2009年12月4日(金)
毎週金曜日に地元土浦市周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する「朝日峠展望公園と小町の里」を歩くウォーキングに参加した。
この日、集合場所の「小町の館」駐車場には20名が集まった。
未明までの雨がまるで嘘のようにすっきりと晴れ渡り、雲ひとつない天気である。
この会には、"晴れ男"・"晴れ女"が多いようだ。実は私もその一人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/e2/68429a4e55df4125e3daf83e80e84817.jpg)
いつものように準備体操をして・・・
(皆さん、もうちょっと真ん中に集まってくれないでしょうか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/32/a0a23b0430b693805850535ee21414b8.jpg)
9時50分、先ずは「小野小町の墓」に向かって出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/09/c9e77531d5cf97b4f685f5f76f89133a.jpg)
出発して数分で「小野小町の墓」に到着。
石畳が整備されているが、雨に濡れて滑り易いので注意が必要だ。
民家のすぐ脇に杉の木があり、横の石段の上にぽつんと一つだけ、小さなお墓がある。
言い伝えによると、京都から奥州に旅する途中、清滝観音から北向観音(八郷町小野越)にお参りした後に病で倒れた、そうである。
この地の村長小野源兵衛宅で親切な介抱を受けたが、慶長七年(883年)七月七日に亡くなった、とのこと。
69歳だったというから、当時としてはかなり高齢である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/2a/902528e426b7388fb7d1dfbe0d6d7d49.jpg)
調べてみると「小野小町の墓」は、全国にいくつもあるんですねえ。
大津市、京丹後市大宮町、下関市、大崎市(宮城県)、喜多方市、鳥取県伯耆町、栃木県下都賀郡岩舟町などなど。
朝日峠を挟んだ反対側の石岡市にもあるそうだ。
はっきりしていることは、どの墓が本物であるかは分かっていない、ことであろうか。
「小野小町の墓」からまた5分ほど行くと、「流鏑馬祭」で名高い「日枝神社」がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ae/263d2c471c1ba888a33a9da75fdcb05e.jpg)
流鏑馬の碑、今では県の無形民族文化財に指定されている。
ここの流鏑馬は、馬を静止させて矢を射るのが特徴となっている。
「逃げ回る大猿を確実に仕留める」のを目的とするためだそうだ。
流鏑馬の行事があった4月15日にはあいにく別の予定が入って来れなかったので、来年はぜひ一度訪れたいと思っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f6/88005d43fd4ccbbc86e1c788e29f8e30.jpg)
日枝神社参拝の後、いったん「小町の館」に引き返した。
ここまでは、軽いウォーミングアップのようなものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/63/5c8590ad23fbba2e110e1e96ae43d5b9.jpg)
改めて、この日の目的地「朝日峠展望公園」に向かって出発。
小野小町もこの峠を目指して八郷の北向観音に向かったのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/de/a3b3c557d65bd416e39d3371cdaa76b1.jpg)
登り始めて直ぐに、小野小町が山越えの途中で休息したと伝えられる「腰掛石」がある。
この石に腰を下ろすと美人になるそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/fa/2e0bcbc41cd2f58f8161ef813f0812f5.jpg)
なだらかな坂が続く森の中を進むと、首を傾げたくなる標識が。
"水飲み沢"となっているが、"この水は飲めません"、とある。
小野小町が北向観音へお参りに向かう途中、この水を飲んで元気を取り戻したとある。
その帰路に病に倒れて亡くなったのは、この水が原因だった?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/bb/aa4fc2dd881410d7f3bb1fd77ec74764.jpg)
ここらで一休み。持参したお茶で喉を潤すのが一番安全・安心だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0f/ba85d74b76bd78fc158835d76ac59c3d.jpg)
再出発してしばらく進むと、木造の道が整備されている。
これなら歩き易い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/38/a7c213e9cbee11608774c6f4a9f531e1.jpg)
この辺りは「小野生活環境保全林」で"モミジの森"と名付けられており、紅葉の優れたもみじを造林している。
もっと造林を進めて、「高尾山」にも匹敵するほどの紅葉の山になって欲しいものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/7f/98109cdc867a159a88832c41ae08b392.jpg)
ほどなく目的地の「朝日峠展望公園」に到着した。
雄大な景色が広がる。太陽が眩しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d7/10950f9178346f8a87f64d058d359fc0.jpg)
これほど霞ヶ浦がはっきりと見えるのは年間を通じてもそうはないことではないだろうか。
