年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

台風3号の進路予想を中国と日本とに差がある。

2024年07月26日 | 宅老のグチ
台風3号が今中国大陸に上陸していて、まだ中国本土の報道が出ていないが多大な被害があると予想される。少し前にこの台風をチェックしていたら、この時はまだ台湾に上陸する前で日本と中国の台風3号の進路予想は同じだった。それから3号が台湾上陸寸前に夏台風の迷走があって、そこから中国と日本の針路予想が違ってきた。中国の予想では、大陸に上陸後、まっすぐ北京の方向に向かっている予想図だった。ところが日本の針路予想ではどちらかと言う北上より、西向きの方向で、中国にとって一番不都合な方向に進路が予想されている。なぜ不都合かと言うとこの地域ッは少し前に堤防決壊し氾濫した長江と洞庭湖があって、さらに長雨で三峡ダムの放水が最大限放水中で、そこに台風の雨が加わると、洪水を招く放水もせざるを得ない。日本の川は海まで近いので台風の進路を見ながら事前放水することが可能だが、中国のダムはどちらかと言うと電力確保のダムで洪水調節のダムにはならない。
 従って事前の台風の進路予想を北京方向にして、重慶方向に向かっていった時、三峡ダムの放水を過度にして、再度の洞庭湖反乱を招いても、台風の進路が変わったということでごまかすことが可能となる。言論統制の中国でこの様な見方が日本の天候予想屋が見ている。結果は間も無く出る。この洪水のニュ-スは検閲中国の限界のお試しとなる気がする。どこの国でも役所は責任の所在をあいまいにする。

 オリンピックが始まったが時差があるので、タイパと言われる方法で記録確認後に時間差でネットで見る。何か京都のニュ-スで市内の高級ホテルが空いているという。鴨川の土手に歩いている姿が見えない。京の夏は盆地の気温で体感温度は50度もあるだろう。この時期は貧困旅民が京を激安で動き回る。どうも伏見稲荷は午前6時頃から無人の千本鳥居で一人占め写真が流行っていると見える。

 予約していた本が届いたメ―ルが来た。HINT-POTの福神漬の記事の違和感から引用文献で東京出版の岡田哲編 食べ物辞典をかりだした。  
 やはりこの本から香煎の文が出ている。福神漬の由来等には缶詰の事を書かないと記事がおかしくなる。上野公園の水産博覧会の開催日時が、引用のミスで年代が間違っている。そこから酒悦の創製年月日が狂ってくる。
 第1回水産博覧会は1883年(明治16)3月から6月に及ぶ100日間,東京上野公園内で開催された。ここで缶詰の製造機械が展示された。近所の池之端酒悦主人がこの缶に漬物を入れ工夫し商品にしたが売れず、戯作者の梅亭金駕に相談し、七種の野菜を入れ、七福神巡りから福神漬と命名した。時期のはっきりした文献はまだみつからいが明治18年から20年の頃と思われる。
コメント
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