2014年11月15日(土)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成26年度第25回(2014年第35回)、「奥久慈篭岩ハイキング」に参加した。
この日のコース地図
水郡線西金(さいがね)駅を出発し、湯沢温泉方面へ進み、本覚寺前から不動滝へ向かう。
不動滝を観た後は、いったん林道まで引き返し、つつじヶ丘の登山口から篭岩展望台を目指す。
篭岩展望台からの眺めを味わった後は、再びつつじヶ丘へ戻り、
本覚寺を経由して西金駅に戻るという、全長約10Kmのコースである。
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水戸駅7時27分発、水郡線郡山行き車内は、参加者13名がゆったりと座れる状態だ。
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8時34分、西金駅に到着
駅に直行していた1名(Fさん)と合せて、結局参加者は14名となった。
同じ列車で降りた我々とほぼ同数の他グループ(写真左)は、一足先に出発した。
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駅に残ったのは我々一行だけだ。
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参加者の一人が弁当を買いに、約200m先と案内されていたコンビニへ行ってしまったのだ。
(実際には300m以上はあると記憶している)
ここは待つしかない。
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先に準備体操だけでもしておこう。
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9時1分、全員揃ったところでようやく出発だ。
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国道118号を横断し、県道322号を湯沢温泉方面へ進む。
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県道322号は、まだ工事中で一部狭いところがある。
”まだ”としたのは2年前(2012年10月21日)に下見で来た時にも工事中だったからだ。
工事はあまり進捗していないように見える。何時頃完成するのだろうか?
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「まゆみの会」に所属しているD子さんが、急遽参加することに。
最近あまり山に登ってないので、適度な運動を兼ねての参加、が理由らしい。
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9時20分、湯沢温泉分岐点に到着。
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右に折れて篭岩・不動滝方面へ向かう。
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2つ目の分岐点。
「入湯沢・篭岩」方面を示す標識が右方向を示しているように見えた。
『右? いや、それとも左だったかな?』
2年前の記憶が定かでないが、それにしても 紛らわしい標識である。
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たまたま歩いていた地元の人に道を訊ねたところ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/fb/e700a125cf969aba06d3733ca862fe02.jpg)
左の道が正しいことが分かった。
右は「三太の湯」方面で方向違いだった。
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左の道を進んでいるうちに、見覚えのある景色に2年前の記憶が蘇ってきた。
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10時ちょうど、本覚寺・つつじヶ丘分岐点に到着。
不動滝は、真直ぐに進むことになる。
西金駅を出発してちょうど1時間が経過していた。
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ここで一息入れよう。
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不動滝方面へ向かう。
『あれが篭岩なのかねぇ?』
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正面に篭岩らしき岩山が見える。
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田んぼの中に数本の杉木立がある。
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石灯籠の横に「沼野山八大竜王大権現」と書かれた木柱があったが、
どのような神様なのかは、分からない。
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さらに田んぼの中の細い道を進むと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b8/b17a2594652b5f76a6507f37f7fb8a54.jpg)
10時16分、湯沢峡ハイキングコース入口に到着した。
不動滝は、この先400mほどだ。
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民家の前を通り抜け、不動滝を目指す。
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コース入口から6分ほど進むと、大きな岩があり、その岩の先に・・・
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「不動滝」の鳥居が現れた。
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鳥居を通して小さな滝が見える。ここでは滝が祭神となっている。
『これが不動滝かぁ』
『ちょっと水が少ないけど これでも一応滝なんだっ』
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正直、滝と言うより雫が流れ落ちている、と言った方が正しいかも?
