ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

雪入ふれあいの里から三石森林公園

2013年03月08日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年3月8日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第38回(2013年第9回)、「雪入ふれあいの里から三石森林公園」を歩くハイキングに参加した。
このコースは、会長が『最も好きなコースのひとつ』でもある。

第一集合場所の土浦市民会館には21-22名が集まった。(この時点で正確な人数は分からない)
予報では最高気温は21℃になるということと、近場のハイキングということが、20名を越える人数となったようだ。


痛そうに足を引きずりながら見送りに来てくれたのはO子さん。
右足靭帯を損傷したため、今月中の参加は見合わせたいとのことだったが、わざわざ見送りに来たのだ。
しっかりと治して一日も早く元気な姿を見せて欲しい。
桜の咲く頃にはまた一緒に歩きたいものである。


車6台に分乗し、第二集合場所の「雪入りふれあいの里」に向かった。


既に直行した車も含めて「雪入りふれあいの里」駐車場は当会の車が占領する恰好に。


直行した6名と併せて結局27名が集まった。


いつものように会長の掛け声で準備体操開始。
『今日も空が眩しくて気持ち良いねぇ』


『いっちにっ、さんっしっ』


準備体操が終わると直ぐに出発だ。
時計は9時49分を指している。
『いやぁ 今日は暑くなりそうだなぁ』


先ずは「県立中央青年の家」方面に向かう。


最初の急坂を下ると、直ぐに木漏れ日の森になる。


荒れた山道をしばらく進むと突然十一面観音像が現れた。
拾光寺観音じっこうじかんのん)と云うらしい。
この日の安全をお参りして行こう。


足場のあまり良くない道をさらに下る。


きれいな杉木立に囲まれた道を進むと・・・


突然舗装された道路に出た。
紹介が遅れたが、この日の先頭は会長が務める。
「最も気に入っているコースのひとつ」という会長にお任せすることにしよう。


イノシシ捕獲用の檻だろうか?


皆さん、今日も元気はつらつである。
『だんだん暑くなってきたわねぇ』


「雪入りふれあいの里」を出発して約25分、ここらで一休みしていこう。
上着を脱いで体調を整える。
『今日は上着は必要無かったなぁ』


左の細い道が「中央青年の家」方面だが、そのまま真直ぐ朝日峠方面へ進む。


少し進むと「中央青年の家」からの合流点に出る。
朝日峠方面へ向かう。
『あらっ 可愛らしい犬だわねぇ』
『ちょっと大人しそうね』


行儀よくこちらを見てる。
『これでは番犬には無理ねっ』


「いやしの湯」駐車場へ立寄って行こう。


「いやしの湯」駐車場からの景色は抜群とのことだが・・・


『霞んじゃってるなぁ』『牛久の大仏様も見えないわね』
この時期は霞がかるのが当たり前で、霞ヶ浦がぼんやりと見える程度である。
空気が澄んでいる時には東京スカイツリーや富士山もはっきりと見えるそうなので、
絶景を楽しむのはまたの機会にしよう。


「いやしの湯」の少し先を右に折れ、会長お気に入りのコースに入る。


『左の「パラボラ山(360m)」は登りが厳しい』ということで、右の剣ケ峰「眺望コース」を進むことに。


「パラボラ山」に並行するような「眺望コース」は、最初は割と平坦な道が続く。


眺望コースから見えた景色。
屋根が光って見えるのは「中央青年の家」か?


