住民投票の分析のひとつ

　みなさん　こんにちは

　今回の大阪市廃止の住民投票を巡り、報道機関だけでなくSNS上でも様々な方がその結果を分析されています。遅ればせながら毎日新聞の出口調査を基に私も一つ。「公明党支持者の内34865人63.7％、約2/3が賛成に回っていたら、賛成多数で大阪市が無くなっていた」。組織力の強い公明党さんなら、支持者の約2/3の票を賛成票に集めることはできたんじゃないでしょうか。しかし党員の多くがその指示に従わなかった。その結果、過半数の支持者が反対票を入れた。今回の住民投票では、公明党支持者さんのその投票行動が結果を左右した一つの要因になった。詳しくは以下の計算をご覧ください。

　①住民投票は賛成が675829票、反対は692996票で合計は1368825票。
　②公明党の支持者は4％（毎日新聞出口調査）。　1368825票　X　4％　＝　54753票（公明党支持者票）。
　③公明党票の54753票中、賛成は48％（毎日新聞出口調査）で26281票、反対は52％（同調査）で28471票。
　④住民投票全体の中の反対の内8584票が賛成に回っていたら、
　　賛成684413票、反対684412票で賛成多数になっていた。
　⑤公明党票の反対投票の内8583票が賛成票に回っていたら、賛成票は34864票。
　⑥34864票は公明党票54753票の内63.7％

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