ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

凍った残雪に四苦八苦 難台山ハイキング

2013年02月01日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年2月1日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第33回(2013年第4回)、「難台山ハイキング」に参加した。

この日第一集合場所の土浦市民会館に集まったのは19名。
山と聞いて尻込みする人も多い中、意外に多くの人が集まった感じがした。
会長も『思ったより多いねぇ』とにんまりだ。
車4台に分乗し、出発地の道祖神峠・旧洗心館跡へ向った。


旧洗心館跡には予定10分前の9時50分に到着した。これも朝日トンネルのお陰である。
1名が直行していたので、併せて20名となった。


準備運動は普通であれば10時まで待って始めるところだが、
『もう誰も来ないだろう』と判断し、10時5分前に準備体操を開始。


ところが、体操も始めて間もなく1台の車が到着した。
いつもは夫婦で参加のFさんだが、この日は一人で駆けつけ、合計21名となった。
これからは、予定の時間まで待つことにしよう。


体調を整えて、10時10分、出発!
道の両側に雪が残っている。
地元の人によれば、雪が融けないのは石岡市辺りから(県南と)気温が異なるから、らしい。


この日先頭を務めるのは会長だ。
快調なペースで先導する。


この日の天気は”晴れ”、気温もかなり上がるそうだ。
絶好のハイキング日和である。


道祖神峠を抜ける県道42号線(通称フルーツライン)を渡ると難台山への登山口が見えてきた。


難台山への登山口。


しばらくは杉林を進む。


すずらん群生地で有名な長沢と難台山への分岐点
山の北側のためか、雪がかなり残っている。
しかも凍っているため、滑る危険性がある。


分岐点から急な登りになった。
滑って転ばないように、ゆっくりと登る。


登山道は写真のように凍っていて滑り易い。


『滑るし、歩き難いわねぇ』
『どこまで続くのかしらね?』


登山口から約30分、ようやく少しばかり平らな場所へ辿り着いた。
『暑くて全部着ていられないわよねっ』
上着を1枚脱いで体温調節である。


一息入れて、再び登山開始。


少し下りで楽になった、と思ったら・・・


この辺りから下りと上りが交互に続くことになる。


難台山の山頂方面から降りて来るグループとすれ違った。
『こんにちわぁっ』『お疲れさんっ』


正規の登山道を上るのは滑って危険である。
『林の中の方が歩き易いわねっ』
雪のない季節には滅多に歩かない場所だが、背に腹は代えられない。
急斜面だが、これが滑らないので意外と歩き易い。


2度目の休憩だ。
『上ったり下ったりが続くわね~』


すずらん群生地、長沢への分岐点。
すずらんの咲く頃に是非一度来てみたいものである。


『難台山頂上まであと1Kmか』


『あと20分歩けば着くんだぁ』
『もう直ぐだね』


急な下りが待ち構えていた。
『気を付けてっ』『木に掴まった方がいいよっ』


下ったと思ったら、また直ぐ上りだ。
『思ったより疲れるわねっ』


『山頂かな? と思ったらまた登るんだもん、疲れるわよねっ』


『あそこがが山頂なの?』
『え~っ、まだ先なのっ?』


気を取り直して最後のアタックだ。


『もう少しだねっ』


11時38分、難台山山頂(553m)に到着だ。
長沢方面への分岐点では20分と案内されていたが、実際には35分かかっていた。
これも雪の影響である。


『やっぱり、山は気持ち良いわねっ』


『やっと着いたぁ』『けっこう大変だったよ』
これで、全員到着! 皆さん満足の表情だ。


11時45分、ここで”弁当タイム”にしよう。


山頂は風も無く、日差しを浴びると温かい。春を思わせる気温である。
この時期山頂で弁当を食べられるとはラッキーだ。


弁当を食べ終わったら、あとは来た道を引き返すだけである。
12時17分、下山開始!


『下る方が滑り易いのよねっ』


『どこに足を降ろせば良いか迷っちゃう』
そろ~り、そろ~り。


『ロープに掴まらないと進めないのよねっ』
この日ばかりはロープのお世話になりっ放しである。


『気を付けてっ!』


とりあえず最初の下りの難関はクリアだ。
『雪が残っていないところは歩き易いのにねっ』


南に面しているところは歩き易いが・・・


日陰の場所や北側斜面は凍っていて歩き辛い。
『雪の上の方が歩き易い』と言う人もいる。
雪を踏みしめることによって却って滑り難くなるのだろう。


『ちょっと一休みして行こう』


すずらん群生地への分岐点を通過
『道祖神峠まであと1.1Kmかぁ』


北側斜面の下りが続く。
第二の難関場所だ。


雪が残っている場所は避けて林の中を下る。
『こっちの方が安全だよねっ』


13時11分、分岐点に到着。
『ここまで来れば後は楽だよ』


杉林の中を道祖神峠を目指す。
『こんなところ歩いたっけ?』
3時間前に歩いたばっかりだが、その時は話しに夢中になっていたのか、
この景色は全く記憶に残っていないと言う人も。
特徴のある景色でないと、人の記憶もこんなものなのである。


13時15分、道祖神峠に到着。
案内より10分程度余分にかかった計算になるが、雪のことを考えれば適度な速さであろう。


『ここが石岡市と笠間市のちょうど境界なんだぁ』
道祖神峠を境に左が笠間市、右が石岡市になっている。


旧洗心館へ通じる”狭き門”が残っている。
現在は民有地ということで、中へ入ることは出来ないため、門だけカメラに納めた。


『もう直ぐゴールだねっ』


13時23分、出発地に到着。
転倒者も出ず、全員無事に下山できたのは何よりである。


整理体操をして・・・
『はいっ今日も大変お疲れ様でしたぁ』


何時降った(積もった)雪かは分からないが、この時期まで残っていたのには正直驚かされた。
雪は全く予想していなかったからである。
残った雪は凍ってて滑り易く、歩くのに苦労した。
手軽で簡易なアイゼンが売られているそうなので、この日のような時のために備えておきたい。
山頂でお日様をいっぱいに浴びながらの弁当は美味しかった。
ハイキングの醍醐味を充分に味わった一日であった。


ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次
へ戻る。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春が待ち遠しい 牛久自然観... | トップ | 強風にも負けず 小町の里か... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウマさんの「健康ウォーキングの会」」カテゴリの最新記事