「眺望コース」もどこまでも平坦ではない。
次第に上りがきつくなってきた。
しかし、階段が整備されているので比較的歩き易い。


『もうちょっとだよねっ』
『頑張ってるよぉ』


最後に控える急坂を前に一息入れる。
水分を補給して急坂に備えよう。


『けっこうきつい坂だよなぁ』


『ここを登るっきゃないのね』


急坂を上ること約5分、パラボラ山からの合流点、剣ケ峰(345m)に到着した。


急坂を歩き終えてちょっと疲れた様子だ。
『パラボラ山経由よりこっちの方が本当に楽なのかしら?』
次の機会に試してみる価値はありそうだ。


次はあきば峠を目指す。
軽快な足取りで先頭を行くのはOさんだ。


ぴったりとOさんの後に続く当会最年長のH子さん。
御歳82歳というから驚きである。
見習いたいものである。


11時42分、あきば峠に到着した。


あきば(青木葉)峠で呼吸を整えて・・・


浅間山を目指して進む。


三ツ石森林公園と青木葉林道の分岐点
浅間山まで100mほどだ。


浅間山登山口
浅間山は、希望者だけが上ることにし、他の人はしばしここで待つことに。


最年長のH子さんに『若い人は行ってらっしゃいよっ』と言われれば登らざるをえない。
1/3の8-9名ほどが浅間山登頂に挑んだ。


登り始めて8分後、浅間山山頂(345m)に到着した。
『いやぁ きつかったなぁ』 素直な感想である。


山頂には、地デジ放送用のアンテナ鉄塔が建てられていた。


『素晴らしい眺めねぇ』


うっすらとだが宝篋山も見える。
アンテナ鉄塔を建てる際に、余分な木々を伐採したため、眺望が良くなった、とのこと。


山頂を極めれば後は下りるだけである。
『お腹を空かして待ってるようだし、早く下りよう』
結局往復で15分ほどかかった。


マウンテンバイクを押して来ている人がいた。
浅間山付近から乗って下りるのだと言う。
高尾山などでは多く見掛けるが、この辺りの山で自転車を見掛けるのは珍しい。


三ツ石森林公園を目指す。
『早くお弁当が食べたいわっ』


ここからは下るだけなので、楽だ。


長い丸太の階段を下りてゆくと・・・


三ツ石森林公園の建物が見えてきた。


12時32分、三ツ石森林公園に到着した。


直ぐに弁当タイムだ。


『お腹が空いてたから美味しいっ』


インスタントラーメンは欠かしたことがないと言うKさん、
『青空の下で食べるって最高だねっ』


弁当が済んだら記念撮影だ。
出席簿を付けるために、記念撮影するのだと言う。


記念撮影も終わり、「雪入りふれあいの里」を目指して出発!


この日の会長は元気がいい。
ずっと先頭を歩いているのを見ると、快調そのものである。


『ようやく梅が咲いたんだね』
遅まきながらの梅の開花だ。


三ツ石森林公園入口


「みかえりの滝」
岩から滲みだすようにちょろちょろと水が流れ落ちている。
これまで三ツ石森林公園には何度か来ているが、この滝には気付かなかった。


舗装道路が続く。
車が殆ど通りそうにないので、道いっぱいに広がって歩くのが気持ちが良い。


気持ちの良い道である。


暑さにめげず、快調なペースで進む。


金名水コースへの分岐点
矢印の方向に行くと「金命水」の湧き出る場所に通じるそうだ。


杉林の中を進む。
「雪入りふれあいの里」まで残り0.5Km地点。


「雪入りふれあいの里」の見覚えのある建物が見えてきた。


ゴールの「雪入りふれあいの里」ネイチャーセンターだ。


13時43分、「雪入りふれあいの里」に到着!!
『ようやく着いたねぇ』


『お疲れさんっ』


全員揃って整理体操だ。


『はいっ 大きく深呼吸~』

『今日は大変お疲れ様でした~っ』

この日は予報どおり、まるで初夏を思わせるような気温(21℃)になった。
湿度が低かったため、それほど汗をかかなかったのが救いだった。

この日のコースは、2009年2月18日に百人委員会の行事で歩いて以来なので、4年振りということになる。
ややきつい場所もあったが、比較的歩き易いコースではないかと思う。
”会長お気に入りのコースの一つ”ということなので、これからも出来るだけ歩くよう企画したい。
次は「パラボラ山」経由とするのも面白いかもしれない。


