松山出張

　先々週末、関東出張から帰った翌日の土日に関西大学教育後援会・松山地方教育懇談会のお世話に行ってきました。

　関西大学教育後援会は大学と保護者を取り持つ団体です。今回のような関西大学までお越しいただけない遠方の保護者のための地方教育懇談会、大阪・千里山の関西大学で行う教育や就職懇談会、関西大学の教育研究を父母らに伝える会報「葦」の発行、大きくはこの三つの事業を行っています。

　地方教育懇談会は毎年夏休みに全国15箇所ほどで開催されています。大学から理事長や学長、教授ら20名以上の規模で地方に行き、そこで関西大学の教育方針や就職の状況をお伝えします。地元学生の就職体験報告、先生方を囲んでの学部ごとの昼食懇談や先生と保護者の一対一の懇談まであります。保護者にとっては実り多い懇談会です。私は今年度、会報発行を担当する広報委員長で今回は本部役員とし松山にお手伝いに行きました。

　この種の教育後援会は他大学にもありますが、これほど充実した組織は全国でもまれだそうです。「大学生にもなって何を過保護に」との声も聞こえてきそうですが、少子化で大学冬の時代がさらに深刻になると言われる中、関西大学のこんな地道な取り組みが、大学への評価の向上、受験者数の確保など健全な大学経営につながっているとも思います。

　その松山出張から一週間、今日からまた関東出張に出かけています。今回は東京ギフトショー見学やお得意先の懇親会への出席もあり、いつもの営業ばかりとは少し違った出張になります。
　
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