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『この先行けるのかしらねっ?』
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大岩の先は不動滝の真上を通り抜けて、湯沢峡の沢伝いに岩を上ることになるが、
数日前に大子観光協会に問い合わせたところ、一部崩落により篭岩手前に危険場所があるため、
通行止めにしている、とのこと。
また、鎖場の杭の修理は未だとのことだった。
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2年前に下見した時のことを考えると、ここは、引き返す方が賢明と判断。
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湯沢峡ハイキングコース入口まで引き返し、林道をつつじヶ丘方面へ向かう。
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右手に男体山・篭岩山系のパノラマを見ながら、
急坂の林道を上ること約10分、
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10時50分、篭岩への登山口に到着。
一息ついて、篭岩展望台を目指して上り開始。
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杉木立の山道を進む。
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次第に坂道が急になり、息が上がる。
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『けっこう長い坂道だよなぁ』
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瓦礫石の坂道を上ること20分余り、ようやく平な雑木林に出た。
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少し進むと、今度は、右側が急斜面な場所に出た。
バランスを崩さないように、身体を左に傾けて進む。
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『いやぁ これは歩き難いわぃ』
『ゆっくりっ ゆっくりっ』
細心の注意が必要だ。
ここに至る途中、常陸大田警察署の行方不明者の捜索写真を見掛けた。
昨年9月3日の奥久慈トレイルマラソンで行方不明になった、とのことである。
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11時25分、篭岩展望台近くの農家の前に出た。
ここで、Oさんが急に体調を崩してやや遅れていることが分かり、しばらく待つことに。
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圏外のためなかなか連絡が取れ難かったが、何とか後に続いているとの連絡が入り一安心。
篭岩展望台まであと少しだ。
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左側の細い道が篭岩展望台方面である。
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展望台から不動滝までの間に崩落場所があるため、「通行注意」の注意書きが。
展望台までなら問題なさそうである。
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11時40分、篭岩展望台に到着
『いやぁ なかなかきれいだねぇ』 『来て良かったぁ』
ほどなくOさんも到着。
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篭岩展望台からの眺め(1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/72/9511485e9caf475059061bfdbb31bbea.jpg)
篭岩展望台からの眺め(2)
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せっかくだから篭岩まで行ってみよう!
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篭岩の如来像へ礼拝
他にもいくつかの石像が並んでいる。
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梯子がある。
前回下見の時には、「関係者以外立入禁止」札が梯子を塞いでいたため、上らなかった。
現在、その札は梯子を塞ぐような状態ではない。
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『ちょっと上って観て来るねっ』
(この後、ザックを下ろして再び上って行った)
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『私も上ってみることにするわっ』
女のD子さんまでも上って行ったのを、ただじっと眺めているだけでは男として恥ずかしい。
是非とも上の景色を見て、皆さんに伝えなければ、ということで、後を追った。
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『ここからの景色の方が素晴らしいわねっ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/58/a5784e4499dcb9f15495d3807bf838f8.jpg)
篭岩展望台の梯子の上からの眺め(左側)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/0e/3772a9e6aa2172bc4ba1f766126f38f7.jpg)
篭岩展望台の梯子の上からの眺め(中央)
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篭岩展望台の梯子の上からの眺め(右側)
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動画で見た景色
天井部分は、岩が穴だらけの状態になっている。
『これが篭岩かぁ 何となく名前が分かる気がするねっ』
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海底火山が隆起して出来たと云われる集塊岩の岸壁には、風化によって篭の目のような穴がたくさん出来ている。
篭岩と呼ばれる由縁だ。
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梯子を下る(上る)際には、周りの小石には触らないようにしたい。
ちょっとでも触るとバラバラと落ちて、下の人に当ると危険である。
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12時6分、展望台横の東屋で昼食だ。
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12時31分、つつじヶ丘へ引き返す。
