2012年8月7日(火)
この日も朝から暑い。
今日は日本100名城巡りはお休みにし、山口県の観光地を巡ることにした。
朝、萩市内の道の駅「萩しーまーと」を出発し、先ず秋吉台へ向った。
秋芳洞には40年以上も前に一度訪れた記憶があるが、秋吉台はTVなどでしか見たことがない。
従って今回の目的は、広大な秋吉台をこの目で見渡してみたい、また、秋吉台を実際に歩いてみたい、のである。
それに相応しい場所を知っていれば問題ないのだが、この辺りの地理は全く不案内のため、
適当な場所を見つけることから始め、車を走らせた。
秋吉台は山口県美祢市中・東部に広がる日本最大のカルスト台地である。
台地面の標高は180〜420mで、北東方向に16Km、北西方向に6Km、
石灰岩の分布の総面積は93平方kmに及ぶ。(Wikipediaより)
秋吉台エリアに入ると、高原のあちこちに石灰岩が露出しているのが見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/35/71ec97e5f4f53a11278432ed783b434e.jpg)
道端に車を止めて見てみると、「地獄台」とあり、次のように書かれていた。
カルスト台地の上に突き出た石灰岩を石灰岩柱という。
この石灰岩が地獄の針の山のように見渡す限り見られることから「地獄台」と呼ばれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ee/b8de0bd3eed0456b60cc243ff8531fed.jpg)
回りはご覧のような風景である。自分の目で見る初めての景色だ。
大部分が自然公園として国定公園に指定され、その中の一部(地獄台を含む秋吉台上1,384ha)が
国の特別天然記念物に指定されている、とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/27/ca6c7d022bb695968014198a8fc94d73.jpg)
遠くから見えた展望台らしき場所へ車を走らせた。
思ったとおり近くに展望台があった。
写真は駐車場から見た景色で、草原に歩道のようなものが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/11/e96e9d80de590c2dc315baeb7e550d27.jpg)
駐車場から数分のところに”カルスト展望台”があった。
約270度の展望が開ける。展望台からの景色はこのように見えるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/a0/2de21905fabaefa625c2dc0abd1cf121.jpg)
実際に見てみると、広い草原のいたるところに石灰岩が顔を突き出している。
この草原の地下一帯が鍾乳洞になっているのだろうか?
素晴らしい眺望である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7e/6604a034f366bf7bcc3cb3cba2834a64.jpg)
草原には歩道があり、おおよその距離と時間が示されている。
”おすすめコース”を歩いてみることにしよう。
かみさんは、あまり乗り気ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ea/4cc0de763e2fb7b719f6f748800c29ed.jpg)
展望台にかみさんを待たせておいて、歩道へ向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/3f/a15311903b84d32e3bd25b38d1395a21.jpg)
”カルスト展望台”を振り返ってみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/99/02fabb0ffb8b6d0384b56c47e18164e7.jpg)
歩道(妙見原)入り口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/36/fa2dbcceeb014b74b9452e7e488aa6b4.jpg)
平たくなっているところが妙見原(みょうけんばら)のようである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/16/e570e32206e4958034a694ba00266381.jpg)
道はいったん下りになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/b1/5a72c5d9c290f852ff271d3fb3e04fbd.jpg)
右手に大きな窪みがある。
直径数百m以上はあるだろう。案内にあった”ナガジャクリウバーレ”?
