Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花便り-15 満開の桜とさくらの病気

2009-05-12 22:14:23 | 自然の恵み
もうすっかり桜の時期が終わって、話題にもなっていませんが、我が家の遅咲きの桜は、やっと盛りが過ぎたようです。

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花の中央が赤いのが多いので、赤味が濃く見えるけれど、全体では白っぽい花です。
花が終わるまで葉が出てこないので、満開が過ぎても花爛漫が楽しめますが、桜の種類は不明です。

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近年は段々と勢いがなく、花の数が少なくまばらになってきたのですが、窓辺近くに見える桜は十分観賞できます。

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3本の桜の内2本は、雪解け前にネズミが幹の周りをかじったため失いました。

残った一本は、かじられてもどうやら生き残ってはいますが、今年は1本の枝が枯れています。

勢いがなく、まばらに咲くのは、ネズミのせいかと思っていましたが、桜のこわい病気が伝染したことが最近のTVでわかったのです。

桜の木について無知だったので、 桜にとっては致命的な「 さくらてんぐ巣病」にやられていることが、はっきりわかる箒状の枝で判断できるのに、何か変だなーとは気付いていても放置したのです。

     

枝がほうきのように枝が密集している部分は、タフリナ菌というカビの一種による伝染病でむしばまれていて、幹の根元も痛々しいほど深い傷になっているのです。

従前にもこの天狗枝の葉は、正常な枝の葉より小さな葉に見えましたが、花をつけるのです。

こわい病にかかっていることがわかったので、 いろいろ調べて しっかりとした対処に迫られています。

がんばって満開にするこの桜の生命力を、賞賛しなければなりません。