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春一番! 宍塚大池から上高津貝塚を回る

2013年03月01日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年3月1日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第37回(2013年第8回)、「宍塚大池と上高津貝塚」を巡るウォーキングに参加した。
この日のコースは、会としては過去3回ほど歩いている人気のコースだが、
イオンを発着点として宍塚大池と上高津貝塚をまとめて歩くのは初めてのことである。

この日第一集合場所の乙戸沼公園には9名が集まった。
第二集合場所が土浦イオンとなっているため、直行する人が多いのだろう。
車4台に分乗し、第二集合場所の土浦イオンに向かった。


土浦イオン駐車場には、既に大勢の人が到着し、今や遅しと待ち構えていた。


その後も次々に到着し、この日”お試し参加”の新人2名も加え、結局この日の参加者は合計29名となった。
『いやぁそれにしてもよく集まったなぁ』 『イオン効果かな?』
会長も思わずびっくりだ。


いつものように会長の掛け声で準備体操を始める。
『精一杯背伸びして~ぇ』


『思いっきり身体をひねって~っ いっちにっ、さんっしっ』


9時41分、先ずは最初の目的地、宍塚大池目指して『しゅっぱ~つ!』


この日は地元のOさんが先導役を務める。


国道6号BPを過ぎると、


一直線の道である。


整然と一列縦隊で進んでいるが・・・


車が通らないのを見計らって宍塚大池のある反対側に一目散。
『横断歩道がないからしょうがないよねっ』


ステーキハウス「クックバーン」を通り過ぎる。
一度食してみたいものである。


宍塚大池周辺の看板があった。
『こっちから行く方が宍塚らしくて良いよっ』
ここから先は数年前まで毎月一度は野鳥観察で来ていたと言う会長に案内をお任せすることにした。


「土浦学園ゴルフセンター」前を通り過ぎると、


長屋門を構えた旧家などが現れ、江戸時代?にタイムスリップしたような感覚になる。


その旧家を過ぎて数百米も進むと・・・


目の前にきれいに草刈りされた谷津田の景色が広がる。


日本のどこにでもあるような昔懐かしい景色の中を進む。
『田舎を思いだすなぁ』


しばらく谷津田を進むと前方に宍塚大池の土手が見えてきた。


『近頃じゃこんなところあまり見かけないよねっ』
『何となく気持ちが落ち着くわぁ』


10時15分、宍塚大池に到着。


『土浦にもこんな静かな良い場所があるんだ』


池には渡り鳥が羽を休めていた。


マガモ?
野鳥の会の会員でもある会長によると、土浦周辺でマガモが見られるのは宍塚大池だけとのこと。


宍塚大池を一回りしてみよう。


土手を過ぎ、雑木林の中を池に沿って進む。


自然がいっぱいの道を池の奥へ。


『子供の頃、こんなところをよく歩いたわよねっ』


ボランティアらしき人が何か調べているようだ。
宍塚大池周辺の自然はこのようなボランティアの人がたくさん関わって守られているとのことである。
『御苦労さまぁ』 『こんにちわぁ』


田んぼのあぜ道の水路をよく見ると蛙の卵がびっしり。
『何、これっ?』 『蛙の卵?』 『これがおたまじゃくしになるのねっ?』
元気に育って立派な蛙になって欲しいものである。


池の奥は林になっている。


雑木林だったり、


杉林になったり、
『宍塚大池の回りの林がこんなに広いとは思ってもいなかったなぁ』
聞くところによると、オオタカが棲んでいるそうだ。


イオンを出発して約50分が経過。
ちょっとした草っぱらがあったので、ここで一休みしていくことに。


この日の予報は曇りだが、気温は今年最高の17℃というから春本番の暖かさになる、らしい。
『今日は暑いからお茶が美味しいっ!』


こちらは何やら話しが盛り上がっているようだ。


笹が生い茂り、道がよく分からない状態である。
もうどっちの方角に歩いているか見当がつかない。
ここは先頭の会長の後を付いて行くしかない。


笹と低木の茂みの中を歩くこと10分。


突然目の前にビニールハウスが現れた。


『こんな林の中にビニールハウスがあるんだぁ』
『何か植わってるねぇ』


『これは何の苗だろう?』


隣のビニールハウスでは種蒔きをしている最中だ。


ビニールハウスの先をさらに進む。


道はここで行き止まりとなっている。
目の前に谷津田の”谷”が広がる。
雑草がびっしりと生い茂っているので一見”谷”のようには見えないが、
会長によると、「土浦のグランドキャニオン」なのだそうだ。


「土浦のグランドキャニオン」から引き返し、上高津貝塚を目指す。


しばらく林の中を進む。
どっちの方角に向かっているのか? どの辺りを歩いているのか???


