ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

春一番並の強風の中 房州アルプスハイキング

2017年01月27日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2017年1月27日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28年度第33回(2017年第4回)、「房州アルプス」ハイキングに参加した。

土浦市三中公民館前
7時20分発のバス到着を待っているところ。
この日富津市の最高気温は14度との予報だが、
ここ土浦では氷点下2度と震えあがる寒さである。
『いやぁ 今日は寒いねぇ』


7時18分、市民会館⇒天川団地入口からの参加者を乗せた、
常南交通の中型バス(28人乗り)がやって来た。
早速乗り込んで、ほぼ予定した時刻に出発。
目指すは、千葉県富津市志駒の「房州アルプス」だ。


この日の参加者は28名、満席である。


牛久・つくばICから圏央道に乗り、快適に走る。


朝食は、いつものおにぎり弁当。


圏央道江戸崎PAで最初の休憩を摂り、


東関東道から館山道へ。


館山道市原SAへ3Kmの地点を通過し、


8時52分、館山道市原SAに到着
ここで2度目の休憩だ。


15分の休憩後、SA出口へ向けてGSの横を走り抜けようとしていた時、
お昼の弁当を受け取っていないことに気がついた管理人(私)が、
常南交通の運転手さんに『弁当はどこで受け取るの?』と訊ねると、
運転手はあわててバスを止め、『受取場所は確認していなかった』との返事。
『至急確認しますっ』と言いながら、高速出口を30mほどバックして再びSAへ。
SAに戻り、運転手さんが会社に確認している時、窓の外に弁当屋さんらしき人が、
ダンボール箱を乗せた台車を押してこちらに向かって来るのが見えた。
弁当の受取場所が市原SAということが分かったのは、ほぼ同時だった。
市原SAで無事弁当を受取り、あらためて「房州アルプス」へ向けて出発!
もうちょっと気が付くのが遅れたら、大変なことになっていた、はずだ。


館山道木更津南ICを通過し、


9時47分、館山道富津中央ICを降り、県道182号へ。


「房州アルプス」登山口への入口を探しながら県道182号をゆっくりと走るが、
そのうち長狭街道(県道34号)へ出てしまい、いつの間にか登山口入口を
通り過ぎたことに気がついた。
運転手ともども『そんな入口見かけなかったよなぁ』などと言いながら
県道182号を引き返す途中、人家がまばらな場所に竹ノ内米店という会社があった。
藁をもすがる思いでそこの事務所で道を訊ねると、女性事務員が詳細な地図を出してきて
親切丁寧に教えてくれた。
さらにその地図をコピーまでしてくれたのには恐縮した。
『いやぁこれは助かります。本当にありがとうございましたっ』


10時27分、当初の予定より20分ほど遅れたが、何とか登山口への入口となる道を
見つけることができた。
昼食弁当をめいめい受取り、


着替えなどを済ませ、出発準備OK。


出発の前に、10日前に病のため亡くなった会員のHM子さんを偲んで
全員で黙とうを奉げようということに。
『黙とうっ!』


10時36分、黙とうの後、Oさんを先頭に出発!


Oさんの後に続く。


鹿原林道の起点が「房州アルプス」の登山口へ通じる入口になっている。
「房州アルプス」を示す案内板など何もなく、誰も気が付かなかったのも無理はない。
『これじゃぁ案内板がないと分からないよねっ』


登山口へは最初は緩やかな坂道になっている。


林道を進むうちに次第に勾配がきつくなってきた。


『登山口までけっこうあるんだねっ』


この日の富津市の予想最高気温は14度。
出発した時はまだ気温は低かったが、長い坂道を上るうちに汗をかき始めた。
10時53分、ここで少し呼吸を整えて行こう。


麓の集落がはっきりと見える。
『こうやって見るとまだ大して上ってないねっ』


さらに登山口への坂道は続く。


坂道の途中から見えた景色


さらに坂道を進んで行くと、


道はT字路になっていた。
乗用車と軽トラックが停まっていた。地元の人の車のようだ。


T字路の左に「房州アルプス」と書かれた朽ちかけた標識があった。
11時20分、「房州アルプス」の登山口に到着である。


ここでは特に休憩せずに「房州アルプス」の登山開始である。


先ほどの登山口までの坂道よりもっと緩やかな道が続いていた。
平坦に近い径である。


『最後までこんな状態なのかしらねっ』
そんな筈はないだろうが、どこまでこんな調子で続くのだろう?


登山道から見える景色は素晴らしい。しかし、この日の風は強い。
南からの風が周りの木に吹き付け、ゴーゴーと不気味な音を立て、
何度も帽子を飛ばされそうになった。まるで台風のようだ。
立春(2月4日)を過ぎていれば、”春一番”になったことだろう。


多少の上り下りはあるが、概して平坦な登山道を進むうちに、
朝方曇っていた空には次第に晴れ間が広がり、陽が差して来た。


合流点のような所があったので小休止し、


近くにあった倒れかけた標識で径を確認。
左(下)は山中を差している。県道182号を走る時に見かけた地名である。
右(上)は何と書いてあるのか文字は読めないが、こちらに違いない。


『風が強くていやんなっちゃうわねっ』
手で押さえておかないと帽子を飛ばされてしまう。


径には、倒れたままになった木が道を塞いでいたりする。


アップダウンの径が続く。


『「房州アルプス」って、径幅が広くて歩き易いねっ』


11時46分、ちょっとした上りの後、見晴らしの良さそうな場所に出た。


『いやぁ なかなか素晴らしい景色だねぇ』
標高の高い山はないが、付近一帯を見渡せる景色が広がる。


時折強い風を横から受ける。
『まともに受けると大変っ!』


11時51分、開けた場所に出た。
少し前から差して来た陽も充分に浴びることができる。
ここは意外と風が弱く、まともに風を受ける心配はなさそうだ。
見晴らしもまずまずである。


