ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

7年前には遠く及ばず 峰寺西光院から湯袋峠

2019年09月20日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年9月20日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成元年度第16回(2019年第28回)、「峰寺西光院から湯袋峠」ハイキングに参加した。

この日のコースは、2012年12月7日以来なので、7年ぶりということになる。

この日第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは7名。
以前に比べて随分少なくなったという印象である。


車3台に分乗して、スタート地の「つくばねオートキャンプ場」へ。
第一集合場所の土浦ピアタウンからの組と、直行した人が既に集まっていた。


この日は試し入会の女性1名も含めて15名が集まった。


国民宿舎「つくばね」前で記念撮影をして、


10時18分、TKさんを先頭に「つくばねオートキャンプ場」を出発!


女性陣が後に続く。


国民宿舎「つくばね」への入口を通過し、


湯袋峠を越えて真壁と柿岡を結ぶ県道150号へ。


8分ほど坂道を下って行くと、県道150号に出た。
左真壁・右柿岡の標識が。


この日のコースは、峰寺西光院と湯袋峠を歩く周回コースになっている。
前回(2012年12月7日)と同じく半時計回りに歩くことにした。
「つくばねオートキャンプ場」への分岐点を右に折れる。


『前会長から時計回りはきついって聞いてたからねぇ』
『こっちは最初は下りの坂道だから楽なんだよねっ』


道路左側にちょっと洒落た建物が。
羊肉料理「ひつじの郷」とある。


看板のメニューには、しゃぶしゃぶ、焼肉の他に
ピロシキ・ボルシチ・カレーなども見える。
7年前に通った時にはなかったように思える。


10時41分、つり堀・お食事「双魚園」前を通過。


緩やかな下り坂の県道150号を進む。


『きれいな花だね』 『何て言う花なのかしらっ』


水車杉線香「駒村清明堂」の看板が。
この辺りは杉を原料にした線香造りが行われていることが知られている。


道路脇に”水分神”と刻まれた石碑が。
日本神話で、水の分配をつかさどる神のことで、”水分神”(みくまりのかみ)と読む。
天水分神(あまのみくまりのかみ)と国水分神(くにのみくまりのかみ)があり、
豊作の神として信仰された、そうである。


県道150号を進む。


線香を造り極めて150年の 「ニックン紫山堂」(しざんどう)
創業以来150年に渡り、筑波山の麓、茨城県石岡市の自社工場にて、
代表的な杉線香の他、香木系、フローラル系の香りの線香など、
様々なお線香を製造しております、とのこと。


ここで、TKさんが途中で忘れ物をしたことを思い出し引き返した、との情報が入り、
近くのぶどう直売所辺りで待つことにした。


ぶどう直売所前の幟


ぶどう直売所の道路向かい側で待っていると・・・


ほどなくTKさんが追い付き、次の目的地大山祇神社を目指した。
途中でリュックを開けた時に出した資料を道路脇に忘れてしまっていた、とのこと。
無事見つかってめでたし、めでたしだ。
筑波石を集めた広場手前を左折し、大山祇神社方面へ。


『洒落た家だよねぇ』
『ああいう家に憧れちゃうんだよなっ』


7年前のことで道はほとんど覚えていないが、大山祇神社を目指し、勘を頼りに左の坂道を進む。


のどかで懐かしい風景の中を進む。
『最近野焼きもあまり見かけなくなったよね~っ』


ぎんなんが栽培されていた。


間もなく収穫の時期を迎える感じだ。


目の前に田んぼが広がる場所に出た。


『ほんとにのどかで良いところだわ~っ』


左手に筑波山が見えた。
『いつも見てる筑波山とはちょっと違うよねっ』


両側が田んぼの中を進み、右に折れて少し進むと、


11時34分、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)に到着した。
愛媛県今治市大三島町にある大山祇神社が全国にある山祇神社や、
多くの三島神社の総本社となっている。


大山祇神社の少し先右手に小規模多機能型居宅介護事業所「やさとの森」がある。


体調を整えるために、と主に女性陣が中に入っていった。
前回もここに立寄ったことを思い出した。


「ユートピア東筑波」への上り口で待っているところ。


11時51分、体調を整え終り、目的地の西光院に向けていよいよ上り開始だ。


最初は緩やかな坂道が続くが、


次第に急な坂道になってきた。


『けっこうきつい坂道だよねぇ』


上り初めて約20分、ここらで一息入れよう。


一息入れた後、再び西光院を目指して坂道を上る。


視界が開けた場所から正面に筑波山が見えた。


『西光院って意外に距離があるんだねっ』


さらに歩くと、


12時32分、キャンプ場用の建物があったが、今は使われてるような形跡がない。
『随分荒れてる感じだねぇ』


その先の東筑波ユートピア「日本猿芸塾」の建物には人影が見えた。
猿まわし芸を教える塾のようだ。


東筑波ユートピアの駐車場跡に到着したところで、既に12時半を過ぎていたため、
西光院を訪問する前に弁当タイム(1)にしよう。


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


弁当が終わり、いよいよ西光院へ。
13時3分、西光院前の駐車場には車は1台も止まっていなかった。


峰寺として広く知られる西光院は、平安時代初期・大同二年(807)、有名な徳一大師の
開山として伝えられ、はじめ法相宗であったが、鎌倉時代に一時真言宗となり、
のち天台宗に改宗した。
本堂は本県では類例のない懸造りで県の文化財(建造物)に指定されており、
回廊からの眺めはすばらしく関東の清水寺の名に恥じない。
この寺の約六米もある立木観音菩薩像は、桧材寄木造の巨像である。
なお境内西方にある球状花崗岩(俗称小判石)は県指定天然記念物である。
(八郷町)


