ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

心行くまで堪能 館林・つつじと歴史のみち

2019年04月26日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年4月26日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
2019年度第4回(2019年第16回)、「館林・つつじと歴史のみち」ウォーキングに参加した。

三中公民館
前日に比べて10°近くも低い気温のなか、寒さと風凌ぎのため玄関の庇下でバスを待っているところ。


待つこと10分余の7時16分、バスがやって来た。


この日の参加者は26名で、27人乗りのバスはほぼ満席となった。
皆さん、笑顔いっぱいだ。
『今日は楽しみなのよね~っ』
天気は気にならない様子である。


早速、いつもの朝食のおにぎりを食べながら、


学園西大通り(県道274号)を走り、


7時41分、つくば・牛久ICを通過し、


一路圏央道を走る。


久喜白岡JCTで圏央道から東北道へ。


東北道を走ると、間もなく羽生PAだ。


8時36分、羽生PAで15分の休憩を摂った。


8時56分、館林ICを通過し、一般道へ。


館林IC近くの手造り弁当屋「香月」でこの日の昼食弁当を受け取り、


出発地の東武伊勢崎線館林駅を目指す。


9時20分、館林駅に到着
雨はまだ少しではあったが降っていた。


体調を整えて、9時30分、つつじが岡公園を目指して出発!
この日の先頭はTKさんに代わってKSさんが務める。
傘を差してのウォーキングは久し振りである。


館林駅前の駅前通りを直進する。


道路脇にはツツジが植えられている。
『館林らしいわねっ』


館林うどん前を通過。
『館林はうどんが有名なんだよねっ』
『”館林うどん”って社名みたいねっ』
”株式会社館林うどん”とある。


さらに道路を直進し、


市役所前交差点を横断すると、けやきの並木になった。


9時47分、館林文化会館前を通過


文化会館前の一角に詩人・小説家佐藤春夫が詠んだ詩碑があった。
遊館林 新雪の 山遠し 沼ところどころ 春男
昭和35年12月、佐藤春夫が館林を訪れ、その時の印象を詠んだもの。


館林市役所が左に見えた。


館林城ゆめひろばを左に曲がり、


館林市役所を通過


館林市役所の先を右に曲がって左に館林女子高を見ながら進む。
箏曲部、なぎなた部、マンドリン・ギター部、放送部など女子校ならではの宣伝横断幕が並んでいる。


9時56分、向井千秋記念こども科学館、


続いて田山花袋記念文学館前を通過


10時2分、城沼に架かる尾曳橋を渡る。


尾曳橋から見た城沼
『けっこう広い沼なんだね~っ』
遊歩道は一周約5Kmほどだそうだ。


尾曳橋を渡って直ぐを左に折れてつつじが岡公園へ。


つつじが岡公園内を進む。
『宇宙が描かれてるみたいだねっ』
宇宙飛行士の向井千秋さんが館林市出身ということと関係があるのだろう。


つつじが岡公園内を進む。


総合管理事務所でつつじ園の入園料を払って、
(通常620円のところ20名以上の団体は510円になる)


いざつつじ園内へ。


園内に入ると、右手新公園に満開のツツジの花が迎えてくれた。
ちょうどこの頃になると、雨もほぼ止み傘なしでも歩けるようになった。


10時29分、満開のツツジをバックに記念撮影を済ませておこう。
この後はたっぷりと自由時間を設けて各自園内を散策してもらうことにした。
1時間後の11時30分~40分に東口正門に集まることにした。


昭和5年2月に完成したという新公園のツツジ(1)


新公園のツツジ(2)
当時旧公園より650株のツツジを移植した、とある。


新公園のツツジ(3)
この公園には江戸(東京)大久保で作られていた有名なキリシマツツジ系の品種が数多く見られる、とのこと。


新公園のツツジ(4)
このことは、日本のツツジの公園の中でも、ここしか見られない大変貴重な公園、だそうだ。
ツツジのトンネルを潜り、キリシマツツジ古木群の中を進む。


