優先チケットの行方

　東北のみなさん　こんにちは

　その高槻ジャズストリートの優先入場チケット、結局使わずじまいで2枚余ったので、高槻現代劇場大ホールの入り口に用意されたチラシ置き場にそっと置いて帰りました。この日の夜の部、翌日の昼の部、夜の部、どれにも使えますので、大ホールで観賞しようとしている人にとってプラチナチケットのようなものでしょう。

　どんな方がそのチケットを手にしてくれるのか、振り返り振り返りしながら会場を後にしました。十数メートル進んだ時に、二人づれの妙齢の女性が手に取りました。何のチケットか、またなんでこんなところに置いてあるのか、持ち帰っても良いものだろうかと思案しているようです。

　後姿だけしか分かりませんが、センスある服装で、きっと美人に違いない。こんな女性に手にしてもらったらチケットも本望だろうと、思うのはへんでんな。

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高槻ジャズストリート、優先券が使えずとも

　東北のみなさん　こんにちは

　その大塚善章さんが出演すると聞いて妻と足を運んだのが、高槻ジャズストリート。毎年、ゴールデンウイークの二日間、大阪・高槻市の中心部のホールや街頭、公園、学校、お店などを舞台に何百組ものバンドが演奏を繰り広げます。ジャズで町おこしをと始まったイベントも今年で十数年目。観客は十数万人になると。町全体がコンサートホールになっているようです。

　高槻駅を降りた瞬間にコンサートが始まります。駅コンコースでバンドが演奏していて、その音が駅全体に響いて来るからです。階段が即席の観客席に。

　お目当ての大塚さんは一番大きな会場となっている高槻現代芸術劇場大ホールでの演奏です。息子が優先入場チケットなるものをくれたので、これを持っていれば席にありつけると向かいました。しかしこのチケットは昼、夜の部の開場前にホールに到着していないと優先権を行使できません。着いた時にはもう別のバンドの演奏が始まっていて、立ち見ができるほどの大混雑。壁際で立ち見をしていたら、そのバンドが終わると若干の入れ替わりがあって、何とか二人席にありつけました。

　いつもは今里のライブハウスで観客十数人のところで聴くのとは全く違う趣の大塚さんの演奏でした。ただ、会場からのグワーッとくる拍手は観客にとっても迫力があり、堪能しました。

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昔話は時の過ぎゆくままに

　東北のみなさん　こんにちは

　法要三昧のゴールデンウイークの隙間を縫って、ちょっと楽しんだりもしていました。第四金曜日28日のアフター5は、お決まりご近所のジャズライブハウス「ザット・フォー」さんで大塚善章トリオ+ワンのジャズライブ。

　前月の同じライブで十数年ぶりにご近所でガソリンスタンドをなされていたＨさんにお目にかかって、次のライブに再会をと約束していた日でした。Ｈさんとより仲の良かった当社の社員と奥さんも同席。ハンフリー・ボガード、イングリット・バーグマン主演の映画「カサブラン」に流れた名曲「アズ・タイム・ゴーズ・バイ（時の過ぎゆくままに）」を聴きながらの昔話なら、一層哀愁が漂います。

　この日の歌姫は、ちょっと名前を忘れましたが、毎月の大塚トリオ+ワンのワンの中でもピカイチクラスです。次回ちゃんと覚えておかんな。

　そんなこんなで楽しんだ後は、今日から春の東北・関東出張に出かけています。

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田の風の7回忌

　東北のみなさん　こんにちは

　ゴールデンウイーク最終日の7日は奈良・郡山に住む妹の義父小中源四郎さんの7回忌法要でした。法要を済ませた仕上げは近くの料理屋さん。兄弟、子供、孫、甥姪ら15人ほどで供養の宴席です。

　話題は源四朗さんの生前のこと。小川から田に水を引くのに「サイフォン式」のポンプを考案したりと、賢明だった様子。そしてたどり着いたのが6年前の葬儀の際、おじっさん（住職）がおっしゃった「田の風」の話でした。家にいなくても田んぼに行けば見かけた。水を十分にはった田んぼの畔に腰かけて、青い稲の間を吹き抜ける風を受けていたと。どんな風だったんでしょうか。その田の風も、秋には趣を変えるそうです。田に水はなく、稲穂の間を抜ける風はなにかしら香ばしい薫りがすると。たわわに実った稲穂が波打って黄金の風が近づいてくる様は、収穫の喜びとともに感無量だそうです。

　どちらも都会に暮らす身には味わえない贅沢です。受けてみたい。

　写真はその仕上げの席での料理。5月なので、かぼちゃの煮たのもかぶとに。その後ろの青い葉はちまき風のお寿司でした。

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性根入れ

　東北のみなさん　こんにちは

　ゴールデンウイーク本荘初日の5月3日は、お墓に母の戒名を彫った後のお性根入れでした。戒名入れは10年以上前に取引のあった大阪石材さんにお願いしました。

　昔、お墓に戒名を彫るには、お墓を一旦石材店に持って帰ってもらって、彫り上げた後、また墓地に運ぶと言う大作業でした。しかし、今時はよい機械ができお墓を移動せずに彫れます。それぐらいだから、別にお墓の性根抜きや性根入れをせずでもいいかと考えていました。しかし父がやりたいと言うので、お寺さんに来てもらいました。

