ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

富士登山トレーニング 薬王院コース

2016年07月10日 | ウマさんの気ままなウォーキング
2016年7月10日(日)

富士登山トレーニング第4回目(自身3回目)に参加した。
この日は、筑紫湖から薬王院コースを上り、男体山(871m)に参拝して、
また薬王院コースを下り、筑紫湖まで戻るというものである。

8時47分、この日のスタート地点、筑紫湖駐車場に到着。
駐車場は満車状態だった。
県外のナンバーもちらほら。多くは釣人の車と思われる。


駐車場の100mほど先の空地に車を停めて筑紫湖へ。


筑紫湖は、風もほとんどなく、穏やかだった。


筑紫湖で待っていると、この日の参加者が到着し、前述の空地に駐車して筑紫湖へ集まった。
主宰者のYさんより、霞ヶ浦の水の利用状況などの説明があった。
それによると、茨城県は、利根川の水を利用する権利はなく、県西で利用した分は、
霞ヶ浦から利根川に戻しているとのこと。
『へ~っ そうなんですか』


9時11分、先ずは薬王院目指して出発!
筑紫湖畔の蕎麦屋「つくし亭」前を通り、


薬王院参道から薬王院へ。


緩やかな薬王院参道を進む。
この日の参加者は、7名である。


つづら折の参道を進むこと凡そ30分、


薬王院の仁王門前に到着した。


下山後にゆっくりと薬王院に参拝しようということで、仁王門を後にする。


9時47分、薬王院ルート登山口に到着
筑波山歩道案内板によると、薬王院~筑波山頂は、2,300mとある。
『筑波山の登山ルートで一番長い距離だねぇ』


9時53分、登山開始!
これまで何度か上ったことがある自分が先頭を務めることになった。


杉の林とシダの群生地を過ぎると、


緩やかな山道が続く。


登山道は、最初は光が差し込むところもあったが、


雑木林に囲まれた薄暗い場所が多くなった。
次第に上りの勾配がきつくなってきた。


10時20分、最初の休憩を摂り、水分補給。


再び山道を進むと、


10時30分、舗装された道路に出た。


登山道は道路の反対側へと続いている。


この位置の標高は420m、筑波山頂まで1,622mと表示されている。


10時33分、先頭は写真を撮りづらいため、交替してもらって再び筑波山頂を目指した。


舗装道路を過ぎたら一段と急な山道になった。


丸太の坂道が現れ始めた。


10時49分、丸太の急坂が始まった。
片側に柵が設けられている。
ここからさらに急な長い階段が続くのである。


厳しい階段が続く。
全身汗びっしょりで、息が上がる。


それまで直登だった階段がジグザグのつづら折に変わった。
間もなくこの急な階段も終わる頃だが・・・


その後しばらくつづら折れの階段は続いた。


11時0分、丸太の階段が終わる辺り(標高630m、山頂まで1,092m)で堪らず休憩だ。
『いやぁ このルートは厳しいねぇ』


さらに丸太の階段を数百m上ると、


ようやく平らな道になった。
『ここまで来れば後は楽らしいよっ』


筑波山を目指す。
『ずっとこんな道だったら楽なんだけどねっ』


『さっきの階段とは比べものにならないよねっ』
快調なペースで山頂を目指す。


標高710m、山頂まで566mの標識を通過。


11時24分、自然研究路の分岐点を通過。
御幸ヶ原まで0.5Kmである。


自然研究路の分岐点を過ぎると、緑に包まれた緩やかな道になる。
途中適度な高さの石段などがある。


急な石段も3か所ほどあるが、それほど長くはない。
最後の急な石段を上り、


緑に覆われた道を進むと、


11時39分、御幸ヶ原に到着した。
筑紫湖を出発して2時間30分、薬王院から1時間50分かかったことになる。


後続を待つために男体山神社上り口の見浦茶屋で一休みすることに。


見浦茶屋は、日曜日のためけっこう賑っていた。


喉が渇いていたので、ショバ代としてかき氷(400円)を注文。
疲れた身体に、冷たくて甘いかき氷は最高に美味しかった。
そのうち遅れていた1人が到着した。
Yさんは、『今日は体調があまり優れないので途中で引き返すかも』と言っていたのだが・・・


12時20分、見浦茶屋で弁当を食べた後、男体山神社へ向かった。
他の人は何度もお参りしているらしく、遠慮しておこう、とのこと。


1人で男体山山頂(871m)を目指した。


最後の急な岩場を上り・・・


12時34分、男体山神社に到着し、
無事登山出来たことに感謝の気持ちを込めて、参拝!