新公園のツツジ(5)


新公園のツツジ(6)
ムーヴィー片手に撮影に余念がないYMさん。


つつじ園の東正門には入園記念の撮影場所が用意されていた。


ここからは名勝躑躅ヶ岡公園(旧公園)になる。
旧公園内のツツジ(1)
旧園内には、ヤマツツジ、キリシマツツジ、リュウキュウツツジなど約100余品種以上、
約1万株におよぶツツジが育成されている。


旧公園内のツツジ(2)


旧公園内のツツジ(3)


旧公園内のツツジ(4)


旧公園内のツツジ(5)
どのツツジも『素晴らしい』の一言である。


旧公園内のツツジ(6)
躑躅ヶ岡公園の碑
公園付近一帯は、古くからからヤマツツジが自生していて、「躑躅ヶ崎」と呼ばれていた。


旧公園内のツツジ(7)
米国のツツジ、シャクナゲ協会会長D.リーチ氏に”世界一”と言わせた折り紙つきで、
国際花と緑の博覧会で最高の「名誉賞」を獲得した、そうである。


旧公園内のツツジ(8)
小さな藤棚があり、藤の花もツツジに負けじと咲き誇っていた。


旧公園内のツツジ(9)
昭和9年12月28日には国の名勝に指定された、そうである。


旧公園内のツツジ(10)
真っ白い花も可憐で美しい。


旧公園内のツツジ(11)
勾当内侍遺愛(こうとうないしいあい)のツツジ
推定樹齢800年のヤマツツジで、その昔、新田義貞が妻の勾当内侍のために植えていた古木を、
江戸時代初期の館林城主榊原忠次がこの地に多数移植させた。
そのうち、特に樹形の美しい名木と紹介されている。


旧公園内のツツジ(12)
『花びらが大きいわねぇ』


旧公園内のツツジ(13)
園内では会員の皆さんと突然ばったりと会ったりする。
『ほんとに素晴らしいわね~っ』
『今日は来て良かったわ~っ』


旧公園内のツツジ(14)


旧公園内のツツジ(15)


旧公園内のツツジ(16)


旧公園内のツツジ(17)
八重咲きヤマツツジ全景


旧公園内のツツジ(18)
八重咲きヤマツツジの花びら


健康優良樹に指定されている、


旧公園内のツツジ(19)
室町時代にはすでにツツジが植生する地域ではあったが、娯楽としては、
享保六年(1721)に松平清武一行が「躑躅ヶ崎」での花見を行ったことが現状では
最古と思われる、とのこと。


旧公園の突き当たりには、「日の出屋」 「筑波屋」といった食事処も。


旧公園内のツツジ(20)
間もなく見頃を迎えそうだ。


躑躅ヶ岡公園のツツジを堪能し、つつじ園東出口へ向かう。


城沼の貸ボート
先ほどまでは小雨が降っていたせいか、今は誰も乗る人は見当たらない。


途中、平成つつじ園のツツジを見ながら東正門へ向かう。


『今は低木でもそのうち大きくなるんだよねっ』


田山花袋文学碑


11時30分、つつじ園の東正門に到着した。
三々五々、全員が集まって来た。


つつじが岡公園を出てバスが待っている駐車場へ向かう。


11時51分、バスに到着し、弁当を受け取る。


この日の弁当は「香月」の”とりめし弁当”だった。


”とりめし弁当”
たれで味付けされたご飯にスライスされた鶏肉が乗っていた。
昼前だったが、適度にお腹が空いていたので、美味しかった。


食事風景(1)


食事風景(2)


食事風景(3)


12時32分、弁当が終り、雨も上がっているので、城沼に沿って歩いて館林駅へ向かうことに。
なお、運転手さんにはここでもうしばらく待機してもらい、館林駅近くになったら、迎えに来るよう
あらためて連絡することにした。


