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森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

陣屋の村整備 春の陣

2017年03月05日 | 森林ボランティア
我がNPOのメイン活動  里山再生&かぐや姫プロジェクト もう10年になるねえ~
ということで 春の陣

9時から開始なのですが 私が着く8時半には もうお二人見えてて 準備を手伝ってくださいます。
活動の内容の説明があって 準備体操をして 2班に分かれて出発。

竹を切り出して 3mに切りそろえて 40本 オオイタサンショウウオの保護池に運びます。

池の観察用の竹の土台が古くなったので 新しい竹と交換。

竹を並べるまではさっとできたのですが くいで止めて シュロ縄で固定 結構仕事になりました。
でも 数は力です。 20人近くの人の協力で 池の周りの観察路はすべて新しい竹と取り替えることができました。

てなことで 昼ごはん。

今日のおでんは シシ肉入り! みんなで美味しく頂きました。 デザートは手作りカステラ。

森林ボランティアの皆さんのおかげで オオイタサンショウウオの池が立派になりました。側を流れる川での産卵数が減っているので
この池は貴重な場所です。 ここ7年ぐらいは池の産卵数は安定しています。 
毎年整備のボランティアに来てくださる皆さまのおかげです。 ありがとうございました。

森林ボランティア活動  大野川樹林帯整備

2017年02月26日 | 森林ボランティア
大分市を流れる大野川。 10年ほど前に河川保護のため植樹をしました。 で大きく育ちまして

昨年の5月はこんな様子。 で整備をすることになりました。

あらかじめ 除伐をしたことと 冬で落葉していることで ずいぶん感じが違います。
下枝を払って 散歩もできるような場所にします。
参加者は16名。なんとその中には 10年前に植樹に参加した方も来てくださいました。
どこら辺で どの木を植えたかもう全然覚えてないそうです。 当時小学生だったそうです。でも植えた木を手入れできて楽しそうでしたよ。

枝打ちは冬に限ります。 葉っぱないし 蚊や蜂こないし。

天気は上々 風もなくて とても気持ちのいい日です。 土手に座って一休みしながら 林を見ているところです。
少ない人数ですが結構進んできれいになって 仕掛け人の大分市さんも ニコニコでした。

森林ボランティア活動  湯ノ見岳愛育会

2017年02月22日 | 森林ボランティア
日曜日は 日田の「湯ノ見岳愛育会」の森林ボランティア活動に参加しました。
福岡在住の上野さんが主催のこの会は 日田 天ヶ瀬周辺に3ヶ所のフィールドがあります。
今日は 湯ノ見岳です。

雪はないので安心して 登っていたら 山道の崖がしゃらしゃら
これ 霜柱です。 パラパラ山道に落ちてきています。 ついでに石も落ちてきて

みなで どかして道路を確保。
山頂は 長年手入れをしてきたのできれいな広場です。(夏になると草が茂ってすごいそうですが)

今日はとてもいい天気で 阿蘇のお山も見えます。

で、草刈り開始。

もうあまり草もないのですが 懇切丁寧が湯ノ見岳愛育会の モットーです。
山頂の枯れた松を片づける 上野さん。

この付近のマツは日当たりがいいのに枯れているのが多いのです。  東側斜面のマツは元気です。 なぜだろう。
そしてここも

シカによる食害が 発生しています。足元もシカの糞だらけです。
皮剥ぎやツノ砥ぎによって枯れたとみられる木も結構あり 今後はシカ対策も必要になるでしょう。

この後 温泉に入って汗を流し、上野さんの別宅でおご馳走をよばれて帰りました。みなさま 湯ノ見岳愛育会の活動は温泉付きですよ。
毎月第3日曜日です。 ぜひ おいでませ。

ボランティア研修 中級講座 2日目

2017年02月06日 | 森林ボランティア
森林ボランティア研修 中級講座の2日目です。 中級講座は2日間の講座です。 2日目は雪が降らんでよかったわあ。

ちょっとした 山の中みたいですが ここは高尾山自然公園の遊歩道なのです。  私の職場のある所。つまり縄張りなのよ。 マーキングはしてないけどね。
午前中の座学で 里山の整備について学んだあとは そうです。 実践です。 
どういう目的の山(里山)にするのか よくよく考えて  どういう
手入れをするのか進めます。  まっ ここは「野鳥園」という看板もありますので 鳥の来る森にしましょう。
明るくして 下草 低木も生えるようにしましょう ってなことで 伐採です。

お散歩の人が 通らないように 張り紙をしてます。
まずは 枯れた松の片づけ。  ここ通る人に倒れてきたら大変ですからね。

切ったら みなで よいしょと片づけ。

そのあとは 林床に光が入るように 少し伐採。

主に ヒサカキ・ネズミモチ・クロキを切りました。 ネジキは 可愛い花が咲くので 細いのも残します。
切った木は 2mほどに切りそろえて 棚のように片づけました。 中級講座で高尾山の手入れ実習を3年ほどしてますと
なかなか いい感じになりつつあります。

 残念ですが 11年続けてきた この講座は今年度で終了します。 参加者のアンケートには続けてほしいとありましたが。

 間伐もなしで放置された山は ボランティアで整備するしかないんじゃないかなと思うのですが いろいろハードルが高くて
思うようにはなりません。

 でも大分県には 森林ボランティア登録をして 活動してくださってる方が 大勢おります。がむばって いこかね~

森林ボランティア研修 中級講座

2017年01月29日 | 森林ボランティア
森林ボランティアをおこなっている人に向けた 中級講座。1日目は湯布院です。
林業研修所に集合して、山下湖まで移動します。

九州林産のモデル林を案内してもらいます。 

80年生の手入れの行き届いたヒノキ林は 眺めているだけでもすがすがしいです。
自然林の遊歩道も見学。

やっぱし 真っ白

誰ぞの 足跡が。   シカやらウサギやら?

カラマツの林を歩きます。  針葉樹の落葉樹は日本ではカラマツだけ。
空は青く 風もなく 陽だまりは暖かく 冬のお散歩日和です。

午後からは スギ林の枝打ち実習。

8年生の杉を 手が届くところまで(ほんとはもうちょっと上までがいいのだけど)枝打ち。

枝打ちは 見る間に成果が出て やりだしたら止まらないもんです。(みんなでボランティアでやればね) 結構きれいになりました。

この後 研修所に戻って 鎌砥ぎの研修をして 終わりました。 

実は車が雪道でスリップして 移動ができなかったり ロープで車を確保して動かしたりと 大変な一日でした。
事故もなく参加者の皆さんの協力で無事終わりましたが やっぱりこの時期の湯布院は無理です。 反省。