ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

車塚古墳から大洗マリンタワーへ

2015年09月04日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2015年9月4日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成27年度第13回(2015年第24回)、「車塚古墳から大洗マリンタワー」散策ウォーキングに参加した。

第一集合場所の土浦市民会館には18名が集まり、車4台に分乗し、大洗サンビーチ前の大洗海浜公園に向かった。
10時05分、大洗海浜公園に到着。
現地直行した3人と併せ、この日の参加者は21名である。
1か月半に及んだ長い夏休み明けの最初の例会としては、まあまあこんなものか。


いつものように会長の掛け声に合わせて準備体操。
『大きく息を吸い込んで~っ』


『肩回し~っ』


10時22分、いざ出発!


先頭を務めるのは、OさんとNさんだ。


後ろに女性陣が続く。
女性陣のみならず、この日を待ち望んでいたという人は意外に多い。
夏休み前半は猛暑、後半は雨で満足に歩いていなかったという人がほとんどである。
歩くことを健康のバロメータの一つにしているようだ。


県道2号線の松並木を進む。
『こんな松並木があるなんて知らなかったねっ』
自分も初めてである。


大洗リゾートアウトレット前の交差点を左折し、


鹿島臨海鉄道大洗駅へ向かう。
この日の予想最高気温は30度だ。日差しが強く蒸し暑い。


大洗駅へ向かう。


10時48分、大洗駅に到着。


大洗駅前で5分ほど休憩して、


次の目的地、車塚古墳を目指す。


手作りの地図を頼りに大洗町の住宅街を進む。


T字路に突き当たってたところで、道に迷ってしまった。
車塚古墳への道標などはどこにも見当たらない。
地元のお年寄りに尋ね、何とか車塚古墳の位置を聞き出すことができた。
目の前の小高い丘が目指す車塚古墳とのことだが、回り道が必要だ。


いったん県道2号線へ出て、


焼肉屋看板の先を右折して、細い坂道を進むと、11時12分、車塚古墳に到着した。
説明版には「この塚は古くより車塚と称され、直径百米を算する大古墳である。
丘阜部には老樹鬱蒼として繁茂し、神秘荘厳な気を漂わせ、葺石の一部は流失したが、
原型を殆ど完全に保った関東屈指の大円墳である。(中略)
約五世紀頃の中央と関係の深い地方豪族の奥津城と推定されている」などと記されている。


早速一番高い(高さ約13m)ところへ上ってみよう。
特に道はないので、円墳の急斜面を上る。
夏休み明けで運動不足の身にはちょっと堪える。


『あら~っ 素敵な眺めだね~っ』


墳頂には、小さな富士神社が祀られていた。


墳頂からの眺望
臨海大洗鹿島線の大洗駅に停車中の車両が見える。


臨海大洗鹿島線の高架線路
常澄駅方面を望む。


古墳の回りは、鬱蒼としたスダジイの巨木で覆われており、視界はあまり良くないが、


僅かな隙間から明太子「かねふく」の看板が見えた。
『帰りにあそこに寄るんだよねっ』


次の目的地日下ヶ塚(ひさげづか)古墳へ向かう。


田舎道を進むと、


日下ヶ塚古墳の説明版が立っていた。
「四世紀代の姫塚古墳・坊主山古墳・車塚古墳と共に、磯浜古墳群を構成する。
別名は、常陸鏡塚とも言う(中略)
四世紀後半に築造された全長約103.5mの前方後円墳(以下略)」などと記されている。


生い茂った夏草の先に前方部分の小高い丘が見える。
左側が後円部分にあたるようだ。


せっかくだから、近くで見てみよう。
これは後円部分か?


前方部分


前方部分の墳頂には、碑が建てられていた。
「史跡 日下ヶ塚」と刻まれている。


墳頂から大洗鹿島線の常澄駅方面を望む。
東水戸道路の那珂川に架かる橋が見える。


日下ヶ塚古墳を後にして急坂道を下り、西福寺へ向かう。


11時42分、西福寺に到着。
創建については、寛弘年間(1004~1012年)の比叡山恵心院源信僧都であるという説と、
永享年中(1429~1440年)の栄俊であるという説などがあるそうだ。
本尊として、木造阿弥陀如来座像が安置されているとのこと。


境内には、北関東不動尊霊場36か所のうちの28番札所・不動明王を司った御堂がある。
「開運のお不動さん」と呼ばれているそうだ。


御堂の前に三十六童子(不動明王のお使い)の一人、水掛け童子の像がある。
名を虚空蔵童子と言い、
若し苦厄の難あらん 呪詛病患の者は 当に童子の号を呼ぶべし
たちまちに吉祥を得ん 恭敬礼拝する者の左右を離れず 
影の形に随うが如く 護り長寿の益を獲得せしむ
」(三十六童子のお経)とのこと。
3回水掛けをして合掌し、『南無虚空蔵童子』と唱えると霊験あらたか、だそうだ。