不動滝から湯沢峡経由で登ってきた人が『何とか行けるよ』と言っていたが、
来た道を引き返す方が無難だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/82/27cd7b848a42add277537bb6eb07a9f8.jpg)
つつじヶ丘経由で西金駅を目指す。
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上山(うやま)集落ののどかな風景。
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案内板に従ってつつじヶ丘へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/6c/0fff4fa3f3280058e9d6440c69c0206e.jpg)
『楽しいわぁ こんな道歩くのって』
里山は、童心に還ったような気分にさせてくれる。
思わずはしゃぎたくなるから不思議だ。
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上ってきた山道を今度は下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/49/a099bdaf04c53d86e9b79891fa060cad.jpg)
瓦礫の山道を下る。
敷き詰めてある石が動くため、歩き難い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/7b/dae5032f51566653a26969c21d641538.jpg)
13時9分、つつじヶ丘の登山口に到着。
水戸行き列車は14時5分発、あと55分だ。
急いで歩いて間に合わせるか、ゆっくりと歩いて次の列車(15時52分)にするか・・・
迷った末、1時間50分も待たされるのは面白くないので、とにかく急ぐことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/e2/f30f71513535f04b2eb3d8f8805775e6.jpg)
右手に奥久慈男体山や
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/6f/c00dcdf5f5faf5632897ecf93729ab04.jpg)
篭岩山のパノラマ風景を観ながら西金駅へ急いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e9/492384fb08870fef6b6169656e81c2a6.jpg)
つつじヶ丘駐車場付近を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b9/039fdf12ee43351d480b9e557d2b7ec1.jpg)
素晴らしいパノラマ風景だ。
(ゆっくりと眺めている余裕はないのだが、ついカメラを向けたくなる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/1a/70d54c5ea3a3a758f50485552152983d.jpg)
廃れ果てている本覚寺別院
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/90/91c84f7527a74aebadefb2fc8fad60f5.jpg)
本覚寺本堂?横を通過
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/15/da102a378307198b14fa37aa4593a707.jpg)
扉は開いたままの状態になっている。
荒れ放題だ。
『ほっとくとこんなになっちゃうんだねぇ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cc/6609f9ef032fbd3819e944a8d0dade48.jpg)
西金駅へ(1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/3f/809b9951d9ea5854cf62e25b24c94ba5.jpg)
西金駅へ(2)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0a/71617a0e8311c647bd570c3134eb317a.jpg)
西金駅へ(3)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/bb/115c86b1bfd56a048c46b2f47acceb68.jpg)
13時52分、湯沢温泉分岐点を通過。
あと13分、果たして列車に間に合うだろうか? 少々不安になってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/41/fa5c748009e15332996b58d8bb71b2fd.jpg)
国道118号が見えてきたが、時計は14時4分を差していて、もう時間がない。
14時5分発の列車には間に合いそうにない。
『あとは列車が遅れることを祈るしかないねっ』
こうなったら、あとは神頼みである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/87/387108d7e55a920f6b8be2e3a03b2fc7.jpg)
国道118号を渡って直ぐ、無情にも目の前を水戸行き列車が通過して行く。
篭岩を出発して一度も休憩せずに歩き続けた甲斐もなく、列車に乗り遅れてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/81/99a705c93631a1d46a523fc123264fc3.jpg)
14時11分、西金駅へ到着
『ちょっと無理だったかぁ あと5分早ければ間に合ったなぁ』
このままここで次の列車(15時52分)を待っていてもしょうがない。
急遽『大子町の「もみじ寺」へ行こうっ』と云うことになった。
「ときわ路パス」利用なので料金はかからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/34/9eb57d54827bc9024f6995edc9a35b54.jpg)
下り列車(14時16分発)が間もなく来る頃だが、用足し中のTさんが間に合いそうにない。
列車に待ってもらう訳にもいかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/52/a0985da66ca4802f5f2c0991a979a8ec.jpg)
14時37分、奥久慈大子駅に到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/26/cdb0a55adff380c21fadb2814fc576ef.jpg)
数分後、Fさんの車が大子駅に到着し、無事Tさんと合流したのには、皆さんびっくり。
(実は、Fさんが帰った直後に、携帯で事情を説明し、Tさんを車で送ってもらうよう頼んでおいたのだ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e0/460e5b277c172f20064577d6b285930b.jpg)
