Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

大きな?蛙と対面

2009-05-28 23:04:13 | インポート
わが家の畑で、何やら蛙らしい黒い塊が動くのを目撃したことがありましたが、鈴蘭などの草むらに隠れたので確認できないままでした。

そんな遭遇は何度かありましたが、 いつ頃かは定かではありません。

気温が二桁になったくらいの雨が降りそうな曇天の今朝、窓下にじっと動かない蛙を発見したので、これがその正体なのかーと、撮影しました。

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近づいても逃げ出すわけでもなく、 壁に向かって背中を見せたまま動きを止めています。

水を近くにかけて驚かすと、ゆっくりと横を向きましたが、目線はこちらを警戒しているようです。

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何かの化身として情報を運んできたのかもしれませんが、じーっとしてつれない素振りは、確実に違いますね。

出かける直前だったので、ゆっくりと対話出来ずにその場を去ったので、対面は短時間で終わりました。

明るい黄緑色のせいぜい4cmくらいのものは、 普通に見られるのですが、これは7cmくらいはあるので、わが家にしてみれば、この大きさは珍しいことです。

多分、あちらさんはこちらをいつも意識して暮らしているのだろうから、見物しているこちらは既に見慣れた動物なのだろうなー。

蛙には普段あまり関心がなく、特に図鑑などで調べたことはないので、蛙についての知識は限りなくゼロなのです。

さて、さて、何という名の蛙なのだろうか?。

わが家の土地の住人(蛙)だとしたら、何を食べて生きているのか知りたいし、害がなければ仲良くしたいので、蛇などの外敵に食われないように見守ってあげたい気にもなりました。

今のところ敵意はないのだし、又会いたいものです。

今日は午後から雨情報なので、蛙が雨を知らせてくれたかと少しの思いこみもしましたが、ほんのお湿り程度の降雨でしたから、庭の植物たちの水不足が気がかりです。




花便り-29  ユキモチソウ(雪餅草)

2009-05-28 00:01:47 | 自然の恵み
ユキモチソウは、名前のとおり真っ白な餅を大切に抱いているような奇妙な花です。

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春に芽が成長する姿は妖気が感じられ、直径2.5cmくらいの白い電球か乳棒みたいな(付属体と言うのだそう)が見え出し、テンナンショウ(天南星)独特な花型になります。

炎のように立ち上がった蓋(仏炎苞というらしい)が、パカッと閉まるように思えて、白い餅みたいなものに触ってみようとする気にはなれません。

けれども、 見方によっては、褐色と緑と縞模様の出で立ちは凛々しくもあり、堂々と気品ある姿にも見えます。

数年前に知人から一株いただいて、木陰に移植したものですが、毎年暗がりでも肉穂状の花序を立ち上げ、思わず気が付くとドキッとします。

一株だけでは種子繁殖できない雌雄異株なので、絶滅が危惧されている分類(レッドデータプランツ)され、テッドデーターブックに記載されているとか。

日本には同属が約30種、 東アジア・アフリカ・北アメリカの一部の主として温帯地域には約170種分布するそうです。

兎に角、仏炎苞と白い付属体の美しいコントラストに魅せられる面白い植物です。