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森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

リアル 森林ボランティア講習会

2014年11月01日 | 森林ボランティア
高尾山自然公園にて 森林ボランティア研修「中級講座」の2日目を開催しました。
なんとめっちゃハードな 講習会になってしまいました。

 午前中は「森林づくりボランティア支援センター」の研修室で座学。
 手入れをする森の位置づけと その方法についての 研修  まあここまではまずまず
 それから 切ったほうがいいのか 残すのか 選木の方法。印つけ

 切る印のテープを付けた木は 付けた人が責任をもって 切ること!  え~~

お弁当食べて 午後は公園の森の中へ。
実は ここは「森の先生」でよく使うフィールド  だから気になっていたことがありました。

枯れて倒れている木や いつ倒れてもおかしくないような枯れ木が 何本かあるのです。
これを 何とかしたいっ  でも公園内でバリバリ チェンソーを使うことは 好ましくない 

 そうだ 今日の研修講座は 若くて元気で力持ちでよく働く 日本文理大の学生さんが 来てるじゃないかっ

枯れて倒れた木は 根本を切って 引き出しました。

このぶっちょい木も枯れています。 ロープをかけて引っ張りながら切ります。
太いけん 手鋸で切るのは 大変なんじゃ。 ロープを引っ張る方は のんびり(?)かまえています。

切ったどーー  そーれ引っ張れ 枯れた木はばきばき倒れます。

あと1本 お願いね。

よーし 切っちゃるわ

枯れた木とはいえ かなりの大木です。 向かいの木にかかりました。

みなで 玉切りにして かたずけ。

観察会に来た子供たちに落ちてきたらどうしよう と 心配だった枯れ木 3本も(しかもぶっとい木)片づけてもらいました。

これはもう 「研修会」の講座の授業を超えてます。 実習というより リアル ボランティア活動。
ありがたくて ありがたくて 今回の受講生の皆様には 感謝です。

 明るくなった森 「野鳥観察園」とか看板でてるけど 鳥が来るようになれば いいですねえ。

湯布院 草刈り

2014年07月05日 | 森林ボランティア
今日は湯布院で草刈り&鹿ネット修繕 早起きして行ってまいりました。
久しぶりの植栽地は草ぼーぼー それでもなんでも 今日は強気 なんと17名もの参加です。

育つ木は育っているのですが 鹿にやられてかなり枯れたり ほとんど枯れかかっていたり、、。
ヤマザクラやモミジは悲惨です。
草刈り開始。どんどん草は刈られていきますが、なんせ広い。なかなかです。

毛虫は威嚇してくるし

地面には 卵の殻が、、。なんだか雛になって巣立った後にはどうしても見えなくて、、キジかなあ。
それでも鹿ネットを修理して

お昼過ぎには なんとか終わりました。

こんなにきれいに草刈りが終わったのは初めてです。たくさん来てくださると力になります。
ありがたいことです。お天気も雨も降らずに 照りもせず 暑からず という作業に「良い天気」でした。感謝です。 

ところで、今日の不思議。お弁当と同じ数だけ おまんじゅうを用意していたのに、2人分おまんじゅうが足りなかった。
誰や 2個食べたんは!
という疑問を残しつつ 今日はくたびれたので もう寝ます。

陣屋の村 活動報告じゃなくて

2014年07月03日 | 森林ボランティア
6月29日は陣屋の村で 里山整備を行いました。 わがNPO法人が手入れを初めて7年にもなろうとしてます。
んでも なかなかです。 ぱっと見は分からないけど 分かる人には手入れが進んでると分かる ハズ
  (2月の雪害で 荒れてしまったので、、)

で、今年度も 1回目の整備報告の番外編。ちゃんとした報告は支援センターのHPでね。これはあくまで番外編。
仕事せんで 遊んでいたんじゃありません。

梅雨のど真ん中でも いい天気です。 参加者の皆様 みな善人さまです。 ありがとう。
以前に植林した場所に 竹が生えだしてきたので 柔らかい内に切って整備です。この時期に切ると竹はかなりの
ダメージを受けるので 何度か繰り返すと竹林もかなり駆逐できるそうです。

