2014年5月11日(日)
”ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」”では、2011年までは主に茨城県の「関東ふれあいの道」(全18コース)を歩いてきた。
”たまには県外を”ということで、昨年(2012年)は東京都の「関東ふれあいの道」(全7コース)を踏破し、認定証を受領した。
そして次は神奈川県の「関東ふれあいの道」(全17コース)を歩こうということになり、企画したものである。
第15回目となる今回は、コースNo.14(峰の薬師へのみち:約10Km)を歩くことにした。
(注:梅の木平バス停から高尾山口までの1.5Kmを含む)
昨年(2013年)1月から開始した神奈川県「関東ふれあいの道」も今回が最終回となった。
今回で完全踏破する人は数人だが、ゴールの高尾山口で、ささやかながら祝杯を上げたいと思っている。
この日の参加者は10名である。
この日は津久井湖畔の城山高校バス停がスタートとなるので、上野駅から東京駅に向かう。
東京駅1番ホームへ。
8時40分発高尾行き中央線快速に乗り込む。
空いているうちに、と朝食をする人も。
9時10分、橋本駅に到着
橋本駅北口バスターミナルへ。
9時24分発の三ヶ木行きバスは既に到着していた。
バスの客は我々だけだった。
9時46分、スタート地点の城山高校前に到着。
早速準備体操をして、
9時51分、峰の薬師を目指して出発!
歩き始めて直ぐ県立津久井湖城山公園「水の苑地」の看板が目に入った。
津久井湖を見てみたいのと体調を整えるために、ちょっこっとだけ寄っていくことにした。
城山公園水の苑地の正面に見えるのは城山だ。
『3月にあそこを歩いたよねぇ』
2カ月前のことが懐かしく想い出される。
階段脇の斜面に紅白のツツジと黄色のモッコウバラ(木香薔薇:中国原産のバラ)が満開状態である。
『これだけのモッコウバラは珍しいわよねっ』
津久井湖が美しい。
体調を整え、あらためて峰の薬師を目指す。
三嶋神社前を通過
道は途中で右に折れ、峰の薬師への参道となった。
緩やかな坂道を上る。
この日も天気は良く、最高気温は25℃とのこと。
緩やかな坂道だが、次第に汗をかき始めた。
ちょっと木陰で一休みして、水分を補給しよう。
時々津久井湖が見え隠れする。
緩やかながら坂道が続く。
2度目の休憩
Y子さんが持参したオレンジが配られた。
このような暑い時に、冷たい水分を多量に含んだ果物はありがたい。
『いただきま~すっ』
もう直ぐ峰の薬師だ。
11時1分、峰の薬師の裏門に到着。
城山高校前バス停から1時間10分かかったことになる。
境内の一角には、”姿三四郎決闘の場”碑があった。
茶店の人の話では、富田常雄の長編小説「姿三四郎」を黒澤明監督が映画化。
ここで撮影が行われたそうである。
峰の薬師は、明応年間(1492年)の室町時代に創建された古寺で、武相四大薬師の一つとして有名だそうだ。
高尾薬王院、新井薬師、伊勢原の日向薬師と峰の薬師を四大薬師と呼ぶそうだ。
鐘撞堂をバックに全員の証明写真の撮影を済ませた。
本堂の少し先へ行ってみると、津久井湖の美しい景色が目に飛び込んだ。
峰の薬師からの眺望(動画)
『いやぁこれは実に美しい景色だねぇ』
左手には、橋本の高僧マンションが見える。
『天気も良くて今日は最高だねっ』
城山が目の前である。
時計は11時16分になろうとしていた。
昼食にはちょっと早いので、もう少し先を目指すことにした。
峰の薬師から10分ほど進むと、峰の薬師奥の院があった。
コンクリート造りだが、かなり傷んでいる状態だ。
50年近く経っているのかもしれないが、あたらめてコンクリート造りは案外寿命が短いものだと思った。
このような建造物は少なくとも100年以上は持ち堪えて欲しいものである。
奥の院から弁当を食べる場所を求めてさらに進む。
無線中継所の電波塔(その1)
無線中継所の電波塔(その2)
無線中継所の電波塔(その3)
なかなか弁当に適当な場所が見つからない。
こうなったら三沢峠を目指そう。
はて? どこか見覚えのある場所である。
いつの間にか神奈川県と東京都の都県境の三沢峠に着いてしまった。
時刻は11時46分、うまい具合にベンチが空いていたので、ここで弁当だ。
12時13分、弁当も終わり、梅の木平バス停目指して出発だ!
あまり特徴のない山道を下り初めて20分、周りに杉の木が目立ち始めた。
12時34分、休憩所の東屋を通過
さらに2分ほど下り、宿泊研修施設「高尾グリーンセンター」を通過。
「高尾グリーンセンター」を過ぎる辺りから、美しい杉木立の道になる。
こういう道は歩いていて気持ちが良い。
道端の草花が気になるらしく、あちらこちらで道草が始まった。
道端の石像には花が供えられていた。
無縁仏だろうか?