昨日の大雨に"感謝"である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bd/12179f9e1317dea8af5bf860c129b89b.jpg)
『あの山の向こうに富士山があるの?』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/e8/43219bfd708595a8ef8d5639d73314bc.jpg)
ここ朝日峠展望公園は、パラグライダーの離陸地点でもある。
なんだか飛んでみたくなる気分にさせられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/37/62d0ac31a95cf9737b175fa58d545b07.jpg)
一休みして、下山開始。
筑波山がちらりと姿を見せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ba/86d909381c4944cfe0fbc4d22b1c4d3e.jpg)
"木漏れ日の森"辺り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/03/efab27f5c78610825131ff7218cc2735.jpg)
下ること40分あまり・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/6a/4c7efc5361b8305f173fc694674d57a1.jpg)
12時ちょうど、「小町の館」の水車小屋に到着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e9/343c69e3727989de0bf467e1dc97d561.jpg)
整理体操も終え、昼時なので「小町庵」で蕎麦でも、と思ったが観光客でいっぱい。
混雑に拍車をかけることもないだろう、ということで全員帰宅の途に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/46/5b60222b637be04a98b6cbd6fba4b89b.jpg)
前日深夜までの雨のお陰でくっきりと晴れ上がり、素晴らしい眺望に全員満足の一日だった。
この日は約12,000歩、皆さん、お疲れ様でした!!
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”
毎週金曜日に地元土浦市周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する「朝日峠展望公園と小町の里」を歩くウォーキングに参加した。
この日、集合場所の「小町の館」駐車場には20名が集まった。
未明までの雨がまるで嘘のようにすっきりと晴れ渡り、雲ひとつない天気である。
この会には、"晴れ男"・"晴れ女"が多いようだ。実は私もその一人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/e2/68429a4e55df4125e3daf83e80e84817.jpg)
いつものように準備体操をして・・・
(皆さん、もうちょっと真ん中に集まってくれないでしょうか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/32/a0a23b0430b693805850535ee21414b8.jpg)
9時50分、先ずは「小野小町の墓」に向かって出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/09/c9e77531d5cf97b4f685f5f76f89133a.jpg)
出発して数分で「小野小町の墓」に到着。
石畳が整備されているが、雨に濡れて滑り易いので注意が必要だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d0/a51ba2077144c53edeaf7a62a8406094.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/d4/0096b247425cc09fccfa6443e224ef84.jpg)
民家のすぐ脇に杉の木があり、横の石段の上にぽつんと一つだけ、小さなお墓がある。
言い伝えによると、京都から奥州に旅する途中、清滝観音から北向観音(八郷町小野越)にお参りした後に病で倒れた、そうである。
この地の村長小野源兵衛宅で親切な介抱を受けたが、慶長七年(883年)七月七日に亡くなった、とのこと。
69歳だったというから、当時としてはかなり高齢である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d8/e7aee1de068750725cafa38e15587b65.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/2a/902528e426b7388fb7d1dfbe0d6d7d49.jpg)
調べてみると「小野小町の墓」は、全国にいくつもあるんですねえ。
大津市、京丹後市大宮町、下関市、大崎市(宮城県)、喜多方市、鳥取県伯耆町、栃木県下都賀郡岩舟町などなど。
朝日峠を挟んだ反対側の石岡市にもあるそうだ。
はっきりしていることは、どの墓が本物であるかは分かっていない、ことであろうか。
「小野小町の墓」からまた5分ほど行くと、「流鏑馬祭」で名高い「日枝神社」がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ae/263d2c471c1ba888a33a9da75fdcb05e.jpg)
流鏑馬の碑、今では県の無形民族文化財に指定されている。
ここの流鏑馬は、馬を静止させて矢を射るのが特徴となっている。
「逃げ回る大猿を確実に仕留める」のを目的とするためだそうだ。
流鏑馬の行事があった4月15日にはあいにく別の予定が入って来れなかったので、来年はぜひ一度訪れたいと思っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f6/88005d43fd4ccbbc86e1c788e29f8e30.jpg)
