オランウータンの保護活動を1996年以来続けてきました。
きっかけは、インドネシアの友人に東カリマンタン州の
バリックパパン市に招待され、連れていってくれた訪問先に
ワナリセットオランウータンリハビリセンターがありました。
オランウータン自身も珍しい存在ですが、そのオランウータン
の「リハビリ訓練をするセンター」でした。
何をリハビリするのか?
自分にはさっぱり理解が出来ませんでした。
その訪問まで、自分はオランウータンなら自然の森に還して
あげれば自分で生活ができるものだと考えていました。
おそらく、日本人の多くの皆さんが同じような認識ではないか
と思います。
リハビリの訳が訪問したところで受けた納得する事が出来ました。
オランウータンは生後7~8年は母親のオランウータンと生活を
共にして、生活方法を学ぶそうです。
その後独り立ちをして生活をはじめます。
とこが、人間が子どものときにペットで捕まえたり、森林伐採や
森林火災で追い出されて、親とはぐれてしまった8才以下の
オランウータンは森の中でひとりで生活をする事が出来ません。
このようなオランウータンを人間の女性が母親代わりになって
訓練をしていたのです。
この施設は、街でペットで売られているオランウータン見かけた
インターナショナルハイスクールの子どもが先生に
「かわいそうだから、取り返して、森に還してあげようよ」というのが
きっかけで先生と父兄が相談をして、そのリハビリセンターを運営して
いる事を知りました。
それが現在のBOS財団の前身のNGO、
バリックパパン オランウータン リハビリ センターで頭文字からBOSと
呼ばれていました。
日本人の常として、このようなことなぜ国がやらないの?
というシンプルな質問をしました。
「国にも相談したけれど、敷地は貸してくれたけれど、運営費までは
出してくれないから大変なんだよ」といわれました。
「だったら、インターナショナルハイスクールなんだから、世界的な
ネットワークに働きかけて会員をたくさん募ればいいのではないですか?」
「そうかもしれないけれど、募集も大変だし、一人50ドルを海外から
送金してもらっても銀行に手数料で20ドルほど取られるので大変なんだよ」
「そうか!そうであれば自分が日本でこの現状を伝えて、会員を募って
会費を集めて、直接持っていってあげれば、少しは役に立てるのではないか
と考えて、1996年以降毎年1~2度現地を訪問して、支援金を運んできました。
自分が現地で感じるほどには、日本の他の人たちに伝えることが難しく、
会員獲得もなかなかはかどりませんでした。
自分が販売する健康食品の売り上げの5%をポイントで還元する仕組みのなかに、
お客様に「オランウータンの支援」を組み込んだり、
売り上げ利益の一部を寄附したり
現地を見る事が一番だと考えて、現地体験ツアーも
これまで16回実行してきました。
森林破壊の現実は、どんどんエスカレートしてきたため、
この7年間はリハビリが終わっても自然林に戻してあげることが
出来ていません。
そんな中、3年前にインドネシア政府の方針として2015年までに
すべてのオランウータンを自然林に戻すことが決められました。
そして、昨年11月に林業省より
「保護林として活用する事の出来る林区権」をBOS本部が獲得しました。
林区権を確定するためには、政府に使用料金を支払う義務がある事を
BOS財団の理事長から伝えられました。
大変、紳士的でワヒド大統領のときとメガワティー大統領に時2期に
わたって農業大臣を務められて、
現在はボゴールの大学教授の「ブンガランサラギ博士」が
「日本が支援してくれると有難いんだけどなー」、
「オランウータンは世界でマレーシアとインドネシアにしかいない
絶滅危惧種なので、皆さんの協力がお願いできれば嬉しいんだ。
BOS財団には負担が大きいのでなんとかしなければ。。」と聞きました。
オランウータンの悲劇の原因は、日本資本が大量に急速に天然林を
伐採して破壊したことが始まりです。
その現場にも携わった事のある人間として、日本人として
何とかしたいと願った活動をはじめました。
そのときに、人間の愚かさを改めて知りました。
確保する予定の森林は、10万ha余りで、日本人にわかり易く坪数にすると
3億坪あまり、そこから計算すると今後100年先までの権利を確定するのに
必要なお金は坪当たり、僅か「1円」なのです。
伐採してあとを再生するには比較仕様もないほどのコストと時間がかかります。
目先の経済性に目を奪われて、人類が行ってきた行為は、
取り返しのつかないほどの環境破壊を招いています。
今、僅かに残された天然林を坪当たり1円、日本国民みんなが負担すれば
僅か3円で保護林を確保できます。
「心ある日本人」の皆さんが、このプロジェクトに参加してくださることを
切に願っています。
生物多様性の宝庫は熱帯雨林で、ボルネオの熱帯雨林はその豊かさが高く評価
されています。
WWFの報告でも世界で一番貴重で危機的な森林はインドネシアとされています。
「良識と誇りある日本人で在りたい」と願う人たちに期待しています。
バリックパパンというところは、第二世界大戦でも日本軍が駐留して
激戦となり15000名余り英霊が眠る地でもあります。
サマリンダへジャングルを敗走するなか、食糧の補給がなくジャングルの
あらゆる物を食べて飢えをしのいで、餓死者も出るほどの行軍の中、
オランウータンを撃ち取ったけれど、食べられなかったという記述が
「ボルネオ戦記」に出てきます。
このような人類にとって、日本人にとって、特別な動物、
もう100年前の8%しかいません。
今、1円以上をトラストで寄附できる大人の皆さんに是非、
参加して頂きたいと心から願っています。
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■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
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きっかけは、インドネシアの友人に東カリマンタン州の
バリックパパン市に招待され、連れていってくれた訪問先に
ワナリセットオランウータンリハビリセンターがありました。
オランウータン自身も珍しい存在ですが、そのオランウータン
の「リハビリ訓練をするセンター」でした。
何をリハビリするのか?