男体山山頂から見たつくば市の景色。


御幸ヶ原に下り、水分補給用のお茶(200円)を買い求め、


12時54分、下山開始
この時、お茶を買い求めている間に他の皆さんは既に下山したのだとばっかり思っていた。
そのうち追い付くだろう、と気軽に考え、


皆さんの後を追いかける形で、緑一杯の道を薬王院を目指した。


13時3分、自然探求路分岐点を通過
薬王院まで2.5Kmと表示されている。


杉林の中を進む。


標高670m、薬王院まで2,118mの地点を通過
先行グループになかなか追い付かない。


丸太の道が始まった。


ここから急坂の丸太階段になる。
ここにも先行グループの姿はなかった。それにしても先行グループは、随分早いものだ。
下りとは言え、このペースは自分にとってはかなり厳しい。
汗びっしょりになってきた。
まぁ薬王院で合流すれば良いか、と少しペースを落とすことにした。


急坂の丸太階段をマイペースで下っていたところ、


後続の人に追越されてしまった。
自分と年齢はあまり変わらないように見えたが、足取りは軽そうだ。


丸太の柵が終わり、丸太の階段から


普通の山道になった。


13時31分、舗装道路に出た。
御幸ヶ原からここまで35分弱かかったことになる。
ここにも先行グループの姿はなかった。


一息入れて、13時37分、薬王院を目指す。


マイペースで薬王院を目指していたところ、何と先行している筈のグループが後ろから追い付いた。
皆さんも自分を追いかけて来たのだと言う。
お互いに追いかけあっていたのだ。


揃って薬王院へ向かった。


13時57分、薬王院まで500mの地点を通過し、


シダが生い茂る杉林を抜けると、


14時4分、登山口に到着した。
御幸ヶ原からここまでちょうど1時間である。


薬王院を目指す。


14時7分、仁王門に到着


どっしりと風格のある薬王院仁王門だが、仁王像はなかった。


仁王像2体は現在修理中のようだが、阿形像は修理完了したとある。
吽形像はまだ修理中のようだ。
2体揃って修理が完了したら、またここに戻されるのだろう。


仁王門を潜って、急な石段を上ると、


薬王院本堂が目の前に現れた。
無事の下山を感謝して、


鐘を撞いた。
腹に響くような大きな音が境内に鳴り響いた。


Yさんは既に到着していた。
50分ほど前からここで待っておられたそうだ。


一休みした後、三重塔を経て筑紫湖へ向かう。
三重塔は、大工棟梁桜井瀬左衛門安信の手により、宝永元年(1704)に完成した、とある。
安信は、7年後に成田山新勝寺三重塔を完成させている。
三重塔は、県の文化財に指定されている。


筑紫湖駐車場へ向かう。


薬王院参道を下る。


参道入口で次回の集合場所と登山ルートを確認
次回は、薬王院コースを上り、女体山を経由して、筑波高原キャンプ場へ下ることになった。


筑紫湖が見えてきた。


15時29分、ゴールの駐車場に到着。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


富士山トレーニング第4回目(自身3回目)が無事終わった。
筑紫湖から薬王院を経由し、薬王院コースを上り、男体山(871m)にお参りして、薬王院コースを下るという
筑波山コースの中で最も長くて厳しいコースと云われているが、無事歩き終えてホっとしている。
前回ほどではないが、足の筋肉が痛い、あと1-2日はこの状態が続くことだろう。
念願の富士登山に向けて、可能な限りトレーニングに参加して、富士山登頂を果したい。

この日の万歩計は、21,000歩を計測していた。


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コメント
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