美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

いつまで続くのだろう?

2014-04-27 18:34:21 | Weblog

22日に日本を出て、翌日朝に東カリマンタン州の
バリックパパンの空港に着きました。

建設中だった空港はあたらしい施設に移転していました。
ローカルの空港らしくタラップを降りて地上を歩いて
空港の建物に入る形でしたが、
今回はウォーキングブリッジ(?)
で直接空港内に入るようになっていました。

今年の1月にはまだ建設中であと
6か月ぐらいはかかるだろうという話でしたが、
予定より早く完成にこぎつけたようです。

40年前にこの地を始めてきた時から
確か3回目の大規模な空港の改修です。

始めてきた時の野中の一軒家風のターミナルビルに
たくさんの出迎え客で
ごった返していた情景が思い出され隔世の感がします。

こんなにも立派な空港を作って何を目指しているのか
やや疑問に感じますが、
これが発展ということなのでしょうか?

空港から直接チークの植林地に行きました。

そこには汗にまみれて働く現場の人たちがいて、
空港の華やかさや道中の交通渋滞も縁のない
世界があります。

かれらは植林した木々や自然に育ってくる雑草との
戦いをして、自然とともに生きています。

人の文明は自然との距離をいかに遠くするかという
観点で発展をしてきています。

そのために忘れがちですが、
わたしたち人間も自然界の一員であり、
自然を超えて生きることはできないことを
思い起こすことが必要です。

今回は、
植林地の下草=世界最強の雑草アランアラン対策の一環
として、オーガニックな綿花の栽培の2年目のテスト
のための訪問です。

除草剤を使わないで雑草を抑制して植林木の生育のために
よい手段としての「アグロフォレストリー」の一環です。

自然との調和を図りながら、私たち人間社会に必要な
木材材料を育てることで、持続的な社会づくりに貢献する
こと=植林事業です。

成長過程でCO2を吸収して木材になり、
私たちの生活の中で建築や家具に使われてCO2を貯蔵し
続けてくれます。

人間は物質を作り出すことはできませんが、
植物は地球上で唯一、物質生産をしてくれる存在です。

木を植えることは、人類が生存する未来に不可欠な行動
です。
あなたの1本が未来づくりに役立ちます。

あなたの未来の森づくりに参加するには、