　こちらの頼んだプランでは、戒名を彫るだけした。しかし大阪石材さんの担当者が、プラン以上の段取りをしてくれて、当日法要の祭壇や線香、ろうそくまで用意してくれていました。

　こちらだけで細々と思っていたのが、そのおかげで明るい法要になりました。

　こういうサービスをされると、またの時もお願いしよう、もし誰かから尋ねられたら紹介しようとと思ってしまいます。

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伯母の49日法要

東北のみなさん　こんにちは

　ゴールデンウイーク二日目の30日は、3月に亡くなった芦屋の伯母の49日でした。同じ仏教でも我が家とは宗派が違って、家族や親族だけでなく信者さんもお参りにいらっしゃいます。でもお経の後にお坊さんが説教するのは同じです。

　この日は、女性の信者さんが亡くなった後、夫が妻を愛していたと告白されたことをお話されました。生前もっと妻に寄り添っておけばよかったとも仰ったと。

　はてさて我が家、どっちが先かは分かりませんが、どんな話をすることになるのでしょうか。

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納骨は流れ作業のように

　東北のみなさん　こんにちは

　四天王寺さんで引導鐘をついてもらって、いよいよ準備のできた母のお骨を持って、一心寺さんへ向かいました。事前に妻がネットで調べてくれていて、火葬許可証を持っていくとかの用意は済んでいました。納骨にかかる時間も一時間ぐらいと。しかし、いざ行ってみると大変な人。行列ができていて申し込むまでに1時間かかりました。本堂に入ってからもお経の順番が回ってくるまでに数十分待たされ、こちらの番になったと思ったら、そのお経は1分あったでしょうか。お経が終わるとお骨の安置所へ回され、そこでも数分のお経を頂いて納骨完了。次から次へと流れ作業のようです。

　それでも、母が亡くなり、葬儀、49日、納骨、初盆、一周忌、分骨と一連の法要も何となく終わり、ほっとしました。後はお墓に母の戒名を彫るの。それもお墓の性根抜き、性根入れが控えています。それが終わって11月の三回忌を済ませれば、大きな法要は4年後の7回忌までありません。

　それらの行事が少しずつ終わっていくのと同じように母が亡くなったことへの悲しみが徐々に薄らんでくるようです。

　写真は一心寺の山門。

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四天王寺さんの引導鐘と亀井堂を思い出して

東北のみなさん　こんにちは

　

　お家によって違うのでしょうが、我が家はお骨のほとんどをお墓に入れ、のど仏などの小さいお骨を大阪・天王寺の一心寺に分骨しています。代々そうやって来たそうで、祖父母はもちろん親族一党が一心寺に分骨されています。母の遺骨はお墓へは昨年春に納骨しました。その後もずっと家に置いていた小さい方のお骨を、そのしきたりどおり一心寺に4月29日に納骨しました。

　その一心寺に納骨に行く前にはすぐそばの四天王寺さんに寄って、「引導鐘」をついてもらいます。父によると、この引導鐘をついてもらうことが、この世からあの世への引導を渡すことになるそうです。ただ、本当はそういういわれでもないようで、鐘は極楽浄土まで響いてあの世のご先祖さんたちの心が安らぐとか。その鐘をついてもらった後、戒名を書いた経木を亀井堂の「霊水」に流します。こちらも極楽浄土への願いが叶うと。

　朝9時半ごろに、四天王寺さんに着き、父、妹、妻、娘、孫二人と私の7人でそんな法要を済ませ、一心寺さんへ向かいました。

　そういえば幼いころ、母に連れられて四天王寺さんへよくお参りしました。そして亀井堂で経木を流したのを覚えています。信心が厚かった母は、先祖供養にたびたび訪れていたんですね。

　写真はその引導鐘のある北鐘堂。

　

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連休は法事三昧

　東北のみなさん　こんにちは

　ゴールデンウイークも終わりました。皆さん方はどんな過ごし方をなされたのでしょうか。こちらはタイトル通りの「法事三昧」になりました。

　29日、母の分骨を一心寺さんに納骨、その前に四天王寺さんへお参り
　30日朝、お墓に母の戒名を彫る為の性根抜きを前にお墓詣り
　30日午後、叔母の49日法要
　3日、お墓の性根入れ法要
　7日、妹の義父の7回忌法要
　
　「せっかくの連休が」とは思わず、それぞれの法要に参加できることをありがたいと思います。

