昨夜のソフトバンクは楽天に7対7の引き分け。
8回のリチャードの6号ソロでよく追いついた
・・・と言いたいが、この時期に3ゲーム差で上にいる相手との対戦で、
初回にアキラの5号逆転満塁弾が出ながらの引き分けは負けに等しい
きょう6日にも自力CSが消えるピンチに陥った。
一方で、首位オリックスと2位ロッテはともに零封勝ち。
この結果、西武の優勝が消滅 日本ハムもきょうにも優勝が消える。
辻・栗山の両監督は今季限りとも報じられている。
これらの現状を踏まえ、今回はパ・リーグの終盤戦を考える。
焦点はもはや
- オリックスとロッテの優勝争い
- 楽天とソフトバンクのCS争い
この2点に絞られた感がある。この4球団の今後のカードは以下の通り。
<カッコ内はそれぞれの残り試合数
- オリックス(14)ロ3楽3ソ2西1日5
- ロッテ(18)オ3楽2ソ4西2日7
- 楽天(16)オ3ロ2ソ5西5日1
- ソフトバンク(15)オ2ロ4楽5西2日2
まず優勝争いについて。12~14日の直接対決3連戦@京セラが
山場になることは間違いないが、もうひとつ、日本ハム戦が大事とみる。
オリックスは7勝9敗3分けと負け越しており、まだ5戦を残す。
ロッテは11勝3敗4分けと勝ち越しを決めて、まだ7戦も残す。
このように記すと、ロッテ優位の材料に思えてしまうが、
残り試合数の多さは、今月の過密日程をロッテにもたらしている。
事実、現時点で12日~19日の8連戦が決まっており、
思わぬ落とし穴がないとも限らない。
次にAクラス争いについて。率直に言って楽天の優位は否めない
残り5戦となった直接対決は8勝8敗4分けの五分の戦績。
ここで3ゲーム差を詰められそうにない。
また、直接対決以外にも分岐点となりそうなカードがある。
- ソフトバンク:9勝9分け3敗と五分のロッテ戦4戦(幕張3連戦)
- 楽天:13勝5敗2分けと勝ち越している西武戦5戦(仙台3連戦)
カッコ内は15日からのカード。この3連戦で明暗が分かれるかも。