ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

一時雨の予報が晴れに 岩瀬駅から雨引山

2020年10月16日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2020年10月16日(金)

隔週金曜日(2020年度から隔週に変更)、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が
主催する、令和2年(2020年)度第7回(2020年第18回)、「岩瀬駅から雨引山」ハイキングに参加した。

この日の雨引山ハイキングは、当初の企画では10月9日に予定されていたが、10月9日が雨だったため、
1週間延期してこの日(10月16日)実施となった次第。
雨引山ハイキングは、2013年2月22日以来で7年半ぶりとなる。

この日第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは6名。
車2台に分乗し、第二集合場所の水戸線岩瀬駅裏駐車場へ行ってみると、ほぼいつものメンバーが集まっていた。


結局この日の参加者は16名となった。
雨引山(409m)ハイキングという条件と個人的な事情から不参加を余儀なくされた常連さんも多く、
やむを得ない人数だと思う。


10時38分、いつものようにTKさんを先頭に雨引山(409m)を目指して出発!


後に続く皆さん、


岩瀬駅裏を通り、水戸線に沿って進む。


ちょうど友部方面行の電車が通過するところだった。


小さな踏切のところを右に曲がり、


雨引山登山口方面へ。


右手に「関東ふれあいの道」の”御嶽山・雨引山ハイキングコース入口”と書かれた大きな看板が。


『ほんと、この道久しぶりよね~っ』


雨引山ハイキングコース入口を目指す。


10時56分、雨引山ハイキングコース入口に到着した。


「関東ふれあいの道」のコース地図でルートと所要時間などを確認して、


先ずは御嶽山(230m)を目指す。


『最近は歳のせいでどうも体調が・・・』とは言いつつも相変わらず元気なTK会長(80)だ。


しばらく杉林の中を進むと・・・


不動の滝があった。
滝と云っても樋を伝ってチョロチョロと水が流れているだけの小さな滝だ。
『これも一応”滝”なんだねっ』


不動の滝を過ぎると、急な丸太の階段の上りが始まった。


『いやぁ 丸太の階段は堪えるね~っ』


11時8分、ハイキングコース入口から分かれていたもう一つの登山道との合流点に到着した。
『もう一つの道の方が急登らしいよねっ』 『その分距離が短いってことかなぁ?』
帰りにもう一つの道を歩いてみよう。
この合流点から御嶽山まで0.4Kmとある。


合流点を右に折れると、急な山道が続く。
右は普通の山道で、左は丸太の階段となっている。
皆さん階段の道はあまり好みではないようだ。


しかし、途中からは丸太の階段だけになった。


『御嶽山はまだかなぁ』


御嶽山(230m)まで0.2Kmの標識が。
この地点の標高は160mとある。
『あと70m上らなきゃならないんだねっ』


ここで一息入れよう。
『あと200mだから、もう直ぐだねっ』


11時22分、御嶽山(御嶽神社)に到着した。


ほどなく全員到着した。


二の鳥居を潜り、


『全員無事に雨引山に登れますようにっ!』の願いを込めて、御嶽神社に参拝!