奥高尾の高級懐石料亭「うかい竹亭」前を通過。
一度こういうところで静かに京風懐石料理を味わってみたいものである。
『なかなかこんなところには来れないよねぇ』
年金暮らしの身としては懐具合が気になる雰囲気ではある。
因みに、竹亭懐石(\11,880)、高尾懐石(\6,860)と紹介されている。
間もなく、梅の木平バス停である。
13時14分、ゴールの梅の木平バス停に到着。
しかし、高尾山口まで行かなければ本当のゴールとはならない。
高尾山口行きバスは16時過ぎまでないため、ここは歩くしかない。
このことは最初から想定内である。
高尾山IC
高尾山IC
2年前の3月に東京都の「湖のみち」で通った時はちょうど開通式が行われる日だったことを想い出した。
国道20号線を高尾山口を目指す。
高尾山薬王院の自動車祈祷殿が見えてきた。
13時35分、高尾山入口交差点に到着
ここを左折するとケーブルカー駅に続く。
高尾山入口交差点近くのそば処「橋詰亭」へ。
先ずはビールで『かんぱ~いっ』
『完歩おめでとうございま~すっ』
全15回のうち、完歩は全部で3名である。
もう1回が2人、もう2回が1人と続いており、完歩は時間の問題、何とか頑張って欲しい。
女性陣も祝杯を上げている。
おでんを肴に飲むビールが美味い!!
祝杯の後、京王高尾山口駅へ。
JR高尾からは、始発の中央特快で東京神田へ。
皆さん、ややお疲れの様子
『皆さんっ 今日は大変お疲れ様でしたぁ』
神田までひと眠りがよろしいようで・・・
この日も好天に恵まれ、神奈川県の最後のコースとなる「峰の薬師へのみち」を歩くことが出来た。
今回で一応神奈川県の「関東ふれあいの道」は終わったが、まだ全コースを歩いていない人もいるので、
これからはコース案内人として、皆さんとできるだけ共に歩き、踏破認定の一助となるよう頑張りたい。
次の「関東ふれあいの道」は、埼玉県に決まった。今年9月開始を予定している。
また、皆さんと一緒に元気に楽しく歩きたいものである。
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”ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」”では、2011年までは主に茨城県の「関東ふれあいの道」(全18コース)を歩いてきた。
”たまには県外を”ということで、昨年(2012年)は東京都の「関東ふれあいの道」(全7コース)を踏破し、認定証を受領した。
そして次は神奈川県の「関東ふれあいの道」(全17コース)を歩こうということになり、企画したものである。
第15回目となる今回は、コースNo.14(峰の薬師へのみち:約10Km)を歩くことにした。
(注:梅の木平バス停から高尾山口までの1.5Kmを含む)
昨年(2013年)1月から開始した神奈川県「関東ふれあいの道」も今回が最終回となった。
今回で完全踏破する人は数人だが、ゴールの高尾山口で、ささやかながら祝杯を上げたいと思っている。
この日の参加者は10名である。
この日は津久井湖畔の城山高校バス停がスタートとなるので、上野駅から東京駅に向かう。
東京駅1番ホームへ。
8時40分発高尾行き中央線快速に乗り込む。
空いているうちに、と朝食をする人も。
9時10分、橋本駅に到着
橋本駅北口バスターミナルへ。
9時24分発の三ヶ木行きバスは既に到着していた。
バスの客は我々だけだった。
9時46分、スタート地点の城山高校前に到着。
早速準備体操をして、
9時51分、峰の薬師を目指して出発!
