暑い日が早くに来た昨年の春は、5月1日のブログで、イカリソウを紹介しましたが、今年も早い開花でした。
赤紫色の花が先に咲き、遅れて白が咲きました。
葉が出ない内に、小さめの花が地面近くで多数咲いて、遠くから見ると一個の花の形がよく見づらいのです。
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5月1日撮影
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5月4日撮影
近寄ってよく観察すると、特異な形に気付きます。
イカリソウ(碇草・錨草)別名(三枝九葉草/さんしくようそう)は、二重の萼片8枚と4枚の花弁で複雑ですが、特異なのは距が四方に突き出て和船の十字の碇(いかり)型に似ていることが、名称のいわれです。
強壮・健忘症・手足のしびれなど多くの効用が有り、「淫羊霍/いんようかく」という薬草名で知られているそうです。(牧野富太郎先生の説では、イカリソウではなく別種なんだって)
健忘気味も気になるし、煎じて飲用すると 強壮の効用があることには関心が高まります。
花言葉の「あなたを捕らえる」ってのは、ミステリーを感じてしまいます。
花が終わる頃以降は、紅葉が始まったような褐色の葉が茂りますが、花のことをすっかり忘れてしまいそうな地味な存在です。
春の先駆けに咲く花の殆どが葉だけになってしまうと、同じように忘れがちですが、来春の力を蓄えて準備しているのだから、大切に見守りたいですね。
赤紫色の花が先に咲き、遅れて白が咲きました。
葉が出ない内に、小さめの花が地面近くで多数咲いて、遠くから見ると一個の花の形がよく見づらいのです。
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5月1日撮影
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5月4日撮影
近寄ってよく観察すると、特異な形に気付きます。
イカリソウ(碇草・錨草)別名(三枝九葉草/さんしくようそう)は、二重の萼片8枚と4枚の花弁で複雑ですが、特異なのは距が四方に突き出て和船の十字の碇(いかり)型に似ていることが、名称のいわれです。
強壮・健忘症・手足のしびれなど多くの効用が有り、「淫羊霍/いんようかく」という薬草名で知られているそうです。(牧野富太郎先生の説では、イカリソウではなく別種なんだって)
健忘気味も気になるし、煎じて飲用すると 強壮の効用があることには関心が高まります。
花言葉の「あなたを捕らえる」ってのは、ミステリーを感じてしまいます。
花が終わる頃以降は、紅葉が始まったような褐色の葉が茂りますが、花のことをすっかり忘れてしまいそうな地味な存在です。
春の先駆けに咲く花の殆どが葉だけになってしまうと、同じように忘れがちですが、来春の力を蓄えて準備しているのだから、大切に見守りたいですね。