御嶽神社にはいろんな神社が合祀されている。
三笠山神社、八溝山神社などの名が刻まれた碑の他にも、


神社裏には本殿を取り囲むようにたくさんの石碑が建立されている。
登頂記念の碑などもあった。


神社裏に建つ東屋からの眺望(1)
岩瀬市街地


東屋からの眺望(2)
スタート地の水戸線岩瀬駅が見える。


『あそこに見えるのは富谷山の展望台じゃないっ?』


東屋からの眺望(3)
山の中腹の青い建物が富谷山の展望台だ。


『雨引山まで2.3Kmか、頑張ろうっ!』


雨引山を目指す。


しばらく急な上りが続く。


急な上りの先にやや平坦な所が現れた。


今度は杉林が続く。


緩やかな坂道を上って行くと、


道は下りになり、左側に金網の塀が続いていた。


御嶽山から0.6Km、雨引山まで1.7Km地点を通過


金網の塀の急坂の下り山道が続く。


御嶽山から0.9Km、雨引山まで1.4Km地点を通過


先行する先頭Gの一団に追い付くことが出来た。


11時57分、V字の谷底の沢に到着した。
ここで遅れている後続Gを待つことにしよう。


待つこと5分余り、ようやく後続Gが追い付いた。
御嶽神社の東屋にストックを忘れたのに気が付き、途中で一人が引き返したため、とのこと。


休憩場所からは、今度は急登の丸太の階段が待っていた。


『V字を登り返すのって大変なんだよね~っ』


少しでも疲れを感じないようにとスローペースで丸太の階段を上る。


『いやぁ この階段は長いねぇ』
『筑波山の薬王院コースを想い出すなぁ』


8分ほどで急登を上る切ると道はやや平坦になった。


御嶽山から1.1Km、雨引山まで1.2Km地点の標識が・・・
『え~っ さっきからたった200mしか進んでないのっ? うそでしょっ?』
『かなり歩いたわよねぇ』


1.2Km先の雨引山を目指す。


御嶽山から1.3Km、雨引山まで1.0Km地点を通過
一つ前(200m)の標識から4分ほどしか経っていない。
『平坦だと早いし距離も捗る(はかどる)わねっ』


杉の林を雨引山を目指す。


さらに杉の林を進むと・・・


左手にNTTの電波塔が現れた。


電波塔の建物に沿って進むと、12時32分、電波塔の正面に出た。


『青い空にくっきりと映えるよね~っ』
『こんなに良い天気になるとは思わなかったよねっ』


電波塔から雨引山まではあと残り0.4Kmだ。
『もうちょっとで着いちゃうねっ』
(そうは甘くない。この先急な階段が待っているのだ)


しばらくは平坦な道が続く。


杉林を過ぎると・・・


長い丸太の階段が現れた。
『頂上が見えないねっ』


あとはここを上るしかない。
一歩一歩ゆっくりと上ることにしよう。


『最後にきつい階段が待ってたんだね~っ』


階段はまだまだ続く。


『頂上はまだかしらっ?』


最後に手すりの付いた急階段を上ると・・・


12時54分、雨引山山頂(409m)に到着した。
雨引山は、標高409mで筑波山塊の北端に位置し、地質は花崗岩を主体に形成されています。
植生はアカマツやスギを中心に植栽されていますが、部分的にクヌギ、コナラなどの二次林も残っており、
その林内にはヤマザクラなどが混生しています。
林床にはヤマツツジ類の花木が多く生育して、四季の変化を楽しむことができます。
また、雨引観音の周辺には、本県を植物分布の北限とする暖地性のスダジイが群落を形成しているのも貴重です。
自然を大切にしましょう。
(環境庁茨城県)


先行Gはベンチに腰を下ろしていた。


皆さん、一様に疲れた感じだったが、表情は晴れ晴れとしていた。
登り切ったという満足感なのだろう。


『お日様がとっても気持ち良いわねっ』


正面左に筑波山女体山(877m)と右に男体山(871m)と真壁の町並みが、


左側を観ると左燕山(701m)、右加波山(709m)の筑波連山を望むことが出来る。
『突然晴れになって、素晴らしい景色に恵まれて、ほんと良かったねっ』


最後尾Gも到着したので、弁当タイムにしよう。
弁当タイム(1)


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


弁当タイム(4)


見晴らし台の近くにまゆみの実を観ることができた。
『可愛らしいっ!』
『「まゆみの会」の人が植えたのかもねっ』


皆さん弁当も終わり、そろそろ帰り支度だ。
天気は晴れになったが、気温はそれほど上がらず、少し体が冷えて来た感じである。


13時34分、雨引山を後にして、御嶽神社を目指して出発!


