えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

思考の整理学

2020年11月26日 14時46分18秒 | 本・セミナー
 みなさん こんにちは

 「東大、京大で一番読まれた本「、「刊行から34年で245万部突破」のキャッチコピーに加え、今年7月の著者の訃報記事や日経新聞の著名人の推薦書にも掲げられていて、これはぜひともと手に取ったのが外山滋比古さんの「思考の生理学」です。知の巨人の考え方の一端を知ろうとの目論見です。

 ・思いついたことを一晩でも寝かせる。
 ・まずは書いてみる。
 ・いったん忘れさせたことも、時を経るうちに頭の中で整理されさらなる高見となって現れる。
 ・通勤途中(運転中?)、布団に入っている時、厠の中・お風呂の中は考えるのに良い場所。
 
 などなどは、実は私も経験していました。これはと思う文章を書いた際、翌日になってみるとありきたりなことが分かったり。高揚しすぎて書いたことを翌日には自制してさらに良い文章になったり。はたまた、どうしても書き辛くてもまずは書いてみる。そのうちに思考が整ってくる。またそれを推敲することでより良い文章になる。あることの確信を得たと思っていたことも、時がたつとそうではないと判明し、と同時にさらなる確信を得る。そんなことを繰り返してきました。私も運転中や布団の中、風呂の中でもよく考え事をします。偉そうないい方ですが、我が意を得たりです。

 ・特に考えるのに適しているのは朝目覚めて布団から出る前。
 ・忘れることの効用。

 寝る前に布団の中での考え事を良くしますが、朝起きてまどろみの中でもとは気づきませんでした。これは倫理法人会さんの早起きとは正反対ですね。

 本書の中で気になったのが、「これまでは”見るもの” ”読むもの”の思想が尊重されたから、”働くもの” ”感じるもの”の思想は価値がないときめつけられてきたのである。」の文章です。この後、著者は論を展開し、そうではいけないと。この主張を覆すように促しています。しかし、働く者の思想は価値がないと決めつけてきたのは誰なんでしょうか。少数のエリートたちになるのでしょうか。であるならばこの本自体が、そう思い込んでいる少数のエリートたちだけへの啓発書。そんな風にも思えてしまいます。

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