何万、何十万年もの時をかけて窪んでいったのだろう。
この下は鍾乳洞になっているのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/1f/0cebe55a6342669a958ec470cecd2e4c.jpg)
下りを過ぎてしばらく坂道を上ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8a/4f9e0832075dcf19521e85982f7fd088.jpg)
展望台方向を示す標識があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/26/fa7d30ededa22c1813ba1324f9a4e45c.jpg)
標識の方向を見ると、今歩いてきた道の先に展望台が見える。
左の建物は秋吉台科学博物館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ce/f09a8135bdc198dbde809a7f6339908a.jpg)
展望台にはかなりの人が見える。
しかし、殆どの人は歩道を歩く気配はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ae/c9f1ffa08a0087d79376cc2666007273.jpg)
妙見原(みょうけんばら)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d5/31a6eaa940b74094c6583fa098292398.jpg)
妙見原の秋吉台(特別天然記念物)の理由と名称についての説明板だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/70/59042af8558dae65e9f23a1c898670e8.jpg)
若竹山への案内標識にした従って、若竹山を目指す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/26/b400e72367f231c1d3f10646aafd2d0f.jpg)
若竹山への道
遠くにポツンと一本の木が見える辺りが若竹山のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c0/0a596c477ee87e52328571dd9680d317.jpg)
道端にはあちこちに岩(石灰岩)が突き出ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/f3/64ca89a810f253c978764d0ed60f35f9.jpg)
展望台を出発して15分が経過した頃に若竹山へ到着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/63/1d90c584459200bcef723f4aedd2e76a.jpg)
昭和二十五年(1950)建立の若竹山の碑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e9/7d7c79ef85d355587da6dcbdc663ab1e.jpg)
「日本山脈縦走西日本起点」の碑が建てられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9c/63464efe698cd5af939660ae52ef7800.jpg)
若竹山から展望台を望む。
右の建物は土産物店。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/10/cea4f5d2a68b826fa30038ffb976b996.jpg)
かさぎ山方面を見る。
森の中にホテルのような建物が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e0/caac18a0f20c6f46272fd58e84bff6c9.jpg)
剣山方面を見る。
写真中央に白く見えるのは、”平和と観光の塔”のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/5b/18f6fdb3031d86d9e8889875a6a5c25f.jpg)
若竹山から動画で回りを見てみる。
若竹山から剣山までは、案内によると15分、往復だと30分かかることになる。
かみさんを一人で待たせておくのは申し訳ないので、ここ若竹山で引き返すことにした。
秋吉台は想像していた以上に広い。
たかだか1-2時間程度の滞在ではほんの一部しか見ることが出来なかったが、
実際にカルスト台地を歩く、という初期の目的を達成できて、満足している。
妙見原、若竹山を往復したが、暑いとはいえ一人も会わなかったのは、ちょっと寂しい気がした。
展望台からカルスト台地を眺めて、直ぐに引き返す観光客が圧倒的に多いようだ。
少し時間を取って自分の足で歩いてみてはいかがであろうか。
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この日も朝から暑い。
今日は日本100名城巡りはお休みにし、山口県の観光地を巡ることにした。
朝、萩市内の道の駅「萩しーまーと」を出発し、先ず秋吉台へ向った。
秋芳洞には40年以上も前に一度訪れた記憶があるが、秋吉台はTVなどでしか見たことがない。
従って今回の目的は、広大な秋吉台をこの目で見渡してみたい、また、秋吉台を実際に歩いてみたい、のである。
それに相応しい場所を知っていれば問題ないのだが、この辺りの地理は全く不案内のため、
適当な場所を見つけることから始め、車を走らせた。
秋吉台は山口県美祢市中・東部に広がる日本最大のカルスト台地である。
台地面の標高は180〜420mで、北東方向に16Km、北西方向に6Km、
石灰岩の分布の総面積は93平方kmに及ぶ。(Wikipediaより)
秋吉台エリアに入ると、高原のあちこちに石灰岩が露出しているのが見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/35/71ec97e5f4f53a11278432ed783b434e.jpg)
道端に車を止めて見てみると、「地獄台」とあり、次のように書かれていた。
カルスト台地の上に突き出た石灰岩を石灰岩柱という。
この石灰岩が地獄の針の山のように見渡す限り見られることから「地獄台」と呼ばれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ee/b8de0bd3eed0456b60cc243ff8531fed.jpg)
回りはご覧のような風景である。自分の目で見る初めての景色だ。
大部分が自然公園として国定公園に指定され、その中の一部(地獄台を含む秋吉台上1,384ha)が
国の特別天然記念物に指定されている、とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/27/ca6c7d022bb695968014198a8fc94d73.jpg)
遠くから見えた展望台らしき場所へ車を走らせた。
思ったとおり近くに展望台があった。
写真は駐車場から見た景色で、草原に歩道のようなものが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/11/e96e9d80de590c2dc315baeb7e550d27.jpg)
駐車場から数分のところに”カルスト展望台”があった。
約270度の展望が開ける。展望台からの景色はこのように見えるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/a0/2de21905fabaefa625c2dc0abd1cf121.jpg)
実際に見てみると、広い草原のいたるところに石灰岩が顔を突き出している。
この草原の地下一帯が鍾乳洞になっているのだろうか?
