ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

通行止めのハプニングも 龍王峡ハイキング

2014年10月03日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年10月3日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成26年度第19回(2014年第29回)、「龍王峡」ハイキングに参加した。


この日のコース地図
会津鬼怒川線川治湯元駅をスタートし、鬼怒川に沿って下り、龍王峡の渓谷を端子見ながら、
龍王峡駅をゴールとする、全長約8Kmのコースである。
5年前、常南トラベル社のバスハイクで一度歩いているので、自身2度目となる。


5時45分ぴったり、三中公民館に常南交通のバスがやってきた。
昨夜の雨しずくを拭き取っている運転手さん。
”おもてなし”に余念がない。


バスは、天川団地入口・市民会館へと回り、この日の参加者25名を乗せて、常磐道へ。
この日は会長が私用で参加できなくなり、自分が代わりを務めることに。


いつものおにぎり弁当で腹ごしらえ。


6時41分、友部SAで最初の休憩を摂り、


7時32分、北関東道壬生ハイウェイパークで2度目の休憩。
ここで昼食の弁当が積み込まれた。


北関東道から東北道へ


日光道今市ICで高速を降り、鬼怒川方面へ向かう。


車窓から鬼怒川温泉のホテルを見ながら、龍王峡へ。


スタート地点の川治湯元駅にトイレがあるかどうか不明なため、
龍王峡駅前の市営駐車場で最後の休憩。
時計は8時49分を差していた。
かなり早いため、駐車場はガラガラだ。


龍王峡駐車場のモニュメント
何を形取っているのかは未確認である。


川治温泉街を抜け、スタート地点の川治湯元駅へ向かう。


9時13分、川治湯元駅少し手前でバスを降りる。
ここから先はバスがUターン出来ないから、だそうだ。


弁当をリュックに詰め、川治湯元駅へ向かう。


9時18分、川治湯元駅へ到着。


川治湯元駅の名誉駅長「かわじい」が笑顔で迎えてくれた。


準備体操を済ませ、9時26分、Oさんを先頭に出発!


駅前のもみじは僅かながら紅葉し始めていた。
『まだ少し早いわねっ』


地図通りに進んでいる、と思っていたが・・・
数百mほど進んだところで、『どうも道が違う』ことに気が付いた。
変電所への道がなく、行き止まりになってしまったのだ。


駅まで戻り、さらに戻ると、黄金橋・あじさい公園方面が案内された看板を見つけた。
『これじゃぁちょっと気が付かないよなぁ』


9時37分、あらためて、黄金橋・あじさい公園を目指す。
約10分のタイムロスである。


会津鬼怒川線の鉄橋下を潜って左に大きく曲り、


野岩鉄道の川治変電所前を通過。


変電所の先で再び会津鬼怒川線の鉄橋を潜る。
『吾妻渓谷の時を思い出すねぇ』


『今日は下りばっかりらしいから参加したのよねっ』


黄金橋を渡ろうとしたところ、


「白岩半島で落石のため、通行止め」の案内が目に入った。
「龍王峡方面には行けません」とある。
『え~っそんなぁ 知らなかったなぁ』


相談の結果、『兎に角行けるところまで行こうっ』ということになり、黄金橋を渡る。


左手に川治温泉の老舗旅館「柏屋」が見える。


右手には会津鬼怒川線の鉄橋が。


ちょうどその時電車が通りかかった。


あじさい公園を進む。


『けっこう広い公園だよねっ』


左手は小網湖(ダム湖)だ。


龍王峡を目指す。


会津鬼怒川線の鉄橋、これで何度目だろう?


木道の林道を進む。


杉林の中を進んだ先に、


10時23分、小網ダムに到着した。


小網ダムの上流部は水を満々と湛えていた。


『いやぁ 今日は思った以上に暑いねっ けっこう汗をかいたよ』
予報では、関東北部の最高気温は29℃ほどになるらしい。


途中、サフランや


コスモスが彩りを添えてくれる。


『きれいだねっ』


龍王峡遊歩道を進むと、トンネルがあった。
逆川第一トンネルである。
この先トンネルは3つ続くことになる。


第一トンネルと第二トンネルの間から龍王峡が垣間見えた。


第二トンネルを通り抜けたところに、


龍王峡遊歩道の「渓流散策コース」があった。
『足場の悪いところがあったり、沢を渡ったりするようだよっ』
トンネルを進むことにした。


最後のトンネルを抜けると、正面は通行止めになっており、


道は左に鋭角に曲っている。


少し下ると、浜子橋(吊り橋)があった。
足元にはベニア板が敷かれていたが、ボロボロで隙間から川面が見える。
『気持ち悪いし、怖いねっ』


ベニア板の下はアルミ格子になっており、安全性には問題ないが、
皆さん足元が気になるのか渓谷のこの景色はあまり目に入らなかったようだ。


素晴らしい景色である。


浜子橋を渡り終えて少し急な坂道を上ると、旧国道121号へ出た。


龍王峡方面への入口には、通行止めの案内は何もなかったので、そのまま進むことにした。
『最後まで行けるんじゃないっ』と言う声も。
是非そうあって欲しい。
右下に発電所の建物が見える。


『通行止めの看板がないってことは通れるってことなんだよっ』
などど話しながら急坂を下って行くと・・・


ついに通行止めの案内が現れた。
しかもご丁寧に通せんぼまでしてある。
『さっきの所に案内しててくれれば良かったのにねっ』


う回路の案内もあった。
仕方がない、ここを強硬突破するのは止めておこう。


と云うことで、旧国道まで引き返すことにした。


『これも良い想い出になるねっ』


現在車は通れなくなっている旧国道を進むと、


新しく出来た、「三ツ岩トンネル」に出た。


三ツ岩橋から龍王峡を取り囲む山々を望む。
今は緑に包まれているが、この辺りも紅葉するのだろうか?


歩道が狭い(と云うより歩道はない)龍王隧道を抜けて、


右に進むと、龍王峡遊歩道の案内があった。
ここを下ると白岩半島の遊歩道を迂回することになる。


龍王峡遊歩道の坂道を下る。


つづら折りの遊歩道の坂道を下ると、


白岩半島方面への通行止めの案内があった。
この日の昼食と記念撮影は白岩半島でと考えていたので、相応しい場所を探す必要がある。


先ずは弁当に相応しい場所を求めてむささび茶屋方面へ向かう。


右手に時折見える龍王峡の渓谷を見やりながら、


細い遊歩道を進む。
人がやっとすれ違うことができる広さしかない。


”落石注意”の看板も。


かめ穴
おう穴、大釜とも呼ばれる。


兎はね
この付近の川床は4mくらいのせまい廊下状になっていて、兎がはねて渡れるくらいなので、
「兎はね」と呼ばれている。


むささび茶屋を目指す。


柱状節理ちゅうじょうせつり
マグマが上昇してきて、地下の浅いところで冷却され固まるときに収縮してできたもの。
材木を立てたような形をしているため、材木岩と呼ばれている。
(案内板には”ちょうじょせつり”とあるが、これは”ちゅうじょせつり”の誤り)


五光岩ごこういわ
この岩の下部は、流水の洗屈によって大きくえぐられており、真中にぽっかりと穴があいている。
かつては穴の中に水がたまり、天候の状態などで五色の光に変化して見えたそうだが、
今では見られない、とのこと。


むささび茶屋はもう直ぐだ。


12時9分、むささび茶屋に到着
むささび茶屋前の東屋は、当会の先着組が既に占領していた。


さっそく弁当にしよう!


遅れて到着した男性陣は青空の下で弁当に舌鼓を打つ。


おにぎり2個に鳥唐・野菜煮物・ミートボールなどが入っている。
(6月17日の野反湖・八間山の時と同じだ)


女性陣から紫蘇漬けのカブの漬け物の差し入れだ。
『ごちそうさまぁ』


むささび大橋を渡る。


龍王峡の上流は青龍ヶ渕と呼ばれる。


下流は白龍ヶ渕と呼ばれる。
この橋から先がいわゆる龍王峡となっている。


むささび大橋をさらに進むと、


小さな滝のような流れがあった。


むささび大橋を渡ったところで、橋をバックに記念撮影。


龍王峡駅を目指す。


ところどころに湿地帯がある。


「モリアオガエル」が棲息する池(底なし沼?)があった。


龍王峡駅を目指す。


左手に龍王峡の渓谷を眺めながら、龍王峡駅を目指す。


階段を下ると虹見橋があった。


対岸に虹見の滝が見える。
水量が豊富で、豪快な滝だ。


虹見橋から見た龍王峡(上流)


虹見橋から見た龍王峡(下流)


『凄~いっ 綺麗な景色だわねぇ』
『今日参加して良かったわねっ』


虹見の滝上に架かる木の橋を渡る。


流れの先が虹見の滝になっている。


虹見の滝
いやぁ なかなか素晴らしい滝だ。
豪快な音が響き渡る。


動画で見ると迫力がある。


龍王神社にお参り
御神徳は、学問・人生開運・産業・五穀豊穣とのこと。


龍王神社から虹見橋を望む。


龍王神社を後にし、駐車場への七曲りの坂道を上る。
実はこの日一番足に堪えた坂道だった。


『やっと着いたみたいねっ』


土産物店が建ち並ぶ前を進む。


皆さん、土産物店の前で足止めさせられている様子。
どうやらお茶の振舞いを受けて、何かを買い求めているようだ。
ソフトクリームらしい。


13時23分、ゴールの市営駐車場に到着した。


『いやぁ 最後の坂道はきつかったねぇ』


14時20分、「やしおの湯」に到着


ひと風呂浴びて汗を流していこう。
20人以上で65歳超ということで、300円のところが280円に。
ちょっぴり得した分は会費へ繰り入れということに。


風呂上がりに冷たいビールをいっぱい。
『これがあるから止められないんだよねっ』


帰りのバス車内
皆さん、満足そう。
幹事としては、この笑顔が次への力になる。


この日はOさんの喜寿(77歳)の誕生日とのこと。
『♪ Happy Birthday to you ♪』
『ありがとうっ』


友部SAで見た夕焼け
明日も何か良いことがありそうな予感。


土浦市役所に着く頃には真暗になっていた。


『お先に失礼しま~すっ』
『お疲れさまでしたぁ』


荒川沖三中公民館には、18時35分に到着。
『今日は大変お疲れさまでした~っ』


会としては、初めての「龍王峡ハイキング」だった。
スタート直後に道を間違ったり、途中で通行止めになったりと、相変わらずハプニングがあったが、
ほぼ予定の時間内に無事ゴールできたことは、何よりだった。
皆さんには好評だったことから、また別の時期に企画してみたいと思う。
その時までには、白岩半島も通れるようになっていて欲しい。


ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 江戸・明治大正に想いを馳せ... | トップ | 見どころは多い 大洗海岸暮... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウマさんの「健康ウォーキングの会」」カテゴリの最新記事