Tさんを大子駅まで送っていただいたFさんには丁重に礼を言い、ここで分かれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/6b/cc524085528ea41554f81c5c603e9e07.jpg)
残り13名が「もみじ寺」で名高い永源寺へ向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/8f/3979cf873858dbf1edc59dba017a1576.jpg)
水郡線に沿って永源寺へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8a/58901ed6f070912c95d73d9823626d78.jpg)
押川に架かる長岡橋を渡り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/9f/dafd294596c18a91038476e6dd237d36.jpg)
14時55分、永源寺に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e8/17409736171e1b54427db5dd40149d69.jpg)
六地蔵がお出迎えだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/0c/b0f615660f01a7911678cd4a8bd0064b.jpg)
もみじ寺(永源寺)の紅葉
日陰のため、色合いが今一つだが、寺全体がもみじに覆われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/a2/2454941c1fff733467c5c9ecc5587ac9.jpg)
いろんなもみじがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/50/9c0ea2fdbf21490b26357dc3c183d727.jpg)
ひときわ真っ赤なもみじ
これほど赤いもみじは見たことがない。
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山門までもみじのトンネルが続く。
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陽の当る午前中にでもかみさんと訪れてみたい。
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永源寺の山門
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本堂へお参りを済ませる。
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境内にはたくさんの石像が置かれている。
これも六地蔵だそうだ。
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こんなところにも”クマもん”が。
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永源寺境内から、大子駅方面を望む。
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帰りにもう一度紅葉を楽しんで、
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永源寺を後にした。
『来て良かったねっ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/01/d56a01854513e888413e3c3a3dfffde5.jpg)
駅前の酒屋で缶ビールを、コンビニでつまみを買い、
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常陸大子駅へ行ってみると、水戸行きホ-ムは既に大勢の客が電車を待っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/cf/89e17014168d9d2d43171822320d241b.jpg)
ゆっくり座ってビールでも飲みながら、なんて思っていたのが、甘かった。
結局水戸駅までの約1時間ずっと立ちっ放し、数人だけが座れたようだ。
疲れ倍増である。
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水戸駅で常磐線に乗り替え、
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常磐線で、ようやく座ることができ、笑顔が戻った。
『いやぁ 今日はけっこう歩いたよねっ』
『今日はハプニングもあったけど楽しかったよねっ』
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『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ~』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/93/46b9a948b0c537a347e135e6fac6ddb7.jpg)
この日は「奥久慈篭岩ハイキング」ということで、篭岩展望台からの景色を堪能した。
また、つつじヶ丘からの男体山・篭岩山系のパノラマは、素晴らしかった。
さらに、永源寺(もみじ寺)の紅葉を愛でることができたのは、幸運だったと言う外ない。
「もみじ寺」へ足を延ばさせた一因は、帰りの列車に乗り遅れたことに始まる。
終わり良ければ全て良し、ということで、めでたしめでたしである。
帰りの途中に呼び戻され、Tさんを西金駅から常陸大子駅まで快く送って下さったFさんには、
重ねてお礼を言います。『どうもありがとうございましたぁ』
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成26年度第25回(2014年第35回)、「奥久慈篭岩ハイキング」に参加した。
この日のコース地図
水郡線西金(さいがね)駅を出発し、湯沢温泉方面へ進み、本覚寺前から不動滝へ向かう。
不動滝を観た後は、いったん林道まで引き返し、つつじヶ丘の登山口から篭岩展望台を目指す。
篭岩展望台からの眺めを味わった後は、再びつつじヶ丘へ戻り、
本覚寺を経由して西金駅に戻るという、全長約10Kmのコースである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/4f/267259558b70e39f3804d46c1204fc20.jpg)
水戸駅7時27分発、水郡線郡山行き車内は、参加者13名がゆったりと座れる状態だ。
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8時34分、西金駅に到着
駅に直行していた1名(Fさん)と合せて、結局参加者は14名となった。
同じ列車で降りた我々とほぼ同数の他グループ(写真左)は、一足先に出発した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3b/9c3c827de419c999747b01815f117c80.jpg)
