ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

横須賀海軍カレーに舌鼓

2013年11月02日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年11月2日(土)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第24回(2013年第35回)、「横須賀市内散策」ウォーキングに参加した。
前週(10月25日)は、台風27号による雨のため中止となったので、2週間ぶりのウォーキングとなった。

この日は当会初めての横須賀市内散策であり、御当地グルメの「海軍カレー」を食べてみようという企画である。
しかし、ゆっくりと市内散策をする時間的余裕はない。
4日前に何とか「横須賀海軍カレー本舗」の予約は取れたのだが・・・、
堀ノ内駅をスタートして海沿いを歩き、三笠公園を経由して横須賀中央駅前の「横須賀海軍カレー本舗」に
11時30分までに入店しなければならないのである。

土浦駅を6時54分に出発し、東海道線戸塚駅で横須賀線を待っているところ。
横須賀には品川から京急で行くのが一番早いが、「休日お出かけパス」を利用するため、JRを使わざるを得ない。
この日が初参加の新人の夫婦2名を入れて参加者17名はちょっと寂しい。
横須賀までの片道3時間が敬遠されたのかもしれない。


9時41分、JR久里浜駅に到着。


この日のスタート地点、堀ノ内へ行くため京急久里浜駅へ向かう。


京急久里浜駅で堀ノ内方面行きの電車を待っているところ。


10時5分、堀ノ内駅に到着した。
当初の計画では堀ノ内で京急本線に乗り換え、次の京急大津からスタートすることにしていたが、
時間を短縮するため、急遽堀ノ内からスタートすることに変更した。
これも「横須賀海軍カレー本舗」に11時30分までに到着するための対策の一つということになる。


と言うことで、いつもの準備体操もこの日は省略し、直ぐに出発だ。


横須賀は初めてのため、地図を片手にとりあえず海辺を目指す。
「海辺釣り公園」への道標があると云うことは、この先に海または港がある筈だ。
詳細な道は分からないが、この方角へ行けば海へ辿り着くだろう。


国道134号線を渡る。


国道134号線を横須賀方面へ進む。


国道16号線との合流点を過ぎ、下町浄化センター横の小さな公園を進む。


よこすか海岸通りを渡ると正面に横須賀魚市場があった。
いつの間にか「海辺釣り公園」は通り過ぎてしまったようだ。


横須賀魚市場裏の漁港周辺の道は工事中のため進めない。
海沿い方面は行き止まり? かと思ったら、扉は開いていた。
『行き止まりじゃなくて良かったねぇ』


海沿いの道を歩くのは諦め、止むなくよこすか海岸通りを進む。
ハウジングプラザ横須賀を通過。


ショッピングセンターLIVINを通過。


「うみかぜ公園」に到着。
地元の人に確認すると、海沿いを歩けることが分かった。


「うみかぜ公園」を通って海へ向かう。
『立派な公園よねぇ』


東京湾に浮かぶ唯一の自然島、猿島が目の前に現れた。
ようやく海を見ることができて一安心。


釣り公園にはたくさんの釣り人が竿を出していた。
人の数より竿の数が圧倒的に多い。一人で何本もの竿を出している計算になる。
これではお祭りも多いのではないだろうか。


テントもちらほら。
3連休ということもあり、前夜からの泊まり込みで来ている人もいるようだ。


『釣りが好きな人ってけっこう多いわねぇ』


「うみかぜ公園」を過ぎると再びよこすか海岸通りを進むことに。


よこすか海岸通り
棕櫚や蘇鉄の木が街路樹として植えられ、南国の雰囲気を醸し出している。


10時59分、第一の目的地「三笠公園」に到着。
ここから「横須賀海軍カレー本舗」まで15分は見ておかねばならない。
従って15分ほどだが、ここで自由時間を採ることにした。


東郷平八郎指令長官と連合艦隊の旗艦「三笠」


船首から見た世界三大記念艦「三笠」の雄姿。
日露戦争において東郷平八郎指令長官が乗艦する連合艦隊の旗艦として活躍した。


船尾から見た「三笠」


「三笠」の内部を見て回りたいが今日は時間が無い。
艦内の展示室には、旧海軍の制服や装備、日露戦争関係の展示のほか、東郷連合艦隊司令長官の公室、
参謀長室、艦長室などが復元されているということである。
30分と60分の見学コースがあるとのことなので、またあらためて訪れてみたい。
その時はじっくりと見て回りたいものだ。


三笠公園から見た猿島には、公園横から定期船が運航されている、とのこと。
島内は縄文・弥生時代の生活の跡も見られるそうだ。
また、明治初期に造られた日本では珍しいフランス積みれんが造りのトンネルや、
砲台跡などの歴史的建造物が残り、自然と歴史が織りなす独特な雰囲気が漂う、と紹介されている。


