ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

全コース登頂 宝篋山ハイキング(常願寺コース)

2019年11月15日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年11月15日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成元年度第21回(2019年第33回)、「宝篋山ハイキング(常願寺コース)」に参加した。

第一集合場所の乙戸沼公園の銀杏が黄金色に輝き、見頃を迎えている。
この日は快晴、素晴らしい天気だが、乙戸沼公園に集まったのはなんと自分も入れて2名。
乙戸沼公園でこんなに少ない人数は初めてである。


この日のスタート地点、筑波山麓小田駐車場へ行ってみると、10名ほどが集まっていた。


この時期、宝篋山登山口の小田休憩所駐車場は混むことが予想されたので、こちらの駐車場へ
変更したのだが・・・
その後1名がやって来て参加者は13名となったが、天気も良くて地元という条件にしては少ない。
『間違って小田休憩所へ行ちゃった人がいるのかしらっ?』


TKさんが、午後に予定があるとのことなので、10時5分前だったが出発することに。
少しでも時間を有効に使うため準備体操は省略である。
小田休憩所を経由して宝篋山を目指すことにした。


女性陣が後ろに続く。


国道125号小田十字路を横断し、


小田休憩所へ。


予想どおり小田休憩所の駐車場は満車状態だった。


満車のためか、引き返す車も。
『駐車場を変えて正解だったよねっ』


小田休憩所で体調を整え、


10時10分、あらためて宝篋山目指して出発だ!


田んぼの中の小径を進む。


この日の宝篋山登山は、常願寺コースである。
宝篋山の登山コースは小田城コースや極楽寺コースなど6つあるが、常願寺コースを登るのは初めてだ。
下りは、一度だけ2017年11月3日(金)に歩いている。
今回の常願寺コースで6つ全てのコースを登ることになる。


