ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

雨が恨めしい 古社寺探訪と秋川渓谷

2019年11月22日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年11月22日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成元年度第22回(2019年第34回)、「古社寺探訪と秋川渓谷ハイキング」に参加した。

当会としては秋川渓谷を歩くのは初めてである。
この日は、武蔵五日市駅を出発して秋川渓谷に沿って古社寺を巡り、十里木バス停まで
歩くことにしているのだが・・・
前日の予報ではこの日は昼頃から雨になっているので、何とかそれまでは持って欲しいものだ。
雨の降るのが早まったり、強く降ったりすれば、途中で打ち切ることも考えなければならない。
ここのところ雨に悩まされることが多いのが気になっている。

三中公民館の玄関の庇下でバスを待つ。
この日は気温が低い。5-6℃くらいだろうか。


7時22分、ほぼ定刻通りに常南交通のバスがやって来た。
土浦市民会館、天川団地入口からの10名を乗せて。


この日の参加者は21名である。
前日の段階では22名だったが、参加を申し込んでいたことを忘れてしまった人が出て、
結果として21名となった。
皆さんの賛同を得て、弁当代だけ払って貰うことに。


朝食の弁当
前回のバスハイク(10月25日)の時と同じメニュー(太巻き)である。


7時46分、つくば牛久ICを通過し、


圏央道を西に向かって走る。


利根川を渡り、


8時39分、菖蒲PAに到着。


休憩を摂っている間に昼食の弁当が届けられた。
雨模様のため、弁当を食べるのはバスの中になることが考えられるので、配るのは後にしよう。


鶴ヶ島JCTを通過して、圏央道を走る。


9時32分、日の出ICを通過。


都道165号(永田橋通り)、都道33号(秋川街道)を走り、


9時51分、スタート地点の武蔵五日市駅に到着した。


常南交通のバスはこの後ゴールの十里木バス停へ向かうことになる。
その前に、この後雨が強くなった場合、途中まで迎えに来てもらうよう運転手さんに確認して、ここで別れた。


バス乗り場を雨除けに出発準備を終え、


駅前の交番裏のトイレで体調を整えて、


10時4分、出発!
この時点では雨はまだ小降りである。


武蔵五日市駅前を通り、


都道33号(秋川街道)を横断。


秋川街道を少し進んだところに、


”秋川渓谷”と書かれた大きな看板があった。


看板の傍の秋川橋河川公園0.3Kmの標識に従って、


石段を下ってゆくと、


右手に秋川の流れが現れた。


秋川橋を渡り、


秋川に沿って上流の方へ。


河原に近いところを歩いてみよう。
この辺りは「秋川橋河川公園BBQランド」で自然の中でバーベキューが楽しめる、とのこと。
先月中旬の台風19号による大雨の影響を受けた秋川の河原では、現在、整備工事が行われていた。


上流へ進み、


あゆみ橋を渡って対岸へ。


あゆみ橋の上から上流を望む。
『川の流れはきれいだねっ』


秋川の対岸の縁を上流へ進む。
遊歩道には大きな桜の木が立ち並ぶ。
桜の時期には大勢の鑑賞者が訪れるのだろう。


しばらく進むと堰があった。


堰を左に見ながら右折して、阿伎留(あきる)神社を目指す。


急坂の道を上り丘の上へ。


丘の上から秋川方面を望む。


坂道を上りきった所を左折すると、白い鳥居が見えた。
阿伎留神社のようだ。


10時37分、阿伎留神社に到着した。


阿伎留神社は、多摩八座(以下参照)の筆頭に挙げられる古社である。
・阿伎留神社(五日市町)・小野神社(多摩市、調布市の2ケ所)・阿豆佐味天神社(瑞穂町)
・布多天神社(調布市)・大麻止乃豆乃天神社(稲城市)・穴澤神社(稲城市)・虎柏神社(調布市)
・青渭神社(稲城市)


阿伎留神社に参拝


参拝後、阿伎留神社を後にして、拝殿正面の小径を進み、


突き当たりを右に折れて、細い坂径を下って行くと、


秋川に架かる小和田橋があった。


小和田橋を渡って対岸へ。
次の目的地は禅宗の古刹広徳寺である。


『川の流れは凄くきれいだよねっ』


小和田橋を渡り、広徳寺650mの標識に従って右折。


少し進んで左折して今度は坂道を上る。


広徳寺への上り口には庚申塔や石仏、念仏供養塔などの石仏群が並んでいる。


坂道を上る。


坂道の途中からの眺め。
雨に霞んで幻想的である。


『紅葉がきれいだねっ』
広徳寺への道端のところどころに赤く色づいた紅葉を見ることができる。


10時59分、坂道を上りきった正面に広徳寺の総門があった。
寺号標に臨済宗建長寺派 広徳寺とある。
応安六年(1373)に創建された禅宗の古刹である。


趣のある茅葺き屋根の総門


総門を潜って参道を進むと、


江戸時代中期の建造物と考えられている重厚な構えの茅葺の山門が。
楼上の横額には正眼閣(しょうげんかく)の額が掲げられている。
山門は、あきる野市指定文化財となっている。