駅に残ったのは我々一行だけだ。
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参加者の一人が弁当を買いに、約200m先と案内されていたコンビニへ行ってしまったのだ。
(実際には300m以上はあると記憶している)
ここは待つしかない。
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先に準備体操だけでもしておこう。
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9時1分、全員揃ったところでようやく出発だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f5/dd1038b5b5486771461bfb81a11d7a19.jpg)
国道118号を横断し、県道322号を湯沢温泉方面へ進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/90/34ceceb2c12d9c3e0bbfaaf4b87b2f1c.jpg)
県道322号は、まだ工事中で一部狭いところがある。
”まだ”としたのは2年前(2012年10月21日)に下見で来た時にも工事中だったからだ。
工事はあまり進捗していないように見える。何時頃完成するのだろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a2/93a0e41361e03f53ea721e6a54427c6d.jpg)
「まゆみの会」に所属しているD子さんが、急遽参加することに。
最近あまり山に登ってないので、適度な運動を兼ねての参加、が理由らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/42/b328b7c096a526e57be25e73caf51d83.jpg)
9時20分、湯沢温泉分岐点に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/db/0c09bfea8a4e8d79b8d5713b273c3bd3.jpg)
右に折れて篭岩・不動滝方面へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/30/7a144d1aebfbeb49209a8ca850bce71e.jpg)
2つ目の分岐点。
「入湯沢・篭岩」方面を示す標識が右方向を示しているように見えた。
『右? いや、それとも左だったかな?』
2年前の記憶が定かでないが、それにしても 紛らわしい標識である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/fd/acbaa785374b5444dc5da0c45ed1ef22.jpg)
たまたま歩いていた地元の人に道を訊ねたところ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/fb/e700a125cf969aba06d3733ca862fe02.jpg)
左の道が正しいことが分かった。
右は「三太の湯」方面で方向違いだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ce/b2c1ce6102712dac1aff7f45104667fe.jpg)
左の道を進んでいるうちに、見覚えのある景色に2年前の記憶が蘇ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/de/8a9059acebf2cc0c3684591eb8a8df61.jpg)
10時ちょうど、本覚寺・つつじヶ丘分岐点に到着。
不動滝は、真直ぐに進むことになる。
西金駅を出発してちょうど1時間が経過していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/85/86b48f028a5b45b32a2c25903d92b4fa.jpg)
ここで一息入れよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/79/2ae72dd8b60317d78eef97d3f24e3cfe.jpg)
不動滝方面へ向かう。
『あれが篭岩なのかねぇ?』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/05/b2bbf3d3a8dc207403e9c9aef91a2904.jpg)
正面に篭岩らしき岩山が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b1/c0786f9806505dfa96f1a0b4ae07554f.jpg)
田んぼの中に数本の杉木立がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/05/78dc72eec3f22a45e27868032ba8a804.jpg)
石灯籠の横に「沼野山八大竜王大権現」と書かれた木柱があったが、
どのような神様なのかは、分からない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/eb/826095e741b84dc3884225ab1f8fb185.jpg)
さらに田んぼの中の細い道を進むと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b8/b17a2594652b5f76a6507f37f7fb8a54.jpg)
10時16分、湯沢峡ハイキングコース入口に到着した。
不動滝は、この先400mほどだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d9/e399f523773cc9c09c1806350032ce65.jpg)
民家の前を通り抜け、不動滝を目指す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f2/4727cb889a1de1202dd496746545161e.jpg)
コース入口から6分ほど進むと、大きな岩があり、その岩の先に・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bf/4470bf4490030670517b36a0f792efb3.jpg)
「不動滝」の鳥居が現れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/cc/fec39ae3936d1074521fec5a371d4ff1.jpg)
鳥居を通して小さな滝が見える。ここでは滝が祭神となっている。
『これが不動滝かぁ』
『ちょっと水が少ないけど これでも一応滝なんだっ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/79/896b5eded9b516a687f8b2e7adbf1ceb.jpg)
正直、滝と言うより雫が流れ落ちている、と言った方が正しいかも?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/25/af0803b2b4d84ade86019388ceb8b6c4.jpg)
