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感染症と免疫力~藤田紘一郎先生の教え~ 

2021-08-26 13:38:22 | Weblog
感染症と免疫力~腸内細菌博士が教える新型コロナ予防法~という本(ワニブックスPLUS新書)の著者で、

自分のお腹に回虫を飼ってやられたユニークな研究で知られていました藤田紘一郎先生が

本年5月14日に亡くなられたことを報道でしりました。

この訃報を大変な驚きと残念な思いで受け取りました。

先生とのかすかな接点は、
46年前と45年前インドネシア東カリマンタンの大河マカハム川の上流の

スブル村にあった南洋材の伐採キャンプに勤務していた時に、

現地の駐在員の健康管理のために現地巡回診療でお世話になった先生でした。

当時から考えれば想像できないほどに道路や橋が建設されて交通は便利になり

ジャングルは、パームオイルの農園に変えられていて別世界ですが、

当時は川沿いにモーターボートでゆくしかない孤立した存在でした。

そのように不便な場所にわざわざ、健康診断に来ていただいて感度と感謝をいただいた
先生でした。

その先生が2021年2月10日に「感染症と免疫力」の本を出版していただいたこと
感謝し、拝読しています。

その中に以下のような記述があります。
「地球上には、人類よりはるか先にすみついた微生物が、いたるところに存在します。

とくに熱帯雨林は、絶好の棲み家といえるでしょう。特にウイルスにとって、
世代交代が最もスムーズに行える場所なのです。

熱帯雨林では約3600種ものウイルスが確認されています。
それらのウイルスはそれぞれ、

熱帯雨林に豊富に存在する野生動物を自然宿主として世代交代を繰り返しています。」

このような世界を人間活動で破壊し、混乱させた結果が、これらのウイルスを人間社会に
招き入れてしまっています。

今回の新型コロナウイルスに限らず、今後とも自然界を混乱に陥れた人間活動が
新たな病原体の攻撃を受け続けることになります。

新しい病原体が、人間社会に広がったときワクチンも有効な薬も持たない状態で
対応するには、個人個人の持つ免疫力の強さになります。

自然の免疫力を高めるには、
自然と調和した生き方、生活を取り戻す必要があります。

自然に触れ、極度の抗菌、除菌は避けて、食品添加物の含まれる食品を避け
規則正しい生活をして、十分な睡眠をとること、などを藤田先生は挙げられています。

そうして生活を続ければ腸内のフローラが豊かになり、ストレスに強い体になり、
自然免疫力が上昇して、感染しても発症しない、重症化しない体質が築かれます。






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