城沼自然探勝路へ。


城沼自然探勝路を進む。


城沼自然探勝路を進み、
12時45分、”朝陽の小径” 2000mの地点を通過


”朝陽の小径”をしばらく進むと、県道365号に合流した。


県道365号沿いの”朝陽の小径”は幸楽苑の所で左に折れていた。


城沼を左に見ながら”朝陽の小径”を進む。


”朝陽の小径”を進む。


”朝陽の小径”の地図があった。
『まだ半分をちょっと過ぎた所なんだぁ』


終南山見松院善導寺前を通過
浄土宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来


”朝陽の小径”を進む。


”朝陽の小径”を進む。
『桜の時期も良さそうだねっ』


『藤が満開だわっ』


『何かのお堂のようだねっ』
薬師堂とのこと。


”朝陽の小径” 3,500m地点を通過。


城沼の対岸には、つつじが岡公園が見える。


”朝陽の小径”を進む。


巨法山善長寺前を通過
曹洞宗の寺院で、本尊は地蔵菩薩


”朝陽の小径”を進む。


小さな加法師橋を通過し、


適当な休憩場所を探していると、右手に小さな公園があった。
そこには、きれいに咲き揃った藤棚があった。


『きれいな藤だね~っ』


公園の裏手に小さな祠があった。
館林七福神の弁財天が祀られている。


七福神の向かいには、館林市の守護神尾曳稲荷神社が。
社殿屋根銅板の奉納を受け付けていた。
銅板の裏に祈願内容や住所・名前などを書いて奉納する、ものだそう。
『いやぁ なかなか立派な稲荷神社だねぇ』


尾曳稲荷神社を後にして、館林駅を目指す。


13時47分、館林第二資料館前を通過
旧上毛モスリン事務所、田山花袋の旧居が無料で見学できる、とある。


向井千秋記念こども科学館


向井千秋記念こども科学館裏には、館林城の土塁と石垣跡が見える。


館林駅を目指す。
常南交通バスの運転手さんに館林駅に向かっていることを連絡した。
(館林女子高の向かい側辺り)


市役所沿いの道を館林駅へ。


13時57分、館林城三の丸跡、土橋門入口前を通過


県道7号市役所前交差点を横断し、


14時2分、「館林うどん」を過ぎた所で、後ろから来たバスが道路横に止ってくれた。
館林駅の手前だったが、ここでバスに乗り込んだ。


館林市内を抜けて、国道354号を走る。


バス後部座席では、持参のワインなどで盛り上がった。


15時7分、道の駅「ごか」に到着


道の駅「ごか」で土産物を探す。
こちらの売り場ではたくさんの花や野菜などが売られていた。


こちらは土産物が売られている。


土産には生蕎麦を買った。
今夜はせいろ蕎麦で一杯やろうと思う。


15時33分、道の駅「ごか」を後にして、圏央道五霞ICに向けて出発!


その1分後に圏央道五霞ICを通過


バスは圏央道を快適に走る。


15時56分、「世界真光文明教団」の総本山横を通過


その頃のバス車内
後部座席の皆さんは、少しお疲れの様子。


つくばJCT 4Kmの標識が見えた。


16時9分、つくば・牛久ICを通過
時折霧のような雨が降ったりしているが、大したことはなさそう。


16時19分、三中公民館に無事到着した。


『お疲れさま~っ』
手を振って見送る皆さん。


『またね~っ』

『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

東武伊勢崎線館林駅をスタートし、館林城跡に建つ建物に今昔の歴史を感じながら、
「つつじが岡公園」を目指した。
「つつじが岡公園」では、ほぼ満開を迎えたツツジを鑑賞し、館林市のツツジの歴史を学んだ。
スタート時は小雨だったが、「つつじが岡公園」では雨も上がり、”世界一”と称されるツツジを堪能できた。
昼食後は”朝陽の小径”を周回して城沼の景色を心行くまで楽しんだ。
道の駅「ごか」で買った生蕎麦での晩酌の一杯が殊の外美味かったことを添えておきたい。

この日の万歩計は、16,000歩を少し超えていた。

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