美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

知っていますか?森林の気象緩和効果

2019-08-26 14:47:54 | Weblog
森林では葉層が太陽の入射光をさえぎり、

気温の上昇を抑制しています。
また

葉層では蒸散作用によって盛んに水蒸気を大気中に放出し、

多量のエネルギーが消費されています。

このため,樹葉は冷却され、

葉面の温度及び葉をとりまく空間の気温は低下します。

森林内で気温が冷却されますと,下降気流が起こり、

低温の空気は地表近くで林外へ流出します。


一方、都会での人間活動による高温な汚染大気は上昇気流となって

拡散されますので、森林の清浄化された空気と入れ替わり

都合のよい自然循環系統を生ずるのです。

・森林内外の地温
 林内の地温(地表下30cm)は,林外に比べますと6・7月で5℃、
 年間でも4℃ほど低いです。

 林内の地温は、

 暖かい季節は低温で,寒い季節には夜間の地面の放熱冷却作用が

 樹木の葉層によって防止されて凍結も浅く、

 害も林外より受けにくいです。

・森林内外の湿度
 
 林内の湿度は林外より4~13%高く、

 また樹木の葉層が濃霧の霧滴を捉えて樹雨を発生させたり、

 風が弱く、日射量が少ないことによる低温が相対的に

 湿度を高くしています。
 
 森林への降雨は以下のような作用により調節されます。

1 葉層の隙間を通って地面に落下する。

2 一時葉層に付着して、のち「しずく」となって地面に落下するもの。

3 一時葉に付着し,のち幹を伝わって地面に落下するもの。

4 葉層に付着して蒸発するもののようになります。



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