後に続く皆さん、


先程上って来た急階段を下る。


『やっぱり下りは楽で早いよねっ』


瞬く間に丸太の階段を下り切り、


杉林を右手に見ながら進む。


『もう直ぐNTTの電波塔だよねっ』


サラシナショウマの花が咲いていた。
自分は野の花にはさほど興味はないのだが、『ブログで紹介して欲しい』というリクエストに
応えることにした、という次第。


13時44分、NTT電波塔に到着。
雨引山から下り始めて10分しか経っていない。


御嶽神社を目指す。


NTT電波塔を過ぎると杉林になる。


杉の林を抜けてしばらく進み、


13時59分、御嶽山1.1Km、岩瀬駅2.9Kmの地点を通過すると、


V字の谷底への下り道が始まった。


つるりんどうの花が咲いていた。
『あらぁ 小さくて可愛らしいわね~っ』 『ちっちゃくて見落とすところだったわっ』
これもリクエストの一つである。もう少しアップで撮っておけば良かった。


急な丸太の階段は続く。


14時8分、V字の谷底に到着した。
ここで、後続を待つことにした。


最後尾Gの姿を確認し、


御嶽山(御嶽神社)を目指し、急登の坂道を上る。


金網の塀を右手に見ながら進む。


『やっぱり上りはきついわよねっ』


14時24分、御嶽山0.7Km、岩瀬駅2.5Kmの地点を通過すると、


今度は緩やかな下り坂になった。


左手の木々の隙間から岩瀬の街並みが見えた。
上る時には気が付かなかったが、数少ないビューポイントである。


御嶽神社の鳥居が見えた。
まもなく御嶽神社だ。


14時38分、御嶽神社に到着した。


神社裏の東屋で最後の休憩を摂ることにした。
お茶が美味しかった。


岩瀬駅がはっきりと見える。
『飛んで行きたい心境だねっ』


14時50分、御嶽神社を後にして下山開始!
岩瀬駅を目指す。


丸太の階段の山道を下る。


『丸太のある階段は段差があって歩き難いよねっ』


しばらく山道を下ると・・・


不動の滝への分岐点に到着した。


『上りとは別のルートにしましょう』 ということで、真直ぐに進むことにした。


『いやぁ やっぱりこっちの方が急坂だよねっ』


不動の滝への分岐点から5分ほどで、見覚えのある登山口が見えてきた。
急坂だったため、大して時間はかからなかった。
『今度来た時はこっちの道を上ってみたいねっ』


次々と後続の皆さんが下りて来た。
『お疲れさま~っ』


皆さん全員が揃ったところで、ゴールの岩瀬駅を目指した。
岩瀬駅まで残り1.3Km、約20分ほどと思われる。


『ここまで来れば後は安心だねっ』


岩瀬の市街地は晴れて陽の光が当たっていた。
『予報からは考えられなかった天気だよねっ』


道端にコスモスが咲いていた。
我々の帰りを迎えてくれているようだ。
『お疲れさま~』


右手に水戸線を見ながらゴールを目指す。
『もう直ぐだねっ』


前方に岩瀬駅舎が見えてきた。
『いやぁ やっと着いたね~っ』


『もう一息だねっ』


15時27分、ゴールの岩瀬駅裏駐車場に到着した。
到着するや否や皆さん座り込んでしまった。
『最後の人が到着するまでだよねっ』
かなり疲れた様子だが、久しぶりの雨引山ハイキングを歩き切ったという満足感が溢れていた。
『皆さん、今日は本当に大変お疲れさまでしたぁ』


2013年2月22日以来、7年半ぶり4回目となる雨引山ハイキングが無事終了した。
雨引山ハイキングは、これまで3回(①2009年7月10日、②2010年2月19日、③2013年2月22日)
実施しているが、今回が最もきつかったというのが正直な感想である。
間もなく後期高齢者の仲間入り、やはり年齢のせいなのかなとつくづく思う。

数日前までは雨も予想され、2週連続の延期はないため、一時は中止もやむなしかと思われたが、
前日になって”朝方一時雨後曇り”の予報に変わったことから、この日の実施を決断した。
実際にはスタート時から晴天となり、この上ないハイキング日和となったことは幸運という他ない。

この日の万歩計は、13,000歩を計測していた。

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コメント
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