木造立木観音菩薩像
高さ5.9mの巨大な十一面観音像で、元々は麓の立木山高照院長谷寺の本尊と伝わっている。


西光院本堂へ。


本堂は懸造りで県の文化財(建造物)に指定されている。


『いやぁ 素晴らしい眺めだね~っ』


本堂回廊からの眺め。
関東の清水寺と呼ばれ、茨城百景の一つに数えられる。


『今日は来て良かったよねっ』


回廊からの眺め(パノラマ)
標高約370mの本堂舞台から見降ろす景色は絶景である。


13時23分、西光院を後にする。


東筑波ユートピア前を通過。
「志村どうぶつ園」で ”日本一客の入らない動物園”と紹介されたことで、
話題になったこともあったそうだ。
この日も客らしい姿はほとんど見かけなかった。


東筑波ユートピアを過ぎて少し進むと、「球状花崗岩」の説明板が。
露出した岩石の表面は球状の花崗岩が脈状にあらわれており、球顆部分が剥離して
あばた状にくぼんでいます。
球顆は長径5-9Cm、短径3-5Cmのやや扁平な球体をし、小判の形に似ていることから、
「小判石」とも呼ばれています。
ここの球状花崗岩は、幅2-3m、高さ7-8mにわたり露出しており、全国でも珍しい岩石なので、
県の天然記念物に指定されています。
(環境庁・茨城県)


球状花崗岩を見るためには長く急な階段を下りなければならない。
この日は帰宅時間に制約がある人がいるため、見るのは次の機会にしたい。
参考までに2011年1月に「関東ふれあいの道」で訪れた際に撮ったものを紹介する。


湯袋峠への分岐点へ。


湯袋峠への分岐点へ。


展望が開けた場所に出た。


麓の景色が一望である。
『西光院の回廊から見た景色と同じ感じだねっ』


13時47分、湯袋峠への分岐点に到着した。
”いばらき森林浴の道” 峰寺山 と書かれたコース案内板があった。


八郷町の峰寺と湯袋を結ぶ自然道を散策するコースで、マイカー中心のハイキングコース
としてこのコースが作られた、とある。
コースには指導標が完備しており、道も整備されているので、家族連れのハイキングに良い、とある。
順路としては、峰寺山から湯袋峠へ抜ける方が良い、湯袋峠側からだと最初に急坂の上りがあるため、
と紹介されている。


地図で現在地とコースを確認して・・・


いざ”いばらき森林浴の道”へ。
道はほとんど人が歩いた形跡が感じられないほど荒れていた。
『この前の台風の影響もあるんだろうねっ』


しばらく急な上り坂が続く。


薄暗い林の道を抜け、


山頂らしき場所に出たところで、一休み。
『ちょっときつかったわねっ』


今度は下りの坂道になった。


坂道を下って行くと、


丸太の階段と巻き道のような分岐点があり、左側に進むと、


14時9分、湯袋1.6Km、弁天岩250mの標識が現れた。


ここは湯袋を目指すのみである。


14時16分、湯袋1.3Km地点を通過し、


湯袋を目指す。


湯袋を目指す。


湯袋まで1.2Kmほどのところで急な上りが待っていた。


『こっちのコースもきついわよねっ』


14時29分、湯袋まで1.1Km地点に到着。
峰寺から1Kmとあるので、ほぼ中間地点である。


堪らず座り込む人も。
『疲れちゃったぁ』


ここで一休みしよう。


湯袋を目指す。


14時44分、湯袋まで0.6Km地点を通過すると、


丸太の急な下り階段が現れた。


『足に堪えるよねっ この階段は』


『この坂は下りもきついけど、上るのはもっときついわよねっ』


14時53分、湯袋0.3Km地点を通過。
『あともう少しで湯袋だねっ』


最後の急坂を下ると、


県道150号が見えた。


『気をつけてねっ 滑り易いからぁ』
恐る恐る、最後は慎重に下る。


15時3分、最後の一人が無事下り終えた。


7-80mほど先に「つくばねオートキャンプ場」への入口があった。


緩やかな坂道をゴールの「つくばねオートキャンプ場」を目指す。


『最後のこの坂道が堪えるんだよねっ』


「つくばねオートキャンプ場」への最後の急坂を上り、


15時29分、「つくばねオートキャンプ場」に到着した。


整理体操はめいめいストレッチで身体をほぐして・・・


『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


7年ぶりに”峰寺西光院から湯袋峠”ハイキングを実施したが、思っていた以上に
体力が落ちてしまっていることを実感した次第である。
この日参加した中に『時間的な制約がある』と、ゴール時刻を気にしていた人がいた。
同一コースを歩いた当時のブログ(2012年12月7日)を参考に、希望する14時30分頃にはゴールするだろう
と考え、その旨を伝えていたのだが、結果として15時30分到着と大幅に遅れてしまい、
体力の低下に愕然とさせられた次第である。
その人は予定していた集まりには間に合わず参加を見合わせた、そうである。
申し訳ない気持ちでいっぱいである。

やはり7年ぶりというのは、それだけ歳をとったことになるため、体力低下も”歳のせい”
ということになるのだろう。
これからは、当時のブログの時刻などを参考に企画することを心がけたいと思う。
なんと言っても平均年齢が74歳となっている現実を素直に受け入れるしかない。

この日の万歩計は、19,000歩を越えていた。


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