ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

真夏日の下 はなのき通り・ふれあい道路(取手市)を歩く

2016年09月09日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2016年9月9日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28度第17回(2016年第28回)、「はなの木通り・ふれあい道路を歩く」ウォーキングに参加した。
この日の例会は、当初車で利根川河川敷の駐車場へ向い、その駐車場をスタート&ゴールとしていたが、
前回(9月2日)の事前調査で、電車での希望者が圧倒的に多かったことから、急遽電車に変更した。
「はなのき通り・ふれあい道路」は、2012年3月9日(金)に歩いて以来2回目である。
最初の時は、雨のためコースを逆に歩き、しかも途中で引き返しているので、
取手駅から全コースを歩くのは初めてとなる。

土浦8時58分発、荒川沖9時4分発の電車に乗り、取手駅には定刻の9時25分に到着。
しかし、土浦駅から乗車するはずの人達の姿が見当たらない。
いつもは最低でも4-5名はいるのだが、この日は誰もいないのだ。
参加確実なTさんに携帯電話を掛けるが、応答がない。正直あせった。


不安な気持ちで取手駅改札口でたむろしていると、
土浦からの参加者が遅れて改札口に現れた。
『待たせたようだねっ ごめんごめん』
先頭車両に乗っていたために時間がかかった、とのことである。
胸を撫で下ろした。


取手駅改札口前に集まった参加者は、25名だ。
今日は約13Kmと距離があるのでこの人数なのだろう。
次週・次次週の地図などを配布し、この日のコースを説明。


準備体操は省略し、9時39分、取手駅を出発!


後に続く皆さん。
笑顔が溢れる、元気いっぱいだ。


駅前の階段を下り、


「はなのき通り」へ。


国道6号取手駅西口交差点を渡り、


市道を真っ直ぐ進む。
「はなのき通り・ふれあい道路」は、銀杏並木で始まった。


大きな椎の木があり、根元に顔の部分が剝れたお地蔵さんと「奉待庚申供養塔」の碑が建てられていた。


庚申塔は、庚申塚ともいい、中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のこと。
庚申講を3年18回続けた記念に建立されることが多い。
塚の上に石塔を建てることから庚申塚、塔の建立に際して供養を伴ったことから庚申供養塔とも呼ばれる。


「はなのき通り」は、「常総ふれあい道路」とも言う。


市街地を過ぎて銀杏並木を進む。


この日の取手市の最高気温は32度の真夏日だ。
前日より湿度は30%ほど低いそうだが、身体中汗びっしょりになってきた。
『いやぁ けっこう蒸し暑いねぇ今日も』


”長い坂道の両側に続く銀杏並木が美しい”と紹介されている「銀杏坂」
緩やかな下りだが、ほとんど坂道とは感じない。


10時6分、団地の一角にあった小さな公園で一休み。
熱中症予防には水分補給が重要である。


『いやぁ 汗びっしょりだよっ』


銀杏並木が続く。


10時21分、左手に江戸川学園取手中・高等学校の校舎(えどとり)が見えてきた。


「えどとり」を通過した辺りから、「ふれあい道路」は銀杏並木から桜並木に変わった。


「稲汚水中継ポンプ場」を過ぎた辺りの歩道脇には、早くもススキのような穂をした草が。
暑い中にも秋が感じられる景色である。


10時33分、道路反対側にある「アジア取手カントリー倶楽部」前を通過。


『この辺は、タヌキが多いんだろうか?』
タヌキが棲み易い環境なのだろう。


さらに桜並木を進むと、


前方の小高い丘に茶色い建物が見えてきた。
地域医療支援病院の認定を受けた、「保健医療センター 医師会病院」である。
地域医療・救急医療体制が整った病院だ。


10時55分、医師会病院を見上げる桜の木陰で2度目の休憩


多少の疲れも話が弾めばどこかへ飛んでしまう。


一息入れた後、さらに桜並木を進む。


道端の小さな花壇の花が可愛らしい。


道路左手に「宮の前ふれあい公園」の標識が。
地図には載っていない公園である。
戸頭団地内の公園か?