山門を潜ると2本の巨大な銀杏の木が迎えてくれた。


本堂側から見た山門
雨脚が強くなってきたため、山門の軒下で雨宿りをする皆さん。


本堂側から見た銀杏の大木。
『ほんとに紅葉が素晴らしいわねっ』
『雨の中来た甲斐があったよねっ』


鐘楼の鐘
この日はMZさんは参加していなかったため、鐘を撞く人はいなかった。


堂々とした杉の皮葺きの広徳寺本堂
『いやぁ 立派だねぇ』


広徳寺の庫裏も立派な造りである。
玄関の造りは街道宿の本陣を思わせる。


本堂の裏手に回ると緑の水草に覆われた小さな池(貯水池)があった。
池端の紅葉とのコントラストが美しい。


貯水池から見た本堂


本堂裏に東京都の天然記念物に指定されたタラヨウの大木があった。
以下の説明が、
龍角山広徳寺は、五日市の古刹として著名な寺院であり、その本堂の裏手に都内最大のタラヨウが聳えています。
タラヨウはモチノキ科の樹木で、主に東海地方から近畿地方以西の日本と、中国大陸の暖帯に分布する高木の常緑樹です。
本樹はほぼ自然形を保っており、主幹は直立し、幹周り2.5m、樹高は19.1mに達します。
その枝張りは東西約14.2m、南北約15.5mの威容を保っています。
東京都教育委員会


タラヨウの大木のさらに奥には都内最大級と言われるカヤの巨木があったそうなのだが、
雨脚がさらに強くなり、奥へ行くのは諦めて引き返すことにした。
11時10分、雨が一向に止む気配がないため、ゴールの十里木バス停で待つバスの運転手に、
五日市警察署近くのコンビニまで迎えに来てもらうように電話で依頼した。
30分後を目安に落ち合うことにした。


11時21分、広徳寺を後にして、秋川渓谷を目指した。


坂道を下り、


小和田橋を渡り、


秋川渓谷の清流に沿って進む。


秋川渓谷の清流
前方に見えるのは佳月橋と思われる。


11時40分、佳月橋に到着。


佳月橋を背にバスとの待ち合わせ場所のコンビニを目指した。


坂道を上って、


いくつかの角を曲がり、指定したコンビニへ。
『コンビニの看板が見えるねっ』


11時49分、コンビニに到着。
コンビニの駐車場には先に到着したバスが待機していた。


コンビニでめいめい体調を整え終わった。
何も買わないでトイレだけ利用というのは『申し訳ないわよねっ』と皆さん。
『せめてお茶の一杯くらいはだよね~っ』
12時5分、全員が揃ったところで圏央道の菖蒲PAへ向けて出発!
バスの運転手さんによると菖蒲PAまでは約1時間とのこと。
『皆さん! 弁当まであと1時間我慢しましょうっ!』


五日市市内を圏央道へ。


12時23分、日の出ICを通過し、


圏央道を走る。
次第に雨が強くなり、視界が効かなくなった。
『広徳寺で止めて良かったってことだよねっ』


鶴ヶ島JCTを通過し、圏央道を一路菖蒲PAへ。


12時59分、圏央道菖蒲PAに到着した。
五日市のコンビニから1時間未満での到着である。


早速弁当を配る。


この日の昼食弁当
開けるのが楽しみだ。


外は雨のため、全員バスの中で弁当を食べることになった。
お腹も空いていたので、美味しかった。
持参したワインのつまみにぴったりだった。


弁当タイム(1)


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


弁当タイム(4)


菖蒲PAで土産物を探すために、いつもより少し長めの休憩タイムを設けることにした。


『何にしようかしらっ』
『いつも迷っちゃうのよね~っ』


土産物を物色する皆さん、


14時5分前、それぞれ土産物を買い求め終わったところで帰路に就いた。
ワインの酔いも手伝い一眠りしてしまった。
ハっと目を覚ますとつくば牛久ICを通過した直後だった。
左手につくばイオンが見えた。


三中公民館はもうすぐだ。


15時9分、三中公民館に到着した。
当初予定していた時刻より1時間半以上も早かった。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『皆さん、これに懲りずにまた参加して下さいね~っ』


またしても雨に降られた「古社寺探訪と秋川渓谷」バスハイクとなった。
ゴールの十里木バス停まで歩けなかったのは残念としか言いようがない。
ほんとに雨が恨めしい。
10月に入って3週連続雨で中止となり、第4週は豪雨のなかバスハイクに出かけるという
前代未聞の例会となったのは記憶に新しい。
その記憶がまだ覚めやらぬなか今回の雨のバスハイクである。
まさに雨に祟られていると言っても過言ではない気がする。

これまで自分を”晴れ男”とばかり思っていたが、返上しなければならない。
今年のバスハイクはこの日が最後となったが、来年は雨に降られないことを祈るばかりである。

この日の万歩計は、8,500歩を計測していた。

ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする