ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

飛来地を目前に大回り ヒシクイコース散策

2020年01月17日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2020年1月17日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成元年度第28回(2020年第2回)、「ヒシクイコース散策(江戸崎)」ウォーキングに参加した。

この日は例会終了後に臨時役員会を予定しているため、いつもは土浦ピアタウンに集合する
メンバーも乙戸沼公園に集まった。
何名かは第二集合場所の江戸崎のリバーサイドパークに直行すると思われるが、
乙戸沼公園に集まった参加者は合計9名とやや少ない。
『今日は寒いからね~っ』


車2台に分乗して江戸崎のリバーサイドパークへ車を走らせた。
リバーサイドパークには9時48分に到着した。


リバーサイドパーク(別名かぼちゃ公園)


『リバーサイドパークってけっこう広いんだねっ』


リバーサイドパークに集まったメンバーは、16名。
最小人数とはならなかったが、地元近郊にしてはちょっと寂しい人数である。
やはりこの寒さが影響しているのだろうか。


各自体調を整え、


10時ちょうど、いつものようにTKさんを先頭に出発!


リバーサイドパークの出口だと思って橋を渡り、


引き返す形で出口を探すが見つからない。
『出口がないみたいよっ』


『柵を越えないと外に出られないみたいなのよねっ』


『どっこらしょっと』  『気を付けてっ』


柵を越えてリバーサイドパークの外に出ると目の前は小野川である。
いくつかの小型ボートが係留されていた。


小野川に沿って時計回りで歩くことにした。
『小野川を歩くのって初めてだよねっ』


舗装された河畔の道路を進む。


小野川の水面には水鳥や


川鵜が羽を休めていた。
『ヒシクイが見れると良いわね~っ』
『つい最近、TVで紹介されてたよねっ』


小野川沿いの河畔を進む。


『あれはアオサギだよねっ』


舗装された道路は砂利道に変わり、枯草が生い茂っていた。
『いやぁ 歩き難いよねぇ』


『ずっとこんな道なのかしらっ?』


溜まらず土手を降りてみると・・・


舗装された道が続いていた。
『なんだぁ こんな良い道があったんだぁ』
『最初からこっちを歩けば良かったんだねっ』


河畔内側の道路を進む。


しばらく道なりに進んで行くと・・・前方から1台の車が。


この先の道路直ぐ近くにオオヒシクイが飛来しているので、ここから先は進まないで欲しい、とのこと。
数人ならまだしもこれだけの人数が通ると、オオヒシクイは驚いて飛去してしまう、のだそうだ。
鹿島方面に飛去するそうだが、飛去すると直ぐには戻って来ない、のだと言う。


デジカメの望遠を最大にして、何とかオオヒシクイの姿を捉えることが出来た。
その距離は凡そ150mほど。


オオヒシクイの群れ
飛来数は年々徐々に増え、今年は約190羽が飛来している、とのこと。
関東地方ではここ稲波干拓地区だけだそうで、2番穂を餌にしている、とのこと。


監視員の指示により、オオヒシクイの飛来地を避けて回り道をすることに。
来た道を小野川の土手とは反対側へ直角に折れてしばらく直進する。


『時間はかかるけど まあしょうがないねっ』


200mほど先の用水路で右に曲がり、


今度は用水路に沿ってしばらく直進。


300mほど進んだ所を右に曲がって最初の道に戻ろうとしたとき、遠くで監視員らしき人から
『もう少し先っ』と叫ぶような声が。
曲がる場所を間違えたらしい。


指示に従っていったん用水路沿いの径まで戻ってさらに直進。


自転車でやって来た監視員の人からもう少し先を曲がるように指示された。


指定された径を小野川の土手方向へ。


『ヒシクイからはかなり離れちゃった感じだよねっ』


小野川の土手に向かって径を進んで行くと、前方に楊排水機場らしき建物と、


ヒシクイ観察小屋があった。


ヒシクイ見物のお願い事項
ヒシクイ(天然記念物)
この鳥は、夏にシベリア等で繁殖し、冬にヨーロッパ南部~東アジアに飛来する”ガンの仲間”です。
日本への渡来は局地的で、ここ稲波干拓周辺は関東地方唯一の越冬地となっています。
鳥獣保護区内はもちろん、周辺部での発砲やヒシクイへのいたずらはしないようお願いします。


ヒシクイ観察小屋の中を覗いてみよう。


ヒシクイ観察小屋内部(1)
事務所のような感じだ。


ヒシクイ観察小屋内部(2)
オオヒシクイは羽を広げると180Cm”  ”オオヒシクイは天然記念物”などの文字が見える。
雁の仲間オオヒシクイは、国が指定する天然記念物「文化財保護法」に指定された貴重な鳥です。
オオヒシクイは、日本で最も大型の雁で、関東地方には昔沢山のオオヒシクイが来ましたが、
今では毎年飛来する場所は、関東地方で稲波干拓地区だけになってしまいました、などと書かれている。