『この先行けるのかしらねっ?』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/e2/e4e79692f6f3492378bcc373a413df40.jpg)
大岩の先は不動滝の真上を通り抜けて、湯沢峡の沢伝いに岩を上ることになるが、
数日前に大子観光協会に問い合わせたところ、一部崩落により篭岩手前に危険場所があるため、
通行止めにしている、とのこと。
また、鎖場の杭の修理は未だとのことだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/6d/e51c09a1f273d77f3e243472e6d47852.jpg)
2年前に下見した時のことを考えると、ここは、引き返す方が賢明と判断。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/2e/539d53b26938532940b15284fa940f6e.jpg)
湯沢峡ハイキングコース入口まで引き返し、林道をつつじヶ丘方面へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/d1/4920f744a01efda5a92ed3d224e50e09.jpg)
右手に男体山・篭岩山系のパノラマを見ながら、
急坂の林道を上ること約10分、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/c7/7af2c48ccf944e1e68d76b1e95b34524.jpg)
10時50分、篭岩への登山口に到着。
一息ついて、篭岩展望台を目指して上り開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/23/dc993339f9694e1ffd69efc35f90088c.jpg)
杉木立の山道を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/73/11ae1b22e8b92f4d9d89318e6676a00d.jpg)
次第に坂道が急になり、息が上がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/8f/816a2e170f918d826240b520e8131ca9.jpg)
『けっこう長い坂道だよなぁ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f4/82dbb4ac032502c7be9ff40f8ed9bb13.jpg)
瓦礫石の坂道を上ること20分余り、ようやく平な雑木林に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/78/d1988474606b0af2bb0ce6a091bb669a.jpg)
少し進むと、今度は、右側が急斜面な場所に出た。
バランスを崩さないように、身体を左に傾けて進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c5/d1cb9702e84ed9f44b67325b6abfa041.jpg)
『いやぁ これは歩き難いわぃ』
『ゆっくりっ ゆっくりっ』
細心の注意が必要だ。
ここに至る途中、常陸大田警察署の行方不明者の捜索写真を見掛けた。
昨年9月3日の奥久慈トレイルマラソンで行方不明になった、とのことである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/b1/fb863d593539794aec7addb2de0f48b5.jpg)
11時25分、篭岩展望台近くの農家の前に出た。
ここで、Oさんが急に体調を崩してやや遅れていることが分かり、しばらく待つことに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/47/39b11b2b19bb22dd7ddff47bf4c934f1.jpg)
圏外のためなかなか連絡が取れ難かったが、何とか後に続いているとの連絡が入り一安心。
篭岩展望台まであと少しだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/37/eb4a205436ff461f6620a613303699e0.jpg)
左側の細い道が篭岩展望台方面である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d7/a16eecafbf899983182138d2fa07733f.jpg)
展望台から不動滝までの間に崩落場所があるため、「通行注意」の注意書きが。
展望台までなら問題なさそうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4a/b8fefce2c027d5e09577bce5ac02223e.jpg)
11時40分、篭岩展望台に到着
『いやぁ なかなかきれいだねぇ』 『来て良かったぁ』
ほどなくOさんも到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/db/4811d1a5003f6ff3f163348fd2bd85e7.jpg)
篭岩展望台からの眺め(1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/72/9511485e9caf475059061bfdbb31bbea.jpg)
篭岩展望台からの眺め(2)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/36/82962fa4c60598854337d330b58cd1b5.jpg)
せっかくだから篭岩まで行ってみよう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/6b/0bd896049d8a877013791c9dad633d50.jpg)
篭岩の如来像へ礼拝
他にもいくつかの石像が並んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/6a/15c8f4a50314e1be5e38e461454bf066.jpg)
梯子がある。
前回下見の時には、「関係者以外立入禁止」札が梯子を塞いでいたため、上らなかった。
現在、その札は梯子を塞ぐような状態ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/eb/40fdb53e5aece571653d74f7fc531b41.jpg)
『ちょっと上って観て来るねっ』
(この後、ザックを下ろして再び上って行った)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/93/7a13cf3e1a54eac5a55f027b99d90ddd.jpg)
『私も上ってみることにするわっ』
女のD子さんまでも上って行ったのを、ただじっと眺めているだけでは男として恥ずかしい。
