ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

筑波大学から筑波実験植物園へ

2014年01月17日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年1月17日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第32回(2014年第2回)、「筑波大学から筑波実験植物園」ウォーキングに参加した。

この日の集合場所乙戸沼公園
風も弱く湖面はさざ波ひとつ立たない。鏡のように穏やかだ。
今日も1月とは思えないほど絶好のウォーキング日和。


三々五々集まったのは14名。
第二集合場所は筑波大学南駐車場なので、直行した人が多いのだろう。
車5台に分乗し筑波大学南駐車場へ向かった。


筑波大学南駐車場の隣は野球のグラウンドがあり、朝練の最中だった。
元気の良い掛け声がグラウンドいっぱいに響き渡る。


駐車場には既に直行した7-8名ほどが到着しており、その後も次々と集まってくる。
結局、この日の参加者は27名になった。
最近は、直行する人数が半分近くを占める状態になり、第一集合場所以上の人数になろうとしている。
住所入りウォーキングマップの事前配布が効果を上げているようだ。


早速いつものように会長の掛け声で準備体操。
今日も空が眩しい。


9時42分、出発!


この日の目的地は「筑波実験植物園」だが、少し大学構内を歩いて最後に訪れるようにしている。
そのため、最初は陸上競技場横を通り、筑波大学を目指した。


陸上競技場横では、学生らしき若者達がサッカーに興じていた。
2つのボールを別々に追いかけているのを見ると、授業の一環としてゲームをやっている様に見える。


皆さん、今日も元気いっぱい。
仲良し3人組は笑顔もいっぱいだ。


平塚通りの天久保3丁目、筑波大学南交差点を渡ると筑波大学になる。


けやき通りを進むと左手に松美上池と筑波大学の第一学群A棟が見える。
3年半前の2010年7月9日の例会でカレーを食べたのを想いだした。


後の時間配分を考えて、第一学群の先で左折し、大学構内へ。


第一学群E棟で折り返し、つくばセンター方面へ。


平塚通りに架かる陸橋を渡り、


筑波大学別館の郵便局前を通過。
お日様を正面から浴びながら歩くと、汗ばむほどになる。


芸術学系棟と体育科学系棟の間を通過し、総合体育館・体芸食堂・球技体育館と進んで行くと、


大きな池があった。


歩き始めて40分、ここらで一休みして水分を補給しよう。


『ウマさんもどうぞっ』
『ありがとうっ、ごちそうさん!』


けやき通りを通過


平砂学生宿舎辺り
『大学構内にこんな広い宿舎があるなんて環境が良いわねぇ』


粗大ゴミが山積みになっている。
時期的に考えると、卒業生が不要になって捨てていったものではないだろうか?
だとすると、これからもっと増えるんじゃないだろうか。
『まだ使えるものもあるんじゃないっ?』


追越学生宿舎付近


学生の構内移動は自転車に限られているようだが、宿舎周辺の駐車場にはびっしりと車が並んでいた。
構外は自家用車で、という学生のものと思われる。
今時の学生は自家用車を当り前のように持っているのだ。


メディカルセンター病院前を通過


この日は思ったより暖かい。
気温の上昇とともに、身体が熱くなってきた。
松見公園で体温を調節していこう。


松見公園で2度目の休憩だ。
到着する頃には、上着を脱いで調節しないと、我慢しきれない状態になっていた。


公園で学生らしき男の子がジャグリングボールをやっていた。
ボールを同時にお手玉していたが、なかなかの腕前である。
(ジャグリングボール:プラスティック製のボールの中に砂を1/3ほど詰めてあり、思ったよりも重たい)


聞くと、最高は一度に7つのボールをお手玉できるとのこと。
現在3年生で2年ほど部活動でやった結果だそうだ。
目の前で技を披露してもらって拍手喝采である。


『勉強の方も頑張ってね』


松見公園内を一周してみよう。


『公園の中を歩くのは初めてだよ』という人がほとんど。


松見公園で折り返し、天久保2丁目方面へ。


桜の広場歩道を進む。
桜の時期に歩いてみたい道だ。


第二集合場所の駐車場手前を右折し、学園東大通方面へ。
間もなく「筑波実験植物園」だ。


東大通天久保2丁目北交差点の正面に「筑波実験植物園」が見えてきた。


11時10分、「筑波実験植物園」に到着だ。


入園料は、通常300円のところ65歳以上は無料となっている。
年齢を証明できる証明書(運転免許証あるいは保険証)を提示して中へ入る。
何人かが65歳未満ということで、自己負担で300円を払って入園することになった。
会費補助ということも考えられたが、これは仕方がない。


