ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

小町山 下見ハイキング

2018年07月27日 | ウマさんの気ままなウォーキング
2018年7月27日(金)

今年の春頃、「まゆみの会」の方から小町山の登山コース地図を戴いた。
最近になって、小町山の登山コースが整備されたので、「まゆみの会」の仲間で
登ってみたところ、「健康ウォーキング同好会」に『適しているんじゃないか?』
と思った、とのことであった。
標高もそれほど高くなく、距離も短いところが、「健康ウォーキング同好会」には、
適したコースではないかと言うことである。

それ以来ずっと気にはなっていたが、今日に至るまで登る機会が無かった。
「健康ウォーキング同好会」の例会が夏休みを迎えて一段落したこの日、
試しに小町山に登ってみることにしたという次第。


8時45分、小町の館に到着し、


同51分、小町の館を出発!
小町山ハイキングコース入口400mとある。


朝日峠の方に向かって200mほど進む。


朝日峠ハイキングコース入口の所で左に曲り、


農道を進む。
小町の大きな農家が並んでいる。


さらに緩やかな坂道を進む。


左手田んぼの向うに小町の館の建物が見える。


小町山登山口があった。
天の川源流 巨石群入口の案内標識が見える。


坂道を上ると、小町山登山口の看板が。
小町山 遊々山歩(ゆうゆうさんぽ)コースの看板も。


タヌキの看板に迎えられて上って行くと、登山口の所に簡易な椅子とテーブルがあり、


その右側の木の根元に山ノ神が祀られていた。
山ノ神に参拝して、


9時ちょうど、小町山山頂を目指して登山開始!


たくさんの木製の杖が置かれていた。
自由に使っても良さそうだ。
この日はストックを持参したが、杖が常備されていることが分ったので
次回からストックの持参は見送ることにしよう。


数分ほど歩くと、分岐点があった。
右尾根コース(小町の舞台巨石群)、左天の川沢コース(東城寺・天の川源流)とある。
右側の尾根コースを上ることにした。


落ち葉が積もった尾根コースの上りは、それほど急な勾配ではない。


雑木林を過ぎると、桧の大木が現れたり、


また雑木林が現れたりする。


しばらく雑木林を進むと、


大きな桜の木があった。
三本桜と書かれた標識があった。


三本桜を過ぎて杉木立を進むと、


道は下りになり、沢を渡るための丸太の橋が架けられていた。
沢には全く水は流れていなかったが、雨が降れば橋が必要になるのだろう。


尾根コースの平坦な道を進む。


杉木立の尾根コースを進むと・・・


9時28分、天の川沢コースとの合流点に到着した。
中央にあるのは、平岩なのだろうか?


標識にはこの先、ものぐさ岩・三段岩・展望岩を経て山頂へと案内されている。


ものぐさ岩
名前の由来は何なのだろう?


合流点を過ぎると、小町山山頂への道は急勾配になった。
ロープが張られている。
足元が滑り易いので、ロープを掴みながら上る。


三段岩
この辺りでは一番大きな岩と思われる。


三段岩の巨岩の下にテーブルとベンチが置いてあった。
何事も起こらないとは思うが、この岩の下で休憩するのは、
あまり気持ちの良いものではない。


巨岩群を過ぎ、急こう配が続く中、小町山山頂を目指す。


9時38分、展望岩に到着


展望岩とあるだけあって、眺望は素晴らしい。


土浦市方面ではないかと思うが、霞んでいてよく見えなかった。


展望岩のほぼ真上に椅子とテーブルを備えた展望台があった。


弁当でも食べながら眺望を楽しむのも良いかも・・・・


小町山山頂を目指す。


男坂(山頂への直登道)を息を切らしながら上ること10分、


9時50分、小町山山頂に到着した。
小町の館を出発してちょうど1時間が経過していた。
山頂はほぼ平らで数ヶ所にベンチやテーブルなどが配置されていた。


山頂の一番大きな木に小町山頂上(361m)の標識が。


方角と距離が書かれた丸いテーブルがあった。
東・南の方角には、茨城空港23Km、犬吠埼灯台83Km、土浦市役所11km、牛久大仏22km、
乙戸沼公園14m、東京スカイツリー60Kmなどとある。


西・北の方角には、富士山157Km、宝筐山2.2Km、日光男体山89Km、筑波女体山7.2km、
加波山14Km、鶏足山32Kmなどとある。
しかし、周りは雑木林や竹の藪などに囲まれており、殆ど視界が利かない。


山頂で一息入れた後、10時3分、下山することにした。
上りは男坂だったので、女坂を下ることにする。


七曲りの女坂を下る。


女坂の途中にも、テーブルや椅子が置かれている。
まとまった人数で山頂一帯で弁当などを食べるのにはもってこいである。


10時8分、女坂の展望台に到着


女坂展望台からの眺望
ぼんやりとだが霞ヶ浦や土浦市街地が見えた。


男坂との合流点を左に下る。


息を切らして上って来た数人組の女性たちとすれ違う。
『こんちはっ』 『もう一息ですよっ』


展望岩からの眺望を堪能し、


小町の舞台岩を目指す。


右手に三段岩、


続いてものぐさ岩を見ながら通過。


ものぐさ岩から下に続く舞台岩方面を見たところ。
巨岩がいくつも折り重なるように並んでいる。


舞台岩
岩の上は平らになっている。
踊りでも舞えそうなところが岩名の由来か?