御堂で水分補給のため、一休みしていこう。


小さな東屋もある。


東屋の裏に溺死人招魂碑が建てられている。


西福寺を後にして、磯前神社へ向かう。
先ず大洗第一中学校、


続いて大洗小学校前を通過。


12時01分、東光台前交差点を通過


12時10分、護国寺前を通過


皆さん、大分お腹が空いてきた様子。


松林の中に山村暮鳥の碑がある。
昨年(2014年)10月10日に一度訪れているので記憶に新しい。
碑は昭和2年に建てられたもので,詩集「雲」の一節が書かれている。


松林を進み、磯前神社の鳥居を潜る?
笠木・島木・貫・扁額は東日本大震災で崩落してしまっているので潜るとは言わない?


松林の中を磯前神社へ向かう。


12時26分、大洗磯前神社に到着。


弁当の前に先ず参拝だ。
御社殿はかつて永禄年間の兵乱によって悉く消失してしまったが、水戸藩2代藩主徳川光圀公が、
由緒深い名社の荒廃を嘆き、元禄三年(1690)御造営の工を起し、3代綱篠公の享保十五年(1730)に
現在地に還座再興された。
社殿に施された彫刻とともに江戸初期の建築様式を今に伝えており、県指定の文化財となっている。


磯前神社の拝殿は神々しい。


拝殿の裏に回ってみると、茅葺の立派な本殿がある。


本殿の左右には末社が3社ずつ並んでいる。
左側は左から大杉神社・水神社・八幡宮(写真)
右側には大神宮・静神社・水天宮の3社が並んでいる。


休憩舎でお昼にしよう。


『弁当を美味しく食べられるってほんと幸せだよね~っ』


昼食が済んだら仁王門前で記念撮影だ。


帰りは三の鳥居を下って海岸を歩くことにした


『けっこう急な石段だよなぁ』


石段下の二の鳥居を潜って道路を渡り、旅館の建物の間を抜けると、海岸に出た。
左の岩の上に立っているのが神磯の鳥居だ。
徳川光圀公が磯前神社を参拝の折に、此の景観を称え、次のように詠んだ。
 あらいその岩にくだけて散る月を
            一つになしてかへる月かな

毎年元旦、宮司以下神職が神磯に降り立ち、太平洋に昇る初日の出を奉拝する、とのこと。


建物沿いの歩道を大洗港方面へ進む。


これまで何度かこの海岸を歩いているが、このような歩道を歩くのは初めてだ。


海岸に出てみよう!


『海岸歩くのって気持ち良いわね~っ』


『石ころはちょっと歩き難いなっ』


『海岸歩くのは楽しいねっ』


この灯台は今でも現役なのだろうか?


大洗ホテル
一度泊まってみたいホテルである。


平太郎浜の終点が近づいてきた。


平太郎浜からいったん県道2号線へ出て、コンビニの角を左折すると、


大洗漁港である。


大洗漁協
セリは一段落した様子だ。


大洗海鮮市場「かあちゃんの店別館」前を通過。


北海道苫小牧からフェリー「さんふらわあ」が到着して停泊していた。
神磯の沖合で見えていたので、5分ほど前に到着したばかりである。


13時42分、「めんたいパーク」に到着。
皆さん、「めんたいパーク」へ入るなり給茶器に一目散である。


よほど喉が渇いていたとみえる。


「めんたいパーク」とくれば、辛子明太子である。
早速試食してみることに。
『冷えてて美味いっ』
喉が渇くので2度のおかわりで止めておいた。


土産物コーナー


『どれにしようかしらっ』
皆さん、迷っている様子。


14時5分、「めんたいパーク」を後にして、ゴールの大洗海浜公園を目指す。


14時16分、大洗町のシンボル、高さ60mの大洗マリンタワー前を通過


大洗リゾートアウトレット
人影はまばらな感じである。


14時22分、大洗マリーナ前を通過。
ゴールの大洗海浜公園は近い。


大洗海浜公園の公園内を進む。


14時30分、ゴールの大洗海浜公園駐車場に到着。
『着いた~っ』


整理体操をして、
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


夏休み明けで最初の例会を無事終えることが出来た。
車塚古墳は初めてということで、道に迷ってしまった。
道標の整備が望まれるところだ。
大洗町の中心地にありながら、墳頂からの眺望は素晴らしかった。
次の機会があれば、道に迷うことなくしっかりと歩きたい。
この日は、歩くのはしばらくぶりだったのと、気温が高かったためか、少し疲れた。

この日の万歩計は、16,000歩を少し超えていた。

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