左手に宝篋山山頂の鉄塔が見える。
『あそこまで登るんだねっ』


常願寺コースを進む。
しばらくは平坦な径が続く。


コースの案内標識が諸処に整備されているのが心強い。


『ススキがきれいだね~っ』


小田休憩所1.3Km、宝篋山山頂まで2.6Kmの地点を通過。


10時27分、最初の休憩。
この日は気温が低いとの予想だったが、『意外に温ったかいねぇ 汗かいちゃったよっ』
皆さん、上着を脱いで調整である。


10時31分、宝篋山を目指す。


”沢の小道⇒” ”約500m先で合流します” とある。
『この先、沢があるんだっ』


しばらく進むと、杉林の道になった。


右手の方から、次第に沢の流れる音が聞こえてきた。
『沢が近そうだねっ』
沢の音を聞きながら緩やかなアップダウンの小径を進むと・・・


ようやく登山コースらしい山道になった。


なんと下山する人とすれ違った。
宝篋山からの下山と思われるが、随分早い。
『こんちわ~っ』


”宝筐山”の標識に従って山道を進む。


沢に沿った瓦礫の坂道を登る。


『瓦礫の径は歩き難いわねっ』


10時57分、純平歩道への分岐点を通過
極楽寺コース合流まで1.0Km、山頂(宝篋山)1.9Kmとある。


登山道が次第に急勾配になってきた。


つづら折りの山道が続く。


『いやぁ この上りはけっこう厳しいねぇ』


『ゆっくりで良いですよ~っ』
少しづつ遅れだした後続Gに声を掛ける。


坂道の途中で堪らず休憩する後続G。


少し上り、


また一休みの繰り返しである。


尖浅間(とがりせんげん)経由 山頂(宝篋山)1.4Kmの地点を通過。
『尖浅間まであと少しだねっ』


長長坂(ちょうちょうざか)の貼り紙が。
『長い坂道だもんね~っ』 『まだ続くのかしらっ?』
尖浅間山は間もなくと思われる。


『いやぁ ほんとに堪えるね~っ』


力を振り絞って登ること凡そ40分、


11時23分、ようやく尖浅間に到着した。


尖浅間 山頂(315m)
『この前の小町山(361m)より低いんだっ』
『だけど、尖浅間の厳しさは小町山以上だよねっ』


『いやぁ まいったよっ』 『体力の限界というか、歳だねっ』
一ヶ月後には大台の「傘寿」を迎えるというTKさん。
まだまだ頑張って欲しいものである。


皆さんも相当疲れた様子だ。


『甘いものどうぞっ』  『あらぁ ありがとうっ』


木々の隙間から宝筐山の鉄塔が見えた。
『宝筐山までもう一息頑張らないといけないんだねっ』


11時32分、宝筐山目指し、


尖浅間を下る。


尖浅間を下り、少し進むと、


”合体木”があった。
”こなら”と”さくら”の木がぴったりとくっついている。
”夫婦円満、縁結びのお願いをかなえるかも・・・” と書かれている。


”合体木”を過ぎると平坦で視界が開けた径になった。


緩やかな坂道を下り、


今度はやや急な坂道を宝篋山を目指す。


前方は尾根のようだが・・・


11時52分、見晴らしの効く尾根に出た。
極楽寺コースへの分岐点の100mほど手前である。


尖浅間からは幾分楽だった様子のTKさん。
午後に予定が入っているため、ここで引き返すことになっている。
『最後まで歩きたかったんだけど、残念だねっ』
言葉とは裏腹に満面の笑みが満足を物語っている。


後続組が到着し、揃って100mほど先の極楽寺コースへの分岐点へ。


12時3分、TKさんとはここで別れた。極楽寺コースを下ると言う。
『それじゃぁ、気をつけて下ってくださいねっ』
『大変お疲れさまでしたぁ』


宝篋山手前のバイオトイレが見えて来た。


12時11分、後続組もバイオトイレ前に到着。


全員揃って宝篋山山頂を目指す。


山頂の浅間神社の鳥居が目の前だ。


浅間神社の鳥居を潜り、


12時18分、宝篋山山頂(461m)に到着した。


山頂の石造宝篋院塔(県指定工芸品)
この宝篋院塔は標高461mの小田山頂にあり、南麓にあった僧忍性の在住した極楽寺と関係があると推定される。
山頂には土壇が築かれ、その中央に置かれた石造基壇上に本塔が建てられている。
(中略)
この塔の製作は鎌倉時代中期又は文永初期と推定される。
(つくば市教育委員会)


この日は筑波山がいつになくはっきりと見える。
素晴らしい眺めだ。


パノラマ写真


空いているベンチを見つけて、弁当タイム(1)
特等席が空いていた。


弁当タイム(2)
『ここからの眺めは最高だね~っ』


弁当タイム(3)
夫婦仲良く。


12時57分、下山開始!


バイオトイレで体調を整え、


13時7分、下山開始だ。
下りは小田城コースである。


ゴールの筑波山麓小田駐車場を目指す。


小田城コースのもう一つの山頂への分岐点を通過し、


快調なペースで宝篋山を下る。


13時15分、山口コース(2)の分岐点を通過
小田城コース入口まで2.6Kmの標識が。
ゴールの駐車場までは1時間ほどだろうか。


下浅間神社の展望所に立寄ってみよう。


『素晴らしい景色だよね~っ』


下浅間神社の展望所からの眺望


『麓がはっきり見えるねっ』


下浅間神社の展望所を後にして、


小田城コースを下る。


硯石


『こうやって石を摺るんだねっ』


七曲
この先七回ほど右へ左へと急坂のカーブが続く。


『岩と瓦礫だから歩き難いよねっ』


数分で、七曲を無事通過した。


七曲を通過し、小田城コース入口を目指す。


13時52分、純平歩道への分岐点を通過。


ずっと先頭を歩く当会最高齢のKK(85)さん。
いつも元気に歩き続ける姿は、当会男性陣の目標とするところである。


幾分平坦になった小田城コースを下る。


堂平と書かれた標識の前を通過し、


小田城コース(左)へ進むと、


14時11分、小田休憩所(左)への分岐点に到着した。


この分岐点で最後の休憩を摂り、


小田城コース入口(0.5Km)へ。


急坂の径を下る。
『滑るから気をつけてっ』


急坂の径を下ること数分、


愛宕神社の前を通過すると、


麓の家々が見えてきた。
間もなく国道125号だ。


麓の八幡宮の鳥居に到着。


八幡宮に向かって一礼し、ゴールの筑波山麓小田駐車場へ。


14時30分、国道125号に出た。


国道125号を横断し、


筑波山麓小田駐車場へ。


駐車場は目の前だ。


14時36分、ゴールの筑波山麓小田駐車場に到着した。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『帰りは気をつけてねっ』 『また来週お会いしましょうっ!』 


今回初めて宝篋山の常願寺コースを登った。
宝篋山には全部で6つのコースがあるが、これで全てのコースを登ったことになる。
常願寺コースの登山道は一番長く、尖浅間への”長長坂”は最もきつい登山道ではないかと感じた。
会としては、年に一度は宝篋山ハイキングを企画している。
そのうちまた常願寺コースに挑戦してみたい気はするが、その時は果たして何名が参加するのだろう。
また、最後まで無事に登れるだろうか。一抹の不安はある。

この日の万歩計は、14,000歩を計測していた。

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コメント
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