尾根コースを上って来たので、天の川沢コースを下ることにしよう。
坂道を下って行くと、


三角岩があった。
三角形のような形をしているように見える。


三角岩を過ぎて急坂を下ると、沢沿いの道になる。


沢には丸太の橋が架けられている。
沢には、少量の水が流れていた。
天の川の源流である。


沢沿いの杉木立の道を下る。


沢の流れ。
水量はそれほど多くはないが、水の音が心地よい。


さらに沢沿いの道を下る。


丸太の椅子と丸太のテーブルがあった。
上りの時は、ちょっと一休みするのに良さそうだ。


岩の隙間に埋め込まれた管から水が流れていた。
飲めるのだろうか?


沢沿いの廻り道分岐
いったん沢を渡って、再び沢を渡る道である。


沢には丸太の橋が架けられている。
丸太の橋を渡って沢沿いに進み、


再び沢を渡って沢を縫うように下る。
これだけの丸太の橋を造るのは大変だったことだろう。


左手に沢の流れを見ながら下る。


下るに従って、沢の水量が増えて来た感じだ。


姫の滝があった。


姫の滝
高さ2mほどの可愛らしい滝だ。


さらに沢沿いを下ると、


丸太の椅子とテーブルがあった。
この1mほど下にもう1セット椅子とテーブルがあった。
「みちくさ処」と書かれた看板が。
ここもちょっとした休憩に良さそうである。


楽譜
♩♫♩♫♩♩♩(こまちやまのタンタンは)
♩♫♫♫ ♫♫♩(いつもニコニコおでむかえ)
♩♫♫♫ ♫♫♩(いつもニコニコおみおくり)


こまちやまのタンタン
小町山登山口で見掛けたタヌキの人形は、タンタンだったのだ。


10時48分、東城寺・宝筐山方面への分岐点に到着


分岐点に”100m先奇石 熊の石”の標識があった。
せっかくの下見なので”熊の石”を見て行くことにした。


東城寺・宝筐山方面へ


100mちょっと進むと、


”熊の石”があった。
覆い被さってくるような形をした巨岩だった。
丸太の階段を上って岩の下に立ってみると、東日本大地震のような地震が起きれば、
崩れ落ちるのではないか、とさえ思った。


天の川沢コースに戻って少し下ると、”小町山の神 50m”の標識が。
石割桜の表示も


案内に従って進むと、大きな木があり、その少し先に


”小町山之神”の表札があった。
岩から生えたような石割桜の大木が”小町山之神”ということのようだ。


天の川沢コースに戻って登山道を下ると、


小町への案内標識が現れた。


沢を渡って杉並木を抜けると、


周りは竹林に変わった。


竹林を抜けると、


11時11分、尾根コースへの分岐点に到着した。
朝方上るときに通った場所だ。


杖を借りていた人はここで杖を返し、


登山口に向かうことになる。


登山口から小町の館を見たところ。


上りはこちらから来たので、


帰りは反対側から戻ることにしよう。


緩やかな坂道下って行くと、小町の館から日枝神社へ通じる農道に出た。


ちょうどパラグライダーが着地したところだった。


11時22分、小町の館に到着した。
下り始めて1時間20分ほど経過していた。


一息入れて「まほろ庵」へ。


11時40分に到着したが、いつものように店内は混んでいた。
順番待ちに名前を書いて待っていると、10番目だったが、10分ほどで名前を呼ばれた。
客の回転が早いので、意外に早く着席することが出来た。


天ざる蕎麦(900円)を注文。
混ぜご飯が付いていたので、これで十分である。


初めて小町山に登ってみた。
上りが約1時間、下りは途中で熊の石や小町山之神などに立ち寄ったこともあり、
1時間20分ほどかかった。
標高が361mということもあり、それほどきついコースではなかった。
宝筐山(461m)よりも楽だったのは確かである。

身近なハイキングコースを探していた「健康ウォーキング同好会」としては、
必要な条件を備えたコースと言えるだろう。
来年度は、このコースを是非とも提案してみようと思う。

この日の万歩計は、9,500歩を計測していた。

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