この日は”弁当無し”ということで、40分間園内を自由行動してもらうことにした。
メタセコイアの大木が立ち並ぶプロムナードを抜け・・・


先ずは熱帯資源植物温室へ入ってみた。


中は湿度がめちゃ高い。気温も30度くらいはあるだろう。


瞬く間に眼鏡が曇ってしまった。眼鏡を架けたままでは進めない。
また、カメラのレンズも曇ってしまうため、上手く撮影できない。


”みごろ第2位”のシコンノボタン属の一種、Tibouchina sp.という花。
レンズの曇りを乾いたタオルでふきながらようやく撮影したのがこの1枚である。


熱帯資源植物温室の湿度があまりにも高くレンズが曇って撮影できないため、隣のサバンナ温室へ移動。


サバンナ温室はやや乾燥していたので何とかレンズの曇りはなくなった。
こちらは”みごろ第3位”と紹介されていた。
最初は立て札右横の花キリンのことかと思ったが、花も咲いていないしどうも違うようだ。


立て札の脇から倒れるような状態で長く伸びた茎の先に花が咲いていた。
どうやらこの花が”みごろ第3位”ということらしい。


外に出ると冷たい空気が気持ち良かった。
近くに熱帯雨林温室があったが、暑さと湿度に懲りているので、入る気になれない。
熱帯雨林温室の近くで、10人ほどが何かに見惚れているのが見えた。


傍に行ってみると、橙色の小さな実がたくさん生っている。
柿の一種、カキノキ科のディオスピルス・ロンビフォリアという実だそうだ。
中国東部で生育している、と紹介されている。
このような実を観たのは初めてである。
とても美味しそうに見える。『食べられるのかしらねっ?』


植物園では”日本のアザミの秘密”という展示会(~1/26)が行われていたので覗いてみた。


日本のアザミの説明がずらりと並んでいた。
日本には150種以上ものアザミがあるとのこと。
『みんな同じように見えるけどねぇ』


アザミは、食品としても親しまれているとのこと。
モリアザミの根の漬物は「ゴボウアザミ」・「ヤマゴボウ」という名で売られている、とのこと。
「ヤマゴボウ」がアザミの根っ子だったとは知らなかった。


国内に150種以上もあるアザミだが、デザインに採用されているのはノアザミだた1種だそうである。
ノアザミは高さが1m以下で小さく愛らしいところがデザイン化されている主な理由ではないか、とのこと。
他のアザミは秋咲きで高さは2mを越え、愛らしく感じないため、デザイン化されないようだと。
『へぇ~っそうなんだ』


ここでは、デザイン化された食器(ぐい呑み)とコイン(英国6ペンス硬貨)が展示されていた。


少し園内を廻ってみよう。
温室の後方には広大な緑地や砂礫地などがあり、そこで育つ植物が見れることになっている。
水生植物用の池もある。


しかし、時間の制約もあるため、ゆっくりと観て廻ってる時間はない。
つくばね橋を渡り、岩礫地植物地域だけを見て引き返すことにした。
筑波実験植物園は家からも近いし、入園料無料なことから、後でかみさんとゆっくりと訪れてみたいと思う。
かみさんはまだ無料にはならないが、誘えば反対はしないだろう。


急ぎ足で”シダ植物”から”筑波山の植物”周辺を廻り、入口へ向かった。
『1回や2回で全部観れ廻れるもんじゃないよなぁ』
『また来るとすっかなぁ』皆さん口ぐちに言っていた。


11時53分、筑波実験植物園を出てゴールの南駐車場へ。


学園東大通りを天久保3丁目方面へ進む。


学園東大通りの先に筑波山の男体山が見える。
筑波山ハイキングは、本年2月最初の週に予定している。


けやき通りを南駐車場へ、ゴールは近い。


12時3分、南駐車場に到着。
朝は気が付かなかったが、駐車場入口には「大学入試センター試験」の案内が。
南駐車場はセンター入試専用で使用されるのだ。
我々が停めてある中央エリアはバス専用スペースとなっている。
『ウォーキングが明日でなくて良かったね』


整理体操をして、
『はいっ、今日は大変お疲れ様でしたぁ』


「筑波実験植物園」を例会の一部に取り入れたのは今回が初めてである。
園内は思いのほか広かった。時間の関係で、見て回ると言うよりただ歩いただけという感じだった。
65歳以上無料ということだし、来ようと思えばいつでも来れる近さなので、これから足繁く来ても良いのではないだろうか。

明日・明後日はセンター入試ということだが、雪なので混乱しなければ良いと思った。
ここ数年、センター入試の時には必ずと言っていいほど雪が降っているので、他人事ではあるが天気が気になる。
(19日(日)は早朝に雪が降り、つくば市では2Cmほどの積雪があったが、入試には影響は出なかった)


ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする