自分だけは大丈夫!」と思っていませんか?
自然災害の前ではみんな同じように被害を受けてしまいます。
ですから、
自分だけは大丈夫なんてことは期待できないのではないでしょうか?
私たちの「植林」の始りは
「オランウータンのリハビリセンターとの出会い」です。
ぐったりしたオランウータンを見て、
「あのオランウータンはどうしたんですか?」
「肝炎です人間にうつされたんですよ」「えっ!」
「オランウータンの世界には肝炎はないんです」との話で
「へー、考えてもいないことを聞いてびっくりです。」
オランウータンに近づいたときに素直に抱きかかえる事が
できなかった自分がいました。
人間を中心に考えてしまう先入観が自分にとって未知の動物
に出会って、垣根を作ってしまっていたのです。
施設を案内してくださった方が
「オランウータンと人間のDNAは2%しか違わないんですよ」
という説明を聞いたときは驚きました。
このときに環境を壊して、地球を瀕死の状態にして、
人類の未来を壊しているのは、私たち人間自身なのだということに
気づかされました。
オランウータンは「森の哲人」とも呼ばれてとてもおとなしく
賢い動物です。
森を歩き回りながら、食べた果物の種を撒き散らして、
森の植生の安定に貢献しているのです。
自然を壊し、利用している人間よりも遥かに思慮深い生き方を
している生き物です。
絶滅の危機のオランウータンと言われて久しいですが、
いまや住める森がどんどん無くなって厳しい環境にあります。
オランウータンの危機は人類の危機です。
考えてみれば、人類は滅びない保証はどこにもないのです。
「人類の生存のために大切な熱帯の木々」を単に住宅やビル建設
のために湯水のごとく使ってしまった
日本人は、今からでも木を植えて
「未来の子供たちに樹のある地球を残さなければ、人類は滅びる」
そんな思い入れで2001年12月から植林をはじめました。
気がついたものが自ら行動することで
たくさんの皆さんにこの事実を知っていただいて、
参加していただきたいと考えてこの事業を始めました。
自分も人も幸せになるために
エコロジーもエコノミーも満たすことのできる植林のシステム
www.vivo.co.jpへと繋がりました。