年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

歯医者の待合室で新聞を読んでいて

2024年07月20日 | 宅老のグチ
色々な新聞が購読部数の激減で、夕刊廃止記事が気になる。歯医者の待合室で普段購読していない新聞を読んで思うことがあった。予約制なの待ち時間が減り、雑誌を読む人はあっても新聞は読まない。見かけるのは図書館の高齢男性。
 どうして土曜日の夕刊は廃止しないのだろうか。週休二日制となって、土曜日の電車はすいている。その日の夕刊の記事の精彩が無いことを感じる。土曜夕刊を廃止し、月一回の月曜日の新聞休刊日を無くしたほうが良い気がする。もうネットの時代で月曜日の月一回の休刊は惰性で動く日本の象徴と感じる。特に日曜のスポ―ツイベントで休刊の日に当たって、夕刊では月曜の話題がネットで知っている人しか伝わらない。
 歯医者の待合室で読んでいたのは朝日新聞で白井さゆりさんという人の日銀審議員時代の回想だった。消費税の増税・駆け込み需要・その後の景気の見通しの見解が異なっていた。今でもこの回想が通じる世界であれほど政府がばらまいた給付金の効果か感じられないのは政府の上層部と官僚の思考の弱さがある。
 日本国による最底辺の人達の見下し感は今でも国民に残っていて、政府への信頼はタンス貯金となる。このタンス貯金の出動も度々国によって騙された。一例をあげるとNTT株の上場で上場取引日に売却した人以外は長い間塩漬け株だった。10万円金貨もやっとウクライナ戦争でお宝となった。今の統計で日本の金融資産の大部分が高齢者が持っていて、投資に動かないという。つまり投資に向かっていないというより損をさせた歴史でもある。国債の増発で給付金を出しても、政府の宣伝は詐欺師の声の様に聞こえ、使うことなく貯金が増える。使う人は生活困窮者と毎月の安定収入のある人で非正規労働者は消費に回せず貯金か返済に回す。

 渋沢栄一の新札で早く動いたのは詐欺師と紙幣交換の機械。でも自分は新札が欲しいわけでない。触りたいだけである。その詐欺師の報道も今は少ないと感じる。タンス貯金が物価上昇で減っているのだろうか。中国での大きな会議が終わった。何も新規の経済対策というものが出ていないという新聞報道。そうだろう中国が日本のバブル崩壊後の長期低迷で日本を研究したというが日本がことごとく経済対策を失敗した事例で何も役に立たないことを実感したようだ。良いと思う経済対策でも下層日本国民の政府不信感を消し去ることは出来ない。それでも野党に投票できないのは現実を知らない高学歴・親ガチャ野党議員で生活保護の人から議員になった人がいるのだろうか。日本は議員になるのは金がかかる。
 小池都知事のカイロ大卒疑惑で、何故これにこだわるのだろうか。中卒で議員という人はいないのだろうか。日本国民という資格の方が重要とおもう。
コメント
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