素晴らしい眺望である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/7e/6604a034f366bf7bcc3cb3cba2834a64.jpg)
草原には歩道があり、おおよその距離と時間が示されている。
”おすすめコース”を歩いてみることにしよう。
かみさんは、あまり乗り気ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ea/4cc0de763e2fb7b719f6f748800c29ed.jpg)
展望台にかみさんを待たせておいて、歩道へ向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/3f/a15311903b84d32e3bd25b38d1395a21.jpg)
”カルスト展望台”を振り返ってみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/99/02fabb0ffb8b6d0384b56c47e18164e7.jpg)
歩道(妙見原)入り口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/36/fa2dbcceeb014b74b9452e7e488aa6b4.jpg)
平たくなっているところが妙見原(みょうけんばら)のようである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/16/e570e32206e4958034a694ba00266381.jpg)
道はいったん下りになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/b1/5a72c5d9c290f852ff271d3fb3e04fbd.jpg)
右手に大きな窪みがある。
直径数百m以上はあるだろう。案内にあった”ナガジャクリウバーレ”?
何万、何十万年もの時をかけて窪んでいったのだろう。
この下は鍾乳洞になっているのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/1f/0cebe55a6342669a958ec470cecd2e4c.jpg)
下りを過ぎてしばらく坂道を上ると・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8a/4f9e0832075dcf19521e85982f7fd088.jpg)
展望台方向を示す標識があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/26/fa7d30ededa22c1813ba1324f9a4e45c.jpg)
標識の方向を見ると、今歩いてきた道の先に展望台が見える。
左の建物は秋吉台科学博物館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ce/f09a8135bdc198dbde809a7f6339908a.jpg)
展望台にはかなりの人が見える。
しかし、殆どの人は歩道を歩く気配はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/ae/c9f1ffa08a0087d79376cc2666007273.jpg)
妙見原(みょうけんばら)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d5/31a6eaa940b74094c6583fa098292398.jpg)
妙見原の秋吉台(特別天然記念物)の理由と名称についての説明板だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/70/59042af8558dae65e9f23a1c898670e8.jpg)
若竹山への案内標識にした従って、若竹山を目指す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/26/b400e72367f231c1d3f10646aafd2d0f.jpg)
若竹山への道
遠くにポツンと一本の木が見える辺りが若竹山のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c0/0a596c477ee87e52328571dd9680d317.jpg)
道端にはあちこちに岩(石灰岩)が突き出ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/f3/64ca89a810f253c978764d0ed60f35f9.jpg)
展望台を出発して15分が経過した頃に若竹山へ到着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/63/1d90c584459200bcef723f4aedd2e76a.jpg)
昭和二十五年(1950)建立の若竹山の碑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e9/7d7c79ef85d355587da6dcbdc663ab1e.jpg)
「日本山脈縦走西日本起点」の碑が建てられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9c/63464efe698cd5af939660ae52ef7800.jpg)
若竹山から展望台を望む。
右の建物は土産物店。
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/10/cea4f5d2a68b826fa30038ffb976b996.jpg)
かさぎ山方面を見る。
森の中にホテルのような建物が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e0/caac18a0f20c6f46272fd58e84bff6c9.jpg)
剣山方面を見る。
写真中央に白く見えるのは、”平和と観光の塔”のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/5b/18f6fdb3031d86d9e8889875a6a5c25f.jpg)
若竹山から動画で回りを見てみる。
若竹山から剣山までは、案内によると15分、往復だと30分かかることになる。
かみさんを一人で待たせておくのは申し訳ないので、ここ若竹山で引き返すことにした。
秋吉台は想像していた以上に広い。
たかだか1-2時間程度の滞在ではほんの一部しか見ることが出来なかったが、
実際にカルスト台地を歩く、という初期の目的を達成できて、満足している。
妙見原、若竹山を往復したが、暑いとはいえ一人も会わなかったのは、ちょっと寂しい気がした。
展望台からカルスト台地を眺めて、直ぐに引き返す観光客が圧倒的に多いようだ。
少し時間を取って自分の足で歩いてみてはいかがであろうか。
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