年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

都知事からの手紙

2010年10月24日 | 築地市場にて
築地市場の事業者様へと都知事から文書が届いた。知事は決断し、豊洲へ移転するための歯車を回すという。これは4月の予算が付帯決議付きで可決された時から予想されたことである。豊洲移転のプランも数年かかって作り上げた妥協の産物であるのに、現市場再建案が数カ月で築地市場関係者の全員が納得できる案を民主党が短時間で作り上げるのは無理ということである。
 汚染した土地の購入の経緯もまだ話せない事が数々あるだろうが豊洲案が消えれば、新木場の貯木場を埋め立てるしかないだろう。そうなれば単なる物流センターとなり食文化の発信地となることはないだろう。庶民の食文化は安い市場使用料でこそ生まれるものである。吉野家の牛丼も築地の人達によって鍛えられたと言って良い。安い・うまい・早いということである。
 
コメント
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