羽化したばかりのオニヤンマさんが 作業に巻き込まれて 池に落ちたので 乾かしているところ。ごめんね。

休憩時間に捕まった ツチガエル     つっちー怒らんでね

ここのオオイタサンショウウオ保護池は すっかりアカハラの天下。この写真の中に何匹アカハラが写っていると
思いますか。8匹ですよ! もう池の中には数え切れないくらい。 のせいかどうか シュレーゲルアオガエルのオタマが
見つからない。 どっかに隠れているのかなあ。

整備をしている崖には

ウツギの可愛い花が咲いています。 ウツギやオカトラノオの花はきれいなので 切らずに残してもらいました。


今回 このワタクシが植えましたカツラの木が 枯れずに大きくなっているのを確認できまして 大満足で
ありました。 
メグスリの木もシャシャンボも なんとケンポナシもぐう~~んと大きくなってました。 うれしいです。大きくなってね。

白砂青松   中津ん干潟

2014年05月17日 | 森林ボランティア
中津干潟の松林の手入れを 水辺に遊ぶ会が 行うというので行ってきました。
中津干潟は生き物がたくさんいて とてもよいところです。何度も観察会にお邪魔しています。
でも松林って、、

こんな 山ン中みたいなのっ?! ここすぐそばは波打ち際なのですよ。 草が茂って松の木には蔦が絡みついています。

海との境には 杭がずらっと立てられて 砂止め? その杭も腐って倒れかけています。
で、風通し悪いのです。 おまけに松の間には シャリンバイ ヤマモモなどが植林され タブの木も育って森化しています。

まずは 草刈り。そして松の下枝を落とします。
けっこう 大変。汗だくです。 でもアカテガニが 何ごとって 顔を出してくれました。
  しめっておるので ムカデも2匹ほど顔見せ。

なんとか ここまで。でもまだ松原は広いし することは山積みです。
次回はボランティアの人たちが 200人ほど来てくださって この杭を取り払い 草を寄せ集めて 切った枝を整理してくれる
予定です。
そうすれば 暑い夏に遠足にやってきた子供たちが 松の木陰でお弁当を食べることができる と足利リジチョーは
楽しそうに 話してくれました。今は杭があるのと中が草ぼうぼうなので入れません。 
きれいになればゴミを捨てる人もいなくなるでしょう。 

この松原が 白砂青松となる日を夢見て がんばるのだ。   by足利リジチョー

  いつか松露ができて それでお吸い物をつくるのを夢みて 頑張るのだ。  teketeke

実録 陣屋の村

2014年03月22日 | 森林ボランティア
今日は 陣屋の村で雪害で倒れた竹や木の整備を行いました。
わりと非公式の募集でしたが なんと9名もの方が来てくださいました。感謝です。

このように 行く手を阻む倒木ども

チェンソーで どんどん切ります どんどん、、あれ 

刃が噛んでしまいました。 変な風に力がかかっているので 倒木を切るのは難しいし、危険でもあるのです。
もう少しで切り落とせるようになったら みんな危ないから 離れます。
って切ってる人も危ないのですよ。 木もピキッ とか パシッとか 言います。
木だって まだ元気なのに折れて切り倒されるのは不本意でしょうに。

ごっしゃり 枝や木が倒れてきている遊歩道も

みんなでやれば またたくまに 通れるようになりました。
午後も作業をして、やっと遊歩道が入り口から奥の鉄塔まで歩いて通れるようになりました。

 とりあえず遊歩道は通れるようになったのですが、まだまだ片づけたほうがいいところはたくさんあります。
 まあ 様子を見ながらぼちぼち続けましょう。

カシやシイの倒木は 薪ストーブ用に持って帰りました。 有効利用です。  
お疲れ様でした。ありがとうございます。