突然、砂利道に出た、と思ったら・・・


その先は、上高津貝塚の「ふるさと歴史の広場」だった。
『こんなところに出て来たのかぁ』


「ふるさと歴史の広場」を一回りしてみよう。


竪穴式住居
『入口が狭いわねぇ』


『中はどうなってるのかしら? 私でも入れるかしら?』


廃棄土坑はいきどこう
説明によると、廃棄土坑は、ここに住んでいた縄文時代の人達が食べた残りかすなどを捨てた穴のこと。
発掘調査により、復原したものだそうだ。


5号墓壙(ぼこう
この浅い穴は墓穴で、発掘調査が行われて空になった状態を示している。
『昔は死んだらこんな浅くて小さい穴に埋めてたんだ』


この頃から風が強くなってきた。
日本海側の低気圧の影響である。どうやら「春一番」らしい。
『帽子が飛ばされちゃうっ』


展望デッキからは雑木が邪魔をして何も展望できないが、


かつてはこのように土浦市内方面が見えた?
(別の角度から撮っている)
一段高く見えているのは亀城公園近くの「ホテルマロウドつくば」である。


せっかく来たのだから上高津貝塚の代表的な貝層断面展示施設を見ていこう。


地層の表面に見える貝や土器は縄文時代のものだ。
『これだけ層が厚いなんて凄いよねぇ』
『これはほんの一部分なの? よくこれだけ貝を食べたものよねぇ』


こちらは石棺
『きっと偉い人の墓なんだよね』


考古資料館
常設の展示室や企画展示、各種体験講座や考古学講座などがあり、上高津貝塚と縄文人の生活の様子が解説されている。
動画とジオラマによる視聴覚展示や体験展示など児童・一般にも分かりやすい展示を展開している。
今日は時間的な余裕もないし、中に入るのは、またの機会にしよう。


上高津貝塚を後にする。


前方は宍塚の集落だ。


『いやぁ 今日は勉強になったねぇ』
どうやら今日のコースが気に入った様子である。


この道は県道123号線と並行しているが、車は殆ど通らない。
あまり車に気を遣わなくても良い、ということはストレスを感じなくて済むということである。
ゆっくりとウォーキングを楽しむ身にとってはとても大事なことだと思う。


名もない(正式な名前は分からない)小さな祠を過ぎると・・・


前方に土浦BPとその向こうに土浦イオンが見えてきた。
『あれっ もうイオンなの?』


『意外と近かったわね』


ゴールの土浦イオンを目の前にして・・・


『ここの信号は渡りきらないうちに変わっちゃうし、随分待たせるわねぇ』
『まぁ しょうがないねっ』


11時48分、ゴールのイオン駐車場に到着。

既にイオンの駐車場は満杯状態になり始めていため、整理運動は省略することに。
『今日はお疲れ様でした~っ』

どこか懐かしさの漂う谷津田の景色に触れながら宍塚大池を巡り、ほんのひと時ではあったが、自然を味わった。
上高津貝塚では古代への想いを馳せながら歩いた一日となった。

この日は予報どおり、日本海側の低気圧のため、太平洋側で気温が上がり、今年最高の気温(17℃)を記録。
昼ごろから南風が強くなり、”春一番”となったことを昼過ぎのニュースで知って納得した。
これから日一日と暖かくなり、間もなく春本番を迎えることだろう。
新しい緑に包まれた宍塚大池も歩いてみたいものである。


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