ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

好天に恵まれて 宝筐山(極楽寺コース)

2018年05月11日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2018年5月11日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成30年度第6回(2018年第16回)、「宝筐山(極楽寺コース)」ハイキングに参加した。
宝筐山ハイキングは、2017年11月3日以来、約半年ぶりだが、
極楽寺コースは、2013年1月18日以来、約5年半ぶりとなる。

この日の第一集合場所、乙戸沼公園に集まったのは9名。
『ちょっと少ないんじゃないっ?』 『天気は晴れたのにねぇ』
高低差が400m余あることが敬遠されたのかも・・・
車2台に分乗して第二集合場所の宝筐山小田休憩所へ。


9時30分、小田休憩所の駐車場に到着
その後三々五々、集合時刻の9時45分までに集まったのは、計17名である。
KKさんの号令による準備体操は久しぶりだ。


入念に身体を解し、


最後は深呼吸をして・・・


9時57分、宝筐山目指して出発!


中央部を女性陣が、最後尾に男性陣が続く。


先頭を務めるのは、いつものTKさんである。


常願寺コースへの分岐点を極楽寺コース方面へ。
正面に宝筐山と山頂の鉄塔が見える。
田植えは既に終わっている。


両側を田んぼに挟まれる中、極楽寺コースを進む。


道標に従って三村山極楽寺五輪塔方面へ。


道端に黄色い菖蒲の花が咲いていた。
『今年は、花菖蒲も早いのかしら?』
『黄色い花も良いわねっ』


極楽寺公園前を通り、


三村山極楽寺五輪塔方面へ。


細い径を進んで行くと、


10時11分、三村山極楽寺石造五輪塔に到着した。
三村山極楽寺の五輪塔は、花崗岩で総高276.5Cm。
つくば市文化財に指定されている。
(中略)
鎌倉時代後期の全国的にも珍らしい本格的な五輪塔である。
鎌倉後期の完成された様式の五輪塔の中でも、一連の作風を示すものが、
西大寺系石工による作品である。
奈良西大寺の叡尊五輪塔、鎌倉極楽寺、大和郡山額安寺の僧忍性五輪塔が
それであり、忍性ゆかりの三村山極楽寺の本塔もこの流れに属するものと
考えられている。
(NPO法人小田地域振興協議会)


説明板には形状の詳細や様式が記されている。


五輪塔の後ろを極楽寺コースへ。


林の中を進んで行くと、


道端に小さな五輪塔が雑然と並んでいた。


沢の流れが心地良く響く。


沢を渡り、


「慈悲の滝」を左に見ながら上る。


「慈悲の滝」


登山道はボランティアによって整備され、
沢の左側も上れるようになっていた。
沢の右側を上る組とは別に、沢の左側を上ってみることにした。


沢の左側を上って行くと、ハートの形をした
幸せの「ハート岩」があった。
初めて見る岩だ。


さらに沢に沿って上って行くと、


右手を上った組と合流した。


沢を縫うように岩場の路を進む。


路は次第に険しくなって来た。


赤いシャツの人が、登山道を整備していた。
登山者が歩き易いようにと丸太を敷いているところだった。
ボランティア団体「宝篋山整備隊」の方と思われる。
『ご苦労さまですっ』


10時29分、「こころの滝」付近で一休みしていると、
KDさんが合流して来た。
10分遅れでスタートして後を追い掛けて来たそうだ。
結局、この日の参加者は18名となった。


目の前に見えるのが「こころの滝」である。


『お茶が美味しいねっ』


丸太の階段を上る。
『この丸太もボランティアの人が敷いたんだねっ』


10時39分、「白滝」を通過。
数日前に振った雨のためか、以前見た時より水量が多い感じだ。


右手に沢を見ながら上る。


『久しぶりなので、ちょっときついわねっ』


今度は左手に沢を見ながら上る。


周辺の木々が伐採されて、明るくなった場所に出た。
『この辺の木もボランティアの人が切ったんだろうねっ』


10時49分、小休止だ。


『かなり汗をかいたよ』


伐採された木々の隙間から麓の景色が良く見える。
『木の隙間から見えるのって気分が良いよねっ』


ここで突然、AK子さんが、
家に大事な忘れ物をしたことに気が付いたそうで、引き返すと言う。
引き留める訳にもいかないし、残念だが、皆で見送った。
『それじゃぁ 気を付けてねっ』