間もなくお昼の時間、この先適当に開けていて風が避けられる場所が
見つかるかどうかは分らない。
「房州アルプス」最高峰の無実山への登頂を前に、昼食を済ませておこう。
ということで、ここで弁当タイムを取ることに。
皆さん、既にそのモードに入っているようだ。


弁当タイム
『日向ぼっこをしながらの弁当って、最高だねっ!』


『この弁当凄く美味しいねっ』
『量が多くて全部食べ切れないわっ』


この日の弁当
ご飯(太巻き・稲荷・海苔巻き)とおかずが別になっているが、
ご飯(左側)だけで満腹になった。
おかずは手を付けずに持って帰ることにした。


『あれって富士山じゃないっ?』
指さす方を見ると・・・


『ほんとだっ 富士山が見えるっ』


写真では分かりずらいが、富士山である。
(写真右側)


『「房州アルプス」から富士山も見えたし、今日は最高だねっ』
(風が吹かなければ、の条件付)
後は無実山を目指すだけである。


低木に囲まれた中を進む。


ようやくハイキングを実感できるような径になってきた。


その先には急な上り坂が待っていた。


曲がりくねった山道を上る。
『やっぱりハイキングはこの位じゃないとねっ』


一つのピークを過ぎると、今度は両側が崖のような尾根の径になった。


木の根っこが張って躓くと危ないが、滑り難い分、却って安全かもしれない。
『躓かないように気を付けて~っ』


尾根を過ぎると再び急な上りになった。
無実山は近そうだ。


12時38分、「房州アルプス」の最高峰? 無実山山頂(268m)に到着である。
『ちゃんと無実山って書いてあるし、三角点もあるのねっ』


山頂は狭く、全員が揃って写真を撮れるような広さがないため、
先に登った人から順次下り開始だ。


『おっとっとっ!』
下りの急斜面は滑り易いので注意が必要だ。


無実山を下る。


木の根が張った尾根を進む。


急斜面を横切る径は、幅が狭く、滑り易いのでちょっと怖い。
足元に注意しながら慎重に進む必要がある。


時折、木々の隙間から見える房州の山々が美しい。


この径は、あまり人の手が入っていないと見え、
倒れたままの状態の木が目立つ。


『どっこいしょっと』


『木に抱き着くように跨ぐと楽だよねっ』


急斜面を横切る径の終点辺り。
『後ろは続いているのかしらっ』と心配そうに振り返る。


何とか無事に全員が続いていることを確認して、さらに尾根を下ると、


少しだけ広い畑のような場所に出た。
水仙が栽培されているようだった。
畑の隅には収穫されずに実が生ったままの蜜柑(夏みかん?)なども生えていた。


無実山山頂では場所が狭かったため記念撮影は断念したが、ここなら撮れそうだ。
ということで、記念に撮った一枚。


記念撮影も終わり、後はゴールで待つバスへ向かうだけである。
突然舗装された道が現れた。
坂道を下って行くと、


13時28分、「房州アルプス」のもう一つの標識があった。
「房州アルプス」を歩き終わったことになる。


登山口の標識を鋭角的に曲がり、バスが待つ下沢公民館を目指す。


快調なペースで下る先頭集団。


後続のグループも遅れじと続く。


どの社の携帯用アンテナ基地かは不明だが、
N社は圏外のためかバス運転手には繋がらなかった。


麓の人家が見えてきた。
ここからでもバス運転手への携帯は相変わらず繋がらなかった。
この近くに住む人には不便だろう、と余計な心配をしてしまう。


坂道を下ると、バスの待つゴールは間もなくだ。


13時50分、県道182号へ下りて来た。


県道182号の道路脇に常南交通のバスが待っていた。
全員無事ゴールし、13時57分、帰途についた。


バスは県道182号を走り、君津ICから館山道へ乗り、
14時53分、館山道市原SAに到着。


土産物を求めて品定め中。


『何にすっかなぁ』


『これにしようかしらっ』
かなり迷っている様子のS子さん。


ひものコーナー
人気No.1と書いてあった、ひもの4種類6匹(1,296円)を買った。
(さんま2・あじ2・さば1・きんめ1が入っている)


若干の工事渋滞のあった千葉市内の館山道を抜けると、


バスは、東関東道から圏央道へと順調に走った。


利根川へ沈む夕陽が眩しく美しかった。


皆さん、満足そうな表情である。


夕陽に映える牛久大仏のシルエットが見えた。
間もなく最初のゴール、土浦三中地区公民館だ。


16時57分、土浦三中地区公民館に到着。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『お先に~っ 気を付けて~っ』

この後バスは、朝とは逆の天川団地入口⇒土浦市民会館へと走って行った。

初めての「房州アルプス」ハイキングは、あいにくの強風の中だった。
風が強かった以外は、気温も高く、晴れ間も覗き、快適な一日だった。

館山道市原SAで昼食弁当を受け取る際に、ちょっとしたハプニングはあったが、
何事もなかったかのように事は運んで一安心。

「房州アルプス」への登山口入口を探し出すのには苦労した。
Webで入手した「房州アルプス」ハイキングコース1枚の地図だけでは、
登山口入口を探し出すのは、観光バスのベテラン運転手でさえも
至難だと云うことが分かった。
たまたま県道182号に竹ノ内米店という会社があったから良かったものの、
竹ノ内米店で懇切丁寧に教えて貰わなければ果して登山が出来たかどうか・・・
竹ノ内米店さんには、あらためてお礼を申し上げたいと思います。

この日の万歩計は、14,000歩を計測していた。

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