是非とも上の景色を見て、皆さんに伝えなければ、ということで、後を追った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/76/12689452329b29836296a8bc3f4515d9.jpg)
『ここからの景色の方が素晴らしいわねっ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/58/a5784e4499dcb9f15495d3807bf838f8.jpg)
篭岩展望台の梯子の上からの眺め(左側)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/0e/3772a9e6aa2172bc4ba1f766126f38f7.jpg)
篭岩展望台の梯子の上からの眺め(中央)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d9/b47dfa2c9bc024d667d9d8ea11f0c96d.jpg)
篭岩展望台の梯子の上からの眺め(右側)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/a6/1a75d6a29ba76c7d3030bd7de396c689.jpg)
動画で見た景色
天井部分は、岩が穴だらけの状態になっている。
『これが篭岩かぁ 何となく名前が分かる気がするねっ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/20/7f57f8b51bcc38314f4b6bd2d3e1e897.jpg)
海底火山が隆起して出来たと云われる集塊岩の岸壁には、風化によって篭の目のような穴がたくさん出来ている。
篭岩と呼ばれる由縁だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/03/1875ec9a27bdf6f560cd5836da670875.jpg)
梯子を下る(上る)際には、周りの小石には触らないようにしたい。
ちょっとでも触るとバラバラと落ちて、下の人に当ると危険である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c1/6fcb50e98e6703adbb8666a2783f2061.jpg)
12時6分、展望台横の東屋で昼食だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/4f/6114eda0c8878311bfe8f2d647ce9bb7.jpg)
12時31分、つつじヶ丘へ引き返す。
不動滝から湯沢峡経由で登ってきた人が『何とか行けるよ』と言っていたが、
来た道を引き返す方が無難だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/82/27cd7b848a42add277537bb6eb07a9f8.jpg)
つつじヶ丘経由で西金駅を目指す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/0f/be35805ae4c750adce7cca2598def1fb.jpg)
上山(うやま)集落ののどかな風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a9/d5e891e56f96e1a7c0018c1baf25d546.jpg)
案内板に従ってつつじヶ丘へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/6c/0fff4fa3f3280058e9d6440c69c0206e.jpg)
『楽しいわぁ こんな道歩くのって』
里山は、童心に還ったような気分にさせてくれる。
思わずはしゃぎたくなるから不思議だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/e3/6b28954ec7449f40658c5460f7538a0b.jpg)
上ってきた山道を今度は下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/49/a099bdaf04c53d86e9b79891fa060cad.jpg)
瓦礫の山道を下る。
敷き詰めてある石が動くため、歩き難い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/7b/dae5032f51566653a26969c21d641538.jpg)
13時9分、つつじヶ丘の登山口に到着。
水戸行き列車は14時5分発、あと55分だ。
急いで歩いて間に合わせるか、ゆっくりと歩いて次の列車(15時52分)にするか・・・
迷った末、1時間50分も待たされるのは面白くないので、とにかく急ぐことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/e2/f30f71513535f04b2eb3d8f8805775e6.jpg)
右手に奥久慈男体山や
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/6f/c00dcdf5f5faf5632897ecf93729ab04.jpg)
篭岩山のパノラマ風景を観ながら西金駅へ急いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e9/492384fb08870fef6b6169656e81c2a6.jpg)
つつじヶ丘駐車場付近を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b9/039fdf12ee43351d480b9e557d2b7ec1.jpg)
素晴らしいパノラマ風景だ。
(ゆっくりと眺めている余裕はないのだが、ついカメラを向けたくなる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/1a/70d54c5ea3a3a758f50485552152983d.jpg)
廃れ果てている本覚寺別院
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/90/91c84f7527a74aebadefb2fc8fad60f5.jpg)
本覚寺本堂?横を通過
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/15/da102a378307198b14fa37aa4593a707.jpg)
扉は開いたままの状態になっている。
荒れ放題だ。
『ほっとくとこんなになっちゃうんだねぇ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cc/6609f9ef032fbd3819e944a8d0dade48.jpg)
西金駅へ(1)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/3f/809b9951d9ea5854cf62e25b24c94ba5.jpg)
西金駅へ(2)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0a/71617a0e8311c647bd570c3134eb317a.jpg)
