年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

日本包丁道の講演を聴く

2010年10月10日 | 築地市場にて
過日東京丸の内の日本工業倶楽部会館で日本料理道の講演会があった。その講演の要旨は日本料理の中に入っている精神の話であった。包丁にも『陽』と『陰』があって、陽の刃で切った食物は四角入れ物に盛り付け、ふぐのように陰の刃で切ったものは丸い容器に盛り付けるという。
 なんだかあまり知らなかったのでチンプンカンプンだった一時間だった。このような形式の知らない人達でもひとたび口に入れば栄養となる。
 日本包丁道は平安期に確立したようで、宮中の食事の儀式である。当時の衛生状態から素材に直接触れないで料理することが求められていたと思われる。

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