自分にはさっぱり理解が出来ませんでした。
その訪問まで、自分はオランウータンなら自然の森に還して
あげれば自分で生活ができるものだと考えていました。
おそらく、日本人の多くの皆さんが同じような認識ではないか
と思います。
リハビリの訳が訪問したところで受けた納得する事が出来ました。
オランウータンは生後7~8年は母親のオランウータンと生活を
共にして、生活方法を学ぶそうです。
その後独り立ちをして生活をはじめます。
とこが、人間が子どものときにペットで捕まえたり、森林伐採や
森林火災で追い出されて、親とはぐれてしまった8才以下の
オランウータンは森の中でひとりで生活をする事が出来ません。
このようなオランウータンを人間の女性が母親代わりになって
訓練をしていたのです。
この施設は、街でペットで売られているオランウータン見かけた
インターナショナルハイスクールの子どもが先生に
「かわいそうだから、取り返して、森に還してあげようよ」というのが
きっかけで先生と父兄が相談をして、そのリハビリセンターを運営して
いる事を知りました。
それが現在のBOS財団の前身のNGO、
バリックパパン オランウータン リハビリ センターで頭文字からBOSと
呼ばれていました。
日本人の常として、このようなことなぜ国がやらないの?
というシンプルな質問をしました。
「国にも相談したけれど、敷地は貸してくれたけれど、運営費までは
出してくれないから大変なんだよ」といわれました。
「だったら、インターナショナルハイスクールなんだから、世界的な
ネットワークに働きかけて会員をたくさん募ればいいのではないですか?」
「そうかもしれないけれど、募集も大変だし、一人50ドルを海外から
送金してもらっても銀行に手数料で20ドルほど取られるので大変なんだよ」
「そうか!そうであれば自分が日本でこの現状を伝えて、会員を募って
会費を集めて、直接持っていってあげれば、少しは役に立てるのではないか
と考えて、1996年以降毎年1~2度現地を訪問して、支援金を運んできました。
自分が現地で感じるほどには、日本の他の人たちに伝えることが難しく、
会員獲得もなかなかはかどりませんでした。
自分が販売する健康食品の売り上げの5%をポイントで還元する仕組みのなかに、
お客様に「オランウータンの支援」を組み込んだり、
売り上げ利益の一部を寄附したり
現地を見る事が一番だと考えて、現地体験ツアーも
これまで16回実行してきました。
森林破壊の現実は、どんどんエスカレートしてきたため、
この7年間はリハビリが終わっても自然林に戻してあげることが
出来ていません。
そんな中、3年前にインドネシア政府の方針として2015年までに
すべてのオランウータンを自然林に戻すことが決められました。
そして、昨年11月に林業省より
「保護林として活用する事の出来る林区権」をBOS本部が獲得しました。
林区権を確定するためには、政府に使用料金を支払う義務がある事を
BOS財団の理事長から伝えられました。
大変、紳士的でワヒド大統領のときとメガワティー大統領に時2期に
わたって農業大臣を務められて、
現在はボゴールの大学教授の「ブンガランサラギ博士」が
「日本が支援してくれると有難いんだけどなー」、
「オランウータンは世界でマレーシアとインドネシアにしかいない
絶滅危惧種なので、皆さんの協力がお願いできれば嬉しいんだ。
BOS財団には負担が大きいのでなんとかしなければ。。」と聞きました。
オランウータンの悲劇の原因は、日本資本が大量に急速に天然林を
伐採して破壊したことが始まりです。
その現場にも携わった事のある人間として、日本人として
何とかしたいと願った活動をはじめました。
そのときに、人間の愚かさを改めて知りました。
確保する予定の森林は、10万ha余りで、日本人にわかり易く坪数にすると
3億坪あまり、そこから計算すると今後100年先までの権利を確定するのに
必要なお金は坪当たり、僅か「1円」なのです。
伐採してあとを再生するには比較仕様もないほどのコストと時間がかかります。
目先の経済性に目を奪われて、人類が行ってきた行為は、
取り返しのつかないほどの環境破壊を招いています。
今、僅かに残された天然林を坪当たり1円、日本国民みんなが負担すれば
僅か3円で保護林を確保できます。
「心ある日本人」の皆さんが、このプロジェクトに参加してくださることを
切に願っています。
生物多様性の宝庫は熱帯雨林で、ボルネオの熱帯雨林はその豊かさが高く評価
されています。
WWFの報告でも世界で一番貴重で危機的な森林はインドネシアとされています。
「良識と誇りある日本人で在りたい」と願う人たちに期待しています。
バリックパパンというところは、第二世界大戦でも日本軍が駐留して
激戦となり15000名余り英霊が眠る地でもあります。
サマリンダへジャングルを敗走するなか、食糧の補給がなくジャングルの
あらゆる物を食べて飢えをしのいで、餓死者も出るほどの行軍の中、
オランウータンを撃ち取ったけれど、食べられなかったという記述が
「ボルネオ戦記」に出てきます。
このような人類にとって、日本人にとって、特別な動物、
もう100年前の8%しかいません。
今、1円以上をトラストで寄附できる大人の皆さんに是非、
参加して頂きたいと心から願っています。
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