Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花便り-17 スズランスイセン(鈴蘭水仙)

2009-05-14 22:07:40 | 自然の恵み
昼間に霰が降り、午後6時過ぎには吹雪の小雪の今日の花たちは、いかにも寒そうに見えます。

狂ったような気象の大きな変化の中で、 蕾が膨らんで開き始めたリンゴや梨の花や、開花中の花たちはどれもかわいそうです。

耐寒性で多年草のためか、意外な寒さにもじーっと耐えて咲くスズランスイセン(鈴蘭水仙)は可憐です。

スズランスイセンはうつむいているので、花の中を覗くのは難しいのですが、白に黄緑の印との絶妙な色合いが、とても気に入ってます。

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        5月8日撮影
スイセンに似た葉なのでスイセンかと思ったら、スイセンより少し遅れて、かわいい姿を現します。

花が並んだように咲いている姿は、昔旭川市のメインストリートにあった鈴蘭をデザインした街灯を思い出します。

名前が鈴蘭水仙と言われる所以は、葉がスイセンで花が鈴蘭に似ているからだそうです。

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英名Giant Snowflake(スノーフレーク)は、小雪のかたまりのようですが、似た花にスノードロップは、雪のしずくと解されているそうです。
スノードロップはまだ見たことがありません。

原産は欧州南部・地中海沿岸・オーストリア・ハンガリーあたりのようですが、なるほどヨーロッパの街並みの方がよく似合う花に感じます。

花言葉が「皆をひきつける魅力」とはうなずけますね。

ああー、明日の気温が氷点下になるとか。4月初旬に逆行の気象にあきれるねっ。