11時15分、「三笠」をバックに全員で記念撮影したところで自由時間は瞬く間に終わってしまった。
次は本日最大の目的地「横須賀海軍カレー本舗」へ向かうことになる。
『時間が経つのは本当に早いわねぇ』


公園の歩道に大型帆船”日本丸”のマストのモニュメントがあった。
案内板には日本丸が昭和59年に横須賀市で誕生、と紹介されていた。
Webで調べてみたら、次のように紹介されていた。
日本丸は、昭和5年(1930)に進水し、昭和59年(1984)に退役。
その後、海洋練習船としての役割は後継の日本丸Ⅱ世(現・日本丸)が担っている。
日本丸は、現在は横浜市の日本丸メモリアルパークで展示公開されている。


「横須賀海軍カレー本舗」への直行は不案内なため、とりあえずの目印となる京急横須賀中央駅を目指す。
横須賀市内の繁華街には外国人の姿が目立つ。U.S. Navyの家族だろうか。


横須賀市内


11時30分ちょうど、京急横須賀中央駅に到着。
案内地図によると、「横須賀海軍カレー本舗」は駅前から2分とある。


11時32分、「横須賀海軍カレー本舗」に到着した。
予約しておいた11時30分に2分ほど遅れたことになる。
2分の遅刻は許される範囲だと思う。


急いで2階に上がると、既にテーブルには配膳が整っていた。
遅れを詫びて全員着席。
ほどなくカレールーとライスが運ばれてきた。
カレー、ライス、牛乳、サラダ、薬味、これに食後の飲み物として、
コーヒー(海軍珈琲)または紅茶が付いて、1,200円である。


『味がまろやかで美味しいねぇ』
お腹が空いていたからだけではないと思う。


『これで1,200円はリーズナブルじゃないっ』
会員にはなかなか好評のようで、企画した側としては一安心である。


食後に1階の土産物店を覗いてみた。
『海軍カレーってこんなにあるんだぁ』


これほど沢山の海軍カレーがあるということは歴史も古いのだろう、と誰もが思うところだが、
意外にも「よこすか海軍カレー」が誕生したのは平成13年(2001年)と言うから驚きである。
また、「横須賀海軍カレー本舗」がオープンしたのは、平成17年(2005年)と言うからまだ10年経っていない。
これまたびっくりである。
てっきり海軍カレーの老舗だとばっかり思い込んでいた。


しかし、老舗か老舗でないかは問題ではない。
要は美味しければ良いのである。
かみさんへの土産に、少し高めのカレーを買い求めた。


JR横須賀駅を目指して、横須賀市内の目抜き通りを進む。


国道16号線を横須賀駅方面へ進む。
通りのポールに日米の国旗に DOBU ITA YOKOSUKA の文字をあしらった看板が続く。


ヴェルニー公園を目指すため、横断歩道を渡る。


跨線橋を通ってヴェルニー公園へ
左は国道16号線


幕末期に横須賀製鉄所の建設に尽力したフランス人技師ヴェルニーにちなんで名付けられた、
フランス庭園様式を取り入れた公園。
春と秋に「ローズフェスタ」が行われる、とのこと。
『きれいだわねぇ』


真っ赤なバラが美しい。
フランスの品種が多いそうだ。


ヴェルニー公園内を横須賀駅へ。
この頃から小雨が降り出した。
傘を差すほどではなかったが、天気予報では夕方遅くに雨もとのことだったので、
リュックを軽くするために傘を持ってこなかったのだが・・・
『雨は降らなくても、傘は必ず持参するべき』との先輩の言葉に反省しきりである。


ヴェルニー公園から横須賀本港が一望できる。
対岸に潜水艦が停泊していた。


こちらは、駆逐艦? 巡洋艦?
米海軍基地のある横須賀本港と自衛隊基地のある長浦港を巡るクルージング「YOKOSUKA軍港めぐり」
があるとのことなので、次はもっと間近に艦船を見てみたいものである。


12時53分、JR横須賀駅に到着。


横須賀線の電車を待つ。


逗子行きの電車が来た。


逗子から湘南新宿線宇都宮行き電車があったが、途中乗り換えが必要なためこれは見送り、
東京駅まで乗り換えなしの横須賀線上総一の宮行きで、ゆっくり座って帰ることにした。
『今日はお疲れ様でしたぁ』


今回は、初めての横須賀市内散策ということだったが、駆け足で横須賀市内を歩いただけに終わった感だ。
しかし、御当地グルメの「横須賀海軍カレー」に舌鼓を打ったが、なかなか美味しかった。
時間の都合で日本海軍連合艦隊の旗艦「三笠」の内部を観ることがっできなかったのは少しばかり心残りだ。
個人的にあらためて訪れてみたい、と思った。
その時は横須賀本港のクルージング「YOKOSUKA軍港めぐり」で間近に艦船も観てみたい。


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コメント
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