ヒシクイ観察小屋内部(3)
オオヒシクイの写真


観察小屋の近くの土手の上にカメラが据えられていたので、オオヒシクイの姿を見せてもらうことに。
『これで見えると思うよっ』 ポイントが定まったようだ。


『あ~っ 見える 見える』


順番にカメラを覗いて見ることに。
『ほんとだっ よく見えるわねっ』
『首が長いよねっ』


観察小屋前の小野川にはたくさんの渡り鳥が群れていた。


この後、オオヒシクイに関する説明を聞き、


観察小屋を後にした。


『農道に入っちゃいけないのかねぇ』
『車が対象なんじゃないのっ?』


国道125号を目指す。


11時40分、国道125号沿いのうなぎ料理屋「喜久」に到着した。
これでこの日のコースのほぼ半分歩いたことになる。


うなぎ料理屋「喜久」
以前から一度寄ってみたいと思っていた店だが・・・未だに実現していない。


うなぎ料理屋「喜久」の道路向かい側にコンビニがあった。
ここで、体調を整えてもらうことにしよう。


外で待つ間に軽いお茶タイムだ。


残り半分、先を急ぐことにしよう。


小野川に架かる新古渡橋を渡る。


旧桜川村の古渡地区の集落を見ながら進む。


車が通らないのを見計らって新古渡橋を横断し、


今度は、小野川の対岸をこれまでとは逆方向に歩くことに。
『あと半分歩くんだねっ』 『まだ先は長いねっ』


小野川には淡水真珠の養殖棚が見えるが、今は使われていないようにも見える。


対岸の遥か彼方に筑波山が見えた。
『やっぱり筑波山は格好良いわよね~っ』


ゴールのリバーサイドパークを目指す。


淡水真珠の養殖棚が続く。


釣をやっている人が・・・
『何が釣れるのかしらっ?』


『この寒いのにじっと耐えるっていうのも大変でしょうねっ』


あちこちに水溜りがあって歩き難い。


一休みして、皆さんが見つめてるのは・・・?


小野川に浮かんでいる水鳥のようだ。


ゴールのリバーサイドパークを目指す。
『まだ距離はかなりありそうだねっ』


ゴールのリバーサイドパークを目指す。
『疲れちゃった』


ゴールのリバーサイドパークを目指す。
『今日は歩き応えがあるなぁ』


12時34分、高田第一楊排水機場前を通過。
湛水防除事業竣工記念碑には、「治水豊穣」の文字が刻まれている。


道は堤防下へと続いていた。


再び堤防上へと続き、堤防上を進むと・・・
前方に高田橋が見えて来た。


県道103号に出て高田橋を渡る。


高田橋の下を流れる小野川


当初は、高田橋を渡った後、左に折れて江戸崎総合運動公園内を歩く予定だったが、
時間的なこともあり、県道103号をそのまま進むことにした。
時計は既に12時45分を過ぎていた。


県道103号をリバーサイドパークを目指す。


コンビニ(セブンイレブン)を通過。


続いて稲敷警察署を通過。


江戸崎体育館入口を通過すると、


大正橋が見えて来た。
『なかなか格好良い橋だよねっ』


大正橋の下は小野川の一番奥まった所になる。


大正橋を渡って直ぐを右に曲がり、


小野川沿いに進む。
ゴールのリバーサイドパークは目の前だ。


12時58分、リバーサイドパークに到着した。


『あ~っ やっと着いた~っ』


『疲れちゃった~っ』


お互いに万歩計を見せ合う一コマ
『今日はかなり歩かされちゃったんだよね~っ』
『18,000歩を越えちゃってるわよっ』


『甘いお菓子でもどうぞっ』  『御馳走さまぁ』
この後、めいめい車で帰路に就くことになった。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


稲敷市江戸崎のヒシクイコースを始めて歩いた。
オオヒシクイの飛来地を目の前にして大回りさせられるとは思ってもいなかった。
今までオオヒシクイについては全く知らなかったが、今回のウォーキングでそのほんの一部を
知ることが出来たのは大きな収穫だった。
今回は、飛来して採餌する姿を見ただけだったが、羽を広げると180Cmにもなるというオオヒシクイ、
機会があれば、次は群れで飛翔する姿を是非とも見てみたいものである。

この日の万歩計は、16,000歩を計測していた。

ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« うな重に舌鼓 「柴又七福神... | トップ | 夏がベストか? 見沼代親水... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウマさんの「健康ウォーキングの会」」カテゴリの最新記事