ガソリンスタンドや


ファミリーレストランなどの店が多くなってきた。
左手は戸頭団地だ。


折り返し地点の戸頭公園を目指す。


横断陸橋の隣から軽快な音楽とともに歓声が聞こえる。
『おっ 運動会かな?』


戸頭中学校の運動会の予行演習?が行われていた。
グラウンドには生徒しか見えず、見物する家族などの姿はなかった。
予行演習に違いない。


折り返し点となる「とがしら公園」は間もなくだ。


11時21分、「とがしら公園」に到着
取手駅西口をスタートして、1時間42分が経過していた。


「とがしら公園」の広場に向かい、


広場でしばしの休憩を摂る。
『疲れちゃったぁ』


『疲れた時には甘いものが欲しくなるわねっ』


『ここは茶腹一時で我慢するしかないねっ』
昼食は、取手駅ビルまで辛抱である。


11時42分、ゴールの取手駅を目指して出発!
戻りは道路反対側をと思ったが、日差しが直接当たるため、同じ側を歩くことになった。


疲れた人にはバス利用もOKとしたが、2時間に1本と本数は少ない。
次のバスは、14時25分である。
『これじゃぁ 歩くしかないわねっ』


手作りの花壇前を通過。


右手に利根川方面の景色を眺めながら進む。
『利根川はここからはかなり離れてるのかな?』
(この辺りは利根川からは、800m~1,000mほど離れている)


取手駅西口を目指す。


12時13分、水分補給のため一休み。
30分歩いて5分休憩のペースだ。


取手駅西口を目指す。


女性の皆さん、少しでも直射日光を避けようと日傘を差して気を遣っているが、効果のほどは・・・


次第に隊列の間隔が開いてきた。
疲れてきた証拠である。


取手駅西口を目指す。


「えどとり」の建物が見えてきた。


「えどとり」の前から取手駅西口まで2Kmの表示。
「とがしら公園」から4Km歩いたことになる。


取手駅西口を目指す。
先頭グループは、見えない。
かなり離されてしまった。


取手中央タウンに入ると、飲食店が目に付くようになってきた。
ら~めん屋に


洋食レストラン「COCO'S」


焼肉「宝島」


『どこか適当な処で』と言う声も上がったが、ここは我慢をして取手駅を目指そう。


『暑いのは苦手だ』と言う会長は、次第に先頭との距離が開いてゆく。


取手中央タウンから取手駅西口行バスの本数は多い。
会長にバスを勧めたが、『最後まで自力で歩く』との強い意志に脱帽。


そのうち信号待ちなどもあり、前を行く何名かに追いついた。


取手市新町の交差点
これほどの交通量の交差点にも関わらず、交差点の名前がないというのは珍しい。


ピザ屋「Domino's」、


続けてコーヒー店前を通過すると、


先行するグループの数人が道端に腰を下していた。
『一緒にゴールしようと思って待ってあげてたのよっ』
会長もその優しい心遣いは嬉しいはすだ。
『それじゃぁ 一緒にゴールしようっ』


国道6号交差点に到着し、


陸橋を見上げながら交差点を横断
『陸橋を渡る元気はないわねっ』


取手駅ビルが見えてきた。


13時20分、取手駅西口駅前広場に到着。


間をおかずしんがりを務めた会長も無事ゴールした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


この日は駅改札口前で解散し、めいめい好みの飲食店を求めて散っていった。
我々いつものメンバーは、駅ビルのレストラン街へ。


5Fの居食酒房「鬼や」へ。


先ずは、中生ビール(540円)で『かんぱ~いっ』
『お疲れさまでした~っ』


『やっぱし 汗をかいた後の一杯は最高に美味しいよね~っ』


ビールの後は、めいめい好みの品を注文。


おろし蕎麦の大盛(670円)を注文した。


『暑い時には冷たい蕎麦に限るねっ』

生ビールとおろし蕎麦で締めて1,210円はリーズナブルだ。

1か月半に及ぶ長い夏休み明けの人には、いきなり13Kmというのはちょっと厳しかったようだ。
”夏休み明け”と言っても最高気温は32度もあり、厳しい暑さは真夏と変わらない。
自分も最後は脱水症状のような状態で、脚が痙攣を起し、速度が思ったように上がらなかった。
しかし、全員無事最後まで歩いたことには、当「ウォーキングの会」の意地を見たような気がする。
一人も救急車のお世話にならなかったのが、不思議なくらいである。

来年度は、”夏休み明け”は比較的短い距離から始め、徐々に距離を伸ばすような計画を立てたいと思う。

この日の万歩計は、19,000歩に達していた。

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コメント
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