米糠のことを4~5年ほど前に調べた。しかし殆どが肥料としての歴史で沢庵漬にどの様な過程を経て使われたか不明だった・米にはウルチ米と餅米があって,今の日本では95%がウルチ米で餅米が5%ほど栽培されている。明治の頃はウルチ米が90%ほどだった。しかし、江戸時代以前の状態がどの様な比率だったかわからないという。さらに日本に渡来した米の始まりでも二説あって決着が付いていないようである。
沢庵漬の創製したころ、つまり江戸時代初めの頃にやっと漬物に使える糠があったということになる。樽が台カンナの渡来で発達したように、江戸時代に発達した『餅』も碾き臼が一般に普及したこともあるという。食べ物の文化は政治経済と共に道具の革新の影響が大きい。
ものと人間の文化史 餅 より
沢庵漬の創製したころ、つまり江戸時代初めの頃にやっと漬物に使える糠があったということになる。樽が台カンナの渡来で発達したように、江戸時代に発達した『餅』も碾き臼が一般に普及したこともあるという。食べ物の文化は政治経済と共に道具の革新の影響が大きい。
ものと人間の文化史 餅 より