えなくても触れることができなくてもあの世とこの世に別れていてもいつか必ずまた一緒になる。そんな話をして気が付くと2時間を過ぎていた。

 笑顔が少し戻った去り際の彼に「ヒーラーになったね」と言われたのが嬉しかった。

 霊的能力はいらない。それで魂の成長が得られないのならば。書物や出会った人から自分の視野を広げ霊格を上げてくれる言葉、経験を得られるならばそれで十分だ。霊的知識を広げることにより物事の霊的理解を深めること、それが大事なことだと思う。

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手紙

2005年01月09日 21時58分01秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 Wさんへ

 前略
 Tさんが旅立たれたとのこと、Wさん、お父様は寂しくなられたことと思います。 
 Tさんは、霊に十分な用意が整い、肉体も十分にその目的を果たされたため肉体を去られました。皆様や私たちがどう介抱してもその時期を延ばすことはできなかったでしょうし、Tさんにもそれはできなかったでしょう。

 そのうち私達すべてにも同じことが起きるわけですが少しも恐れることはありません。シルバーバーチという太古に他界した霊が次のように述べています。

 「皆さんは死んだ後もずっと生き続けるのです。その時までは本当の意味での“生きる”とはどういうことなのか、何ものにも拘束されずに生命の実感を味わうというのはどういうことなのか、肉体に閉じ込められた今の魂では理解できない“自由”の味を満喫するというのはどういうことなのかはお解かりにならないでしょう。

 一度もカゴの外に出たことのない鳥に、囲いのない広々とした森の中で、枝から枝へと飛びわたれるということがどういうものかが解るでしょうか。

 人生体験は大きな生命機構の中の一環なのです。およそ有り難いとは思えない体験=悲しみ、辛い思い、嘆き、失望、苦しみ、痛み=こうしたものは魂にとっては貴重なのです。

 しかしそれを体験している最中にはそうは思えません。こちら(霊界)に来て地上生活を振り返り、部分的にではなく全体として眺めたときにはじめて、人生の価値が鮮明に理解できるのです。逆境の中にあってこそ性格が鍛えられるのです。悲哀を体験してこそ魂が強化されるのです。

 私たちは人生を物質の目ではなく霊的生命の知識に照らして眺めます。ですから賢明な人とは、すべての体験を魂の成長にとって有益となるように受け止める人、試練に尻込みせず、誘惑に負けることなく、困難に正面から立ち向かう人です。そういう心構えの中においてこそ人格が成長し強化されるのです」と。

 肉体を去られてTさんは今頃は霊界での生活にも慣れて、生き生きと動き回られていることでしょう。快活な方でしたからね。霊界での体=霊体は自分の望む形態をとると言われており、女性の場合たいていはご自分が肉体を持っていたときに最も輝いていた頃、通常は若くて美しいときの姿をされると言われています。

 3年前に先に他界したペットのCちゃんにももうお会いになって、再会を喜んでいると思います。私が学んだところによれば、通常動物の霊魂は肉体を離れた後にはその種族の大きな霊の集合体=類魂(るいこん)に合流するとのことですが、ペットとして深く人間に愛された動物は、死後もしばらくの間類魂に吸収されずに個性を保ち、ご主人が肉体を去って霊界に戻って再会できるまで人間界の霊界に留まると言われています。

 ですからCちゃんはお父様やWさんが肉体を去られるまでずっと霊界で再会を待っていると思います。そして皆様が霊界でCちゃんと再会を喜び、再びしばらく暮らした後、皆様が徐々に霊格を向上させるに従い、Cちゃんとの関係を卒業されるとCちゃんは犬族の類魂の中に戻ってゆきます。

 そして人に深く、たくさん愛されたという幸せな記憶を犬族すべての魂に分け与えることで、犬族全体の霊格の向上に資することになります。

 現在、このように具体的な死後の世界についての情報が伝えられています。それらは私たちの日々の生活を別の視点から眺めることの重要性を教えてくれています。

 Tさんの他界という、この悲しみのときは皆様の魂の成長のきっかけになる大きな一つでもあります。喪の悲しみの念が霊となった人に余計な悲しみ、苦しみを与えてしまい、その方の霊界での向上の妨げにもなっていることをどうぞご理解頂き、併せて愛情によって結ばれている親子、夫婦の関係はたとえ一時的に死によって分かたれても必ずまた深く取り持たれることを確信なさって、これからの生活を有意義にお過ごし頂きたく存じます。

 唐突な手紙で戸惑われたかもしれませんが霊界が実在することを、そして生前中に多くの霊的な事柄を学び死後に備えること、私達すべての魂は他の魂に奉仕すること、今生の富や名声などは霊的視点から見れば重要視するものではないということなどをお伝えしたく筆をとりました。

 皆様が末永くお元気で過ごされることをお祈り申し上げます。
                                      草々
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