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今年最後の桜のお話

　東北のみなさん　こんにちは

　今日こそ、桜便りも終わりにします。京都の桜を楽しんだ翌週の15日、妻と車で買い物に天満橋に出かけました。地下鉄の駅近くから割と混んでいて、大勢の人が橋を渡っています。何かしらとその行列を見てみると天満橋を北へと人が流れて行っています。やっと分りました。造幣局の桜の通り抜けでした。橋の奥側は帰り客の行列でしょう。大学生のころに平日に一度だけ行ったことがありますが、こんなにも混雑していませんでした。

　

　凄いな。休日にはいけまへんな。

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地上に舞い降りた桜前線

　東北のみなさん　こんにちは

　きのうの生野・新今里の桜の続きです。新今里の桜の名所、通称新地公園、今年も界隈の方の目を楽しませてくれました。先月の第四土曜日の公園清掃、昨年末に地域の世話係を辞めてから久しぶりに参加しました。遅く咲いた桜がほんとに少しだけ残っていました。そしてその並木の下の歩道には散った桜花びらとおしべめしべがとってもたくさん。

　その桜の残骸を集めるのがこの日の掃除のメインになりました。箒で掃いていくと花弁が集められ、ピンクの彩りも鮮やかな「桜前線」が地面に描かれました。

　ちりとりはこんなに一杯に。どうすることもできないのに、もったいないなと思ってしまいます。

　

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庭がなくても桜

　東北のみなさん　こんにちは

　京都の桜便りを数日前に終えましたが、大阪の桜便りを少し。まずは生野。ご近所の方が盆栽の桜と言ったらいいのでしょうか、玄関先に飾られていました。

　ほんま庭があったら、まずは桜、そして紅葉を植えたくなります。こちらのお宅もそんなお気持ちなのでしょうか。

　ご近所の桜の持ち主さん、勝手にアップしてすみません。綺麗な桜だったのでつい。ご容赦を。

　写真は4月22日に撮影。

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済州４・３事件の慰霊祭に参加して

　東北のみなさん　こんにちは

　朝鮮民族に深く流れる恨（ハン）。６９年前に韓国・済州島で起きた４・３事件を語る時、この恨を抜きにしては語れないと感じました。

　日本の植民地から解放され独立したのに、今度は民族同士で殺し合う。お亡くなりになられた方々の無念さは計り知れません。それを胸に秘めて生きてこられたご家族の胸中は察するに余りあります。そしてその迫害を恐れ海を越えそれこそ朝鮮半島を支配してきた日本の生野で異郷の人ととして差別、偏見を受けながら暮らす。理不尽と一言で済ませられません。その境遇に、朝鮮民族でない身でさえ恨という言葉を連想してしまいます。

　犠牲になられた方々の霊をどうしたら鎮魂できるのか。先月23日、大阪生野で開かれた「在日本済州四・三事件犠牲者慰霊祭」はまさにその鎮魂の機会として毎年開催されているのでしょう。そこにいわゆる日本人として参加する意義を深く感じ、そして何をなすべきで何ができるのか、考えさせられました。

　慰霊祭のなかでの済州の子供たちの合唱、そしてきむきがんさんのひとり芝居「足跡」。どちらも胸にしみます。

　こういう言い方をすると不遜ととらえられるかもしれないけれど、生野に住んでいるからこそ、慰霊祭に参加し考えられる機会に恵まれよかった。

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スケジュールからゴールデンウイークが無くなって

　福島のみなさん　こんにちは

　今日からゴールデンウイークほんちゃんの三連休に入りました。連休中は仕事関係の用事が入っていませんので、スケジュールボードの３、４、５日の休みのところを消して６月の日付を入れました。

　するとボード上のことだけなのに、もうゴールデンウイークが終わったような気になり、ちょっとさびしく。

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はい、ポーズ

　熊本のみなさん　こんにちは

　醍醐寺、琵琶湖疏水、毘沙門堂と花見を巡っていると、京都に日本、世界から人々が集まってきているのを感じます。やはり「京」、都です。

　外国人客の中で特に多いのが中国系のお客様。みな、美しい桜に驚嘆されています。桜を前にグループで写真を撮ったり、一人ポーズをとったり。本当に笑顔です。

　

　旅行先の気分から、少しはしゃがれているのも伝わってきますが、ほかのお客様にご迷惑をかけているっていうことではありません。これほど喜んでいただいている姿を見ると、うれしくなってきます。

　遠く海外から、わざわざ高いお金を払って飛行機に何時間も乗って、日本の京都を訪ねてくれた。とてもありがたく、「ようお越しやす」と感謝の気持ちまで湧いてきます。日本にいる間は、ぜひとも楽しんで欲しい。良い思い出を作って帰ってください。心から思います。

　また、京にお越しを。

　ここまで人物が特定されるようなこのような写真をＳＮＳに載せるのはご法度かもしれませんが、この方々もたぶん海外からのお客様。そんなお客様が京の桜をどれほど喜んでいらっしゃるのか、皆さんに知ってもらいたくて掲載させてもらいました。

　勝手に載せてごめんなさい。どうかご理解ください。ありがとうございます。

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