歩き始めて直ぐ県立津久井湖城山公園「水の苑地」の看板が目に入った。
津久井湖を見てみたいのと体調を整えるために、ちょっこっとだけ寄っていくことにした。
城山公園水の苑地の正面に見えるのは城山だ。
『3月にあそこを歩いたよねぇ』
2カ月前のことが懐かしく想い出される。
階段脇の斜面に紅白のツツジと黄色のモッコウバラ(木香薔薇:中国原産のバラ)が満開状態である。
『これだけのモッコウバラは珍しいわよねっ』
津久井湖が美しい。
体調を整え、あらためて峰の薬師を目指す。
三嶋神社前を通過
道は途中で右に折れ、峰の薬師への参道となった。
緩やかな坂道を上る。
この日も天気は良く、最高気温は25℃とのこと。
緩やかな坂道だが、次第に汗をかき始めた。
ちょっと木陰で一休みして、水分を補給しよう。
時々津久井湖が見え隠れする。
緩やかながら坂道が続く。
2度目の休憩
Y子さんが持参したオレンジが配られた。
このような暑い時に、冷たい水分を多量に含んだ果物はありがたい。
『いただきま~すっ』
もう直ぐ峰の薬師だ。
11時1分、峰の薬師の裏門に到着。
城山高校前バス停から1時間10分かかったことになる。
境内の一角には、”姿三四郎決闘の場”碑があった。
茶店の人の話では、富田常雄の長編小説「姿三四郎」を黒澤明監督が映画化。
ここで撮影が行われたそうである。
峰の薬師は、明応年間(1492年)の室町時代に創建された古寺で、武相四大薬師の一つとして有名だそうだ。
高尾薬王院、新井薬師、伊勢原の日向薬師と峰の薬師を四大薬師と呼ぶそうだ。
鐘撞堂をバックに全員の証明写真の撮影を済ませた。
本堂の少し先へ行ってみると、津久井湖の美しい景色が目に飛び込んだ。
峰の薬師からの眺望(動画)
『いやぁこれは実に美しい景色だねぇ』
左手には、橋本の高僧マンションが見える。
『天気も良くて今日は最高だねっ』
城山が目の前である。
時計は11時16分になろうとしていた。
昼食にはちょっと早いので、もう少し先を目指すことにした。
峰の薬師から10分ほど進むと、峰の薬師奥の院があった。
コンクリート造りだが、かなり傷んでいる状態だ。
50年近く経っているのかもしれないが、あたらめてコンクリート造りは案外寿命が短いものだと思った。
このような建造物は少なくとも100年以上は持ち堪えて欲しいものである。
奥の院から弁当を食べる場所を求めてさらに進む。
無線中継所の電波塔(その1)
無線中継所の電波塔(その2)
無線中継所の電波塔(その3)
なかなか弁当に適当な場所が見つからない。
こうなったら三沢峠を目指そう。
はて? どこか見覚えのある場所である。
いつの間にか神奈川県と東京都の都県境の三沢峠に着いてしまった。
時刻は11時46分、うまい具合にベンチが空いていたので、ここで弁当だ。
12時13分、弁当も終わり、梅の木平バス停目指して出発だ!
あまり特徴のない山道を下り初めて20分、周りに杉の木が目立ち始めた。
12時34分、休憩所の東屋を通過
さらに2分ほど下り、宿泊研修施設「高尾グリーンセンター」を通過。
「高尾グリーンセンター」を過ぎる辺りから、美しい杉木立の道になる。
こういう道は歩いていて気持ちが良い。
道端の草花が気になるらしく、あちらこちらで道草が始まった。
道端の石像には花が供えられていた。
無縁仏だろうか?
奥高尾の高級懐石料亭「うかい竹亭」前を通過。
一度こういうところで静かに京風懐石料理を味わってみたいものである。
『なかなかこんなところには来れないよねぇ』
年金暮らしの身としては懐具合が気になる雰囲気ではある。
因みに、竹亭懐石(\11,880)、高尾懐石(\6,860)と紹介されている。
間もなく、梅の木平バス停である。
13時14分、ゴールの梅の木平バス停に到着。
しかし、高尾山口まで行かなければ本当のゴールとはならない。
高尾山口行きバスは16時過ぎまでないため、ここは歩くしかない。
このことは最初から想定内である。
高尾山IC
高尾山IC
2年前の3月に東京都の「湖のみち」で通った時はちょうど開通式が行われる日だったことを想い出した。
国道20号線を高尾山口を目指す。
高尾山薬王院の自動車祈祷殿が見えてきた。
13時35分、高尾山入口交差点に到着
ここを左折するとケーブルカー駅に続く。
高尾山入口交差点近くのそば処「橋詰亭」へ。
先ずはビールで『かんぱ~いっ』
『完歩おめでとうございま~すっ』
全15回のうち、完歩は全部で3名である。
もう1回が2人、もう2回が1人と続いており、完歩は時間の問題、何とか頑張って欲しい。
女性陣も祝杯を上げている。
おでんを肴に飲むビールが美味い!!
祝杯の後、京王高尾山口駅へ。
JR高尾からは、始発の中央特快で東京神田へ。
皆さん、ややお疲れの様子
『皆さんっ 今日は大変お疲れ様でしたぁ』
神田までひと眠りがよろしいようで・・・
この日も好天に恵まれ、神奈川県の最後のコースとなる「峰の薬師へのみち」を歩くことが出来た。
今回で一応神奈川県の「関東ふれあいの道」は終わったが、まだ全コースを歩いていない人もいるので、
これからはコース案内人として、皆さんとできるだけ共に歩き、踏破認定の一助となるよう頑張りたい。
次の「関東ふれあいの道」は、埼玉県に決まった。今年9月開始を予定している。
また、皆さんと一緒に元気に楽しく歩きたいものである。
”ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」の目次”へ