日枝神社参拝の後、いったん「小町の館」に引き返した。
ここまでは、軽いウォーミングアップのようなものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/63/5c8590ad23fbba2e110e1e96ae43d5b9.jpg)
改めて、この日の目的地「朝日峠展望公園」に向かって出発。
小野小町もこの峠を目指して八郷の北向観音に向かったのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/97/6a91c292a7c5c3e070f2c2575972511f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/de/a3b3c557d65bd416e39d3371cdaa76b1.jpg)
登り始めて直ぐに、小野小町が山越えの途中で休息したと伝えられる「腰掛石」がある。
この石に腰を下ろすと美人になるそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/fa/2e0bcbc41cd2f58f8161ef813f0812f5.jpg)
なだらかな坂が続く森の中を進むと、首を傾げたくなる標識が。
"水飲み沢"となっているが、"この水は飲めません"、とある。
小野小町が北向観音へお参りに向かう途中、この水を飲んで元気を取り戻したとある。
その帰路に病に倒れて亡くなったのは、この水が原因だった?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/b5/229db14a825f0860a4fa05d580da2906.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/bb/aa4fc2dd881410d7f3bb1fd77ec74764.jpg)
ここらで一休み。持参したお茶で喉を潤すのが一番安全・安心だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/0f/ba85d74b76bd78fc158835d76ac59c3d.jpg)
再出発してしばらく進むと、木造の道が整備されている。
これなら歩き易い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/38/a7c213e9cbee11608774c6f4a9f531e1.jpg)
この辺りは「小野生活環境保全林」で"モミジの森"と名付けられており、紅葉の優れたもみじを造林している。
もっと造林を進めて、「高尾山」にも匹敵するほどの紅葉の山になって欲しいものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/7f/98109cdc867a159a88832c41ae08b392.jpg)
ほどなく目的地の「朝日峠展望公園」に到着した。
雄大な景色が広がる。太陽が眩しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d7/10950f9178346f8a87f64d058d359fc0.jpg)
これほど霞ヶ浦がはっきりと見えるのは年間を通じてもそうはないことではないだろうか。
昨日の大雨に"感謝"である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bd/12179f9e1317dea8af5bf860c129b89b.jpg)
『あの山の向こうに富士山があるの?』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/e8/43219bfd708595a8ef8d5639d73314bc.jpg)
ここ朝日峠展望公園は、パラグライダーの離陸地点でもある。
なんだか飛んでみたくなる気分にさせられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/37/62d0ac31a95cf9737b175fa58d545b07.jpg)
一休みして、下山開始。
筑波山がちらりと姿を見せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ba/86d909381c4944cfe0fbc4d22b1c4d3e.jpg)
"木漏れ日の森"辺り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/03/efab27f5c78610825131ff7218cc2735.jpg)
下ること40分あまり・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/f6/8f9ecc89625ac8557be046103725667f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/6a/4c7efc5361b8305f173fc694674d57a1.jpg)
12時ちょうど、「小町の館」の水車小屋に到着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e9/343c69e3727989de0bf467e1dc97d561.jpg)
整理体操も終え、昼時なので「小町庵」で蕎麦でも、と思ったが観光客でいっぱい。
混雑に拍車をかけることもないだろう、ということで全員帰宅の途に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/46/5b60222b637be04a98b6cbd6fba4b89b.jpg)
前日深夜までの雨のお陰でくっきりと晴れ上がり、素晴らしい眺望に全員満足の一日だった。
この日は約12,000歩、皆さん、お疲れ様でした!!
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”
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