ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

富士山が見えた! 江ノ島一周ウォーキング

2014年01月25日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年1月25日(土)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第33回(2014年第3回)、「江ノ島一周」ウォーキングに参加した。

この日は、富士山を見るならこの時期が一番、ということで「江ノ島一周ウォーキング」を企画した。
藤沢までの往復電車代のことを考えて、より安い「休日お出かけパス」が利用できる、土曜日となった。

東京駅8時15分発の東海道線熱海行きに乗車したのは24名。
やはり土曜日はゆったり座って行けるのが嬉しい。


『富士山が見えると良いんだけどねぇ』


9時19分、小田急線片瀬江ノ島駅に到着。


片瀬江ノ島駅は竜宮城を思い起こさせる造りになっている。


早速、駅前の広場でいつもの準備体操。
参加者の一人がカメラを構えて何かを撮影している。その先には???


トビがTVのアンテナにとまって、しきりに『ぴーひょろろ~』と鳴いている。
朝から得物を狙って目を光らせている様子である。
この日は当初弁当を持参して適当な場所でと考えていたが、トビの襲撃で万一の怪我などが心配されるため、
急遽島内のレストランで食事することに変更したのだが、どうやら正解のようだ。


9時28分、出発!
境川に架かる弁天橋を渡る。


右手を見ると片瀬橋の向こうに江の島が見える。


この日の先導役はOさんだ。


江ノ島大橋を渡る。
予報に反してやや雲が多い。
果たして富士山は見えるのか?


9時41分、江の島に到着。
この鳥居は青銅で出来ている。江の島入口のシンボルだ。


土産物や食べ物屋が所狭しと立ち並ぶ。
これから開店しようという店も。


江島神宮の朱の鳥居に到着。
ここからしばらく階段が続く。
エスカー(有料のエスカレータ)でサムエル・コッキング苑まで行けるようだが、
勿論、当ウォーキングの会では推奨しないし、使おうと人もいない。


一段高い瑞心門をくぐり、さらに階段を登ると・・・


江島神社(辺津宮:へつのみや)に辿り着いた。
皆さん、息遣いが荒い。ここは一息おいてお参りした方が良さそう。


びっしりと絵馬が掛けられた、御神木の「むすびの木」の間から江ノ島大橋が見えた。
かなり高い所まで上がってきたという感じだ。


さらに奥へ進むと、見晴しの良い場所があった。
『ほうっ ヨットハーバーがよく見えるゎねぇ』


眼下にヨットハーバーが、対岸に小動岬(こゆるぎみさき)の腰越港が見える。


江島神社(中津宮:なかつのみや)に到着。
辺津宮の地味な色に比べると鮮やかな朱色が印象的である。
ここにもお参りして行こう。


さらに階段を進むと、江ノ島サムエル・コッキング苑(江ノ島シーキャンドル)への入口があった。
屋根の先に江ノ島シーキャンドルが見える。
入園料は500円、20名以上は団体割引で450円だ。
入園料払って入るかどうするか、相談の結果、『せっかくだから中へ入ろう』のひと声。
早速、料金徴収とあいなった。『会計さん 御苦労さまっ』


一歩中へ入ると、目の前に20,000本もの見頃のウインターチューリップが迎えてくれるのがうれしい。


イルミネーションの飾りのあるトンネルを抜けると・・・


江ノ島シーキャンドルが名の前に現れた。
逆円錐型が特徴となっているのは、環境への配慮から設計された、とのこと。
夜はライトアップされ、頂上部がイルミネーションの光に包まれる、とのこと。
関東三大イルミネーションに認定され、「湘南の宝石」と呼ばれている、そうだ。


エレベータで一気に海抜100mの展望台へ上がると、360度のパノラマが広がる。
こちらは屋内の展望台から見た江ノ島大橋と片瀬東浜海岸。


『富士山が見えるっ、素敵ッ』
『450円払って正解だったかもね』


屋外の展望台から見た富士山
デジカメの望遠ではこれが精いっぱいだ。
(富士山以外の展望写真はブログの容量の関係で割愛する)


富士山をバックに記念撮影


江ノ島シーキャンドルを後にして、御岩屋道を進み、岩屋洞窟方面へ。


途中”山ふたつ”のビューポイント”眺め舞台”から断崖絶壁の先に駿河湾を望む。


御岩屋道の両側には、老舗の土産物店や食堂が続いている。


さざえやイカを焼く良い匂いが漂ってくる。
『お腹空いてきたわねっ』


江島神社(奥津宮:おくつのみや)に到着。


奥津宮拝殿でお参りを済ませる。


拝殿の天井には八方睨みの亀の図が描かれていた。
亀は古来めでたく、蓬莱山を背負い、不老長寿の象徴とされている。
奥津宮御祭神のお使いとして、皆様の祈願成就を見守ります、と紹介されていた。


奥津宮の境内に御祭神に相応しい亀石(亀甲石)が安置されていた。
案内板には、以下のように紹介されている。
鎌倉四名石の一つで、別名を「蔵六石」という。
文化三年(1806)に弁秀堂なる人物が金光明最王経の写経を納めた時に亀甲石を奉納したもの、とある。


こちらは力石
江戸時代に日本一の力持ちと言われた卯之助(岩槻藩)が、当神社に奉納したもの。
重さ八十貫(約320キロ)で、石には「奉納岩槻卯之助持之 八拾貫」と刻まれている。
弁財天の祭礼に詣でた人々の前で力競技を行った時のものである、とのこと。
(320Kgもの石を持ち上げるとはちょっと信じがたいが・・・)


