ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

祝日は避けた方が無難! 筑紫湖から椎尾山薬王院

2023年11月03日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2023年11月3日(金)

原則隔週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
令和5年度(2023年度)第12回、令和5年(2023年)第17回「筑紫湖から椎尾山薬王院
ウォーキングに参加した。

この日のコースはこれまで何度か歩いているが、各会ともコースは微妙に異なる。
最初の2015年4月24日(金)は、先ず筑紫湖を一周して、酒寄地区の熊野神社へ参拝し、
みかん圓を通り抜ける道を通って薬王院へ。
帰りはのんびりと薬王院参道を下り、筑紫湖へと歩いた。

2回目の2019年5月3日(金)は、筑紫湖駐車場から前回とは逆に薬王院参道を通って
薬王院へ向かい、みかん圓を通り抜ける道を下って、筑紫湖へと歩いた。

4年振り3回目の今回は、筑紫湖をスタートし、筑紫湖を半周して酒寄地区の熊野神社へ参拝し、
酒寄地区から椎尾地区を通って薬王院へ向かうコースとした。
帰りは1回目と同様、薬王院参道を下り、筑紫湖へと歩いた。

この日第一集合場所の乙戸沼公園には、7名が集まった。


車2台に分乗して出発地の筑紫湖へ向かった。


筑紫湖へ到着すると、筑紫湖の駐車場は既に満車で、駐車場から200mほど離れた道路脇に
かろうじてスペースを見つけてそこに駐車するハメになった。
『こんな所に停めるなんてことは初めてだよねっ』


駐車場に戻る際の道路の状況。
道路も隙間がない混み様だ。


筑紫湖駐車場の状態。
元々駐車台数が少ないので直ぐに満車状態になる。


当会の人の車は数台で、あとは殆どが他県などからのナンバーだった。
『いやぁ この混雑は想像以上だよねっ』
『この状態じゃぁ この時期はどこの観光地も混雑してるんだろうねぇ』


いずれにしても、とりあえず予定の出発時刻(10時00分)まで参加者を待つことに。
結局この後は参加者はいなくて、この日の参加者は21名となった。


集合時刻を10分ほど過ぎたことから、連絡事項等の説明後、いつものようにTK会長の元気な
挨拶を受け、10時15分、出発!!


この日は先ず筑紫湖を時計回りに半周する形に。


先頭はいつも元気なTK会長(83)が務める。


後に続く皆さん。
この時間になってもまだ駐車スペースを求めて? 走り回っている車が見られた。


駐車場から200mほどの地点を右折する。


この辺りに停めた愛車の横を通り過ぎ・・・


筑紫湖を右手に見ながら進む。


筑紫湖に映る筑波山と薬王院を詠んだ、と思しき和歌が刻まれた石があった。
紫の 山と薬師の 影うつす 水辺に映えよ 若き桜木” 


筑紫湖(南椎尾調整池)を右手に見ながら進むと、


調整池の施設があった。
霞ヶ浦揚水場から汲み上げられた水を一時的にこの調整池に貯めておく施設である。
この水は茨城県南西部に農業用水・工業用水・水道用水として供給されている。
この調整池には、学校のプール約1,000個分の水を貯めることが出来、その面積は東京ドーム
約3個分にもなるという。


施設の前には霞ヶ浦の水質浄化に関する説明があった。
『へぇ~ 筑紫湖の調整池ってけっこう重要な役割を背負ってるんだぁ』


施設の前を左に曲がって県道41号方面へ。


緩やかな坂道を下って行くと・・・


10時32分、県道41号に合流した。


県道41号を左に曲がって100mほど先をさらに左(酒寄地区)へ。


酒寄地区を進む。


『あれって リンゴじゃないっ?』
『酒寄地区はミカンだけかと思ったらリンゴも育つんだねっ』


前方に見えるのは、筑波山だ。
『筑波山っていつ見ても霞んでるわねっ』
紫峰と呼ばれる所以である。


しばらく酒寄地区を進み、


県道41号から600mほどの所を左へ曲がって進むと・・・


10時44分、熊野神社入口に到着した。


熊野神社入口には庚申塔が並んで立っていた。
一番大きな塔には”十九夜塔”と刻まれている。


この頃になると気温が上昇して、かなり暑くなって来た。
着ていた長袖シャツを着替える人も。
『ここでちょっと休んで行きましょうっ!』


『今年はなぜか柿が良く出来ちゃったのよっ』
何人かが持参した柿を配って回っていた。
『甘くて美味しいわねっ』


甘くて美味しい柿を頬張りながら、いざ熊野神社へ参拝だ!!