西金駅へ(3)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/bb/115c86b1bfd56a048c46b2f47acceb68.jpg)
13時52分、湯沢温泉分岐点を通過。
あと13分、果たして列車に間に合うだろうか? 少々不安になってきた。
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国道118号が見えてきたが、時計は14時4分を差していて、もう時間がない。
14時5分発の列車には間に合いそうにない。
『あとは列車が遅れることを祈るしかないねっ』
こうなったら、あとは神頼みである。
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国道118号を渡って直ぐ、無情にも目の前を水戸行き列車が通過して行く。
篭岩を出発して一度も休憩せずに歩き続けた甲斐もなく、列車に乗り遅れてしまった。
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14時11分、西金駅へ到着
『ちょっと無理だったかぁ あと5分早ければ間に合ったなぁ』
このままここで次の列車(15時52分)を待っていてもしょうがない。
急遽『大子町の「もみじ寺」へ行こうっ』と云うことになった。
「ときわ路パス」利用なので料金はかからない。
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下り列車(14時16分発)が間もなく来る頃だが、用足し中のTさんが間に合いそうにない。
列車に待ってもらう訳にもいかない。
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14時37分、奥久慈大子駅に到着
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数分後、Fさんの車が大子駅に到着し、無事Tさんと合流したのには、皆さんびっくり。
(実は、Fさんが帰った直後に、携帯で事情を説明し、Tさんを車で送ってもらうよう頼んでおいたのだ)
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Tさんを大子駅まで送っていただいたFさんには丁重に礼を言い、ここで分かれた。
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残り13名が「もみじ寺」で名高い永源寺へ向かった。
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水郡線に沿って永源寺へ。
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押川に架かる長岡橋を渡り、
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14時55分、永源寺に到着。
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六地蔵がお出迎えだ。
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もみじ寺(永源寺)の紅葉
日陰のため、色合いが今一つだが、寺全体がもみじに覆われている。
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いろんなもみじがある。
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ひときわ真っ赤なもみじ
これほど赤いもみじは見たことがない。
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山門までもみじのトンネルが続く。
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陽の当る午前中にでもかみさんと訪れてみたい。
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永源寺の山門
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本堂へお参りを済ませる。
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境内にはたくさんの石像が置かれている。
これも六地蔵だそうだ。
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こんなところにも”クマもん”が。
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永源寺境内から、大子駅方面を望む。
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帰りにもう一度紅葉を楽しんで、
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永源寺を後にした。
『来て良かったねっ』
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駅前の酒屋で缶ビールを、コンビニでつまみを買い、
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常陸大子駅へ行ってみると、水戸行きホ-ムは既に大勢の客が電車を待っていた。
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ゆっくり座ってビールでも飲みながら、なんて思っていたのが、甘かった。
結局水戸駅までの約1時間ずっと立ちっ放し、数人だけが座れたようだ。
疲れ倍増である。
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水戸駅で常磐線に乗り替え、
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常磐線で、ようやく座ることができ、笑顔が戻った。
『いやぁ 今日はけっこう歩いたよねっ』
『今日はハプニングもあったけど楽しかったよねっ』
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『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ~』
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この日は「奥久慈篭岩ハイキング」ということで、篭岩展望台からの景色を堪能した。
また、つつじヶ丘からの男体山・篭岩山系のパノラマは、素晴らしかった。
さらに、永源寺(もみじ寺)の紅葉を愛でることができたのは、幸運だったと言う外ない。
「もみじ寺」へ足を延ばさせた一因は、帰りの列車に乗り遅れたことに始まる。
終わり良ければ全て良し、ということで、めでたしめでたしである。
帰りの途中に呼び戻され、Tさんを西金駅から常陸大子駅まで快く送って下さったFさんには、
重ねてお礼を言います。『どうもありがとうございましたぁ』
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