龍宮大神
中には龍を祀った祠がある。


龍宮大神の先を左に折れ、恋人の丘に行ってみた。
柵にはびっしりと願い事が書かれた鍵が結ばれていた。


恋人達が願い事を書いた鍵を結って{龍恋の鐘」を鳴らすのだろう。


再び岩屋道へ戻り、岩屋洞窟へ。
急な石段を下って行くと海が見えてきた。


海岸に出た。
久しぶりの海である。
釣り人の姿もちらほら。


岩屋橋を進むと、岩屋洞窟の入口があり、入洞料500円とのこと。
岩屋洞窟への入洞は希望者7人が入洞することになった。


残った人は入洞した人が戻ってくるまでの間、海岸の岩場へ降りてみることに。


海岸の岩場は、風もなく春のように暖かい。上着を脱いで寛ぐ。
『海も良いわねぇ』
『潮の香りがするねっ』


岩屋洞窟へ通じる橋が見える。
会長は、かつてこの海岸沿いに歩いたことがあるそうで当時を懐かしんでいた。
今から40年以上も前のことだそうだ。


お昼も近くなり、お腹が空いて来たので、とりあえず岩屋道を引き返す。


途中、長い行列の店があった。
”丸焼きたこせんべい”の看板が見える。
お昼時に”丸焼きたこせんべい”は江ノ島で人気なのだろうか?


サムエル・コッキング苑を過ぎ、途中上って来た時とは別の脇道を通り、
江島神社辺津宮を通過し、江島神社の参道へ。


江島神社前の参道は凄い数の人で賑わっていた。
全員一緒の食堂に入るのは難しいと判断。
ここでいったん解散し、昼食タイムとした。
めいめい好きな食べ物屋へ。


我々男性4人は、ちょうど目の前にあった「老舗鶴屋」へ。
店はあまり混んでいなかったのは幸いだった。
とりあえずビールを注文し、先ずは『かんぱ~いっ』『お疲れさま~っ』


江の島では何と言っても”しらす丼”だろう。
ビールを呑みながらの”しらす丼”は美味くて、見た目以上にボリュームがあった。


”しらす丼”でお腹を満たし、集合時刻には少し時間があったので、かみさんへの土産物を買い求めた。
美味しそうな饅頭が売られていた。


女夫(めおと)饅頭と言うのだそうだ。


集合場所の青銅の鳥居前へ。
相変わらず人の波が続く。
あらためて江の島の人気の高さを伺い知らされた。


ヨットハーバーへ足を伸ばしてみよう。


『いろんなものがあるんだねぇ』
にし貝(初めて聞く)やイイダコの串焼きなどが売られていた。
『飯喰った後で良かったのかなぁ』


この道は県道305号線だが、この先行き止まりで、ヨットハーバーの先に駐車場があるだけだ。
駐車待ちの車が長蛇の列を作っているが、いっこうに動く気配はない。
よく辛抱強く並んでいるものだと思う。


江の島突端の堤防に出た。
『うわぁ ほんと気持ちが良いゎねぇ』


『素敵な海だよねぇ』
『また今度ゆっくり来たいねッ』


振り返ると江ノ島シーキャンドルが見えた。
『あそこに上ったのよねっ』


ヨットハーバーにはマストが林立していた。
しかし、中には入れないようだ。


海の風を体中に沁み込ませ、江ノ電へ向かうことにした。
相変わらず車の列は続いていた。
車は全く動く気配はない。
『歩くのが一番早いのよっ』なんちゃって!


江ノ島大橋を渡る。


橋の途中から橋桁をくぐると・・・・


片瀬海岸東浜に出ることが出来る。


東浜海岸の渚を歩く。
『海を歩くのは気持ちが良いゎねっ』


江ノ島電鉄(愛称江ノ電)江ノ島駅へ向かう。
ここもけっこう人通りが多い。


両側に個人商店が建ち並ぶ。
中には歴史を感じさせる古い建物も。


13時59分、江ノ島電鉄江ノ島駅に到着。


待つことしばし、藤沢行き江ノ電がやってきた。


14時22分、江ノ電藤沢駅に到着。


江ノ電のゆるキャラクター「えのん」
女子学生に人気があるようだ。


JR藤沢駅へ向かう。
江ノ電藤沢駅から数分の近さだ。


JR藤沢駅


ひとつ前に高崎行き湘南電車があったが、これは見送り、東海道線東京行きに乗車。
これなら途中乗り換え無しで東京まで行けて便利だ。


こちらは常磐線車内、空いている。
表情にもどこか余裕が感じられ、安堵感が漂う。
『今日は良かったわよっ また行きましょうねっ』
企画した身にとっては嬉しい一言である。

『皆さ~ん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

この日は、例会としては初めての江ノ島一周ウォーキングだった。
個人的にも初めて、と言う人が多かった。
事前に地図を作成していったが、正直あまり役には立たなかった。
島内の道は坂道が多く、曲がりくねっていてどっちへ向かって歩いているのかときどき分からなくなる状態だった。

土日の人出の多さにはあらためて驚かされた。
やはり首都圏に近い、と言うことが主な要因なのだろう。
人出の多さの中で誰一人道に迷うようなことにならなかったのは幸いだった。

450円払ってシーキャンドルへ上ったが、何とか富士山を見ることができた。
360度のパノラマは素晴らしく、450円払った甲斐があったというべきだろう。

機会があればまた訪れてみたい。
次は”生しらす丼”を食してみたいものである。


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コメント (2)
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