『いやぁ けっこう石段の数が多いねぇ』
(数えてみたら全部で80数段あった、そうだ)


『落葉で滑ると危ないからねっ』
『掴まる処がないから気を付けて~っ』


『まだ続いてるんだぁ』
最後の石段は真ん中に手摺が付いていた。
手摺があるだけでちょっとした安全を感じる。


10時51分、熊野神社拝殿前に到着した。


拝殿前の狛犬


熊野神社に参拝!!
酒寄は昔、熊野保といって紀伊熊野神社の社領であったらしい。


拝殿の扉を引くと開いたので、中は真っ暗だったがストロボで撮ってみた。
3体の木造らしき象が祀ってあった。
(10月27日に撮影したもの)


再び石段を下って・・・


熊野神社入口に戻って来た。


熊野神社を後にして、かなりの傾斜の坂道を薬王院方面へ。


『大きくて立派な長屋門だねぇ』
『普通の家1軒分以上の大きさがあるんじゃないっ?』


坂道を進む。


『立派な柚子だことっ』


『いやぁ 皆さんの家は大きな庭が付いてるよねっ』


馬頭尊の碑があった。


馬頭尊碑の横に”関東ふれあいの道”の案内板が。
薬王院まで1.2Kmとある。


この地点は三叉路となっており、左が薬王院方面ということになる。


三叉路で後続Gを待ち、


揃ったところで薬王院方面へ。


三叉路から6分ほど進んだ所で少し広い道路に合流した。
『ここはどの辺?』
皆さん、まだどの辺りか見当が付かないようだが・・・


合流地点を左に進むと・・・


『なんとなく見覚えあるなぁと思ったら、左は筑紫湖に行ける道だよねっ?』
どうやら歩いている場所が見当が付いたようだ。


薬王院を目指すには、右手に分岐して進むことになる。


坂道が次第にきつくなって来た。
当会最高齢のKKさん(89)は相変わらず元気である。
ゆっくりとだが、しっかりと進む。


ピラカンサスの真っ赤な実が生っていた。
『真っ赤できれいだよねっ』


道端に”二十夜塔”と刻まれた庚申塔がひっそりと佇んでいた。


関東ふれあいの道の碑があった。
このコースは、関東ふれあいの道(茨城県)コースNo.9で、上曽峠 から筑紫湖 までの
約12Kmとなっている。


坂道の右側には小さな流れ(沢?)があり、水が流れていた。


薬王院まであと数百米ほどの急坂の手前で、後続Gを待っているところ。


薬王院まで0.7Kmの表示


右側は行き止まりになっている。


後続Gが追い着いたので、揃って薬王院を目指すことにした。
『いやぁ この坂道はきついなんてもんじゃないよねっ』


急坂の径を上ること約8分・・・


11時32分、ようやく薬王院の参道に出ることが出来た。


参道を進み、


参詣順路 仁王門・三重塔・瑠璃殿へ。
阿弥陀堂は帰りにお参りすることにしよう。


『もう直ぐ目的地に到着だねっ』


仁王門への段差のある石段を上る。


仁王門の手前右側には、県指定天然記念物の樹齢500年のスダジイの巨木がドンと構える。
『いやぁ この椎の木は凄いね~っ! また立派だね~っ!』


仁王門を潜るも、


残念ながら、現在仁王門に金剛力士像の姿はない。


金剛力士像は拝観料500円で有料となっている。


この金剛力士像の写真は、2010年12月9日(木)に関東ふれあいの道で歩いた際に撮ったもの。
修理に出す前の状態である。
【阿像】


【吽像】


最後に東日本大震災で傾いた、段差があって上り辛い石段を上り切ると・・・


11時42分、正面に諸精霊菩提供養の仏像が迎えてくれた。
仏像の前には小さな可愛らしい仏像さんたちの姿も。
(10月27日に下見をした時にはなかった)


薬王院瑠璃殿にお参り!
椎尾山薬王院は延暦元年(782)最仙(さいせん)の開基による天台宗の古刹である。


本尊の薬師瑠璃光如来像は、鎌倉時代の作で県の文化財に指定されている。
この薬師堂は古来より病気平癒の霊場で知られている。


瑠璃殿の近くで最後の一休みだ。


『ここまで来ればねっ 後は下るだけだから』


『疲れちゃったぁ』


当会最高齢のKKさん(89)は、リュックに備え付けの自慢の簡易椅子で一休みだ。
まだまだ元気な様子。


境内に荘厳な鐘の音が響き渡る。


三重塔(県指定文化財)
県内三塔の一つに数えられている。
塔高25m、椎尾山のシンボルとなっている。
現在の堂塔は、38世学頭本孝・39世尊孝が、大工棟梁桜井瀬左衛門安信の手により、
宝永元年(1704)に完成させたもの。
色彩豊かな装飾建築が見所で、桜井安信は8年後に著名な成田山新勝寺三重塔を
完成させており、その点でも重要な建造物となっている。


三重の塔の近くにも立派なスダジイの巨木が。


椎尾薬師の御朱印所前を通り、


阿弥陀堂前で見えない阿弥陀如来に手を合わせ、


薬王院参道へ。


『ここからは下るだけだから楽だねっ』


足取りも軽く薬王院参道を下る。


『もう直ぐゴールだねっ』


薬王院から25分ほどで、薬王院参道への上り口が見えて来た。


12時23分、薬王院参道入口に到着し、左へ折り返して駐車場へ。


筑紫湖(南椎尾調整池)が見えた。


土・日・祝祭日のみ営業するという「つくし亭」前を通過。
会員の一人がちょっと覗いて見たところでは、かなり混んでいるとのことで、
1時間待ちの状態のようだった、とのこと。
また、蕎麦が無くなり次第閉店する、とのこと。
『秋の3連休初日じゃ仕方がないのかなっ』
初となる筈の「つくし亭」の蕎麦だったが、諦めた方が良さそうだ。


12時28分、ゴールの筑紫湖駐車場に到着した。


数名が他のコースへと抜けていったが、他の全員は無事ゴールした。
次回(11月18日 熊の山ハイキング)の”ときわ路パス”購入に関する注意点などを説明し、


TK会長から労いの挨拶があり、ここで解散することにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


自車まで200mほど進み、帰路に就くことに・・・


帰るまで何も食べない訳にはいかないので、TK会長のお薦め店(蕎麦店)があると言うので、
皆さん(10名)と揃って筑波山登山口近くの蕎麦店「丸忠」に立ち寄ることにした。


祝日のためか、いつも以上に待たされはしたようだが、お腹が空いていたこともあって、
蕎麦はとても美味しかった。
蕎麦にありつけたことにより、最後はまあまあ満足して帰路に就いたことを報告しておこう。


好天のなか今年度第12回目となる”筑紫湖から椎尾山薬王院”へのウォーキングが無事終了した。
これまで何度か祝日に実施した例会はあったが、今回ほど後悔の残る例会はなかった。
先ず筑紫湖駐車場の混み方は想定外だったし、現地の蕎麦店「つくし亭」の込み具合も
我々としては、異常と思える状況だった。
金曜日に拘らなければこのような目に遭わなくて済んだかも知れない。
後悔の残る例会だったと思ってしまう一日となった。
今後は金曜日が祝日の場合は、翌週にするとかあるいは土曜日にずらすということも
考えなければと思った次第である。

この日の万歩計は、11,000歩を計測していた。

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