美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

オーガニック バリ 2015

2010-04-06 12:38:53 | Weblog
 3月中旬にインドネシア バリ島に植林の実行状況の
確認と新しい植林地の調査にいってきました。

 植林候補地を見ていた途中で雨に降られて、ぬれて
その後、エアコンの効いた車で移動したせいか
ノド風邪にかかってしまいました。

 帰国後も日本の気侯が変調で、一日や1週間の温度差
が大きかったせいか、なかなか完治せず、やっと今日
元に戻ったところです。

 ところで、バリで移動中、パートナーから車の中で
意外な話しを聞きました。

 「宮崎さん、今年から2015年までの5年間は、
 「オーガニック バリ 2015」という
  目標が立てられたんだよ}いうことでした。

地球温暖化や地球環境の劣化について情報を集めると
結局、欧米スタイルの生活スタイルで行きすぎた社会を
変える必要がある。

 その第一歩は、地球に生きる私たちのライフスタイルも
「オーガニックライフ」に切り替えて行かなければならない
 と考えていました。

 そんな矢先にインドネシアでバリでこのような政策目標が
 掲げれれて、その目標に向かって、社会の変革が
 進められていることに驚きました。

 話しを聴いている中で
「昔は100歳まで元気に生きていたバリの人達も、生活スタイル
 の変化で60歳頃でも亡くなる人が増えているという事実から
 この政策が生まれたということでした。」

 欧米の生活スタイルの中では、毎日、時間に追われた生活を送り
 大量生産、大量消費の時代が続いています。

 そんな仲間に急成長を遂げている中国やインドが入ってきて、
 今、地球の先行きが深刻な事態になってきています。

 そんな中で、これまでのライフスタイルは、
 人生の意味を見失うばかりか自然破壊のスピードを加速させている
 ことへの反省が「スロー」というキーワードであり、
 「オーガニック」な生活が世界的にも広がりつつあるようです。

 家族そろってとる食事、素材や安全性にこだわった食材、子供と
 過ごす時間をたっぷり取れるお父さん、おしゃれ案カフェで読書
 する老夫婦、
 そんな景色が自然にある社会が地球環境を守る生活スタイルです。

 欧米や日本の経済成長の低迷を尻目に4~5%の経済成長を続ける
 インドネシアは、これまでの日本や欧米型の社会を追いかけるの
 
 でなく、しっかりと未来社会を見据えて歩みはじめていることに
 感心させられました。

 「2010年緑のバリ」の目標も着実に植林に対する国民の意識は
 高まっているのを感じます。

 日本も地球温暖化の目標も数字的な目標を出すだけでなくて
 正しい見識で未来を見据えた生活スタイルに係る政策目標を
 日本でも立ててもらいたいものです。

 地球温暖化の問題は、排出権を購入したからというようなレベル
 の話しではなくて、結局は地球市民の生活スタイルに
 
 すべてがかかっているという根源的な理解が成されない限り
 解決できないと思います。
 
 だから、生活の一部として、植林を位置づけて取り組まない限り
 三分の一に減少した世界の森林を取り戻すことは不可能だと
 思います。
■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり

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