年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

混沌とした時代の報道の標準化

2024年07月27日 | 宅老のグチ
 紙媒体の報道が絶滅危惧というか情報品質の劣化で、時には虚偽報道、事実の確認無き報道など不祥事が散見出来る。これも昔なら時間がかかって追及できないが今は画像と音声というのが残っていると検証が早い。その検証もAI技術が進歩して、偽造も簡単の様に見える。
 明治期の新聞はまだ読み書きできる人と新聞というのが割と高価で今の掲示板というような施設を明治政府が支援していた。紙の新聞購入者も回して読んでいたようで、発行部数よりも読者(文字を読める人からの伝聞で)は多かった。始は政治経済情報からはじまり、読者の気を引くような市井の様子の報道、そこから犯罪報道になり、芸能情報となる。読者層の拡大には漢字にルビを付けて読みやすくしていた。印刷の活字が今でも小さいのにそこからルビとなればもっと小さい活字が必要となる。どのようにしていたのだろうか。木版印刷は多くの木版を作る人を要し、さらに刷る枚数も少なかった。そこで金属の活字で印刷するようになると、出版部数が伸び、販売価格も低下し、価格の低下で情報流通が増えた。そこで新しい仕事が増えた。
 今強制的というか地球温暖化という、体感する気候の変動と空気の汚れが、自国だけでなく他国に行くことで、共通の概念が形成され、その加害者が交通となっている。車と飛行機。
  地球温暖化で家人が外歩きの位置情報途絶を怖がっている。ところが歩き時間はエアコンと離れているが電車バスはエアコンがある。特に都営浅草線浅草駅に設置されているエアコンの空気吹き出し口の冷気は低い温度で、一気に外で体温が上がっても、次の電車の待ち時間が苦にならない。極楽極楽。

 今から思うと不景気の時の日本・東京のテレビ報道で築地の番組が多かった。それは東京と言うことで、経費が掛からないし、仕事柄タレント言われる人がいても、しばしば来ていて、そこで眺めていては時間切れで配送が遅れる。そのため野次馬警備費用が少なくて済む。中国の百度という検索でランクの上位に出て来る話題が、政府礼賛記事が減りつつあって、孝女・孝子礼賛記事が目立つ。どうも中国日本人学校襲撃事件で犠牲になった女性が日本人の評価が高いため、中国として評価を上げたようだ。汚染水の問題でも、中国政府の意図に反して、中国人が日本で寿司を食べている。そして不都合なのは違法に他国経由で中国に入っていた日本産食品が消えて、品質差があるようだ。世界の日本食というレストランの数は中国がダントツの1位という。台湾・韓国も日本産水産物規制しているが福島沖で中国船が漁獲しても中国産となる。同様な産地表示は世界共通となる。でも管理は日本だった。いまは完全にノルウェ-に負けている。これは高齢漁業者と補助金狙いの日本の仕組みが漁業の衰退を招いてしまった。とにかく漁港が多いし、工夫が足りない。最低賃金が50円アップという報道でどこかの県知事がこれでは零細業者が耐えられないと言っていたが間も無く他の県からの人さらい業者がやってきて、動きやすい若い女性・男性をかっさらって行くだろう。そこで仕方なく日本より貧困国の移民に頼ることとなる。これはバブル少し前に築地市場で経験した。いい人材は動く。若い人は未来がある。田舎の老人支配国には未来を語る人が少ない。
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