宝筐山山頂を目指す。


11時5分、純平歩道との分岐点を通過。
山頂まで1Kmの表示。


純平歩道分岐点を過ぎた辺りから岩と木が続く、
急勾配の上りになった。


『いつまで続くのかしらっ』
やや疲れの表情が浮かぶ。


11時15分、堪らず休憩だ。
『いやぁ まいったよっ』
一方、こちらの女性たちは余裕の表情にも見える。


『喉が渇いちゃったぁ』


11時22分、一休み後、宝筐山山頂を目指す。


『少し緩やかになって来たわねっ』


「こぶしの森」の標識を過ぎると、路はほぼ平らになった。


11時25分、常願寺コースの分岐点を通過


緩やかな坂道を上って行くと、


11時32分、バイオトイレ前に到着した。


『ここまで来ればもうあとちょっとだよねっ』


バイオトイレで体調を整えて、宝筐山山頂へ。


山頂の鉄塔が右手に聳える。


舗装された坂道を上り、


浅間神社の鳥居を潜ると、


右脇に忍性菩薩像が造立されていた。
僧忍性の生誕800年を記念して2017年11月4日に立てられた、とある。
忍性(1217~1303)は、長年貧者とハンセン病などの救済にあたり、
その徳を讃えて後醍醐天皇より「菩薩」の号を送られたという。
立像は土浦市の彫刻家「小張隆男」氏が制作したもので、ハンセン病の
子供を背負い、のちに招かれて救済に奔走した鎌倉の方向に向けて建て
られているという。
この像の設立は、地元のボランティア団体「宝篋山整備隊」が中心になって
準備を進めてきて、2017年11月4日に除幕式を行った、とのこと。


立像脇の「忍性菩薩像造立記」に忍性の功績や、造立の経緯が記されている。


11時41分、宝篋山山頂(461m)に到着した。
小田休憩所を出発して1時間44分を要したことになる。


筑波山がきれいに見える。
『宝篋山から見る筑波山はほんとに良いもんだねぇ』


土浦・霞ヶ浦方面を望む。


山頂ではかなりの人がベンチで昼食中だったが、
幸いいくつかのベンチが空いていた。
『筑波山をバックに弁当なんて最高だねっ』
弁当タイム(1)


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


12時34分、下山開始!


とりあえずバイオトイレまで下山して、


バイオトイレで体調を整え、あらためて小田城コースを下る。


12時44分、山頂から0.3Km地点を通過


下浅間神社展望所へ寄ってみよう。


『ほんと素晴らしい眺めだよね~っ』


眼前に田植えが終わったばかりの筑波平野の景色が広がる。


13時ちょうど、硯石を通過し、


続いて七曲りを下る。
『捻挫しないように気を付けなくちゃ』


急勾配の七曲りを下り、


小田城コースを下る。


杉林の中を下って行くと・・・


路が平坦になって来た。
どうやら急勾配の路は終わったようだ。


13時29分、「堂平」と書かれた標識を通過


小田城コース国道125号方面への分岐点を通過し、
「中世城の道」へ。
小田休憩所への近道である。


「中世城の道」を進んで行くと、


13時42分、「要害展望所」に到着した。


『あらぁ ここからの見晴しはほんとに素敵ね~』


国道125号の両側には、筑波平野の田園風景が広がる。


遠くに牛久大仏が霞んで見える。


『いやぁ これは素晴らしい景色だ』
『こんな良い展望所があるなんて知らなかったよ』


『今日は最高だねっ』


『今日は天気に恵まれてほんと良かったよねっ』


「要害展望所」からの眺望を満喫し、小田休憩所を目指す。


ゴールの小田休憩所を目指す。


旧石切り場の崖の端から「要害展望所」方面を望む。
写真中央上部に「要害展望所」があるが、
写真では緑に覆われていて場所が分りづらい。


急勾配の坂道を下る。
『また膝を痛めちゃいそう』


『転ぶと大怪我をするわねっ』


薬師堂の手前に石像がずらりと並んでいる。
数えたら全部で40体あった、そうだ。


しっかりと頭があり、表情豊かな石像と


頭の部分が壊れて無いため、代りに頭に丸い石を乗せられた石像も。


中世城の道を下り、


全員揃って元気に小田休憩所を目指す。


14時6分、ゴールの小田休憩所駐車場に到着。
山頂を出発して1時間30分が経過していた。


KKさんの号令で整理体操(1)


整理体操(2)


整理体操(3)


整理体操(4)
『最後に深呼吸~』
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


2013年1月18日以来、約5年半ぶりに宝筐山極楽寺コースを上った。
好天に恵まれて、山頂や下浅間神社、要害展望所などからは
素晴らしい景色を望むことが出来た。
また、気温もさほど高くなく、かいた汗は気持ち良かった。
次は、まだ下りしか歩いていない、常願寺コースに挑んでみようと
思っている。

この日の万歩計は、13,000歩を少し超えていた。

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コメント
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